2000,11,16掲載 今週の話題バックNo.18 2000,10,1〜10,31

10/31 暖たかな秋の異変?

   そろそろいい頃だと思ってイチョウ(銀杏)を拾いに行ったが、あちらこちらにしか落果していない。
   気を付けて上を見たら、今年は葉っぱがしっかりと未だ木に付いている。
   落下した銀杏も、あの臭い果実がなかなか剥けない。まだ季節が早いのだなと、改めて思った…


10/30 森吉町産業文化祭が、日曜日のため沢山の人出で賑わった

  一番の賑わいは“森吉牛の丸焼き”、“食堂コーナー”、“フリーマーケット”でした。
  国際交流員のキャサリンさんが振り袖姿で“茶の湯”の接待役を勤めるなど大人気。
  キャサリンさんは英国ランカシャー州出身、ダラム大学東洋学部卒、日本語の他
  フランス語、スペイン語も堪能。大学3年の時熊本大学に交換留学生として10ヶ月
  滞在したため、日本語が堪能。日常会話に事欠かない様子です。
  彼女に会ったら気楽に声を掛けてください。写真をクリック→拡大
国際交流員のキャサリンさん

10/29 森吉町産業文化祭最終日、目玉は“森吉牛の丸焼き

  一般公開は9:00〜17:00。各種展示、フリーマーケット、JAフェア、乳製品展示即売会など
  10:30〜 芸術文化グループの演示
  11:30〜 恒例の“森吉牛の丸焼き”試食会


10/28 今朝初霜を記録…平成11年はなし、10年は11/2、9年は10/19、8年は10/11

   森吉町産業文化祭が町総合スポーツセンターを会場に、27〜29日の三日間開催。
   根森田〜浦田経由〜会場、四季美館〜根小屋経由〜会場の送迎バスを運行します。


10/27 天然ナメコが出始めた

   サワモダシ(ナラタケ・ナラタケモドキ)も、今生えているので終わり。
   今度は天然ナメコやムキタケが出始めました。
   天然ナメコやムキタケは、今では滅多にお目にかかれません!
   霜が降りるようになり、落葉すると山の季節は冬になります。
   写真は奥阿仁で、26日採取したナメコ。写真をクリック→拡大
天然ナメコ

10/26 ブナの紅葉、光のファンタジー(紅葉三態)

   ブナ林の紅葉は日差しによって目に入る色が異なる。
   順光では黄色のフィルターを通しているかのように感じるが、
   逆光では目に焼き付くような赤が飛び込んで来る。
   そして日が陰ってくると、寒さを感じる様な茶が強調される。
   「同じ風景でも、時間の経過で雰囲気が異なる。森は不思議だ!」
   表紙の新しい写真は、日本の滝百選第二位“安の滝”(奥阿仁)です。


10/25 森吉の紅葉情報(24日現在)

   奥森吉山麓高原の紅葉は晩期で落葉し始めた。
   女木内〜湯ノ岱(国民宿舎“森吉山荘”)間が真っ盛り。
   深渡〜小滝間の紅葉はは8分ぐらい。
   様田(ダム工事現場)〜深渡間は5分ほど。
   写真は湯ノ岱の白糸沢付近の紅葉。
   写真をクリックすると拡大します。
湯ノ岱付近の紅葉

10/24 紅葉と黄葉

   一口に紅葉と言っても、赤・黄・茶など様々で、ブナの紅葉は“黄葉”というべき。
    夏から秋にかけて日照時間が短くなり、気温が低くなると光合成を担っていた葉緑体が
   解体し、葉の働きが弱くなる。緑の葉はクロロフィルが多量に含まれているが、その他に
   カロチノイドと言う黄色の色素が少量含まれている。秋になってクロロフィルが分解し、
   カロチノイドだけが残るためにブナやイタヤカエデ、ハリギリなどの黄葉が出来上がる。
    一方、紅葉はちょっと事情が違う。緑の葉にはほとんど含まれていない紅色の色素、
   アントシアンが葉の老化に伴って新たに合成され、蓄積されるために起きると言う。


10/23 森吉町長選挙の得票分析

  ◎松橋候補…米内沢地区から二人の新人が出たため目減りしたが、2期8年間の実績で
          全町からくまなく得票、草刈り場となった前田地区でも善戦、手堅く纏めた。
          また若い新人が出馬したことから、青年部や婦人部が奮起、組織力の勝利。

  ◎近藤候補…若さと行動力を強調したが、立候補を目的に今春森吉町に転入したばかりで、
          青年層の反発を買い、若年層の支持を得られなかった。
          また得票は米内沢地区が主で、頼みの前田地区で票を伸ばすことができなかった。
          元町長の高田陣営との結託が逆効果となった他、パフォーマンスでマイナスイメージも!
          三つ巴の選挙で落選した時の父親の得票と同数となったのは、偶然か?

  ◎松田候補…高田要蔵氏に見放されたが、高田陣営の末端が逆に反発して投票した。
          米内沢地区での得票は極めて少なく、前田地区での得票が主。
          本人の人間性が問題で、これほどの得票は予想外との声が一般的…


10/22 森吉町長選、松橋候補の三選決まる!(速報)

   当選 松橋久太郎 2,661票
   次点 近藤健一郎 1,807票
       松田 光郎  1,434票  (投票率90.97%)


10/22 森吉町長選、本日投開票

   最終日の昨日は天候に恵まれ、各陣営が町内をくまなく巡り、最後のお願いを・・
   各陣営共に、最後は選挙事務所前で舌戦を締めくくったが、最終演説に参集した支持者は
   近藤候補…180名弱。松橋候補…700名。松田候補…30名。
   当選ラインは投票率91%で、2700票前後か?町民の審判が下るのは21:00頃!


10/21 森吉町長選最終日を迎える

   明確な争点がない選挙戦だが、運動期間は本日一日間。
   若さと行動力を訴える新人候補は、今春秋田市から森吉町に転入したばかりで、
   地に足が着いておらず、不安要素は否めない!
   町政の流れを変えるという元町職員の候補は、役場時代の評価が低い!
   現町長は2期8年間の実績を基に、3期目で町発展の総仕上げと言う!
   継続を求めるのか、方向転換を求めるのか?町民の選択が問われる!
   (以上が町民の真摯な声)


10/20 奥森吉の紅葉はここ数日が見頃

   奥森吉の紅葉を求めて連日観光バスが訪れている。
   ノロ川や桃洞渓谷の紅葉は金・土・日曜日が見頃!
   なお途中の小又川沿いのダム工事現場〜湯ノ岱間は五分程度。
   写真は色づいた赤水渓谷。写真をクリックすると拡大します。
赤水渓谷の紅葉

10/19 初冬の寒さ!

   18日の県内は、前日より10℃近くも低く、しかも風が強かったので一気に初冬の寒さ。
   こんな寒さの中でも選挙戦は熱を帯び、各所で三候補のニアミスも…


10/18 森吉町長選立候補者(届け出順)

(1)近藤健一郎 45 無新 会社役員
(2)松橋久太郎 73 無現 町  長
(3)松田 光朗 61 無新 農  業

 任期満了(11月17日)に伴う森吉町長選挙が17日告示され、
 新人で元県庁職員の近藤健一郎氏(45)無所属、米内沢字東川向

                      (出陣式に支持者170人)

 現職で3選を目指す松橋久太郎氏(73)同、米内沢字薬師下
                     (出陣式に支持者400人)

 元町社会福祉協議会事務局長の松田光朗氏(61)同、米内沢字ヲツコ沢
                           (出陣式に支持者100人)

 の3人が届け出た。ほかに立候補の動きはなく、三つどもえの選挙戦


 16日現在の有権者数は6587人(男3098人、女3489人)


10/17 森吉町長選告示(投開票は22日)

  午前8時30分町選管で受け付け、同45分頃から各陣営が一斉に町内へ繰り出す。
  立候補予定者は現町長松橋久太郎氏、松田光郎氏、近藤健一郎の3氏だが、
  前回までの対抗馬で元町長の高田要蔵氏の談話によると、近藤陣営を全面支援の様子
  (15日付け魁紙)だが、松田陣営も巻き返しを図っており、複雑な票の争奪戦となりそう!  


10/16 今年はキノコが不作?

   例年ならサワモダシ(ナラタケ・ナラタケモドキ)の最盛期の筈なのに、今年はほとんど生えていない。
   わずかに草むらに生えた物が腐っており、本来朽ち木に生えるべきものがやっと顔を出したばかり。
   同様にマイタケやブナカノカ(ブナハリタケ)、シシタケ(コウタケ)等、主要なキノコはほとんどダメ!
   キノコ採りのプロ達は、夏暑くて雨が降らなかったせいだと言う…


10/15 森吉山初冠雪(14日)
    平成11年は10/17、平成10年は10/20、平成9年は10/8、平成8年は10/16


10/14 八幡平の紅葉見頃を迎える

  国立公園八幡平の蒸ノ湯・御生掛温泉から大沼までの五合目付近は、
  今紅葉の最盛期、多くの観光客で賑わっている。
  なお太平湖・小又峡や奥森吉の紅葉の最盛期は20日頃になりそう。
  また鳥海山や八幡平には13日未明に初雪が降った。
大沼の紅葉

10/13 知事選に村岡兼幸氏を擁立へ

  自民党県連(村岡兼蔵会長)は、来春の知事選に村岡会長の長男で元日本青年会議所(JC)
  会頭の村岡兼幸氏(43)を擁立する方針を決め、16日にも正式出馬要請を行う。
  自民党県連の知事候補には大潟村の宮田前村長の自薦や齋藤参議院議員の擁立工作が
  あったが、自民党県連の三役や国会議員等幹部がほぼ一致して決めたもの。
  自民党県連の寺田知事に対する反発は根強く、県議会でもことある毎に嫌がらせとも見える
  反対行動が目に付くが、県民が選んだ知事に党利党略との声も大きい…
  来春の知事選には寺田現知事が再選出馬を表明しており、両陣営の動きが本格化しそう。


10/12 “不燃ゴミ細分別”12月試行、来春実施(鷹阿広域)

   今春4月から容器包装リサイクル法の全面実施に伴い、ゴミの中からリサイクルできるゴミを
   分別し、資源として再利用する態勢が始まっているが、鷹巣阿仁広域市町村圏組合は、今年
   12月から不燃ゴミの細分別を試行し、来春4月から本格実施する。
   同組合の不燃ゴミの収集はカン類・ビニール袋・ガラス類などが一緒に処理されていたが、
   プレス製品が粗悪、処理に金がかかる、機械が故障するなどの支障があることから、更に
   細分別し、金属とその他の不燃ゴミに大きく分け、金属も製品ごとに分別すると言うもの。 


10/11 「女性のための“森杜”発見講座」奥森吉で開催(主催;県林業改良普及協会)

  10〜11日の日程で、県内の女性を対象とした「女性のための“森杜”発見講座」
  が奥森吉で開催され、35名のツアーをガイドしました(県森の案内人として)
  好天に恵まれ、天然ブナ林をトレッキングした一行は大自然の雄大さに大感激!
  桃洞渓谷の清流と、妙なる流れや絶妙な造形による神秘の滝に、皆一様に「あら
  マア、そっくりだ!」「これは凄い!」「これだば、男滝もあれば、いいナ」…
  皆さん、初めての自然の造形美に、大満足の様子でした。
  昨日はトレッキング客が多く、大型バスが4台も駐車していました。
  紅葉は今源流部で始まったばかりですが、もう一週間もすればバツグンの
  錦絵になりそうです。(写真をクリックすると拡大します)
桃洞の滝に一同感激!

10/10 「もみじ号」スタート(秋田〜鷹巣〜角館)

   JR秋田支社が秋田内陸縦貫鉄道(株)と提携し、秋田駅から鷹巣駅経由で角館駅と結ぶ
   臨時列車「もみじ号」が今年も7日から運行され、車窓から色付き始めた内陸路の自然を
   満喫したほか、安の滝や桃洞の滝などの景勝地を散策した。
   「もみじ号」は、7・8・9日と14〜29日まで運行されるが、阿仁前田駅からは「太平湖と
   小又峡・三階滝コース」(平日だけ)と「桃洞の滝・ブナ原生林コース」(温泉入浴付き)
   阿仁マタギ駅からは、「安の滝・打当温泉コース」、「「マタギの里コース」があり、いずれも
   観光ガイドが案内する。


10/9 太平湖・小又峡紅葉祭り始まる(8〜22日)

   恒例の太平湖・小又峡紅葉祭りが始まり、8日太平湖レストハウス前でオープンセレモニーが
   行われ、日本酒の鏡割りや先着100名へのコースタープレゼント、国際交流員のキャサリン・
   ケイさんが一日船長になるなど、記念行事が行われ終日家族連れなどの行楽客で賑わった。
   なお紅葉は山の稜線部で始まったばかりで、見頃は一週間後になりそう…


10/8 “ネズミ取り”に注意を!

   森吉町神成地内の国道105号線では、県警機動隊によるスピード違反・追い越し禁止
   の取り締まりが行われます。神成集落の真上辺りの駐車帯に白バイが隠れており、
   特に春秋の行楽期に多い様ですので、ご注意を!


10/7 JR鷹ノ巣駅開業百周年(沿革は以下のとおり)

   明治32年(1899)         鷹ノ巣駅(停車場)建築工事着手
      33年(1900) 10月 7日 鷹ノ巣駅開業
   昭和12年(1937)  1月      駅舎改築
      26年(1951) 10月25日 急行初停車
      34年(1959) 10月     駅舎新築(現駅舎)
      44年(1969) 10月 1日 寝台特急は湯停車
      48年(1973)  8月15日 みどりの窓口開設
      53年(1978) 10月 2日 全特急停車
      59年(1984)  2月 1日 貨物扱い廃止・阿仁合線廃止
      61年(1986) 11月 1日 秋田内陸線開業
   平成 元年(1989)  4月 1日 秋田内陸線全線開通
      12年(2000) 10月 7日 鷹ノ巣駅開業百周年


10/6 東京森吉会総会(11/5)

  東京ふるさと森吉会(秋元良英会長)の総会が、11月5日正午から東京都渋谷区恵比寿の
  恵比寿ガーデンプレイス・ビヤステーション内「フェストブロイ」で開かれます。
  場所がわかりにくいと不評を買っていますが、恵比寿駅東口からスカイウォーク方面へ進み、
  恵比寿ガーデンプレイスに着いたら、そのまま真っ直ぐ進めば「フェストブロイ」です。
  今年は高橋鉄五郎さん等「民謡の一行」がアトラクションとして参加します。


10/5 100`マラソンをテレビ放映(7日)

  秋田内陸リゾートカップ第12回100`マラソン大会を収録した「AKTスポーツスペシャル
  北緯40度物語チャレンジ100`特別番組」が、7日午後2時35分〜3時50分まで、
  秋田テレビ(AKT)で放映される。


10/4 公立米内沢総合病院に最新鋭のCT導入

  公立米内沢総合病院は、臓器などの立体画像が得られるヘリカルCT(コンピュータ断層装置)
  を設置した。最新鋭機の導入により診断能力、解析スピードなどのアップが図られることから
  整形外科・脳神経外科を中心に各診療分野でも威力を発揮するものと期待されている。
  ごく初期の肺ガンの形態診断が可能になる上、腹部では胆石がどの部分にあるかといった
  診断を内視鏡カメラを使わなくても診断することができると言う。
  また診断困難な病気は大学病院に電話回線で画像を送って相談できることから、わざわざ
  遠くに出掛けなくても大学病院並の診断も出来る様になったと言う。


10/3 アネコ虫の大襲来!

   去る9月29日以来、大量のクサギカメムシ(方言名:アネコ虫)が人家の窓辺などに出現し、
  独特の悪臭を放つことから人々の不評をかっている。(やや小型の種はスコットカメムシ)
  クサギカメムシは最も普通なカメムシだが、年2回の発生で第1化の成虫は7月ころ、
  第2化は9月ごろ現れるもので、昨年夏の猛暑で大量の卵が孵化して成虫で越冬した
  ものが今夏の猛暑で更に大量に産卵し、孵化したものと思われる。
  同種は林のクワやクサギに付くほか、モモ・ナシ・リンゴ・ウメなどの果実からも吸汁して
  大被害を与える。越冬時に人家に入り、臭いので不快昆虫として嫌われる。


10/2 不明の田口さん、翌日自力で下山

  30日午後、奥森吉にキノコ採りで出掛けて行方不明になっていた秋田市の田口さんは、
  1日午前10時自力で下山した。田口さんにケガはなかった。
  田口さんは道に迷ったため沢の近くで野宿し、翌日仙北郡側に出て通行車輌に乗せて貰って、
  森吉町阿仁前田の「四季美館」に着き、同所から家族や警察に無事を知らせたもの。
  ※後日談⇒捜索隊によると、この人は「お陰様で…」とか「助かりました」などの、お礼の言葉ひとつなかったと言う!


10/1 奥森吉でキノコ採りが不明に

  秋田市土崎港西の田口ノブ子(65)さんが予定の時間になっても戻って来ないと、
  一緒に入山した仲間から30日午後5時半、森吉警察署に届け出があった。
  現場は奥森吉のノロ川地内、雨合羽は持っているが食料は持参していないと言う。
  警察や山岳会、関係者が捜索隊を編成し、今朝6時から捜索を開始している…


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