後ろで見ていた「アタック25」〜管理人〜2008

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                          文中の濃い色の下線字はクリックすると詳しい内容がみられます。

<収録前日> 函館〜大阪
函館から大阪までは、飛行機で2時間なのに、店主&管理人は飛行機が苦手で列車好きということで、迷わず列車で9時間コースを選んだ。
自宅を出るのが少々遅くなり、駅に着くまでが運動会状態。頭の中ではあの曲(クシコスポスト←クリックするとピアノ曲が聞けます)が流れる。ああ、これに乗り遅れたら、次のにしても間に合うけど、最初から遅れをとるのは縁起が悪いしな〜。お願い、間に合って〜!!と、兎に角、祈りながら走ってギリギリセ〜フ!!ああ、無事乗れてよかった^^
最初に乗ったのは函館〜八戸行きのスーパー白鳥。この列車は北海道の車両の割りにシンプルでお洒落にみえる。あっという間の3時間。前に一人旅した時には結構長く感じたのに、今日はまだ先に進むと思うせいか短く感じた。八戸駅で東京行きの新幹線に乗り換える。トンネルを抜ける度変化する車窓をみると、ああ、どんどん東京に近づいているんだな〜と実感。この日は意外にも東京に近い地域で雪が降り、空がどんよりしてきた。けんろー店主はクイズ参戦にむけ、情報収集に余念がない。「ああ、こんなことなら、もっと早くから勉強しておくんだったな〜」などとブツブツ。いや〜、あとは野となれ山となれだって〜!と心でつぶやくお気楽管理人。やっぱり疲れが出てきたのか知らぬ間にコックリコックリ。気がつくと「あと10分で東京だよ〜!」と揺り起こされる。おお、また乗り換えだ〜。またもやあっという間に3時間が経った。
東京駅は、まだラッシュ時間じゃないのに、やっぱり人が多い。東北新幹線ではのんびりした空気が流れていたのに、東海道新幹線にはさすがに営業マンや通勤の人?が多く車内がザワザワして落ち着かない。さすが都会だ。(笑)あと3時間弱でいよいよ大阪だ〜!
大阪到着〜!!前にきた時は明るい時間帯だったので、色んなところが見られたが、今日はもう夜。どこがどこだかさっぱりわからないが、店主のあとにくっついて行ったらちゃんとホテルについた。なかなか大きいホテルだ。なにやら、部屋にいながら、天然温泉にも入れるらしい。温泉好きの私達にとってはもってこいだ!良かった良かった。
とりあえず、ホテルの周りを散策しようとぶらぶらするが、思ったよりも寒く、あまり長く外にいると風邪をひきそうなので、結局ホテル横の飲食店街で食べることにした。「はがくれ」といううどん屋さんで、お腹に優しいうどんを食べてから部屋に戻り、ベッドで大の字になってみた。フワンフワンと多少揺れている。やっぱり新幹線は揺れが少ないけど、乗車時間が長いと多少酔っちゃうんだね。(ん?それ普通か。)
            
食後、店主はまた勉強・私はダラダラ。そうだ、ここに来る前は「私が色々問題出してナビゲートするね!」と言っていたのに、そんな体力はあまり残っていない。店主につっこまれないのをいいことに適当にうまくごまかそう。そうこうしていると店主の後輩から連絡があり、仕事帰りにホテルに寄ってくれるという。彼は店主の高校時代の1年後輩で、同じ水泳部でがんばった仲間だ。今や大阪の大学病院で働く立派なお医者さんなのに、先輩後輩の関係はいまだに続いていて、会うと敬語で話すから、こちらの方が申し訳なくなってしまう。ホテルのカフェ&バーで、後輩が滞在していたアメリカネタで問題を出してくれとせがむ店主に、きっちり応えてくれる優しき後輩。とりあえず、出してもらった問題には正解し「明日は大丈夫ですよ!」と太鼓判を押され?満足気な店主。深夜に及ぶ仕事帰りにわざわざ応援ありがとう!!その後、客室のバスタブに温泉を満たし、ゆっくり今日の疲れをとり、床につく店主&カリメロでした。
<収録当日> 大阪
朝はのんびり起床。店主の顔はいつもの朝より穏やかで、なんだか晴れ晴れしている。これはクイズにも期待できるかも。私はというと、室温が低すぎて起きてもすぐに行動できず、ついウダウダしてしまう。(爬虫類か!)しかし、ここで足をひっぱってはいけないと、頑張ってベットから這い出し、とりあえずまた温泉で朝風呂。おお、少し元気が出てきた。その後、昨夜買っておいたパンを朝食にし、出かける準備をする。店主は12時集合。私は1時20分集合なので、途中から別行動だ。普段しなれない化粧をほどこし、いざ出陣!店主は21階からみえる大阪の景色をカメラにおさめ、気分を盛り上げてるようだ。

朝日放送ABCまではホテルから近そうなので、とりあえずトコトコ歩いていくことにした。放送局は思った以上に近く、7・8分で到着。12時までは、まだ1時間以上ある。来た道を少しだけ引き返し、近くの飲食店に入ることにした。店主は少し早めの昼食をパクパク食べ切り、ここでも本を読んで少しでも覚えようとしている。えらいっ!私は、注文したうどんが喉から落ちていかないし、おなかもゴロゴロしてきた。むむ、朝はそれほど緊張していなかったのに、どうしたことか。いつもよりも大人しい様子を気にして、店主がひとこと「なんでアンタが緊張すんの!?」ええ、その通りでございます。回答者はあなたです。これ以上心配かける訳にいかないので、食後にしっかり整腸剤を飲み、もう一度放送局へ。
まずは、朝日放送をバックに記念写真を一枚。いいぞ〜!笑顔も出てる。正面玄関入り口で警備しているおじさんに「アタック25出演のものです」と伝えると、回答者はもう中に入っていいけど、応援の人は、時間まで一歩たりとも中に入ってはいけないという様子なので、(応援者は奥の入り口に集合)ここで店主にエールを送り別れる。さて、あと一時間ちょっと、どうしたものかと思案していたら、目の前に大阪タワーがそびえていたので、話の種に登ってみようと近づいた。なんだかどこが入り口かわからない。少々うす暗い階段を登り、やっとこエレベーター前についたのに、「現在は観覧できません」みたいなことが書かれていてガッカリ。確かにまったくひと気ないしね。さあ、本格的に困ったな〜。外も寒し。。。と引き返そうとすると喫茶店らしき店がみえたので、さっそく中に入った。なんだか昭和レトロチックで落ち着くかも。とっても感じの良い50代くらいの女性が注文をとりにきたのでローズヒップティを頼み携帯電話をいじっていると、札幌の友人夫婦からメールが入った。なんと、このご夫婦、店主の水泳仲間なのだが、このテレビの応援の為だけに、札幌から大阪まで日帰りの飛行機で駆けつけてくれたのだ。おお、店主は良い友達ばかりもっている。一人寂しくお茶をすすっているとまもなく夫婦が登場!今まで心細かったけど、なんだか元気が出てきた。もちろん二人は終始ニコニコ笑顔で今か今かとオンエアを待ち望んでいる。私もしっかりしなきゃ〜。またメールが入った。今度は店主の姉からだ。転勤族のご主人の都合で大阪在住なので、これまた張り切って応援に来てくれるのだ。うんうん、これで応援団は揃ったね。
お勘定を済ませ、指定された方の入り口に行くと、もう20人くらい集まっていた。ここでも時間にならないと係りの人が来ないし、やっぱり中には入れないという。待機場所は冷たい風がピープー吹いて結構寒い。予定時間よりも20分ほど遅れて係りの人が指示を出してきた。まずは「スタジオでは飲食厳禁・トイレも駄目なので、必ず時間までに済ませてください!」との事。うえ〜、2時間もトイレ行けないの〜(ToT)。普段ならどうということもないけど、お腹の調子がいまひとつだと喉は渇くし、行けないと言われると尚もよおすような気がしてきてやっかいだ。しかし、ここでめげては店主に顔向けできん!頑張るか〜。と、最後のトイレを済ませ、係りの人の話を聞く。入る前に回答者の身内&友人かそれ以外の方かを分けられ、青の身内先頭で入場していく。手の甲には、入場のパスシールがべったり貼られる。係りの人に先導されいよいよスタジオ入り。「館内は撮影禁止です。携帯電話も電源を切ってください」といわれ、唯一、一枚だけ廊下にかかっていた「アタック25」のポスターを横目にスタジオ入り。(ポスター前で撮りたかった〜!)スタジオの手前には音響の部屋らしきところがみえた。おお、いよいよだ〜。
<朝日放送スタジオ>
スタジオは思ってた以上に電飾が明るく、照明もあたっているので、色んなものがくっきりシャッキリ見える。キョロキョロしながら、先生に連れられる園児のように、階段状の観覧席に上がり、指定された席に着席する。上着や手荷物は足元や椅子の下に見えないようにおいて下さいといわれる。スタジオ内は思ったよりも暑くなく、むしろ入り口から冷たい風が流れてきて寒く感じた。緊張のあまり手も冷たいし、始まったらどうなっちゃうんだろうと思っていたら、スタッフの先導でケンロー店主と3人の回答者が登場した。おお、たった小一時間会ってなかっただけなのに、時間差で登場してきてビップ待遇だと、店主が身内じゃないような変な気持ちになった。
彼らには、これからの色々な細かい説明や声の出し方などが説明されている。スタッフから出場者が大きな声でパネルのナンバーをいうので、その声がきちんと聞こえたら、大きな拍手・もしもあまりよく聞こえない場合は拍手しないでくださいと言われ、順番にやってみることにした。赤の人。。。パチパチ!緑の人。。。まあまあパチパチ。白の人。。。パチパチ!。。。青のケンロー店主。。。シ〜〜ン。スタッフがすかさず「ううん、期待はずれだったな〜。自分で思ってる以上に大きな声でね」といわれ、店主少々困り顔でもう一度ナンバーコール。。。パチパチパチ!声だけ聞いていると緊張気味かなと思うが、本人の様子をみると結構落ち着いているようだ。頑張れ頑張れ!そうこうしてると、いよいよ司会の児玉清さんとアナウンサーの沢木美佳子さんが登場!!やっぱり芸能人オーラが出まくっている。スタジオ内にはピリリとした空気が流れる。登場するなり児玉さん自ら、今日の番組スタッフを一人一人近況も交えながら紹介して下さった。その後、本物のパネルに電気がつき、赤・緑・白・青の順番に、簡単な問題が出され、実際に答えたあとパネルのナンバーをいう実践練習に入った。おお、いつもテレビで見てるのよりも迫力ある〜!!パネルは最初から角を取れる状態から始まったのに、赤の人が何故か角以外のナンバーばかりコールするので、児玉さんも観客もちょっと不思議に思ったが、多分緊張してるのだろう。緑、なんなく答えて角を取り、白の人もかなり良い形で自分のパネルを増やすナンバーを答える。青、店主の番になると、最初のいい形がずいぶん崩れて、どこをとってもいまひとつのナンバーしか答えられない。店主がナンバーコール。パネルが変わるが、なぜか児玉さん、ストップをかけ、「何故そこをおとりになったの!?」と少々怒り気味に店主に聞いてくる。店主はそこしか良い手がないからです。と答えるが、「そうかな〜、僕ならここに入れることもありと思うけど」と違うナンバーを指示するが、店主がとったところの方がむしろ良い手にみえた。観客もザワザワ、児玉さん「ま、いいや。そういうこともあるからね〜」おお、なんだか緊張感走ったわ〜。テレビで見ている児玉さんとはまた違った一面が見られたかも!やっぱり34年もやっているのだから、児玉さんなりのこの形ならここへ入るべき!などということが瞬時に頭に浮かぶので、そういう問いかけもあるのか〜。
パネルをとることや答えることにも少しずつ慣れてきたところで、リハーサルに入った。放映時の5問目くらいまでを実践でやっていく。問題は先週放映されたものを使い、本番同様わかった人が答え、パネルをとっていく流れだ。オープニングのちょっと昔っぽい映像や音楽が本物で流れ、またまた緊張。テレビで見るのとは違う角度から見られるこの幸せ!やっぱり9時間かけてついてきて良かった〜!店主もリハーサルではナンバーコールもバッチリだし、いいぞ!その調子で本番突入だ〜!
一通り終わって、さあ、今度こそ本番!先ほど見た流れと同じく収録が始まった。もちろん、問題は新しいもの。1問目、映像問題。モザイクがかかった映像が少しずつはっきりしてくるのと同時に街行く人の答えに対するヒントを聞きながら、答えをあてるのだ。ヒントをきいても私にはさっぱりわからない、回答者も観客席も同じ空気、なんだろ〜と考えているとピンポ〜〜ン!児玉さん「青!!」え、店主、本当にわかったのか〜!?と心配してると、自分でも半信半疑な素っ頓狂な声で「いくら!?」と答える。ちょっと間があって児玉さん「せ〜〜〜かいっ!!」ええ〜!まじ〜!?店主が1問目正解した〜(@o@)その後は、取ったり、取られたりの応戦の連続。しかし、思った以上に店主堂々と答えていてビックリ。あっという間にアタックチャンスの問題。「赤道直下に位置し、島の中央に国境線が通っている世界第2の島・・・」ピンポ〜ン!児玉さん「青!」店主「パプアニューギニア!」「正解!」と言われたのに、何故かここでストップがかかる。児玉さんいわく、「本当の答えはニューギニアなんだけど、僕の時代はパプアニューギニアと呼んでいたんだよね、でも、ちょっと、審議するので待っててね」ということになった。うう〜ん、私は地理がまったく苦手だからよくわからんが、応援してくれてる友人は、国ならパプアニューギニアでも正解だけど島の名前はニューギニア島だからね〜と説明してくれる。そうか〜、そういう微妙なことなのか〜。でも児玉さんが一度正解と言ったんだから、良さそうなもんだよね〜などど勝手なことを話して待っていると、スタッフが戻ってきて、「実はパプアニューギニアは過去に国同士が名前を変えたり戻したりしてるので、とっても微妙なところなんです。今、政府間で現地に確認の電話を入れているので、もう少々お待ち下さい」という。ええ!?なんでそんなに大事なんだ〜。と、思ったけど、やっぱりテレビで放映するということは色んな苦情がきたり、間違った情報を正解にするのは、番組存続にもかかわるのかな。まつこと25〜6分。やっと、児玉さんもスタッフも帰ってきた。説明によると、やっぱり今は「ニューギニア島」と言われているので、申し訳ないがこの問題はなかったことにさせてもらいます。という。児玉さんも「過去にはパプアニューギニアといわれていた時もあるのだから間違いとも言えないし、正解ともいえないんだよな〜残念」と言ってくださった。そうか〜、ま、しょうがない。気を取り直して頑張るんだ店主!!
30分近くも収録が中断されたのに、さっきの雰囲気のまま続行のような空気にしなくてはならず、なんとなくぎこちない気持ちで臨んだ、再度アタックチャンスをかけての問題「夏目漱石のぼっちゃんで登場する校長のあだなは。。。」ピンポン「青!」店主「たぬきっ!!」パチパチパチ〜!!スタジオ内が全員安堵したような空気に。児玉さんが店主に駆け寄り「良かった〜!」とニッコリして下さり、スタッフも「さっきはすみませんね〜。でもほんとに良かった。」と喜んでくれた。よくぞ、正解したよ!その後、アタックチャンスのねらい目に店主が答えられない問題が出て、隣の白がアタックチャンスのマスに入り、4位から一気に2位踊り出て、その後も店主はなかなかチャンスを物にできず、最終的に4枚のパネルを獲得し、3位で終了した。終わった〜〜。なんだか今回は答えてる割になかなか流れがつかめないまま終わってしまったけど、他の人も頑張っていたし、よくここまでやった!!なんだか清清しい戦いだったよ〜。
収録の途中や収録後もスタッフが「今日の観客の皆さんは拍手も一度で上手にできたし、回答者の皆さんも頑張ってくれたので、いい番組ができました!」といって下さり、とっても嬉しかった。応援者は退席するよう指示を受けたが、児玉さんと一緒に写真撮影してもらうため、スタジオに残った。ひと家族一枚です!とスタッフが言ったが、児玉さんと沢木さんが、家族を挟んで右と左の立ち位置を交代して2ポーズも写していただいた。やった〜!!記念ができた〜!あとで聞いた話では、私達が写真を撮ってもらってる間に応援席にいた人みんなに朝日放送の番組ミニタオルが渡されたらしい。うう、ちょっと欲しかった。その後、わざわざ札幌から駆けつけてくれた友人夫婦にお礼をいい、大阪の姉親子と一緒に新大阪駅にむけ移動となった。
またまたトンボ帰り、今夜は新幹線と寝台車を乗り継ぎ、12時間かけて函館に帰らなければいけない。到着は明朝6時半過ぎ。新大阪で、〆のうどんを食べ、店主は一人ビールで乾杯!なんだか夢のようなとっても楽しい体験だった。新大阪駅を出て東京駅で東北新幹線に乗り換え。仙台で寝台列車北斗星に乗り換えたら、あとは寝ていれば函館だ〜!いや〜、長いようで短かった収録、あんなにゴロついてたお腹もピタリと治り晴ればれだあ。勝手に応募した「アタック25」。あの一枚のハガキからこんな展開になるなんて予想もできなかった。。。25枚のパネルの中には色んな可能性が入ってて、結果をみれば、ああすれば良かったかなとか、こうなってたら。。。なんてことを考えたりもするけど、それはあくまでも結果論。その瞬間瞬間は、それが最善と思うからの行動。もう後戻りはできない。でも、後戻りしたところで、必ずしも良い結果が待ってるとも限らない。やらずに後悔するならやって後悔したほうが潔いかもね。「人生もアタック!!」と書いていただいた児玉清さんのサイン色紙。ケンロー店主とカリメロ管理人の大切な宝物になりました。次はどんなことがあるのかな。これからしばらくの間は、合言葉は「アタック・チャ〜〜ンス!!」になりそうです(笑)


左から カリメロ管理人  ケンロー店主(176cm)  司会の児玉清さん(179cm)

児玉さんは、スラリとして、小顔でダンディーでした!

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