2001,5,10掲載 今週の話題バックNo.34 2001,4,1〜4,30

4月30日 阿仁町・マタギの里、オープン 

 阿仁町打当の「熊牧場」と「遊遊ガーデン」の営業が29日オープンした。5月6日までのゴールデンウイークイベント期間中は、アニメ風船や町特産品のプレゼント、ペット型ロボットが当たる多彩なイベントを計画。多くの来場を呼びかけている。
 同町の一大観光・レクリエーションゾーンとなる「マタギの里エリア」内には、打当温泉を中核に熊牧場や遊遊ガーデン、マタギ資料館などがあり、昨年3月には打当温泉「マタギの湯」が新装オープンした。
 このうち熊牧場は、狩猟文化を伝える「マタギの里づくり構想」の中核施設として、平成2年にオープン。ヒグマ、ツキノワグマなど百頭余りが飼育されているほか、ニホンザルやウサギも仲間入りしている。
 淡水魚パーク「遊遊ガーデン」は、山村型リゾート施設として平成6年から整備し、8年8月にオープン。人工渓流や手づかみ池、バーベキューハウス、アスレチック遊具などの施設があり、手軽に釣りやアウトドアスポーツが楽しめる。
 両施設は昨年11月下旬から冬季休業に入っており、今月29日から今シーズンの営業を再開。運営するマタギの里観光開発では29、30日と5月3日〜6日までの6日間、「ゴールデンウイークオープンイベント」を企画している。
 熊牧場では来場者(子ども)にアニメ風船をプレゼントするほか、今春生まれた子グマとの触れ合いコーナー(午前10:00〜11:30、午後1:00〜3:00)も開設。3、4、5の3日間は、熊牧場内広場で人気のペット型ロボット「テクノロボ」が当たる抽選会も行われる。また、クマのエサ箱(100円)に「当たり券」が入っていた場合、町の特産品がプレゼントされる。
 一方、遊遊ガーデンでは期間中、30a級の大物イワナやニジマスを毎日放流。釣りをした先着20人に魚キーホルダーを贈るほか、10m四方の子ども専用釣り場も設ける。
 問い合わせは、マタギの里観光開発(電話0186・84・2458)、阿仁町役場商工観光課(電話0186・82・2117)、阿仁町観光協会(電話0186・82・3300)まで。
 期間中は秋田内陸線「あにマタギ駅」から送迎バスが運行される。

4月29日 田起こし最盛期

 連休に入り、田起こし作業が最盛期を迎えた。今春は4月上旬に好天が続き、その後もほとんど雨が降らないため、田畑が乾いており、例年ぬかるむ湿田も乾いていて、田起こし作業が捗っている。
 これまで続いた低温状態も28日には平年並みの暖かさに戻り、異常低温は解消されそうだが、逆に気象台が観測して以来という少雨で、農作物への影響が心配される。

4月28日 阿仁町死亡事故ゼロ2000日で知事表彰

 今月13日に交通死亡事故ゼロ2000日を達成した阿仁町で26日、知事と県警本部長の表彰伝達式が行われた。表彰状を伝達された今井乙麿町長ら関係者は、5年余りに及ぶ死亡事故ゼロを振り返るとともに、次の目標となる3000日達成に向け、気持ちを新たにした。
 阿仁町では、平成7年10月22日に幸屋渡地内の国道105号で道路横断中の女性(当時、45)がはねられ死亡した事故以来、交通死亡事故ゼロが続いている。
 町ではこの間、春秋の交通安全運動期間中に町長はじめ町職員、関係機関・団体が街頭キャンペーンを実施しているほか、飲酒運転撲滅運動、高齢者事故防止対策など各種交安活動を展開。今月13日に、東成瀬村(25日現在、2802日)などに続く県内第5位となる2000日を達成した。
 表彰伝達式は庁舎ホールで行われ、町や安協、交安母の会などの関係者らが出席。北秋田地方部の武内仁部長、森吉署の近藤貞夫署長がそれぞれ寺田典城知事、片岡義篤県警本部長名の表彰状を今井町長に手渡した。
 この後、武内部長が「交通情勢が年々厳しさを増す中、四季を通じて県内外から訪れる人が多い阿仁町での2000日達成は快挙。町をはじめ、関係機関や団体、町民が一体となり、粘り強く運動を推進した成果。今後も事故のない安全で安心な郷土をつくるため、2500日、3000日と継続できるよう期待している」とあいさつ。近藤署長も「これまでの努力に敬意を表したい。今回は事故ゼロ3000日への第一歩。一人ひとりが交通ルールを守り、記録をさらに更新することで県内のモデルとなるように」と激励した。これに対し、今井町長は「これからも住民と一体となった交安運動を展開しながら、明るい町づくりを進めていきたい」とこたえた。

 一方、交通死亡事故ゼロ1000日を目指していた鷹巣町は、26日午後3時過ぎ綴子地内の国道7号線で大型トレーラーと普通乗用車が正面衝突した事故で、乗用車を運転していた68歳の女性が亡くなり、死亡事故ゼロ811日でストップした。
 連休で行楽客などの交通量が増える上、気が緩みがちなので、事故に遭わないよう気を引き締めて運転しましょう…!

4月27日 八幡平アスピーテライン本日開通 

 国立公園八幡平に春を告げる「八幡平山開き」が27日午前11時から、八幡平見返り峠駐車場(頂上駐車場)で開かれる。当日は神事に引き続き、テープカット、ピッケル交換などのセレモニーが行われる。「雪の回廊」が人気を集める「八幡平アスピーテライン」も山開きと同じ27日、半年ぶりに全線開通する。
 十和田八幡平国立公園の一角を占める八幡平は、秋田・岩手両県にまたがる4489fの地域。火山により形成されていることから、周辺には数多くの温泉が存在。春から秋にかけては登山や自然探勝、冬期間はスキーにと、数多くの人が訪れている。
 標高1613bの八幡平の山頂部は冬期間、深い雪に覆われるため、八幡平へのアクセス道であるアスピーテラインの山頂部は11月〜4月下旬まで、通行止めとなる。
 先月29日から始まった除雪作業では、大型の除雪機械が連日、雪との格闘を続けてきたが、作業は順調に進み、高さ4bを超える雪の回廊を築き上げながら、道を切り開いてきた。
 山開きは、シーズン中の入山者、観光客および観光施設などの関係者の安全を祈願するとともに、より多くの観光客が訪れることを期待して毎年開催。秋田、岩手両県の関係者が出席する。
 27日は午前11時からの神事に続き、11時半からセレモニー。秋田、岩手両県の知事と鹿角市長、松尾村長らがテープカット。鹿角市山岳会と松尾村山岳会の代表者がピッケル交換を行い、安全を誓い合う。後生掛から上部のアスピーテラインは同日午前10時、通行規制が解除される。
 明日からは、待望のゴールデンウイークがスタート。長い冬の眠りについていた八幡平もようやく目覚め、春の観光シーズンが開幕するが、例年雪の回廊を目指して沢山の観光客が訪れる。

4月26日 松栄の桜トンネル、満開 

 森吉町松栄地内の国道105号線沿いの桜並木が満開を迎えた。旧阿仁街道に属する同地は松並木だったが、戦時中の松根油採取のため次々と伐採されてしまった。
 昭和12年大野台地区への第一次開拓入植で同地区へ入った人達が、往時の松栄の景観をしのび松に替わって、昭和27年から8年間にわたってソメイヨシノ200本を植栽。今では松栄の桜並木として知られるようになった。今月上旬の陽気によって例年より一週間ほど早い17日頃から咲き出し、その後の低温で開花が足踏み状態だったものの、24日には満開となった。
 松栄地内約800b間の桜のトンネルは実に見事で、最近では観光バスの主要ポイントにもなっている。速度を落として景観を楽しみたいものだが、脇見運転は厳禁!

4月25日 森吉町、中国鳳城市へ友好訪問 

 中国遼寧省鳳城市と交流している森吉町は24日から4日間の友好訪問に出発した。森吉町は国際交流業の一環として同町と同じ北緯40度線上の都市と交流を図ろうと、平成4年から相互訪問をするなど交流を深めている。この間中国からの国際交流員や行政研修生の受け入れや双方の小中学校との教育交流、同市との姉妹都市に向けた覚え書きの取り交わしが行われている。
 今回訪問するのは松橋町長と竹田企画観光課長の二人。昨日仙台空港から大連空港に向かい、本日鳳城市入り、同市政府、鳳城第二中学校表敬訪問、歓迎レセプションに望む。
 26日は同市の華鳳園で友好のあかしとして森吉町が贈るライラック100本を記念植樹。市幼稚園を参観、鳳凰山での記念植樹に参加後大連に向かい、27日大連空港から帰国の途に着く。中国からは来月中に訪問団が森吉町を訪れる予定。

4月24日 元町長、高田要蔵氏急逝 

 元森吉町長で町商工会長の高田要蔵氏(70)は、23日午後6時ころ自宅で倒れ、救急車で公立米内沢総合病院に搬送したが、間もなく死亡した。葬儀は5月1日。
 高田氏は町議一期目途中で当時の近藤富治郎町長、安東長男氏の三つ巴町長選に出馬し落選。次回の町長選では、現職の近藤氏、町農協組合長の松橋久太郎氏等との三つ巴戦に出馬し、大方の予想を覆して当選、町長を一期務めた。町長在任中はダム移転交渉の妥結時期にあたり、町ダム宅地造成事業に8億数千万円の赤字を作るなど、町政に一大汚点を残した。
 その後の町長選では松橋町長と対戦し、二度落選。昨年の町長選では、最初松田光朗候補を支援しながら、終盤には近藤健一郎候補に鞍替えするなど、選挙の度に暗躍した。

4月23日 あ〜ッ、手ツブデー! 

 数日来の寒波が居座り、とても寒い! 21日に引き続き、22日の朝も大霜で氷が張った。
最低気温は−2℃、おとといの朝はクリーンアップで空き缶拾い。昨朝は集落内の排水堰掃除だったが、あまりの寒さにみんな「あ〜ッ、手ツブデ!」。
 日中も気温が上がらず、10℃前後。午後には霰混じりの雨となって、「あ〜ッ、寒び!寒び!」。
咲き始めた桜も縮こまっていました。今朝の気温も−1.8℃で、3日連続の降霜となった。今日の最高気温は11℃の予報。

4月22日 道の駅「マタギの里」、オープンまで2カ月余 

 阿仁町比立内の国道105号沿いで建設が進められている道の駅「あに マタギの里」は、6月21日のオープンに向け、順調に工事が進められている。施設全体面積が9270uで、このうち建物は木造平屋、一部鉄骨造りで、延べ面積は640u。県施設がトイレ、情報休憩室などの240u、町施設が農林産物直売所および食堂、喫茶コーナー、町紹介コーナーの400uとなっており、全体事業費は454,568千円(うち県分219,00千円)
 利用者の利便性向上を図るため、県と町の施設が一体化されているのが特徴で、町施設は広く町民から愛称を募ったところ、「またたび館」に決まった。
 すでに地域住民による直売会が組織されており、農産物直売所では野菜や山菜、漬物、民芸品、加工品、木工品などが販売されることになっている。食堂でも地元特産のゼンマイやフキ、山菜などを使用したメニューを準備、喫茶コーナーでは地元産の山ブドウを使ったソフトクリームなど、「マタギの里」らしさを特徴にした味を提供する予定。
 3150uの駐車場は、バスやトラックなどの大型車3台、普通車34台分の駐車が可能。トイレは身障者用を合わせ15基設置される。
 ブナの森など豊かな自然に恵まれた道の駅「あに」の周囲には、日本の滝百選に選ばれた名瀑(ばく)「安の滝」をはじめ、「クマ牧場」「マタギ資料館」「打当温泉」「遊遊ガーデン」などの施設があり、奥阿仁観光や地域振興の拠点施設としての役割に期待が寄せられている。

4月21日 時ならぬ寒気で、大寒小寒! 

 20日の県内は前日より20℃近くも気温が下がり、本当に寒かった。未明から降った雨も午前中にはすっかり上がり、日差しが照ったが、昨日とは打って変わり寒風が吹き荒んだ。北海道では雪が降ったとの報道だが、当地でもそんな気配が感じられる寒さだった。
 この寒さで、開き掛けたサクラも一時足踏み状態。昨日までの高温状態なら一気に満開となるところだろうが、逆に花が長持ちするかも?

 今朝はもっと冷え込んで最低気温がなんと−2.8℃。強い霜が降りて辺り一面真っ白。当園の苗畑では戸外置いたバケツに厚さ1aの氷が張った。日の出と共に徐々に気温が上がってきたが6:00現在、未だ−1.2℃。今日の最高気温は11℃の予報。

4月20日 咲いた咲いた、サクラが咲いた!

 18日が26℃、19日は24.5℃と6〜7月並の気温が続いたが、この陽気でサクラが咲き出した。
鷹巣阿仁部で一番早く咲く小又の倉太のサクラも、松栄のサクラも差が無く、一様に咲き出した。
例年より4〜5日から一週間ほど早い開花だ。この分では連休前に全部開花しそう…
 今日は曇りのち晴れだが、一転して寒気が入り込み、最高気温も4月上旬の10℃前後の予報。
花冷えとなりそう。

4月19日 こどもワーキング、鷹巣町に遊園地

 国道7号沿いに13年度事業で遊園地(りかワールド)の建設を計画している鷹巣町は、子どもたちの自由な発想を遊具や施設に活かすため、町内の小学生を対象に「りかワールドワーキンググループ」の会員を募っている。施設を利用する側の子どもたちが主体となって、施設のプランを練る。岩川町長が推進する住民参加のまちづくり策。
 計画している遊園地は、国から11年度に交付された少子化対策交付金23,850千円に自己資金を加えた計111,000千円で建設する。国道7号の鷹巣町大太鼓の館西側の山村広場の隣接地四千平方mに今年11月にオープンする予定。
 岩川町長は年度始めの式で、職員に「町の基本理念である住民参画の行政手法を、どんどんとってほしい」と求めた。その上で、りかワールドの建設に触れ、「計画を進める中で、われわれ大人の目ではズレが生じる。最初から、使う子どもたちの視点を大切にしていきたい。町の子どもたちと一緒に県内外の遊園地を見て回り、子どもたちの意見を採り入れて設置する遊具を決めたい」との考えを示した。
 今回募集する「りかワーキンググループ」会員は、男女各14人ずつで、町内の小学生に限る。ワーキンググループの活動は県内外の遊園地視察(2回予定)と、りかワールドの遊具や施設の検討(4回予定)。
 参加希望者は役場建設課内「りかワールドワーキンググループ会員募集」係まで、はがきか電話(62・1111、内線291、294)で申し込むこと。はがきで応募の際は住所、名前(児童名)、学校名、学年、保護者名、電話番号を明記すること。締め切りは今月26日。
 応募者多数の場合は抽選で決めると言うが、町長派でないと選ばれないのが、鷹巣町の常識とか…?

4月18日 新人二人目出馬表明 阿仁町長選

 任期満了(7月8日)に伴い、6月19日告示、24日投開票が行われる阿仁町長選で、動向が注目されていた町議の山田博康氏(51、根子字根子又69)が17日、町山村開発センターで記者会見し、正式に出馬表明した。
 記者会見で山田氏は、「今井町長のいいところは継承し、今井氏に出来なかったところを今まで培ってきた人脈をフルに活用しながら進めていきたい」と語った。山田氏は昭和25年3月4日生まれ。48年國學院大學二部法学部を卒業。町農協職員、農協理事務め、平成3年の町議選で初当選、現在三期目。
 現職の今井乙麿氏の今期限りの引退表明を受けて、元助役の小林精一氏(66)が出馬を表明、新人同士の争いが確定的となっているが、同町根子出身の県議会議員・山田靖男氏(62)も同町長選出馬を理由に所属する民主党秋田に離党届を出したとされているほか、前回現職に僅か4票差で惜敗した元町議の名も取り沙汰されており、情勢は混沌としている。

4月17日 ツバメ飛来 

 16日早朝、ツバメが飛来した。平成12年は21日、11年は30日、10年は20日、9年は18日だった。
 ツバメは低地帯から低山帯の人家に限り営巣する。分布は樺太・千島・日本・台湾・朝鮮半島。食性は小昆虫を捕食するが、採餌は飛翔中に限られるため、成虫のみを食し、卵・幼虫・蛹を食うことはない。ピチピチピチチチチ ジーイと囀る。警戒する時は鋭くキチー キチーと鳴く。

4月16日 寺田氏大差で再選 秋田県知事選挙

    当選 寺田典城(60、無現)                 450,146票
    次点 村岡兼幸
(43、自民・公明・保守推薦・新)    226,506票
        奥井淳二(48、共産新)              23,806票

 昨日投開票が行われた秋田県知事選挙は、現職の寺田氏がダブルスコアの大差で圧勝した。自民・公明・保守の政権党が推す村岡氏と非自民で特定の政党支持を受けなかった寺田氏の事実上の一騎打ちとなった。投票率は73.34%で前回を3.82ポイント上回った。
 この度の選挙戦は、自民党が党総務会長・村岡兼蔵氏の長男を担ぎ出し、橋龍・野中・古賀・小泉・神崎・扇など大物から小物まで、大量50人の有名人を中央から呼び寄せ、自民対非自民、国対地方の総力戦の様相が鮮明となったが、県内69市町村中、寺田氏は62市町村を制し、地滑り的な圧勝で再選を果たした。村岡氏は地元の本荘市・由利郡の7市町村で寺田氏を上回ったのみ。
 今回の選挙で県民は、一期4年間の寺田氏の実績を評価し、県議会の多数を占める自民党県議団の知事との対立を“知事いじめ”と見て、明らかに自民党にNOを突きつけた格好。
 今回の県知事選挙の大敗は、自民党総裁選挙、今夏の参院選にも大きな影響を与えそう…

鷹巣町 71.10% 森吉町80.49% 合川町79.89% 阿仁町84.43% 上小阿仁村83.40%
寺田典城    7,730    3,143    3,380    2,072    1,581
村岡兼幸    4,639    1,859    1,705    1,021      739
奥井淳二      443      207      249      127       75

4月15日 前田郵便局で押し花展

 森吉町の前田郵便局ロビー(明石豊彦局長)で、町内女性グループの出品による押し花展が開催され、四季折々の草花が時計やキャンドルスタンドなどにあしらわれ、利用客の目を楽しませている。
 展示しているのは、米内沢と前田の押し花サークル(花工房・三浦孝子主宰)に籍を置く女性メンバーが制作した作品で、好評により昨年に続いての開催。
 作品は時計、壁掛け、キャンドルスタンド、クリスマスカード、ブローチ、額など約50点。作品に用いられている植物は、かすみ草やパンジー・紫陽花など様々で、天然の色や風合いをそのまま封じ込めており、色鮮やかな出来栄え。同展は25日まで。

4月14日 森吉町まちづくりアンケート

 森吉町は、21世紀のまちづくり指針となる「新総合発展計画(後期分)」策定に向け、実施した町民アンケート結果をまとめた。アンケートは、新総合発展計画後期分の策定に絡み、町の将来などについて広く町民の考えを反映させようと実施した。町内の成人300人を対象に地区別、年代別に無作為抽出、181人(男性86人、女性95人)から回答を得た(回収率60.3%)
 町の現状についての満足度調査で最も多かったのは「自然の豊かさ」で、「満足」「やや満足」合わせて54%。次いで「消防救急体制」、(同27%)「病院の利便」(同19%)と続いた。半面、「やや不満」「不満」のトップは「就職」(雇用環境)で62%、以下「通勤の利便」(同51%)、「買い物」(同50%)、「ごみの収集」(同47%)などだった。
 町のイメージで最も多かったのは「豊富な自然」で、7割以上が回答。次いで「農業と林業」、「医療の充実」、「観光」と続いた。
 今後の町づくりにどのような基盤整備が重要かでは、「福祉施設」が最も多く、以下「上・下水道」、「道路網」、「公園、広場」などの順。「インターネットなどの情報基盤」は15%強にとどまった。
 子育ての環境づくり推進については、「乳児保育、延長保育、一時保育など多様な保育サービスの充実」と答えた人が50%で最も多く、次いで「子育て支援センターの充実」(18%)、「育児休暇取得への啓発」(16%)の順。高齢者の健康・生きがいづくり対策に必要なものは「経験と技術、知識を生かせる労働の場の提供」が最も多く、農山村地域の活性化を図るための施設整備では「農林産物直売所」がトップだった。
 町が推進している生涯学習について今後どのような内容を学習してみたいかでは、「コンピューター・パソコン等情報機器の操作技能取得」が最も多く、4割近い人が回答。以下「健康に関する学習」、「趣味の学習」などと続いた。町の活性化施策で重点的に進める必要があるものは-の質問では、「企業の誘致」「商工業、地場産業の振興」「生活環境の整備」「観光」などが上位を占めた。
 市町村の広域連携についての意見では、「あらゆる行政事務を広域で取り組んだ方が効率的」と答えた人が33%で最も多く、「一部の事務の範囲を広げ、広域的な連携を進めるべき」(30%)をわずかに上回った。「広域的な連携はしなくてもよい」という回答も2%あった。
 このほか、意見、要望では「一日も早く学童保育を実施してもらいたい」(20代、女性)、「若者が安心して働ける場を」(50代、女性など)、「新しい町の名物開発を」(20代、男性)、「森吉独自の特色ある行政(特に観光)にこだわってほしい」(40代、男性)などの声が寄せられた。

4月13日 米高へニュージーランドから留学生 (当サイト、12/15既報)

 森吉町の県立米内沢高校(小玉徳征校長)にニュージーランドから男子生徒が留学、米高生とともに勉学に励んでいる。来日したのは同国立アッシュバートンカレッジ(高校)のネイスン・グレコー・マケンジー君(16)。同校の日本語学科教諭が電子メールで生徒の留学を打診したのを契機に、実現した。10日から1年生のクラスに入り、日本語の習得に励んでいる。
 留学のきっかけとなったのは一通の電子メール。森吉町のホームぺージに昨年12月上旬、「教え子の男子生徒を10ヵ月間、米内沢高校に無料で留学させてほしい」という内容のメールが届いた。
 メールの送り主は、ニュージーランドの高校で日本語を教える石田卓立さん(教諭)で、「私の生徒が来年、日本で日本語を勉強したいという。米内沢高校に無料で通わせていただけませんでしょうか。併せて無料で泊まれるホームステイ先も探していただければ幸いです」と言う内容だった。
 石田教諭の夫人・房子さんが大館市出身で、上小阿仁村の小学校で教員として勤務した経験があることなどから、森吉町のホームページを見つけ、留学を打診したものだった。
 “全く前例のないこと”だったが、町では数度のメール交換の後、米内沢高校や県教委高校教育課などと協議の上、受け入れを決定。「聴講生」扱いで授業料は免除となり、同校に通う男子生徒(3年)宅にホームステイしながら、来年1月まで同高に通うことになった。
 当初の希望者はネイスン・グレコー・マケンジー君ではなく、ラファエル・ガートナー君(17歳)で、ラファエル君は本来であれば未だ在学中の年齢だが、小学生の時に成績優秀で飛び級したため来年の13年生を迎える前に高校の課程を修了。進学先の大学も既に決まっており、入学までの10ヶ月余りを日本語の勉強に充てたいと言うものだった。しかし留学直前になって、予定を早めて大学へ進学することになり、アッシュバートンカレッジが代役を探したところ、ネイスン君が応募、来日することになったと言う。
 登校初日は「歓迎集会」が開かれ、全校生徒を前に日本語で自己紹介したというマケンジー君。森吉町について「景色や自然がとても気に入った」と話し、「日本の文化に興味がある。友達やホストファミリーとの交際を通じ、早く日本語をマスターしたい」ときっぱり。
 サッカーやバレーボール、ゴルフ、フェンシングなど大のスポーツ好きで、特にサッカーはニュージーランドのU-16(16歳以下)同国代表候補にまでなった実力の持ち主。1年ほど前から始めた「バグパイプ」を持参し、「いつか全校生徒の前で吹いてみたい」と目を輝かせている。 

4月12日 小林前助役が出馬表明 阿仁町長選

 阿仁町前助役の小林精一氏(66歳、同町銀山字下新町)は10日、6月19日告示、24日投開票の阿仁町長選に立候補することを表明した。同町長選に向けては同町出身の県議や地元町議らの名前が挙がっているが、正式に出馬表明したのは小林氏が初めて。
 町開発センターで会見した小林氏は「これまで3回策定された町開発基本構想に2度かかわってきた。その中で描いてきた阿仁の将来ビジョンを実現するため、骨を折ってみたい」と抱負を述べた。
 町の課題については過疎、高齢化、商工業低迷、若者定着のための雇用創出を挙げた上で「農業と林業をしっかり守りながら観光で補完する産業構成を目指す。県内一の高齢化率の町として福祉も充実させる。この4つを柱に施策を進めていきたい」と抱負を述べた。現町政については、福祉施策を評価しながらも「踏襲ではなく、独自の発想で取り組みたい」とした。
 小林氏は町商工観光課長、収入役を経て9年8月から第二助役を務め、町長選出馬に向けて3月末で退任した。

4月11日 雪消えと共に空き缶が目立つ

 山地を除けば平地ではほとんど雪が消えた。しかし雪消えと共に目立つのが、沿道に捨てられた空き缶や空き瓶の無様な残骸。大方、車窓からポイ捨てされたものだろうが、雪によって隠されていた分だけ余計目立つ!
 これは鷹巣・阿仁部や秋田県内の問題のみではなく、全国的な問題のようである。日本は先進国・経済大国と言われて久しいが、マナーやモラルが欠如した文明国というものはあるのだろうか?
 「捨てる人」より、「捨てられたことを憂う人」の方が多い筈。みんなで美化に努めよう!

4月10日 ウグイス初鳴き!(9日9:52) 

 9日も好天、なんと24.5℃を記録。もちろん今年の最高気温!従って花粉の飛散も最盛期を迎えた。今日10日の最高気温も24℃の予報。
この陽気に誘われて昨日、ウグイスが鳴き出した。平年より3日早い(私の過去29年間の定点観測)
 ウグイスは留鳥(禁鳥)で、低地から高山帯に生息し、秋田の低地では4月初旬〜中旬に鳴き始めるが、毎年この時期に2〜3日程連続して、高温(15〜16℃)が続くと鳴き始める。多分、太陽の高さ・日照時間・積算温度等の環境因子が、ウグイスの体内時計を起動させるのだろう…
 過去の6年間の初鳴きは、平成12年が21日、11年は16日、10年は8日、9年は14日、8年は16日、7年は21日でした。

4月9日 Spring has come! 

 Spring has come! 春が来た、山や野は未だだが、里に来た。昨日は気温がグングン上がり、今春2回目の20℃を記録。三日連続の好天でやっと春の気配となった。今日も20℃の予報で、暑くなりそう。
 我が家のフクジュソウはこの陽気で一気に開花した。フクジュソウの開花は平成12年が18日、11年は18日、10年は5日だった。
 また今年のエゾシロチョウの初見日は5日だが、平成12年が10日、11年は16日だった。更にペチペチの飛来は、昨年が12日、今年は7日なので、寒い冬だった割には、今のところ生き物の生態的な遅れはない様に思われるが…

4月8日 5教科平均は289.4点 13年度県内公立高校入試

 県教育委員会は6日、13年度の県内公立高校入試の抽出調査結果(速報)を発表した。5教科合計
(500点満点)
の平均は289.4点で、前年度に比べ3.2点アップした。教科別平均は社会が前年度を
6.0点上回ったが、数学は6.5点下回った。数学は過去20年で最低。調査は全日制課程の一般入試受験者9954人のうち、約5%に当たる508人を抽出して行った。
 教科別平均点で、前年度と比べ10点以上の増減があった教科はなく、国語は2.5点、理科は1.3点上がり、英語は0.1点下がった。県教育庁高校教育課は「社会は時事問題への関心の高さがうかがえた。数学は関数と図形を関連させた問題など、いくつかの領域を関連付けて問う問題で弱さが見られた」としている。
 同課は「合計得点の平均が275点から325点内に収まるよう問題を作成しており、目標の範囲内だった」と総括した。

【国語】70点台が全体の31.3%で最多。現代文の読解では、文章を部分ごとにとらえる力は付いて
     いるが、文章の全体像や組み立てを的確にとらえる力が不十分だった。古文は内容を把握す
     る力が不十分。
【社会】50点台が20.1%で最も多かった。基礎的な知識・理解を問う問題、思考力や判断力を問う
    問題の正答率が低かった。論述問題は書く力が身に付いてきている。
【数学】40点台が19.4%と最多。基本的な計算問題は解けていた。問題文をよく読んで条件を整理
    しながら解くこと、文字を使って数理的な処理をすることに弱さが見られた。
【理科】40点台が17.6%で最も多かった。科学的な思考を連続させていく力が十分でないケースが
    多く、化学式や化学反応式の理解も十分ではなかった。
【英語】80点台が19.3%と最高。全体的に聞く、話す、読む、書くの4つがバランスよく身に付いて
    いた。文章に込められた気持ちや意味を読みとる力を養う必要がある。

4月7日 新信号システム 視覚障害者を携帯機と信号で誘導

 鷹巣町で5日、交通信号機と携帯端末機により、お年寄りや目の不自由な人を安全に誘導する「歩行者等支援情報通信システム(PICS)」の運用が開始された。同町が国の「歩いて暮らせる街づくり」構想のモデル地域に指定されたのに伴いシステムを導入。午後1時から、げんきワールドで開始式を行った後、目の不自由な人やお年寄りたちがさっそく商店街でシステムを体験した。
 同システムは、国の経済新生対策「歩いて暮らせる街づくり」モデル構想に基づいて警察庁が試験的に全国20都市で実施。
 信号機に赤外線発光部、アンテナ、スピーカーなどの装置を取り付け、歩行者が携帯端末を持って近づくと、携帯端末が交差点名、方向、信号の状態などを音声で知らせる。町内のJR鷹ノ巣駅周辺16ヵ所とケアタウンたかのす周辺4ヵ所の計20ヵ所の交差点に設置した。携帯端末機を40個用意して、主に町が管理。目の不自由な人などに長期(一年)にわたって貸し出す。
 運用開始式で岩川町長は「これを機会により安心で安全な街づくりを追求していきたい」とあいさつ。引き続き出席した北秋盲人会員一人ひとりに携帯端末機を受け渡した。
 支援情報通信装置を設置した20ヵ所の交差点のうちJR鷹ノ巣駅前、秋田銀行鷹巣支店前、横町の3ヵ所は特殊な白つえが置かれ、つえに張り付けた反射テープを感知すると、歩行者支援メッセージが流れる装置も付いている。北秋盲人会と町老人クラブ連合会の会員らが2ルートに分かれ駅前の商店街でシステムを体験した。

4月6日 山村留学制度「まとび学園」に6人

 合川町の山村留学制度「まとび学園」第9期生の入園祭が3日、同町鎌沢の学童研修センターで行われ、県内外からの留学生6人が山村生活に向けて決意を新たにした。
 9期生は伊東諒太君(北海道、中学2年)、津田真一朗君(愛知県、同)、佐藤正章君(秋田市、小学6年)
新垣和音君(沖縄県、同)、谷地洸太君(東京都、同)、白柳実紗さん(東京都、小学5年)の6人。
 このうち小学生4人は昨年に続き2年目、伊東君は3年目の留学生活で、津田君は今期からの参加。
 式典には留学生の保護者や町関係者、ホームステイの受け入れ農家、通学先の合川南小教諭ら約
30人が出席。学園長の金田陽太郎町長が「自然の中でいろいろなことにチャレンジし、行動力や想像力を身に付けてください」と歓迎の言葉を述べた。
 続いて、保護者とともに紹介された留学生たちが「リーダーシップを発揮したい」「身の回りの整理整頓をしっかりやりたい」などと抱負を語った。
 平成5年に始まった山村留学制度は1期を1年とし、留学生は寮生活とホームステイを半月ごとに繰り返しながら地元の小中学校に通学。周辺の川や畑、キャンプ場などで自然体験を積んだり、町内の伝統行事に参加する。

4月5日 十和田湖の遊覧船運航再開

 十和田湖に春の観光シーズンの幕開けを告げる遊覧船の運航が、1日から再開された。国立公園十和田湖の観光名物となっている遊覧船の今シーズンの定期便は「休屋〜子ノ口」と休屋発着の「中の湖」の2コース。「休屋〜子ノ口」コースは11月まで、「中の湖」コースは来年1月31日まで運航。2月には「十和田湖冬物語」に協賛した湖上遊覧も行われる。
 運航再開初日は午前9時45分休屋発を皮切りに、計11便が御倉半島、中の湖、中山半島などを巡航、地元の観光事業協会、観光婦人部会の関係者や児童らが休屋桟橋に到着した一行を出迎え、春の到来を祝った。
 遊覧船の運航はこのあと、本格的な観光シーズンを迎える大型連休に向けて増便、15日からは中の湖コースも再開される。

4月4日 園生がパチンコを楽しむ

  先月31で閉店した上小阿仁村沖田面のパチンコ店「大鵬」が2日、同村の知的障害者更生施設「友生園」の入所者を招待した。ホールには一般遊戯台から最新の確率変動台まで62台あり、いずれの遊戯台もくぎ穴を広く開けて大開放した。
 入所者達は無料で貰った玉を持って、思い思いの台に座ってパチンコに挑戦。1時間あまりの間に数箱を積み上げるベテランから初体験の人までいて、めまぐるしく変化するリーチに興奮。ジュースなどのサービスを受けながら約2時間遊んだ。自閉症であまり他人と話さない人も、開放的になるなどの効果もあったと言う。

4月3日 県人口、前月比550人減(3/1現在、県情報統計課)

県人口1,187,578人(前月比 550人減、♂563,491、♀624,087)  

 自然動態…△315人(出生666人、死亡981人)
 社会動態…△235人(転入912人、転出1,147人)
 世帯数…390,005世帯(前月比 69世帯増)
この一年間の累計…△5,506人(12,3,1〜13,2,28)
 自然動態…△2,725人(出生8,972人、死亡11,697人)
 社会動態…△2,781人(転入18,981人、転出21,762人)

4月2日 秋田エアポートライン無料開放

 秋田空港と県中央公園の西側を走る淀川河辺有料道路(県道秋田御所野雄和線、通称・秋田エアポートライン)が4月1日から無料開放となった。料金徴収期間は当初、開通日の1983年6月23日から2008年3月31日までと定められていたが、今年8月の秋田ワールドゲームズ2001の開催に合わせ、空港や中央公園へのアクセスを円滑にしようと、7年前倒しの無料開放に踏み切った。これで、県の有料道路事業はすべて終わったことになる。
 県企画業務課によると、淀川河辺有料道路は、81年に秋田空港が現在地に開港、県立中央公園がオープンしたのに合わせ、2年後に開通した。完成時は、1999年度までに約2800万台の利用を見込んでいたが、実際は約447万台と約16%にとどまった。最近5年間での平均利用台数は約33万2000台となっている。
 料金徴収期間は建設省
(現・国土交通省)によって2008年3月末までとされた。しかし、県では95年ごろから、県民の要望などをもとに、無料開放が検討され、ワールドゲームズ開催を契機に、国から無料開放の許可を得た。整備が進められている日本海沿岸東北自動車道の河辺インターチェンジや、空港周辺を走る道路と機能の連携を図り、交通の流れをスムーズにしたい考えだ。
 県は淀川河辺有料道路のほか、過去に7路線の有料道路を運営していたが、これですべて無くなった。

4月1日 知事選告示、三つ巴戦確定

 任期満了に伴う知事選は29日告示され、4月15日の投票日へ向け選挙戦がスタートした。立候補したのは、届け出順に、政党役員の奥井淳二氏(48、共産新)、元日本青年会議所会頭の村岡兼幸氏(43、自民・保守推薦・新)、寺田典城氏(60、無現)の三人。三陣営とも秋田市内で第一声を上げ、支持を訴えた。
 前回(9年)の食糧費問題のような大きな争点はないが、21世紀最初の選挙で今後の県政を方向付ける重要な意味を持つ。民主、社民の支援を受けた寺田氏に、自民、保守の推薦を受けた村岡氏、共産の奥井氏の二人が挑む。
 三人の中で出馬が一番早かったのは現職の寺田候補。昨年9月25日の県議会本会議で再選へ強い意欲を示した。その後、若手経営者などから要請を受けた村岡氏が、10月27日秋田市内のホテルで起意表明。知事選に柔軟な姿勢を見せていた共産は、今年に入って独自候補擁立に傾き、1月22日奥井氏が立候補を表明し、三つどもえとなった。
 告示が近づくにつれ、舌戦が熱気を帯び、寺田陣営は「自民党県政奪還というが、それは県政を食い物にしたい、昔に戻そうということ。県民が許すわけがない」と主張。村岡陣営は「聞く耳を持たないという独善が県政を迷走状態に陥らせている。県議会との対話を軽視している」と批判。奥井陣営は自民党に対し、大型開発の失敗を重ね、県財政を圧迫したと批判、寺田県政については自民党の大型開発を引き継いでいると疑問を呈し、それぞれ支持者に訴えてきた。
 三陣営とも午前8時半に届け出をしたあと、事務所前で第一声を上げ、選挙戦に突入した。
 奥井候補は、大型開発の優先をやめ、暮らしを応援する県政をつくる、と強調。村岡候補は、経済活性化のために全力を尽くす、と決意を表明。寺田候補は、日本一透明性のある県政を目指す、と訴えた。
 投票日は4月15日で即日開票される。三陣営とも北鹿入りするは4月上旬の予定。
 県選挙管理委員会は28日、選挙時登録有権者数をまとめた。同日現在、県内の有権者数は97万432人。内訳は男性45万5098人、女性51万5334人。3月2日の定時登録者数より418人、9年の前回知事選時より6553人それぞれ増加した。


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