パナソニックの32型液晶テレビTHL32ET5。前回のモデルでは3Dの方式がフレームシーケンシャル方式を採用していた為、3D画質も好評で画面を斜めから見ても十分3Dを楽しむことが出来ましたが、その代わり価格が高く、爆発的なヒットとはいきませんでした。
そこで、今回のTHL32ET5では、偏光方式の3Dを採用。画面を斜めから見ると流石に2重像が気になる場面もありますが、正面から見た場合は立体感も強く、3Dを十分楽しむことができました。メガネも軽いので長時間使用するゲームなどが3Dになってきた場合には疲れが少なくて済む偏光方式の3Dは有利です。 |
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32型といえば今やリビングでの使用というより、個室用として購入する方が殆ど。家族全員で3Dを視聴するなら、フレームシーケンシャルの3Dがいいですが、1人で見るなら偏光方式でも十分です。
液晶画面もTHL32ET5は、32型の中では数少ないフルハイビジョンに対応(通常はただのハイビジョンがほとんど)。チューナー数もダブルチューナーなのでUSBハードディスクを買えば裏番組録画も可能となります。
3Dはいらない。という方が非常に多いのが現状ですが、ゲームや衛星放送など今後は3Dが伸びてくることが予想されます。テレビは10年くらい使う家電製品。今から購入するのであれば、32型といえど3Dは是非とも抑えておきたい機能です。
THL32ET5は、少々価格が高いのが難点ですが、3Dやフルハイビジョンなど10年後のことまで考慮すれば、ぜひ候補に入れておいて欲しい1台といえます。
2012/04/15 |
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