パナソニックのTHL42E5。パナソニックの液晶テレビの中でもっとも低価格帯に位置するEシリーズですが実は結構スゴイ!
低価格帯であるにも関わらず、なんと液晶にはIPSパネルを採用しております。
IPSパネルとは、他社のVAパネルと比べ視野角が広くリビングでの視聴などに比較的向いているパネルです。また、半光沢であるパネルは蛍光灯などの反射も少なく明るい部屋でも見やすい!
東芝の人気機種であるZシリーズに搭載されているのも、このIPSパネルです。
3Dが非対応なのは残念ですが価格が安いので、コスト削減の為、人によっては利用しない3Dを省いたのは◎ともいえます。
音質に関しては、ネットの書き込みなどを読むと「聞き取りづらい場面がある」とのこと。
THL42E5に限らず液晶テレビでは、画面の薄型化に伴い確かに音質は落ちています。しかし、これもTHL42E5では音質モードを「ニュース」にすれば改善できます。それでも聞き取りづらい場合は「快聴」というモードにしてもいいです。どちらのモードも人の声を聞き取りやすくしてくれます。
操作性に関しても、「らくらくアイコン」というボタンが非常に便利。予約一覧や番組一覧、またジャンル別検索などリモコンのボタンを探して操作となるとややこしいこともあるのですが、「らくらくアイコン」というボタンを押せば、それらが1つの画面にアイコンとして出てくるのでとても操作が簡単。
また、パナソニックは多くの電気製品を取り扱っているメーカー。スピーカーやレコーダーはもとより、お風呂テレビやスマートフォンなどと連動させるビエラリンクも便利なので今後購入するそれらの製品をパナソニックのものにしてしまえば、リンク機能を使いリモコン1つでスピーカーやレコーダーの操作が可能な上、レコーダーで録画した番組をお風呂で見たり、スマホで持ち出したりと生活スタイルも変わることでしょう。
チューナーもダブルチューナー搭載なのでUSBハードディスクを購入すれば、裏番組の録画も可能です。
価格が安いのに利用頻度の高い録画、またテレビの根本である画質、そして操作性などはしっかりと平均点以上の機能を搭載しており、価格と性能を比べればとってもお買い得な1台といえます。
2012/11/05
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