ばん馬レース(管理人)

北斗市(旧大野町)の旧大野町畜産市場跡 で行われた「第11回田山産業運輸ばん馬競技大会」を見てきました!今まで馬とはわずかですが触れ合うこともありましたが、こんなに体格のいい立派な馬を見るのははじめてで、驚いてばかり。さて、ばんばレースとは、どんな感じなのでしょうか〜。参考までに、ばんばについて掲載していたサイトをリンクしておきます。→ばんえい競争

  
だいたいの勘をたよりに車を走らせ、それらしき車の後についていくと、無事会場に着くことができました。車を停めるとすぐ脇に大きなトレーラーにつけられレースを待つ立派な馬がいました〜!!馬体も光り、いかにも力がありそうです!
  
会場では、出場する馬の体重にあわせ、そりにつける一本50キロもある鉄のおもりを載せていました。かなり、重そうです!まもなく、足ならしなのか、立派な馬がパカパカ歩いてきました。おう、でかい!
            
右の馬は、おしゃれにに鬣を束ねています。カリメロは、かなり近いところで見ていましたが、動揺することなく前をみつめて集中しているようでした!かっこいい〜!!
左の木に貼られている紙が、今日のレースの組み合わせと積載量。馬の年齢ごとに組が決まっているようです。最初のレースで勝ち上がると、もう一度早い馬どうしのレース。体重の少ない馬でも4本の重りを載せて曳くのだから最低でも200キロ+そりの重さ+騎手の体重。さらに力や体重のある馬はなんと1トンの重さを曳くなのだから凄い!
  
いよいよスタートの瞬間!特にゲートがないし、合図もよくわからなので、「え!?もう始まったの??」という感じでしたが、馬は後ろの騎手の指示に従いどんどん加速。まもなく第一の障害。緩い坂がまっています。それを越えると、また平坦な直線コースで第二の坂が更にまっていて、それを越えると、やっとゴール!見ているこちらも力が入ります。重りは8本でした。後ろ足が一瞬揃っているのがかわいく感じるのは私だけ!?
次のレースは、さらに重りが増えました。レースには、函館・北斗市・青森・大沼・別海などからも参加していました。
                                  

こちらの馬は鬣を赤毛のアンのようにかわいく三つ編みしていました。スタート前は、とても大人しく、本当にこんな重い重りを曳くのかな〜と半信半疑でしたが、さすがはばんば!スタートの合図とともに飛び出し、颯爽と走り出しました!白馬の貴公子です。あれ、メスだったかな!?鼻が切れて残念ですが、それほど速いスタートダッシュでした!足元の巻き上がる土がそれを物語っています。

 
馬にも、反抗期があるのか、障害を越えるまでに何度か休憩してしまい、騎手に気合を入れられる馬もいました。いえいえ、反抗期ではなく、それほど重りが重いのです。坂の途中で停まってしまうと、砂地で足をとられるし、更に進むのが困難になり、なかなか前に進むことができません。基本的に鞭を入れることはルール違反のようでしたが、やはり騎手もなんとかやる気を奮い立たそうと鞭をいれる光景もみえました。そんな時は、ちょっと胸が痛みますね。
でも、頑張って越えた時の、馬の筋肉や表情、騎手の興奮が見るものを釘付けにします。第二の坂は、第一の坂よりもさらに高くなっています。とまってしまった馬は、両手綱をぐいーっと引っ張られるのですが、そうされると馬は頑張って前に進もうとします。なんだか辛く見えるけど頑張れ〜!!
このレースは、五頭での決勝レース、さすがに力が入ります。まずは、第一の坂、さすがになんなくクリアー
                              











力のある馬は、鞭を入れなくても自分からどんどん前に進むようです。坂の前では、一度力をためてから、更に頑張る姿がまたたくましい〜!
第一の坂を越える馬達の後ろ姿 関係者のおじさまたちも気合が入ります。本当は、騎手以外入っちゃいけないんですけどね。。。
                              




第二の坂がレースの見せ場。ここまで早くたどり着いても、ここからが本番。順位は結構入れ替わります。下は砂地なので、スタート以外はそんなに速く進まないので、馬と競争しながら、横を追いかけて写真を撮ってたカリメロです。傍からみたら、かなりあやしい動きだったと思います。(^^;)
私と同じ行動をとっていたのは、マニアの写真家と新聞取材のカメラマンだけでした。(笑)

やっと、ゴ〜〜ル!!一位と最後の馬とでは、かなり時間差があります。

左奥の紅白幕には、今回主催の「田山産業運輸」の幕が飾っていました。このステージもトレーラーです。会の名誉顧問に「鈴木宗男」の名前があがっていました。いろんなところで活躍してる!?


エキジビジョンレースでは、函館市の馬と別海町の馬が競うようでした。函館にもそんなに強い馬がいるんですね。残念ながら、カリメロはここで店主から「そろそろ出勤しろ!」コールがきてしまったので、タイムア〜〜ップ!このレースは見ることができませんでした。
この立派な馬は、レースのためにスタート位置に曳かれて来たのですが、帰ろうとしていた私の方へなぜか向かってきて、全然方向を変えようとせず、焦ったカリメロは後ろに下がったのですが、背後のトレーラーと接近する馬にあと1・5mと迫られ、心臓バクバクの体験をしました。馬の表情はいたって優しく、たぶん怒っていたり、興奮してるのではないのでしょうが、こんなにでかい馬に接近されて潰されようものなら、さすがのカリメロもぺっちゃんこでしょうから、(さすが!?)手綱を曳いて方向転換してくれた騎手に感謝しましたよ。(笑)でも、騎手の人もなぜ、馬が私に向かっていくのか不思議なようで、最初は軽い笑顔でしたが、ギリギリのところまで来たときには、ちょっと真剣でしたね。店主にそのことを報告すると、「せっかくなら、鼻でも撫で撫でしてあげれば良かったのに〜♪」っていうけど、アンタ〜、相手は1トンもか〜るく曳ける馬なんだよ〜〜〜!!!!!と、いいつつ、そっかあ、せっかくなら撫でてみれば良かったかあ、などと今さら思うカリメロでした。おかげで、こんなに臨場感たっぷりのおうまちゃんの写真が撮れて満足でした。やっと、踵を返した馬の写真です。私が立ってる位置は、少し小高くなっているので、馬と同じ位置に立つと、もちろん私の身長(160cm)など、か〜〜〜〜〜るく越えます。ハイ。何しろ立派でした。

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