2004,9,6掲載 今週の話題バックNo.73
2004,7,1〜7,22

7月22日 合併の賛否は「住民投票で」 鷹巣町考える会

 鷹巣町町村合併を考える会(上遠野雅彦代表)のメンバー3人が20日、鷹巣町役場を訪れ、岸部町長に対して、鷹巣町が合川町、森吉町、阿仁町と進めている合併に対する賛否について、住民による投票を行うよう求める鷹巣町住民投票条例制定請求代表者証明書交付申請書を提出した。
 数日中に証明書の交付と告示行為が行われる見通しで、告示の日から1ヵ月以内に条例の請求に必要な数の署名を収集して提出すれば、条例案が町議会に提案されることになる。条例の請求に必要な署名は選挙人名簿登録者の1/50以上(352人)だが、同会は1000人ぐらいは集めたい意向という。
以上、各紙の報道より

7月21日 アジサイ色鮮やか 合川町

 合川町三木田の翠雲公園のアジサイが見ごろを迎えており、18日「あじさいまつり」が開催された。同公園は、昭和63年度からオーナー制でアジサイの植栽を実施。9種類のアジサイ、約2500株が植えられた。園内にはアジサイのほか、さまざまな草木が植えられており、四季を通じて自然と親しめる場所として人気が高く、地域住民の憩いの場となっている。
 現在、早咲きの種類(約半数)が青や紫など色鮮やかな花を咲かせ、訪れた人たちの目を楽しませている。

7月20日 合併は17年3月22日 鷹阿合併協議会

 鷹巣、合川、森吉、阿仁4町の第8回合併協議会(会長・岸部陞鷹巣町長)が16日、合川町農村環境改善センターで開かれ、合併期日を17年3月22日と決め、新市まちづくり計画に盛り込んだ庁舎や公共施設の建設位置については、4町長会談で協議した結果「あきた北空港南側で鷹巣、合川、森吉3町が交わるエリア」と報告し、了承された。
 まちづくり計画は基本方針をはじめ、主要事業、公共施設の統合などからなり、17年度から10年間。計画案で庁舎建設は、主要事業として盛り込まれた。当分の間、現庁舎を活用するが、建設時期は25〜26年度の2ヵ年としており、財政計画には概算で20億円を計上している。

 水道事業の扱いは、下水道事業の受益者負担と使用料について、委員から「都市計画法や下水道法で受益者負担金が義務づけられているのに、合川町では負担なしとなっており、バランスを欠く」との意見が出され、「3〜5年をめどに調整する」ことに合意。また合併浄化槽設置事業についても、阿仁町では町設置・管理となっていることから、合併までに調整することにした。
 商工・観光関係事業は、「各町の第3セクターは合併後も存続、それぞれ自立経営を基本とする」との調整案に、「財政的に問題がある」「統合して部門を設ければいい」などの声が上がり、「合併後に新市で協議する」と決めた。鷹巣、合川、阿仁3町観光協会は「合併後、段階的に再編する」と確認した。
 町・字名は現行のまま新市に引き継ぎ、鷹巣、合川、森吉、阿仁の名称は除くことで合意した。

7月19日 夫を刺殺した女性を起訴 鷹巣町

 去る6月27日、鷹巣町で会社員男性が妻に刺殺された事件で、秋田地検大館支部は18日、同町綴子前野、妻で飲食店従業員小松聖子容疑者(23)を殺人罪で秋田地裁大館支部に起訴した。以下、各紙の報道より

 小松容疑者は、妊娠の兆候が見られたことから、今年2月に結婚。しかし、実際には妊娠していなく、「おなかの子どもに障害があるため堕胎した」などと説明していたという。同容疑者は、稔さんから「しっかり食事を作れ」などと日常的に厳しく言われていたが、妊娠していない事実を隠していた後ろめたさなどから我慢していたという。
 犯行当日の午後5時ごろから、二ツ井町の居酒屋で夫と友人らと酒を飲み、同10時前に帰宅。居酒屋で夫に厳しくしかられ、帰宅しても続いたため、台所から包丁を持って来て自殺するそぶりを見せて夫の反応を確かめようとしたが、さらに厳しい叱責を受けたために逆上して犯行に及んだもの。調べに対し、小松容疑者は「夫の厳しい言葉に耐え切れなくなり、殺そうと思った。稔の時間を止めて申し訳ない」などと話しているという。

7月18日 近藤氏が出馬表明 森吉町長選

 任期満了(11月17日)に伴う森吉町長選挙(選挙期日は未定)に、近藤健一郎氏(48歳、無職、元県職員)が無所属で立候補すると15日表明した。近藤氏は4年前に続き2度目の挑戦。現職の松橋久太郎町長は、6月定例議会の一般質問に答え、今月中に態度を明らかにするとしている。

 町コミュニティーセンターで会見した近藤氏は「合併議論に対応するには、時代を見据えた感性と強いリーダーシップが必要。ビジョンと行動力を持ち、森吉町の新時代を担うため尽くす」と語り、任期については「十分価値ある期間。新市の市長選への出馬も念頭に積極果敢に挑む」と述べたと言う。会見に同席したのは、桜井忠雄、新林弘夫、多賀谷専一、武石一男、黒澤芳彦、各町議。各紙より
 鷹巣阿仁4町は来年3月22日の合併を目指しており、改選後の森吉町長の任期は新市・北秋田市が予定通り誕生すれば、わずか4ヵ月半となる。

7月6日 嬰児死体遺棄共犯の男を逮捕

 嬰児死体遺棄で、合川町臨時職員・小林綾子容疑者(21)が逮捕、送検された事件で、能代署は5日、天王町天王上北野、会社員高桑竜一容疑者(37)を死体遺棄の共犯の疑いで逮捕した。
 調べによると、高桑容疑者は昨年11月20日午後8時頃、小林容疑者と共謀し、山本町森岳二ツ森の国道7号線沿いの法面の草むらに、生まれて間もない男児の遺体を放置した疑い。実際に遺棄したのは小林容疑者だが、処置に困った同容疑者が犯行前に高桑容疑者と相談していることから、共謀共同正犯が成立すると判断した。二人は昨年春頃、出会い系サイトで知り合ったという。以上、各紙の報道より

7月4日 嬰児遺棄で合川町臨時職員を逮捕 能代署

 能代警察署は1日、合川町道城字田ノ上の合川町臨時職員・小林綾子容疑者(21)を嬰児(男児)遺棄の疑いで逮捕した。同容疑者は遺棄を認めているという。以下、地方各紙の報道より
 調べによると、昨年11月28日午前10時頃、山本町森岳二ツ森地内の国道7号線沿いの法面の草むらに嬰児が横たわっているのが発見され、秋田大学医学部の司法解剖では28日の発見時、死後2〜6日経過、遺体は妊娠9カ月以上の成熟児で、へその緒がついたままだった。
 同署は、死体発見後、遺棄現場付近の住民やコンビニ、モーテル、病院、産婦人科医院、役場など広く聞き込み捜査を進め、容疑が強まったことから1日、任意同行を求め逮捕した。同容疑者は独身で家族と6人暮らし。昨年4月から町保育園の臨時職員として勤務しているという。

7月3日 県人口前月より377人減(6/1現在、県情報統計課)

県人口1,160,949(前月比 377人減、男548,871、女612,078)  

 自然動態…△357人(出生  679人、死亡1,036人)
 社会動態…△ 20人(転入1,068人、転出1,088人)
 世帯数…398,189世帯(前月比338世帯増
この一年間の累計…△5,623人(15,6,1〜16,5,31)
 自然動態…△4,369人(出生8,103人、死亡12,472人)
 社会動態…△3,105人(転入17,540人、転出20,645人)
森吉町の人口…7,685人(男3,673、女4,012)前月比△8人
  世帯数…2,652世帯(前月比 −1)

 ※県の人口推計は平成12年国勢調査の確定値をベースに算出しており、市町村の広報は住民基本台帳を基本としているため、数値には差がある。

7月1日 アユ釣り解禁 アユの姿見えず!

 アユの友釣りが本日より解禁となるが、アユ釣り情報では全国的に有名なWeb Site「あきた阿仁川」の菊地さんによると、今年は全く天然遡上が見られないと言う。一昨年頃から顕著になった天然アユの激減だが、冷水病が原因らしく、その対策には、今後5〜7年くらいは養殖アユの放流を止めて、全面禁漁をした上で、「天然アユの治癒力を待つしかない」と言う…

 4月初旬から米代川河口を皮切りに今年のアユ遡上を調査、5月1日に河口からの遡上開始を確認以来、連日阿仁川のウオッチを続けている「あきた阿仁川」によると、

 【川は綺麗サッパリ、アユらしきものはいません。解禁日に出かける川はお決まりでしょうか、まさか阿仁川など、米代水系を考えている人はいないでしょうね。一年ぶりですから、川に浸かるだけでいいのでしたら、阿仁川はお勧めの川ですが、アユを本気で釣ろうとお考えでしたら、釣りバカではなくホントの「おバカさん」になりかねません。放流のアユもいますが、阿仁川水系全体で620キロ、尾数で約6万尾です。6万尾といっても、小型トラックに乗せたイケス分。この広い阿仁川に放流したところで、何処に行ったのやら、これだけを釣るとなると至難です。大きさもまだまだ釣りの対象にはなっていないようです。水温も低めに推移していますからやはり、解禁の時点では少し無理があります。もう少し待った方がいいでしょう。以上、「あきた阿仁川」6/28付


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