2005,4,19掲載 今週の話題バックNo.79
2004,1,3~2,22

2月22日 近藤森吉町長も不出馬 北秋田市長選 

 森吉町の近藤健一郎町長は、21日開会された定例会本会議終了後の議会全員協議会終了間際、特に発言を求めて4月に行われる北秋田市長選挙には出馬しないことを表明した。
 近藤町長は18日に後援会幹部と相談した結果とした上で、「合併により4町が一体的に発展すべきであり、混乱は好まない。市役所や統合病院の建設、消防署や警察署を含めた大野台地域の都市機能づくりに希望を感じる。統合病院を否定する候補者には反感を覚える。岸部町長を支援したい」と述べ、市長選出馬断念を表明した。

 確実性のない市長選を避け、新市の三役狙いではと見る向きもあるが、新進気鋭の若手政治家がまさかそんな姑息な手段はとらないと思うがなぁ…

2月21日 佐藤合川町長は不出馬 北秋田市長選 

 合川町の佐藤修助町長は19日夜、サンシャインあいかわで開かれた後援会総会(参加者230人)のあいさつで、4月17日に予定されている北秋田市長選に出馬しない意向を示した。鷹巣阿仁地域4町の合併協議を進めてきた首長の中から市長になることが望ましいとし、「鷹巣の岸部陞町長が出馬表明している。今回の市長選挙での混乱は避けるべきだ」と会員に理解を求めたという。大館新報、北麓新聞より

 本日から森吉町議会2月定例会が始まるが、近藤町長から何等かの意思表示があるのではないかなぁ…?

2月17日 岸部鷹巣町長が出馬表明 北秋田市長選 

 鷹巣町の岸部陞(すすむ)町長(68歳、同町住吉町10-41)は、15日開会された2月定例町議会本会議で発言を求め、「この2年間、レールは敷いたがまだ完成の域には達していない。新市のまちづくりもこれからだ。市民4万2000人の幸せを目標に立候補を決めた」と述べ、鷹巣、合川、森吉、阿仁4町が合併して3月22日に発足する新市「北秋田市」の市長選に無所属で立候補すると表明した。
 岸部氏は弘前大医学部大学院卒、医学博士。昭和46年から厚生連北秋中央病院に勤務、外科長、副院長、院長を歴任し、現在は名誉院長。15年4月の町長選で前職の福祉偏重を批判、約3000票の大差で初当選した。地方紙の報道より

2月15日 小塚鷹巣町議が出馬表明 北秋田市長選 

 鷹巣町議の小塚光子氏(58歳、同町伊勢町5-21-5)は11日 鷹巣町の丸留旅館で会見し、鷹巣町、合川町、森吉町、阿仁町の4町が合併して3月22日に誕生する「北秋田市」の市長選に、無所属で立候補すると表明した。同市長選への出馬表明は初めて。
 会見で小塚氏は「現在の鷹巣町政は福祉の破壊や福祉現場で働く若者への精神的苦痛、雇用不安を与え、地域住民の信頼関係を希薄にしかねない。その現象が商店街や農業、企業、子育て中の若い世代にも何らかの悪影響を与えている。無計画とも思える地域計画からかけ離れた統合病院計画など、箱物作りに向かう現状の中に住民が巻き込まれている」と、鷹阿合併協議会長でもある岸部鷹巣町長の施策を批判。「全国に誇れる鷹巣町の福祉を後退させることは、日本の福祉の現場を後退させることにもなる」と述べたと言う。
 小塚氏は樺太生まれ、鷹巣農林高定時制卒。元町職員、町社会福祉協議会職員だった12年4月の町議選で初当選、現在2期目。現在は広報公聴特別委員長。以上、地方紙の報道より

 今のところ現職4町長を含め、他の候補者の出馬表明は未だないが、岸部鷹巣町長は15日開会される定例町議会の一般質問(17日)に答える形で出馬表明するとの情報がある。従って他の町長達の動向が注目されるところだが、市長選は4月17日に投開票される知事選との同日選挙が予想される。有権者数は4町で34,603人という。

2月7日 県人口前月より489人減(1/1現在、県情報統計課)

県人口1,157,854人前月比 489人減、男 547,168人 女 610,686人) 

 自然動態…△480人(出生  668人、死亡1,148人)
 社会動態…△  9人(転入  881人、転出  890人)
 世帯数…399,115世帯(前月比146世帯増
この一年間の累計…△4,782人(15,11,1~16,10,31)
 自然動態…△4,736人(出生8,027人、死亡12,763人)
 社会動態…△3,502人(転入17,654人、転出21,156人)
森吉町の人口…7,660人(男3,653、女4,007)前月比▲4人
  世帯数…2,655世帯(前月比 -3)

 ※県の人口推計は平成12年国勢調査の確定値をベースに算出しており、市町村の広報は住民基本台帳を基本としているため、
  数値には差がある。12月末現在の森吉町の人口ピラミッドはこちら

1月25日 「どぶろく」で町おこし 「阿仁マタギ特区」申請

 阿仁町は24日、町内で生産した米を原料にしてどぶろくを製造するなどの特例措置を求め、国の第7次構造改革特区「阿仁マタギ特区」を国に申請した。町の第3セクター「マタギの里観光開発」が栽培した米でどぶろくを製造、同社運営の「打当温泉」で提供する。
 特区認定後、大館税務署に酒税免許の取得を申請。17年度は1.8㍑瓶1800本分のどぶろくを生産する予定。将来は、どぶろく製造を農家民宿などに広げ、滞在型観光の活性化につなげたいという。新聞報道より
前回はカモシカとセットで特区を申請し却下されたが、今度は思惑通りうまくいけばよいが…

1月24日 「万灯火」が無形民俗文化財指定へ 文化審議会

 国の文化審議会は21日、阿仁地方に伝わる万灯火(まとび)を記録すべき無形民俗文化財として保存するよう文科相に答申した。国は記録にかかる費用の一部を補助する。
 「万灯火」は、春彼岸の中日に、上小阿仁村と合川町の小阿仁川流域で行われている先祖供養の伝統行事。先祖の霊を迎え、送る目的で山の尾根や田んぼの畦(あぜ)、川岸などにたくさんの火が焚(た)かれる。
 春彼岸に火を焚く行事は全国的に類例がなく、祖霊祭祀(さいし)の変遷を知る上で貴重な行事とされる。以上、魁紙より

 今回の指定を報道した各紙は、「かつては阿仁地方一帯で集落ごとに行われていた。今は担い手が減って、阿仁川支流の小阿仁川流域上にある、上小阿仁村の地域に限られている。」とコメントを載せているが、何も小阿仁川流域に限った行事ではない。
 現在でも阿仁川流域の阿仁町・森吉町で全集落ではないものの、集落単位で行われているからだ。また最近は藁不足から、布で作ったタンポに灯油を染み込ませて火文字などを作っているが、本来は藁を堆く盛り上げた「たいまつ」だった。

 なお「広辞苑」によると「『万灯火』は、東日本で新盆の家或いは村共同で焚く松明(。『百八炬火(ひゃくはちたひ)』『万灯供養』ともいう」とある。

1月21日 合併4町林業活性化議員連盟研修会 

 18日午後1時半から森吉町コミュニテイセンターに於いて、合併して北秋田市となる鷹巣・合川・森吉・阿仁町議会の林業活性化議員連盟研修会が開催され、議員70名とそれぞれの町議会事務局、講師、来賓等約90名が参加した。
 県農林水産部職員による講演は、「環境税をめぐる動向について」「米代川流域の森林・林業活性化について」の2題。
 会場の写真を右に
掲載したが、合併後1年間の市議会もこの様な模様になるのだろう。
 写真が表示されない場合は、こちらをクリックして下さい。
4町の林活議員連盟

1月20日 森吉山中で遺体発見

 地方紙の報道によると19日午前11時頃、森吉山石森地内で50~60歳代とみられる男性の遺体を、同スキー場パトロール隊員が発見、110番通報したという。
 大館新報はこの遺体を、18日正午頃登山届けを提出し、一人で一泊の予定で登山した秋田市の男性(55)で、手首に刃物傷があることから、自殺と見られる。発見場所は森吉神社から山頂に向かって約100㍍の地点と報道。秋北新聞は、森吉署員が確認中と報道しており、詳細は今のところ不明。

1月19日 五味堀餅つき踊りTV収録 NHK「各駅停車」

 森吉町五味堀集落に古くから伝わる「餅つき踊り」が19日NHKスタッフによって、秋田内陸縦貫鉄道阿仁前田駅「クゥインス」で収録される。
 今回の企画はNHK「各駅停車」という番組の収録で、五味堀地区の子供達の踊りが対象。日頃一緒に踊っているおばあちゃん達も共演するという。
 内陸線のお座敷列車を移動スタジオとして使用し、これまでの旅を振り返る総集編という趣向。収録後、子供達も一緒に角館駅まで同乗する。撮影は19日午前10時頃から。放送は、2月18日(金)、午後8時~8時43分まで(NHK総合、東北6県)。

1月17日 文集「ふるさと もりよし Ⅴ」

 かつて森吉町森吉地区に在住し、森吉山ダム築造により移転した「かあさんたち」の文集ふるさと もりよし Ⅴ」がこのほど完成した。
 あとがきで編集者の吉田美穂子さんが述べているように、こんなに長く続くとは思わなかったという、母さん達の想い出の作文集も、回を重ねて5号となった。
 今回は、かつて森吉小学校で教鞭を執った米内沢在住の庄司チヱ氏と仙台市在住の石川昇氏の特別寄稿と石川昇氏の挿し絵が趣向を添えている。また懐かしい写真が郷愁を醸し出す。
 執筆者は庄司チヱ、渡辺スエ、吉田千代子、石川チヤ、吉田京子、吉田ノブ、吉田ヒデノ、石川昇、吉田ヒデ、新林テツ、吉田光子、小野寺まり子、石川チヤ、吉田富江、吉田ユキ、吉田美穂子の各氏。

1月16日 前田診療所の廃止決定

 森吉町議会全員協議会が14日開かれ、医師の不在で休診状態となっている町国民健康保険診療所(前田診療所)の廃止が決まった。
 この日近藤町長は廃止の意向を示し、議会側の意見を求めたが、「廃止はやむを得ないが、診療所の機能として代替措置で行っている米内沢病院への患者のバス移送は高齢化も進んでおり、合併後も残さなければいけない」。この点を住民に周知徹底すれば、理解が得られると、合意に達した。
 前田診療所は14年9月末に、当時の院長だった下山医師が退職。その後は医師不在が続き、廃止か存続かの検討が行われてきたが、代替措置として患者の公立米内沢病院へバス移送が行われている。
 今回の議会の同意により、町当局は今年度内に同診療所条例の廃止案を提案する予定。

1月15日 今冬の最低気温

 今朝は晴れ渡って冷え込み、今冬の最低気温を記録した。当地では午前7時に-9℃、阿仁合では-8.3℃だった。
 -8℃以下になるとほとんどの水道が凍結し、窓ガラスが凍り付き、氷の花が咲く。3日連続の好天で、雪もかなり締まるだろう。

1月14日 6日ぶりに真冬日脱出

 13日は朝13~14㌢の降雪があったものの、日中は日射しが覗き、6日ぶりで真冬日を脱出した。この陽気で屋根に積もった雪が滑り落ち、どこの家庭でも落ちた雪の後かたづけに精を出していた。
 しかし雪による事故も多く、魁紙によると今冬の雪下ろし事故は14件で、内訳は死者4人、重傷6人、軽傷4人の14人だという。毎年のことだが、十分に注意したいものだ。
 阿仁町は11日午後4時、大雪対策警戒部を豪雪対策本部に切り替えた。同日現在の町内の積雪は、阿仁合97㌢、比立内160㌢、打当176㌢もあるという。
 予報によると今日明日は曇りがちだが、
降雪はなさそうだ。

1月12日 大雪対策警戒部設置 阿仁町

 阿仁町は11日、大雪に伴う対策警戒部を設置した。同町の午前8時現在の積雪は阿仁合地区で97㌢、比立内地区で110㌢。防災無線やチラシで雪下ろし事故への注意を呼び掛けるとともに、主要施設の巡回などに努めるという。魁紙より
 12日午前7時現在、阿仁合観測点(北緯:39度59.5分 東経:140度24.3分 標高:120m)は、-4.7℃、積雪深112㌢。当地での昨夕18時から今朝6時までの降雪量は11㌢で、昨日までに比べたら大幅に少なくなりました。

1月11日 能代山本以外の県内全域に大雪注意報 秋田地方気象台発表 05.1.11, 8:45

▽秋田中央地域…大雪,風雪,波浪,着雪注意報
▽能代山本地域…風雪,波浪注意報
▽本荘由利地域…大雪,風雪,波浪,着雪注意報

▽「内陸」大雪,なだれ注意報
  秋田中央、本荘由利と内陸では、引き続き12日にかけ大雪となる見込み。
  交通障害、なだれ、着雪に注意が必要。
  沿岸では引き続き12日にかけて北西の風が雪を伴い強く、海上ではしける見込み。

◎北秋鹿角地域 [継続]大雪,なだれ注意報
  ・雪 12日朝のうちにかけて 以後も続く…24時間最大降雪量 40㌢
  ・付加事項 降雪による交通障害

◎能代山本地域 [継続]風雪,波浪注意報
  ・風雪 12日朝のうちにかけて 以後も続く 北西の風
  ・最大風速 陸上 13㍍ 海上 15㍍
  ・波 12日朝のうちにかけて 以後も続く 波高 5㍍
  ・付加事項 地吹雪

◎秋田中央地域 [発表]着雪注意報 [継続]大雪,風雪,波浪注意報
  ・雪 12日朝のうちにかけて 以後も続く…24時間最大降雪量 20㌢
  ・風雪 12日朝のうちにかけて 以後も続く 北西の風…最大風速 陸上 13㍍ 海上 15㍍
  ・波 12日朝のうちにかけて 以後も続く 波高 5㍍
  ・付加事項 降雪による交通障害 地吹雪

◎本荘由利地域 [発表]着雪注意報 [継続]大雪,風雪,波浪注意報
  ・雪 12日朝のうちにかけて 以後も続く…24時間最大降雪量 30㌢
  ・風雪 12日朝のうちにかけて 以後も続く 北西の風
  ・最大風速 陸上 13㍍ 海上 15㍍
  ・波 12日朝のうちにかけて 以後も続く 波高 5㍍
  ・付加事項 降雪による交通障害 地吹雪

◎仙北平鹿地域 [継続]大雪,なだれ注意報
  ・雪 12日朝のうちにかけて 以後も続く…24時間最大降雪量 40㌢
  ・付加事項 降雪による交通障害

◎湯沢雄勝地域 [継続]大雪,なだれ注意報
  ・雪 12日朝のうちにかけて 以後も続く…24時間最大降雪量 40㌢

1月11日 大雪!

 暖冬と思っていたが、新年になって降雪がなかったのは2~3日しかない。8日以降は連日、休み無しの降雪に見舞われている。
 今回の雪は内陸部に多く、今朝は25~27㌢ぐらい積もっていた(最低気温-4℃)。11日9時現在阿仁町阿仁合では97㌢の積雪深を記録。当地も阿仁町に隣接しているため降雪が多く、10時現在80㌢の積雪となった。雪は現在も降り続いている… (アメダスによると、鷹巣は37㌢)

1月7日 元合川町長が上告断念 工事分割発注差し戻し審

 町議会の議決が必要な請負金額(5000万円以上)を下回るよう公共工事を分割して発注したのは違法として、合川町の元町議ら4人が当時の金田陽太郎町長に割高となった工事費約640万円を町に返還するよう求めた訴訟は、6日までに金田元町長が上告を断念し、請求を認めた仙台高裁の差し戻し控訴審(12月22日)判決が確定した。魁紙より

 ことの発端は、金田元町長が平成8年農業集落排水工事の契約締結案を議会に提出したが、2度にわたり否決されたため、議決の必要がない5000万円未満の3工区に分けて入札、工事代金を支出した。これに対して、元町議等が工事費が掛かり増しとなったとして秋田地裁に提訴した。
 1審の秋田地裁は、「分割発注の必要はなかった」として、原告勝訴となったが、金田町長が上告。2審の仙台高裁秋田支部は「早期完成を望む地元からの陳情などやむを得ない理由があった」と町議側の逆転敗訴を言い渡したが、上告審の最高裁が今年6月、「(分割発注の目的が)議会のチェックを逃れるためなら違法」として審理を差し戻していた。

1月6日 新年祝賀会 森吉

 森吉町新春恒例の新年祝賀会が5日、町コミュニテイセンターで開催された。今回はこれまでの新春講演会もなく、単なる宴会だけだったが、オープニングセレモニーとして披露されたママさんコーラス「コールもりよし」の合唱が唯一彩りを添えた。
 4日は消防団出初め式が行われ、二日続きの行事となったが、いずれも森吉町最後の催しとなる。

右の写真は、「コールもりよし」の皆さん。
写真が表示されない場合は、こちらををクリックして下さい。
コールもりよしの皆さん

1月4日 県人口前月より368人減(12/1現在、県情報統計課)

県人口1,158,343人前月比 368人減、男 547,433人 女 610,910人) 

 自然動態…△392人(出生  683人、死亡1,075人)
 社会動態…   24人(転入1,005人、転出  981人)
 世帯数…398,969世帯(前月比174世帯増
この一年間の累計…△4,782人(15,11,1~16,10,31)
 自然動態…△4,705人(出生8,013人、死亡12,718人)
 社会動態…△3,549人(転入17,678人、転出21,227人)
森吉町の人口…7,664人(男3,655、女4,009)前月比▲12人
  世帯数…2,658世帯(前月比 0)

 ※県の人口推計は平成12年国勢調査の確定値をベースに算出しており、市町村の広報は住民基本台帳を基本としているため、数値には差がある。12月末現在の森吉町の人口ピラミッドはこちら

1月3日 樹氷祭り15日から 森吉山阿仁スキー場

 「阿仁の樹氷まつり」は、平成17年1月15日(土)から3月6日(日)まで、森吉山阿仁スキー場で開催される。今日は朝から雨が降り、道路はグチャグチャ。こんな天気だと樹氷は成長しないだろう~な。

◎ゴンドラ料金
 大人・・・片道(上り) 1,000円  片道(下り) 500円
 小人・・・片道(上り)   500円  片道(下り) 250円


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