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東芝 VCSG513の性能チェック







2013.09.19



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 東芝のサイクロンクリーナー VCSG513の最大の特徴は、「バーティカルトルネードシステム」。つまり、集塵フィルターが付いていないので、吸引力が急激に落ちるということがありません。ダイソンのCMを思い出していただければわかると思いますが、吸引力低下の最大の要因は、フィルターの目詰まり。東芝のVCSG513では、ミクロのゴミを99%分離し吸引力を99%以上持続させます。

 また、ボディも軽量(本体3.3kg)で小型なので階段などの掃除でもラクラクです。

 前回のモデルよりも更にダストカップ部分が分解でき、すべて水洗い可能となりました。



 また、集塵フィルターがないので、フィルター自体のお掃除の手間も省けます。現在、一般的な家電店で販売している掃除機で集塵フィルターをつけていないのは、ダイソン、三菱(風神)、そして東芝のトルネオのみ。この3社でもっとも小回りが利き、日本の家庭向きだと感じるのがVCSG513です。



 上の写真のようにヘッド部に髪の毛や糸などが絡まってしまっても、
の部分を左右にずらすだけで簡単に取り外しが可能。ホースもねじれずらく設計されており、テーブルや椅子など物が多く置いてある部屋でもスムーズに掃除機を動かしながら、掃除をすることができます。

 運転音に関しては、64デシベルと一般的な音。掃除機は、ボディを大きくした方が運転音を抑えられる傾向にあるので、コンパクトボディを採用しているVCSG513ではいたしかたない部分がありますね。

 弱点をひとつあげるとすれば・・・


  

 この→の部分。ここにゴミが溜まってしまう。



 前回モデル同様であり、この部分の改良はされていないようです。写真右のボックスに溜まったゴミは簡単に捨てることができますが、↑の部分に溜まったゴミは手で取り除くほかありません。

 とはいえ、これは、あえてわかりやすいように綿ゴミを吸い込ませている為、一般的な掃除で頻繁に手入れが必要という訳ではありません。まぁ、気になったら水でジャブジャブ洗ってしまえばいいですしね。

 少々無理やり、気になる点も挙げてみましたが、吸引力、小回りなどの使いやすさ、掃除機本体の手入れのしやすさなどトータルで非常におすすめできる掃除機だと感じます。掃除機をご検討中であれば、VCSG513は、ぜひとも候補のひとつに挙げておきたい一台です。

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