秋の列車ぶらり旅(管理人)
大沼からみえる駒ケ岳 |
牧場の後ろに見える樽前山 |
樽前山 頂上もくっきり! 久しぶりにスーパーじゃない昔からの特急北斗に乗った。スーパーは速いけど、あの振り子独特の揺れが気になって、急ぐ旅じゃないなら20分くらいの遅れもいいかな〜と。シートは少し古いけど、ふわふわ揺れない分、落ち着いて乗れた。 |
L特急 ライラック |
札幌到着〜。次の列車までの乗り換え時間は30分。駆け足だけど、いつも立ち寄る駅直結デパートのブティックへ直行。もしも帰りに時間があったら何か買おうかと下見をする。でも、やっぱり時間がないと気持ちが急くのであまりよくみられなかった。まあ、今回は買い物は二の次だから、いいか〜。 ホームに上がると旭川行きL特急ライラックが入ってきた。とりあえずパチリ!他に列車の写真なんて撮ってる人は、いな〜〜い。でも、そんなの関係な〜い♪ |
車窓を楽しむカリメロ ちょっと寄り目に。。。 |
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今回の一番の目的「高橋靖子展」を見る。 前にも紹介した、深川駅横の東洲館(美術館)での個展。 |
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高橋さんプロフィール(略歴) 北海道帯広市生まれ 1979 個展・札幌時計台ギャラリー(以降多数)1994 現代美術選抜展(文化庁) 1998 <北の創造者たち'98平面の断章V 知覚される身体性>・芸術の森美術館 自由美術協会会員・全道美術協会会員 |
高橋さんは、刺繍でも作品を作られているが、こちらは平面絵画にもかかわらず、針と糸でちくちく縫ったような点や線が書き込まれ、ところどころに日記風の書き込みもあり、とても面白い作品だった。右は拡大図 |
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高橋さんの展覧会は、私設美術館「うなかがめーゆ美術館」でも開かれているので場所を移動。お庭には、見事なぶどうが生っていました!おいしそう〜♪ |
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こちらのお庭はいつ来ても落ち着く空間!作家の「高橋靖子」さん 記念に写真を撮ろうとすると恥ずかしがられて横顔のみでした。 |
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(左写真)うなかがめーゆ美術館の館長「通子夫人」とカリメロ 執念深いカリメロは高橋さんの正面のショットを無理やり撮って満足。腕を組んでる方は富田知子さん。お二人とも有名な作家さんです!(右写真) |
一足お先に失礼したので、お見送りしてもらいました♪またまた勝手に写真撮影! |
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(写真左)特急スーパーホワイトアロー (中央)旭川駅内富良野方面ホームへの長い廊下 (写真右)富良野行き普通列車 |
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深川から旭川までは特急なら20分もしないでついちゃうけど、今回は水戸黄門さまの印籠のような切符「北海道フリー切符」があるので、短い距離もジャンジャン特急を使いました!うっしっし! |
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夜、久しぶりに富良野に住むいとこを訪ねた。本当はそのあと帯広にぬけて宿泊したかったけど、なぜかこの日はどのホテルも満室で泊まれず、結局夕食をいとこと食べたあと、もう一度旭川に戻り一泊し、翌朝また富良野を経由して新得に向かうことにした。これもフリー切符あっての行動。 | ||
翌朝、同じルートを通るのは、さすがにつまらないので、旭川から札幌方面行きの特急に乗り「滝川」まで下がり、そこから臨時特急「フラノ紅葉エクスプレス」に乗ることにした。ホームで待っていると、入ってきた列車を見てビックリ!なんと昨日プロ野球でリーグ優勝した日本ハムファンターズの列車が入ってきたからだ!シャッターチャンスを狙いパチリ!携帯カメラにしては上出来ね♪(写真左 滝川駅に停まる寸前の列車 右 富良野駅に停車した列車) | ||
今日はなんだか幸先がいいかも〜♪臨時列車には、オーディオのヘッドホンもついていてまるで飛行機みたい。ワクワク。富良野までの車窓もなかなか良かった。あっという間に富良野。昨日来たばかりだけど、夜と昼では感じが違うね。 | ||
富良野からは、またローカル線の旅。(写真 左 落合駅)落合では、列車通過待ちで10分は停車してたので、ホームに降りて列車の正面を撮ったりして時間を潰した。かなり鉄分濃くなってきたかな〜。。。昭和55年新潟鉄工所のマークもついていた。遠くからきたんだな〜。 (写真 右 東鹿越) ひがししかごえの駅に唐突におかれていた石炭石 この辺は石炭がとれたのかな? ネットで検索したら詳しく載ってました!東鹿越について(←クリック) |
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新得町の送迎シャトルバス 小さいステージでは演歌歌手の方が歌謡ショー おそばを買うのに長蛇の列 |
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いよいよ、今日の最初の目的地「新得町」に到着!今回の旅の行程を旅行前にネットで検索していたら、この連休中に開催されてるイベントは余市の味覚まつりや積丹のおさかなまつり、新得そばまつりなどがヒットしたので、旭川方面へ行くなら、やっぱり新得かな〜ということで、この流れになった。駅前には会場までのシャトルバスが待っていてくれたので、さっそく乗り込んだ。会場まではバスで5分ほどしか離れていなかった。 | ||
会場は予想以上に混雑しており、どこへ行ってどうすればいいのかわからず、少々ぼーっとしてしまったが、とりあえず「新そば」を食べることにした。ところが、お蕎麦屋さんが何件も出店しているのに、どの店のテント前も長蛇の列。そうか、そんなに並んででも食べたくなるほどおいしいのね。じゃ、私も!と、25〜6分もかけて左写真のそばをゲットし、やっと食べた。味は田舎風の手打ちでなかなか美味しかったけど、まわりは家族連れやカップルばかりで、一人知らない土地で食べるのは、少々寂しかった。。。次回は誰かと来たいな〜。そのあと、そばもちやおやきも買いたかったけど、どこの店も行列だったので、諦めてお土産を買うことにした。そうこうしているうちに帰りの列車時間が迫ってきたので、また会場で待っているシャトルバスに乗車し駅に向かった。 |
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お祭りでゲットしたお土産 左から 新そば 自宅でゆでたそば そばビール 木製の小さなテーブル(直径10cmくらい) | ||
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深川駅から札幌に向かう列車を待っていると、5分ほどで帯広から特急とかちがやってきた。平日の昼間だし空いているだろうと指定席をとらずに乗車するとなにやら様子がおかしい!いつもならすぐに自由席に座れるのに、黒っぽいスーツを着たサラリーマン風の男性たちが、指定席・自由席はもちろんのこと、なんと各車両の連結部分のデッキにも溢れており、列車に乗ったはいいが、どこへも移動できないほど満員だったのだ。が〜〜〜〜〜ん(TOT)!!いったい何が起きたんだ〜〜!住民大移動でもあるまいし。。。しかもどの男性も胸に同じバッジをつけている。怪しい〜。変な宗教団体だろうか〜。色々想像をめぐらしたが、手っ取り早く携帯のネットでバッジの文字を検索してみた。「J・C・I」〜なんと青年会議所のメンバーらしく、しかもちょうど今日、帯広で全国からメンバーが集まりフォーラムが開かれていて、その帰りとばっちりぶつかったらしい。やられた!!考えてみたら、昨日の夜だって、これがなければ旭川に戻らずに帯広に一泊できたのに〜。ぶつぶつ。おかげで、青年とは名ばかりの酔っ払いおじさん連中に囲まれながら深川から南千歳までの約2時間、めちゃくちゃ揺れるデッキであちこちぶつけながら荷物片手に立ちっ放しでした〜トホホ。ま、いいこともあれば悪いこともあるよね。 | ||
南千歳からは席に座ることができたが、そこからは、あっという間に札幌に到着。駅では先輩友人の竜馬さんと愛犬ハーリンちゃんが待っていてくれた。すぐに北海道神宮に行き、ハーリンちゃんのお散歩を楽しんだ。何度もあっているハーちゃんだけど、突然やってきて散歩されるのは戸惑ったのか、いつもよりも足早であまり目を合わせてくれなかった。恥ずかしがりやさんかな。。。 | ||
その後、竜馬さんお勧めの円山公園周辺のおいしいソフトクリーム屋さんでマンゴーソフトをごちそうになり、ご自宅へ。生前とっても優しくしてくださった奥様のお参りをすませると、ハーちゃんは安心したように私のひざに顔をうずめて甘えてきた。あー、良かった。やっぱり覚えてくれていたんだ〜♪主夫歴一年半の竜馬さんが、二時間も煮込んだホタテ入り特製カレーをごちそうになり、おしゃべりしているうちに楽しい時間はあっという間に過ぎた。私など父が亡くなってから10年も経つのに、まだ不意に寂しくなることがあるのだから、竜馬さんのお気持ちを考えると、まだまだ傷が癒えないのは当然なのに、お会いするときはいつも笑顔で迎えてくれるので、こちらの方が元気を頂くばかりだ。年齢的には父のひとつかふたつ歳下の竜馬さん。自分にとって父のような存在のはずが、なぜかそう感じないのは、やはり感覚が若いからかな。私も30年後にそんな風に思われたらいいな〜などと考えているうちに列車は函館へ。旅に出るたび思うのは、いろんな場所でいろんな人が頑張っていて、表目には元気そうにみえても、本当のところはわからない。でも、ちょっとした時の一言・行動が気持ちをあったかくしてくれたり、悲しくさせたり。。。せっかくだったら、お互いあったかい気持ちになれる行動ができたらいいな〜と思う今日この頃です。さて次回のカリメロはどこに出没するか、乞うご期待!イベント情報お待ちしておりま〜す(笑) |