EOSKissX5はバリアングル液晶を採用しています。液晶部分が可動することでハイ・ローアングルでの撮影が快適になりました。ペット撮影時などでは、ローアングル撮影が多いですし、運動会など混雑している場所ではハイアングル撮影が多いでしょう。そんな時には非常に役立ちます。
さらに、初心者にもやさしい「インテリジェントオート」。カメラ自身がシーンに合わせて最適なモードにしてくれる機能も付きました。
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同等品で、ニコンのD3100やD7000も優れた機能でおすすめですが、2機種とも液晶はバリアングルではありません。さらに、D3100では、ほとんどの設定変更を「info」ボタンの2度押しで行なうため、設定を頻繁に変更する方には少し使い辛い感があります。
4月21日には、ニコンからD5100が発売されます。こちらには、バリアングル液晶が搭載され期待大ですが、EOSKISSX5にある「クリエイティブオート」のような機能はありません。「クリエイティブオート」では、初めての方には難しい、背景ぼかしのぼかし具合を簡単に調整ができます。方向キーにてピントを合わせる位置も決められるので機能としては重宝するのです。一眼レフを始めて使う方にはEOSKISSX5の方が色々と楽しみながらキレイな写真が撮れそうです。
EOS60Dも価格が下がり、良くEOSKISSX5と比較されますが、中〜上級者には、マニアル操作がし易い、EOS60D。初心者〜中級者にはEOSKISSX5がおすすめです。
EOS60Dでは、連射速度が5.3コマ/秒、EOSKISSX5では3.7コマ/秒。さらにボディの作りがまったく違います。ただし、センサーサイズや画素数は同等ですし、「インテリジェントオート」の付いたEOSKISSX5の方が一眼レフを始めて使う方では使い易いでしょう。
さらに、一眼レフをこれから始める方にはダブルレンズキットがおすすめですが、EOS60DとEOSKISSX5では価格に3万円ほどの差がでてきます。
一眼レフはこれから始める方が大多数ですので、私としては、EOSKISSX5ダブルレンズキットがおすすめです。
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