2003,10,14掲載 | 今週の話題バックNo.63 |
2002,9,1〜9,30 |
2003北緯40度秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソンが28日、角館〜鷹巣間の国道105号で行われ、全国から集まった鉄人ランナー1497人が健脚を競った。沿道では地域住民やボランティアが声援を送って激励。昼過ぎから一時、激しい雨に見舞われたが、懸命に走る選手に地元住民は温かい声援を送っていた。100`の部は1235人、50`の部262人がエントリー。今回から正式採用となった障害者ランナーは、聴覚障害4人、視覚障害3組が申し込んだ。順位は以下の通り。
100` 男子 100`女子
1 石井茂男(岩手) 7:32’02 1 阿部朋子(東京) 8:37’54
2 橋本信彦(神奈川) 7:41’26 2 小野恭子(神奈川) 9:07’15
3 山口忠久(神奈川) 7:45’48 3 河辺幸子(東京) 9:28’54
4 田中庸喜(埼玉) 7:57’23 4 秋田秀子(秋田) 9:39’12
5 斉藤義之(神奈川) 8:00’51 5 松本秀香(神奈川) 9:42’22
6 道畑 誠(岩手) 8:02’13 6 小西紀江(青森) 9:44’52
7 大神田和志(東京) 8:04’33 7 小黒ミホ子(東京) 9:46’10
8 藤森和彦(東京) 8:04’47 8 中田すみ子(千葉)
9:47’45
9 斉藤哲夫(埼玉) 8:08’18 9 半田祐子(大阪) 9:51’52
10 淀川昌之(秋田) 8:26’02 10 島崎智香子(千葉) 9:55’46
50` 男子
50`女子
1 野呂康一(秋田・阿仁町)3:14’48 1 大石祐子(秋田・大館市)4:23’01
2 佐藤多喜生(秋田) 3:25’15 2 菅原圭子(秋田・比内町)4:28’08
3 影山源也(宮城) 3:29’19 3 松淵久美子(秋田)
4:53’33
4 高橋清志(神奈川) 3:43’34 4 飛田君栄(岩手) 4:59’09
5 柴田公久(秋田・比内町)3:53’21 5 勝又由香(東京) 5:17’45
6 岩谷洋次郎(秋田) 3:58’58 6 篠村照子(岩手) 5:18’07
7 秀間時男(埼玉) 4:00’51 7 櫻庭俊子(秋田・大館市)5:26’10
8 鈴木貴尋(茨城) 4:02’07 8 大石恭子(秋田・鷹巣町)5:29’22
9 佐藤晴樹(秋田) 4:06’14 9 雨宮美代子(神奈川)
5:31’56
10 堀江正二(茨城) 4:06’56 10 高澤和子(東京) 5:33’54
鷹巣町の高齢者福祉施設「ケアタウンたかのす」を運営する財団法人「たかのす福祉公社」の不明朗な会計管理に疑惑が浮上しており、町議会で公社理事長の岸部陞町長は「理事会(理事13人)と協議の上、改善策を示す」と報告したが、公社改革をめぐり町長と他の理事の軋轢が予想されることから、26日の町議会で山内清種議員(与党)が地方自治法に基づき検査権のある調査特別委員会(地方自治法第110条)設置の動議を提出。起立採決の結果、13対10の賛成多数で決めた。
同公社をめぐっては、25日の町議会全員協議会で公開された業務改善調査報告で、調査委員4人中3人が「資料の提出を求めても拒否された」「会計管理や業者との取引がずさん」などと訴えた。このため議会内に、徹底した調査を求める声が高まっていた。
たかのす福祉公社調査特別委は次の通り(◎委員長、○副委員長)。
◎簾内順一(公明正大クラブ)、○山内清種(無会派)、中嶋洋子(中光信)、佐藤勘重(新風会)、武藤忠孝(清流会)、佐藤重光(中光信)、吉岡興(公明正大クラブ)、中嶋力蔵(清流会)。調査内容など細部は今後決める方針。簾内委員長は「年内には結論を出せるよう調査を進める」と語った。
全国でビジネスホテルを展開する「ルートインジャパン株式会社」(本社東京、永山勝利社長)が、大館市大町に出店計画を進めている。同社の県内出店は秋田市の「ルートイン秋田」に次いで2店舗目。
計画によると、「ルートイン秋田大館」(仮称)の建設予定地は、同市大町商店街にある旧金沢寝装跡地など。敷地面積5300uで同市の金沢不動産(金沢敏夫社長)が総事業費7億4千万円をかけて建設。ルートイン社に25年契約で賃貸する。11月上旬に着工し、来年6月開業を目指す。
ホテルは鉄筋8階建て延べ床面積は2750u。1階にレストランや男女大浴場、ロビー、2〜8階部分が客室となる、部屋数はシングルをメーンに126室(147人収容)。価格は1泊朝食付きで5700〜6500円となる見込みで、シティーホテルとビジネスホテルの中間に位置するホテル。客室の稼働率は80%を目指す。従業員は20〜25人を地元採用する予定だという。
また、すでに建設が進められている飲食店ビルは、2階建て延べ床面積784u。1階部分に全国チェーンの焼き肉店と焼き鳥店が入居、10月16日に営業を開始する。ホテルと飲食店ビルの敷地内には125台分の駐車スペースが確保される。
10月1日付けの森吉町人事異動が、25日内示されました。( )内は現職。
◎教育委員会公民館長兼公民館係長 桜庭博志(教育委員会事務局長兼給食センター所長)
◎教育委員会事務局長兼給食センター所長 高橋吾郎(介護福祉課長兼前田保育園長・国保診療所事務長)
◎介護福祉課長兼前田保育園長・国保診療所事務長 三浦宏幸(出納室長)
◎出納室長 竹田勇人(議会事務局長)
◎議会事務局長 赤石利法(水道課主席課長補佐兼水道係長)
◎農林課課長補佐兼農政係長 佐藤澄夫(教育委員会公民館長兼公民館係長)
◎鷹巣阿仁地域任意合併協議会事務 金義孝( 農林課課長補佐兼農政係長)
◎鷹巣阿仁地域任意合併協議会事務 石崎賢一(企画観光課企画調整係長兼統計係長)
◎水道課水道係長 成田嘉彦(総務課管財係長)
森吉町敬老式は25日11時から町総合スポーツセンターを会場に開催され、生憎の雨にも関わらず大勢のお年寄りが参加して開催された。今回の敬老式の該当者は、75歳以上の1247人。そのうち650人ほどが参加、中には高齢者と思われない程、元気なお年寄りもいた。
今回初めて敬老の仲間入りした75歳144名を代表して北林リツさん(大町)に記念品(温泉入浴券)、85歳42人の代表の渡辺惣助さん(大渕)には赤いちゃんちゃんこ、88歳33人の代表には磯谷仁三郎さん(新町)には鳩杖を、それぞれ松橋町長から贈られた。また85歳以上の299人には敬老祝い金が贈られる。
なお98歳以上の高齢者は8人いるが全員老人施設入所者で、101歳、102歳がそれぞれ2名づつ居るという。
県美術工芸協会主催の第1回全県公募展の審査会がこのほど、秋田市のアトリオンで開かれ、森吉町の佐藤信子さん(役場職員、同町鶴田)が県美術工芸協会奨励賞新人賞を受賞した。
これまで会員相互の親睦と研鑽のため、年1回の展示会を開いていたが、今回は県民から広く作品を公募し、県の工芸美術文化の向上を図ろうと作品を募ったもの。
公募展には全県各地から陶芸、木工、手工芸などが出品され、大館北秋田関係では佐藤さんのほかに、松橋えみ子さん(大館市)が県知事賞、桑山雅子さん(大館市)が秋田市長賞、小坂靖子さん(田代町)がNHK秋田放送賞、畠山みどりさん(鷹巣町)がABS秋田放送賞を、それぞれ陶芸で受賞した。全県公募展の展示は、25日まで秋田市のアトリオンで開かれている。
「太平湖小又峡紅葉まつり2003」は、来月1日太平湖グリーンハウス前駐車場を会場に開かれ、31日まで開催される。太平湖遊覧船から望む色鮮やかな紅葉と森吉山との対比や、小又峡の陰影が重なり合う広葉樹の紅葉と瀑布のコントラストが絶景だ。
まつり期間中の4日は、森吉町国際交流員のアラン・ロイストンさんを1日船長に委嘱するほか、4日と5日には先着10人に粗品をプレゼント。また期間中の日曜、祝日はナメコ汁無料サービスデー。土曜、日曜、祝日は特産品・旬の幸販売コーナー開設。8日、9日は第1便の太平湖遊覧船に「もりよし山の案内人」が同乗し、太平湖・小又峡を案内する自然観察会。12、19日は歩く大走査線「宝さがしゲーム」。期間中を通して小又峡ウオークラリー、と今年も盛りだくさんの内容。ちなみに、昨年のまつりには6,700人余が訪れた。
一方、阿仁のゴンドラで360度の壮大な紅葉パノラマを堪能する「森吉山・紅葉観賞」は、10月1日から19日まで。森吉山阿仁スキー場〜森吉山山頂駅の運行区間から見渡す広葉樹の紅葉と針葉樹のコントラストは見事で、今年も6人乗りのゴンドラが家族や友人同士などのグループで大いに賑わいそうだ。運行時間は午前9時〜午後3時半までで、各30分。上り最終は午後3時、下り最終は同3時半となっている。
1週間前までに予約すれば山の案内人が、森吉山「花の百名山」や奥森吉、奥阿仁の名瀑群とブナの森を案内する。問い合わせは森吉町企画観光課(電話0186-72-3112)、阿仁町観光協会(同82-3300)へ。詳細はこちらへ
大相撲の十両、豪風(森吉町出身、24歳、尾車部屋、本名成田旭)が、秋場所千秋楽(両国国技館)で初優勝を決めた。優勝インタビューで豪風は「内容はよくなかったが、勝ててよかった。今場所は全体を通じてリラックスして相撲が取れた」と喜びを語った。
豪風は鷹巣小学校の1年生で相撲を始め、森吉中学校時代は柔道部(森中には相撲部がない)、金足農業高で相撲部に入部。中央大4年生の時、全国学生相撲選手権大会で優勝し、卒業後、「体が小さいから」という家族の反対を押し切り、尾車部屋に入門した。
身長172a、体重144`。02年夏場所で初土俵を踏み、同年の秋、幕下付け出し力士としては史上最速タイの速さ(所要2場所)で十両に昇進したが、初の幕内昇進を果たした今年春場所3日目に右膝などを負傷。十両落ちした夏場所も全休したが、先場所は9勝6敗と勝ち越した。今場所は13勝2敗。
阿仁町が19年秋田わか杉国体のアーチェリー競技会場の候補として挙げた同町内の2つの既存施設について、全日本アーチェリー連盟は20日、都内で理事会を開き、「狭くて両施設での開催は極めて困難」と判断した。
今回、同連盟が開催困難と判断したのは町民グラウンドと河川公園の2施設。20レーンから12レーンに減らしてスペースを確保すると、阿仁町にだけ「特例」を認めることになり、既に準備を進めている他の開催地に影響を与えるという。また、12レーンで競技スペースを確保したとしても、観覧席やテントの設営、記録室などの必要な設備が会場内に収まらないという。
浜田章町長は「町で開催される可能性は絶望に近くなった。ずるずると判断を延ばすことはできない」と話す一方、県国体準備室は町が当初、十分なスペースを確保できるとして候補に挙げ、同連盟が現地視察して「適地」と判断した吉田地区の町有地などを念頭に置き、「整備費用を抑えて会場にするなど、対応策はまだある」として、「町に開催をあきらめないよう伝え、今後も協議を続けたい」としているという。魁紙
阿仁町の9月定例議会は19日、最終本会議を開き、決算特別委員会に付託していた14年度決算(一般会計および特別会計)13件のうち12件を認定、一般会計を不認定とした。旧畜産公社の負債問題で損失補償金7,857万円を計上しているため。
決算審査特別委員会(吉田仁吉郎委員長)は不認定の理由を「担当職員の調査不足で町に損害を与えたことについて、当局は町民に対する説明責任を果たすべきだ」と報告。本会議でも簡易採決の結果、賛成多数で不認定とした。これを受けて、菊地忠雄議員が同公社調査特別委員会の設置を発議。賛成多数で可決した。
旧畜産公社問題は、公社が解散した際、町が公社の負債を肩代わりして返済したが、町側の認識不足から13年3月に公社清算人への債権請求権が時効となり、町の請求権が消滅した。
町当局が“町の請求権が消滅した”事実を明らかにして以来、町議会は今まで何のアクションも起こさなかったが、議員任期があと1ヵ月と迫り、改選期日も来月14日告示と差し迫ったこの時期に「同公社調査特別委員会を設置」したのは如何なる理由だろうか?
7月末に同町内の住民団体「町政を学ぶ会」が、「この問題に対するこれまでの町の説明は不十分で疑問が残る」とし、町と町議会に対して経緯の詳細や今後の対応などについての説明を求める公開質問状を提出したことから、選挙戦での住民非難を考慮して、設立となったのではないかなぁ?
去る6日から11日間の日程で開催されていた森吉町議会9月定例会は、19日本会議を再開、上程された全議案を可決・認定して閉会した。
注目の前田小学校建設に関わる基本設計料は、審査を付託された教育民生常任委員会では5対1の多数決によって減額修正されたが、本会議では同修正案の賛成者が6人にとどまり、賛成少数で否決され、当局原案どおり全予算が可決された。
教育民生常任委員会では3月の当初予算でも、前田小学校建設関連予算を全額削除し、今回の減額修正は2度目のこと。今回否決になれば、前田小学校建設が事実上不可能となることから、前田地区の自治会長やPTA関係者・地域住民らが傍聴席に着き、緊張した雰囲気の中で審議を見守ったが、原案可決となり、学校建設に議会からもゴーサインが出たことから、一同安堵した様子だった。
調査地点 | 用途別 | 1u価格 | 前年価格 |
鷹巣町宮前町105 | 住宅地 | 350 | 360 |
栄字前綱104-9外 | 住宅地 | 295 | 300 |
鷹巣字南中家下34-3 | 住宅地 | 275 | 280 |
七日市字根木屋敷岱146-2 | 住宅地 | 64 | 65 |
鷹巣字小中岱95-1 | 宅地見込み地 | 110 | 118 |
材木町181 | 商業地 | 900 | 1,000 |
綴子字田中下モ10外 | 準工業団地 | 240 | 250 |
森吉町小又字下川原147 | 住宅地 | 113 | 118 |
米内沢字柳原14-3 | 住宅地 | 140 | 143 |
米内沢字伊勢ノ森26-1 | 住宅地 | 122 | 125 |
米内沢字寺ノ下7-6外 | 商業地 | 200 | 210 |
合川町木戸石字才ノ神岱230 | 住宅地 | 37 | 38 |
川井字五郎左エ門田ノ沢8-5 | 住宅地 | 103 | 105 |
川井字松石殿1-115 | 住宅地 | 90 | 93 |
新田目字大野48-1 | 商業地 | 200 | 205 |
阿仁町水無字畑町東裏159-7 | 住宅地 | 54 | 55 |
比立内字前田表6-4 | 住宅地 | 45 | 46 |
銀山字上新町48-2 | 住宅地 | 84 | 86 |
銀山字下新町119-32 | 商業地 | 118 | 119 |
上小阿仁村仏社字羽立台63 | 住宅地 | 37 | 38 |
小沢田字小沢田9-2 | 住宅地 | 58 | 60 |
小沢田字向川原69-4 | 商業地 | 107 | 110 |
森吉、合川両町に住む60〜80代の女性9人が栽培が禁止されているケシの花(ソムニフェルム種)を庭先などに植えていたことが分かり、森吉署は近く、あへん法違反(ケシ栽培)の疑いで地検大館支部に書類送致する。
新聞報道によると9人は昨年秋頃、自宅敷地内や畑にケシの種子をまき、ことし6月下旬頃まで1人当たり約10〜500株のケシを栽培したと言うもの。栽培面積は9人合わせて約600u、約1600株(最多で、一人470株もあった)。今年6月下旬、警ら中の同署員が民家の庭先に咲くケシを発見。入手先などを捜査した結果、友人から友人へと種子を分け合って、結果的に9人が栽培していたことが判明した。
9人はいずれもケシの花とは知っていたが「栽培が禁止されている種とは知らずに観賞用として栽培していた」ようだ。
鷹巣町の9月定例議会は会期を26日までの11日間と決め16日開会した。初日の人事案件で、前任者の辞任で空席となっていた助役は、無記名投票の結果、賛成17票、反対6票(うち白票3)の賛成多数で恵比原脩氏(鷹巣町綴子字佐戸岱11,73歳)の選任に同意した。
人事案件のうち助役の選任は、現町長就任前日の5月12日に岩谷利男助役が約1年4ヵ月の任期を残して辞任し、以来空席となっていたもの。今定例会に岸部町長が提案した恵比原氏は、岩川前町長が小学校時代の恩師である同氏に強く要請し前町長1期目の平成3年6月から任期満了までの4年間、助役として町長の"女房役"を務めた経緯がある。
しかし岸部氏対岩川氏の一騎打ちが繰り広げられた今年4月の町長選挙で恵比原氏は、岸部陞氏の後援会長を務めるなど中核的な役割をなしていた。同町は、県北地方屈指の「政争の町」として知られ、前町長時代は議会が開会される度に紛糾した経緯があり、同町議会が助役選任案件に素直に同意するかどうか注目されていた。
今回の助役人事案件は、今月30日に鷹巣阿仁地域任意合併協議会が設立されるにあたり、これに加わる顔ぶれを26日までに届け出なければならず、助役をこの協議会に加えたいとの意向から初日提案に踏み切ったと言う。
任期満了(10月31日)に伴う阿仁町議会議員選挙は、10月14日告示、同19日投開票の日程で行われる。告示まであと1ヵ月に迫った現在、現職は4人が勇退し、10人が立候補する予定。これに対して元職と新人の合わせて4人が出馬の意向を示している。
現在のところ立候補を表明しているのは、現職では梅邑長之助(76)、山田賢三(76)、工藤敏雄(65)、泉一雄(63)、鈴木謙一(66)、柴田誠(59)、月居博明(55)、松橋隆(60)、吉田仁吉郎(61)、伊東昇一(61)の10氏。一方、湊勇次郎(73)、高嶋信夫(66)、佐藤時幹(80)、菊地忠雄(63)の4氏は引退を表明している。
新人では、松橋悦治(比立内、59)、中村信一(荒瀬、60)、小林精一(銀山、68)の3氏が既に立候補を表明、元職の山田博康氏(根子、53)も名乗りを上げている。
現段階で立候補を表明しているのは定数と同じ14人で、このままいけば新旧が入れ替わりながらも無投票となる公算も。しかし町内には、この他にも立候補を模索する動きがあるため、無投票になるか選挙戦になるか、今後の動向が注目される。
前回平成11年の選挙は、定数14に対し19人が立候補。最下位当選者と次点の得票差は9票だった。投票率は95.99%を記録した。
9月2日現在の選挙人名簿登録者(有権者)数は3,747人。内訳は男1,760人、女1,987人。
投票は午前7時から町内9ヵ所で行われ、三枚、中村の2投票区は午後6時、残る7投票区は同7時まで。午後8時から、ふるさと文化センターで即日開票する。
@高橋ナヲ(雄勝町、明治30年1月20日生、106歳)
A柳澤鉄之助(鹿角市、明治30年2月2日生、106歳)
B酢屋こん(秋田市、明治30年9月10日生、106歳)
C黒澤ツヤ(鹿角市、同31年8月2日生、105歳)
D佐々木ヲリ(大内町、同31年11月26日生、104歳)
E氏名非公表(同11月30日生、104歳)
F山崎永作(秋田市、同32年3月30日生、104歳)
G石川富(十文字町、同4月3日生、104歳)
H小形哲之助(秋田市、同7月3日生、104歳)
I三浦イヨノ(仁賀保町、同8月8日生、104歳)
日本海を北東に進んだ台風14号の影響で13日の県内は猛暑に見舞われた。今年は冷夏で雨続きだったため、時ならぬ猛暑にグッタリ。最も暑かった象潟町では35.3℃と、今年の最高気温を記録した。秋田市と鷹巣町が32.5℃、横手市で32.9℃。いずれも平年より7〜9℃高かった。夜間も気温が下がらず、おまけに湿度が上がったため、この季節には珍しく一晩中エアコンをつけ放しだった。
また夜になると突風が吹き出し、樹木の枝が吹き飛んだり強い風に見舞われたが、強い雨が伴わなかったため稲の倒伏も心配したほどの被害は出なかった。
寺田服装専門学校(鷹巣町松葉町、寺田ヤシ校長))で、同校閉校後初となる同窓会開催の準備が進んでいる。校舎の一部が来年にも取り壊されるのを前に、企画したもので、11月2日の当日には生徒が製作した作品の一部や開校当時からのクラス写真などを展示する「想い出の部屋」が設置される。
同窓会は、校舎の一部が来春にも一部取り壊されるのを前に、渡辺淑子同窓会長らが中心になって企画。卒業年次やクラスに関係なく、全ての卒業生に参加を呼びかける。同窓会としては、創立40周年以来のこと。
同日は、午前9時から講座受講生の作品展示と恒例のバザーが行われることになっており、卒業生等も見学する。2階には生徒会誌「あすなろ」創刊号をはじめ、昭和26年からの学級写真、各種表彰状などを飾る「想い出の部屋」が設置される。本番の同窓会は午前11時30分からホテル松鶴で行われる。
同校は当時小学校教員をしていた寺田校長が、女性の自立のために女性自身が知識を高め、教養を豊にするには、それを育てる場がなければならないと、昭和26年鷹巣服装生活研究所を設立。昭和28年5月寺田服装学院に改称し、その後数回の増改築を経て41年に労働省の技能検定指定校に、51年4月専修学校の認可を受けて「寺田服装専門学校」と改称した。
教育課程は中卒対象の高等部、中卒および高卒対象の専門部、高卒および専門部卒対象の師範部、ほかに中卒以上対象の夜間部を開設し、半世紀にわたって女性教育を展開してきた。特に昭和30年代後半から40年代前半のピーク時は300人以上の生徒を有し、卒業生2,742人は国内は勿論、海外でも活躍している。鷹巣阿仁部・二ツ井・藤里・田代町など県北部の女子教育に多大の貢献をした。現在は「ネオ・寺田服装」として中高年者向けの教室を開いている。
合川町議会全員協議会が10日開かれ、鷹阿4町の市町村合併協議の状況、公立米内沢総合病院の統合問題などについて町当局から説明を受けたが、いずれも合意を得ることはできなかったようだ。
市町村合併については、町当局が鷹阿4町合併準備会のこれまでの経緯を踏まえ、「今月30日の任意協議会設立を目標に事務レベルでの協議を行っている」現況について説明したが、同町議会では現在、特別委員会で合併調査を進めていることから全体的な反応は鈍く、早急な対応を求められる問題にも関わらず明確な意思表示はなかったと言う。ちなみに、同町議会合併調査特別委員会は今定例議会に報告書を提出する予定だが、合併の是非は明記しない方針と言う。
公立米内沢総合病院を含めた鷹巣阿仁部3病院の統合問題に関して、佐藤町長は「いずれの病院も経営は厳しく、このままでは地域医療を支える病院がなくなるという判断から、管理者間で統合する方針を固めた。厚生連側が受けるのか、建設場所はどこか、職員の処遇は、など解決しなければならない問題は多いが、地域医療を守るという立場から考えると統合は必要」と説明、理解を求めた。
また同町議会選出の病院組合議会議員も、「統合を決める決議が近々、病院議会で再度出される。本町議会として統合の方向で臨んでよいのか」と議会として明確な考えを示すよう求めたが、他の議員らは「米内沢病院の赤字解消が先決」「統合すれは患者負担が増える」などと各論に終始し、合併問題と同様、議会の統一した見解を示すには到らなかった。(地方各紙)
浜田章阿仁町長は9日開会した9月定例会で、2007年秋田国体のアーチェリー競技にかかる事業費負担問題について、「町が出せるのは3千万円までと県に文書で上げている。4、5億円の事業費支出は財政的に困難」と述べ、3千万円を超える支出はできないとの考えを改めて示した。
町によると、連盟側からは8日、町民グランドについて、水はけをよくするための排水設備や、バックネットとブロック塀撤去の必要性を指摘された。浜田町長は、この日の一般質問で「既存施設でも設備に資金がかかる。町でできるか早急に決めて、県と折衝を重ねたい」と述べ、連盟の決定を踏まえた上で判断する意向を示した。
県国体準備室は「現地視察では連盟側から前向きな回答を得た。20日の常任理事会の結果を待って、事業費負担について考えたい」としている。
全日本アーチェリー連盟の国体担当理事は今月8日、県アーチェリー協会や県国体準備室関係者らとともに候補地を視察。同連盟では20日、常任理事会を開き、競技会場として適切かどうかなどを協議、決定するという。
森吉町議会全員協議会は、9日から開会した9月定例議会の本会議終了後開かれ、森吉町外四カ町村病院組合が運営する公立米内沢総合病院と厚生連の北秋中央病院(鷹巣町)、阿仁町立病院との統合問題について話し合い、統合に合意した。
これは去る8月6日に開催された森吉町外四カ町村病院組合(管理者・松橋久太郎森吉町長)の議会で、町村長で構成する管理者会の将来構想検討委員会と議会特別委員会報告の何れも「赤字経営が続く3病院再編は避けられず、統合して入院患者を主体とする新病院(地域医療支援病院)建設が必要」との結論に達したことから、病院組合を構成する各町村議会の9月定例議会に於いて、それぞれ説明と合意を得ることとなったことから、5ヵ町村議会のトップを切って開催されたもの。
全員協議会には病院側から高嶋主幹と清水事務局長が出席し、資料に基づいて説明したが、説明の要領を得なかったため各議員から不満が続出。結局、同議会選出の病院議会議員の要領を得た補足説明で、やっと理解を得た。結局、“このままでは病院が潰れてしまう”と言う認識で一致し、共産党議員1人を除く他の全議員が「地域の医療機関と医療職員の職場を守るためには、早急に統合すべし」との合意を得たもの。
現在の鷹巣阿仁部の現状と将来予測からすれば、地域人口の減少に伴う患者数の減少や、医師確保の難しさ、高度医療を求める患者の地域外流出などで、「3病院を存続させるのは不可能」なことは明白。特に累積赤字21億円超の米内沢病院は深刻で、1日当たりの赤字が35万円。3病院合わせた1日当たりの赤字は90万円にも達する。また3病院とも高度医療ができないため、秋田市や弘前市などの高度医療機関を求めて地域外へ流出する患者は、地域内の全患者の3割近くにも達すると言う。
統合して新設する地域医療支援病院は高度医療を可能とした入院主体の病院。3病院と合川、上小阿仁両診療所の外来は存続させる。入院患者の紹介などで連携しながら地域医療の質を向上させ、患者の流出を防ぐという。
地域医療支援病院を300床規模と想定した場合の建設費は、用地、医療機器、諸経費を含めて76億円余。運営形態は自治体立、民営、公設民営などが考えられるものの、現時点では決まっていない。
大館能代(あきた北)空港の開港5周年と「空の日(20日)」を祝う「スカイフェスティバル」が7日、同空港で開かれ、大勢の来場者たちはヘリコプター遊覧飛行やビンゴ大会など多彩な催しを楽しんだ。
明治44年9月20日、日本で初めて飛行船が飛んだのを記念した「空の日」にちなみ毎年開催しているもので、今年は7月18日に満5年を迎えたため、例年より盛大に開催したもので、東京航空局同空港出張所、空港ターミナルビル、エアーニッポン、同空港利用促進協議会などで構成する実行委員会の主催。
旅客ターミナルでは3階展望デッキを無料開放したほか、2階出発ロビーで写真展や豪華賞品が当たるビンゴ大会を開き、空港の雰囲気をたっぷりと親しんでもらった。
この日の目玉イベントは、町内の上空を周回するヘリコプター遊覧飛行(約5分間)。親子連れなどで長蛇の列ができた。
日本海沿岸東北自動車道(日沿道)の一部となる琴丘能代道路の能代東〜二ツ井インターチェンジ(IC)間10.0`の起工式が6日、秋田県二ツ井町駒形の二ツ井IC予定地で行われた。既に着工している能代南〜能代東ICと合わせて、2007年の「秋田わか杉国体」前の開通を目指す。
国交省職員や琴丘能代道路周辺の住民ら約250人が出席。地元を代表して二ツ井中3年の生徒会長長岡亮介君(15)が祝辞を述べ、「環境に配慮した道路を」と訴えた。国土交通省能代河川国道事務所によると、能代東(能代市鰄渕)〜二ツ井IC間の総工費は370億円。用地買収は約83%が完了している。
秋田新幹線「こまち」の増発は132本(前年比79本増)で、連休初日の10月11日、11月1、22日に下りを各5本、連休最終日の10月13日、11月3、24日に上りを各8本増発する。
在来線の増発は235本(同117本増)。旧国鉄時の朱色の気動車で走る「なつかしの横黒号」(横手〜北上〜盛岡)を10月25〜26日、11月1〜3日の5日間運行。五能線の「リゾートしらかみ」(秋田〜青森、弘前)は、11月3日までの毎日と、同22〜24日に2往復運行し、他の11月の土・日曜日に秋田〜青森間で1往復運転する。
阿仁町議会の市町村合併調査特別委員会は3日、町役場で開き、町が合併後を想定して策定を進めている「阿仁のまちづくり」計画について町当局と協議した。
この計画は、市町村合併を前提とするもので、合併後も地域にとって必要となる事業や施策をまとめた内容。合併協議が任意協や法定協の段階まで進んだときに協議される新自治体の整備計画に影響を及ぼすもので、現在進められている事業、16年度から向こう10年間に事業着手が予定される事業などが盛り込まれており、▽人口と産業▽福祉サービス▽生活環境▽観光▽教育の各分野ごとにテーマと基本方針、主要施策と具体的事業をまとめた内容。
計画に上げられた事業にかかる費用は総額で約198億円。このうち、合併後の自治体で実施することとなる「今後の地域振興のために18年度から約10年以内に着手する事業」の必要額は76億円余りが見込まれている。
県長寿社会課がまとめた高齢者人口調査(7月1日現在)によると、本県人口に占める65歳以上の割合は、男性21.9%、女性29.1%、平均で25.7%に達した。前年同期は24.9%だったが、今年はついに25%を超えた。
65歳以上の実数は、男性120,879人、女性178,937人の計299,816人。前年比6,287人増。県内で最も高齢化率が高いのは今年も阿仁町。14年に初めて40%突破した同町は、前年比1.1ポイント上昇し、41.2%となった。次いで高いのが上小阿仁村で、同0.8ポイントアップして39.3%に。
また県内の100歳以上長寿者(9月1日現在)は、男性が前年と同数の30人、女性が同20人増の178人と、これまで同様女性が圧倒的に男性を上回っている。総数では208人にのぼり、初めて200人を超えた。鷹巣阿仁部の高齢化率(7月1日現在)は、
町村名 | 総人口(人) | 65歳以上人口(人) | 高齢化率(%) | 県内順位 |
鷹巣町 | 21,257 | 6,177 | 29.1 | 39位 |
合川町 | 7,716 | 2,514 | 32.6 | 12位 |
森吉町 | 7,573 | 2,568 | 33.9 | 7位 |
阿仁町 | 4,165 | 1,715 | 41.2 | 1位 |
上小阿仁村 | 3,204 | 1,259 | 39.3 | 2位 |
森吉町の奥森吉で30日、「奥森吉さわやかウオ−キング」が行われ、町内外から参加した約70人が、奥森吉の爽やかな空気の中、健康ウオ−キングを楽しんだ。森吉の自然を町民みんなで満喫しようと、町保健センターと町スポーツセンターが主催し、町体育指導員などが共催。
コースは青少年野外活動センター前を出発し、クマゲラ保護センター前を通過する10`と同高原周辺を廻る5`で、地元町民をはじめ、大館市や鷹巣町、上小阿仁村などからも参加。少し肌寒い気温に、秋の気配が感じられた。
第5回鷹巣阿仁地域合併検討準備会(会長・岸部陞鷹巣町長)が28日、鷹巣町で開かれ、任意合併協議会設立に向けた協議会委員、新市将来構想検討委員会、事務局の各名簿案を承認した。任意協事務局の設置場所は、任意協規約案で「会長の属する町に置く」としていたが、「鷹巣町に置く」に、事務事業の一元化を図る作業を行う「14専門部会・40分科会」を「9専門部会・35分科会」にそれぞれ変更することに合意した。
任意協委員は鷹巣、合川、森吉、阿仁4町の町長、議長および各町議2人の計16人。各町議枠は各町で選任し、推薦者名簿を準備会事務局に提出する。
地域住民12人で構成する新市将来構想検討委員は、各町から3人ずつを選任。選任対象は合併担当課長会議で提案された各団体を目安に、各団体の長に限定せず、鷹・阿地域全体に対処できる人材の選任を要請。選任団体の目安は、
▽鷹巣町=商工団体、自治会、青年会議所
▽合川町=農林業団体、PTA、福祉関係団体
▽森吉町=商工団体、地域づくり団体、農林業団体
▽阿仁町=老人クラブ、観光協会、婦人会
合併準備会にオブザーバーとして出席した県関係者からは、将来構想検討委のメンバーに「女性、青年層からの選任もお願いしたい」とする要請があった。
任意協事務局案では、各町から2人の職員を事務局に派遣することになり、鷹巣、森吉、阿仁の3町は2人の正職員を派遣する方針だが、合川町は「これまでの準備会では、臨時職員での対応も可能と理解していた」とし、正職員と臨時職員の2人を派遣することに拘泥し、紛糾。同町の工藤博助役は「もう一度町に持ち帰り、協議する必要がある」と述べ、慎重な姿勢をみせた。
任意協設立に伴う予算案は前回の第4回準備会(8月13日)で諮り、1,800万円を計上。このうち500万円は、県から市町村合併支援事業補助金として補助されるが、補助に先立ち、市町村合併重点支援地域指定を受ける必要がある。
準備会事務局によると、9月10日頃に県から4町に対して、任意協設立に関する意見書が送付され、各町はこの意見書に必要事項を記入し、22日までに県に提出。これを受けて県知事が重点支援地域指定を決め、任意協設立日の9月30日(予定)に補助金交付式というタイムスケジュールが組まれると言う。
本年度「ミスあきたこまち」の委嘱状交付式が29日、秋田市の秋田キャッスルホテルで行われ、森吉町の団体職員、杉田明美さん(米内沢新町、28歳)ら7人が19代目の「ミスあきたこまち」として委嘱された。
今回は、107人の応募者の中から7月14日の事前審査、29日の審査会を経て決まったもの。
委嘱状交付式では、JA全農あきた県本部運営委員会の菅原稔会長が「ミスあきたこまち」一人ひとりに委嘱状と記念のトロフィーを交付、副賞としてオーストラリア往復相当旅行券とあきたこまちの精米20`を贈呈した。
「ミスあきたこまち」は、杉田さんのほか、田沢湖町の団体職員(21)、秋田市の自治体職員(23)、大学生(20)、会社員(24)、湯沢市の大学生(21)、琴丘町の大学生(21)。
今後、7人は全国各地で年間100回以上開催される秋田米の販売キャンペーンに参加し、秋田米のイメージアップに努める。
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