2005,12,5掲載 今週の話題バックNo.82
2005,9,8~10,26

10月26日 森吉山で初冠雪

 森吉山で25日、初冠雪が観測された。午後3時過ぎ夕陽を浴びて、うっすらと雪化粧した山頂部が小又橋から確認できた。昨年の初冠雪は10/27、15年は10/24、14年は10/28だった。なお13年は確認できなかったが、12年は10/14,11年は10/17,10年は10/20,9年は10/8,8年は10/16だった。

10月22日 成田為三の絶筆 義妹が寄贈 浜辺の歌音楽館

 「浜辺の歌」「かなりや」などで知られる北秋田市(旧森吉町)米内沢出身の作曲家・成田為三(1893~1945)直筆のはがき12枚が20日、千葉県内に住む成田の義妹・杉浦俊子さん(83)から、同市米内沢の「浜辺の歌音楽館」に寄贈された。急逝でポストに投函されることなく絶筆となったもの。

 成田は明治26年、米内沢生まれ。秋田師範学校を卒業後、教員生活を経て、大正3年に東京音楽学校に入学。山田耕筰に師事して作曲を学び、在学中に代表曲「浜辺の歌」を作曲した。その後も「赤い鳥小鳥」など数多くの名曲を生み出した。昭和20年、脳いっ血で倒れ、他界した。
 寄贈されたはがきは、成田が戦時中に疎開していた米内沢から上京し、玉川学園寮に転居したことを友人や音楽関係者に知らせるはがき。為三の妻・文子さん(故人)の妹の杉浦さんが今年5月頃、姉の遺品を整理中に発見したもの。成田は終戦後の10月27日に上京したが、その2日後急逝したと言う。以上、各紙の報道より

10月19日 森吉スキー場は例年並、阿仁は2月営業 コクド

 西武グループの中核企業コクドは17日、美郷町の「千畑スキー場」など新たに全国5個所のスキー場と、「札幌北広島プリンスホテル」など2ホテルについて、今冬の営業を休止することを明らかにした。いずれも採算が見込めないのが理由。
 同様に休止が心配されていた森吉山阿仁スキー場は2月に限って営業する方針が北秋田市に示された。森吉スキー場は例年並みの営業を続ける。森吉の営業は12月8日~3月26日、阿仁は2月1~26日の予定。
 岸部市長は13日の市議会全員協議会で、阿仁スキー場については赤字の上限を設けてその範囲内で補助し、森吉スキー場は駐車場の除雪に補助する考えを示している。

10月18日 森吉山の紅葉も終盤 森吉山

 森吉山の紅葉が終盤を迎えた。標高1167㍍のゴンドラ山頂駅周辺は既に終了。現在は900~800㍍辺りの杉との混交林が最盛期。
 連日、阿仁スキー場のゴンドラによる登山客で賑わっているが、このあと徐々に麓の高津森へ向かって駆け下りてくる。ゴンドラによる紅葉の見頃は今週中と思われるが、週末の天気予報は雨が予想される。右の写真は17日の模様。
 山麓駅から下方の里山の紅葉は今月いっぱいが見頃だろうから、まだまだ紅葉のチャンスは続く。
 阿仁キー場のゴンドラは標高537㍍の山麓駅から乗車し、約12分で山頂駅に到着する。
 晴天時には鳥海山や岩木山、岩手山、乳頭山など遠方の山々もクッキリと姿を現し、田沢湖、日本海、男鹿半島も眺められる。今年最後の登山チャンスをお見逃しなく…
 但し、石森や山頂部は風が強く寒いので、ウインドブレーカーなどは必携!
右欄の写真が見えない場合はこちらを(31.3KB)
ゴンドラからの眺め

10月14日 赤水渓谷で男性遺体発見 奥森吉

 11日午前6時頃、北秋田市の奥森吉の赤水渓谷で、男性が倒れ、死亡しているのを登山者が発見し、仙北署に届け出た。
 北秋田署によると男性は、東京都文京区本郷5、公認会計士、川清雄さん(57)。9日朝に北秋田市内の旅館を「山へ行く」と言って出発し、奥森吉のクマゲラ保護センター付近から1人で入山。桃洞赤水分岐点から赤水渓谷に約3㌔入った幅約5㍍の沢(標高約700㍍)の中央で、あおむけに倒れていた。
 遺体は県警ヘリ「やまどり」が12日午前11時すぎにつり上げて収容、北秋田署に搬送。検視の結果、死因は凍死で、外傷はなかった。9日夜から10日朝にかけて死亡したとみられる。以前にも数回、登山のため同山を訪れていたという。地方紙より

10月11日 トコトコもみじ号運行 秋田内陸縦貫鉄道

 秋田内陸縦貫鉄道は、内陸沿線紅葉シーズンに合わせて今月15日から11月13日までの土日祝日、「トコトコもみじ号」を運行します。いろいろなメニューがあり、興味のある方はこちらを(一般の回線では少し重いイメージファイルです)

10月10日 18年度教員採用試験結果 秋田県

 平成18年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験結果が5日公表されたが、今年度は過去最高となった昨年度に次ぐ狭き門となった。
 市町村合併が一段落すれば、次は公立学校の統廃合に着手せざるを得ないのは明白で、少子高齢化の最先端を行く本県にとって、教員は最も将来性のない職種と言えよう。

 小学校教員…受験者数535人→2次合格者24人。実質倍率22.3倍(前年度19.5倍)。
 中学校教員…受験者数587人→2次合格者26人実質倍率22.6倍(同22.7倍)。
 高校教員…受験者数681人→2次合格者51人。実質倍率13.4倍(同14.9倍)。
 養護教諭…受験者数140人→2次合格者13人。実質倍率10.8倍(同11.7倍)。


 ※全受験者数2,016人→2次合格者117人。実質倍率17.2倍(前年度17.3倍)。
 詳細は、こちらの平成18年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験選考結果

10月9日 首都圏在住の県出身者のふるさと志向 秋田県

 県が首都圏在住の県出身者を対象に実施した「『ふるさと秋田』回帰アンケート」によると、本県への移住を「本格的に検討」が3.1%で、「季節的滞在など限定的に検討」が9.1%だったと言う。「今は考えていないが、将来考えたい」と回答した15.6%と合わせると、3割近くが「ふるさと回帰」志向だと言う。

 今回の調査は今年7~8月、各高校の同窓会事務局に協力を依頼し抽出した980人(団塊の世代を中心)に郵送した。無記名で、449人から有効回答を得た。回答者は1929~61年生まれの40代から70代までの男女で、平均年齢は60.8歳。
 「将来の生活の場」の設問では、「現在の場所」が56.6%で最も多く、「田舎暮らしもしてみたい」21.6%、「今は考えていない」9.6%、「移住を考えている」8.5%だった。以上、地方各紙より

 さて、首都圏で頑張っておられる皆さんは如何ですか?

10月7日 市章発表 北秋田市

 北秋田市誕生記念式典が7日600人余りの参加者の下、同市文化会館で開かれた。
 席上、合併功労として旧町の町長・議長等(9人)に総務大臣表彰が行われたが、自分等を授賞対象にしたことに対する異論もあった。

 次いで合併協議会第3号委員(12人)に、市長感謝状が贈られたが、協議会でほとんど発言しなかった委員もいた。一般町民の代表委員にとって、町村事務はチンプンカンプンだったに違いない!

 また「合併に反対した元町長や議員が出席したのはおかしくないか?」と言う人もいたが、合併協議途中に集団で退場した町もあったし、まあ「終わりよければ全てよし!」といいったところか…!
北秋田市の市章  市章デザイン採用者表彰が行われ、全国から応募した1019点中、見事採用された神戸市西区の杜多(とだ)利男・杜多利果(りか)さんに表彰状と賞金が贈られた。

 北秋田市の「き」の文字をモチーフに、「自然」と「人」が調和するデザイン。秋田杉をイメージした深い緑色が北秋田の豊かな自然を象徴している。緩やかなラインで「ぬくもり」と「ゆとり」を表し、羽ばたく様子が未来への飛翔発展を表現している、と言う。

市章(jpg 10.5Kb)
市章(gif. 345Kb)

10月5日 防災ヘリでダム流域視察 森吉山ダム

 国土交通省森吉山ダム工事事務所のダム流域内現地視察が3日行われ、北秋田市・上小阿仁村の行政担当者、ダム周辺利用計画検討委員会委員、モニター会員、報道関係者、工事事務所所員等が3班に分かれて、国土交通省東北地方整備局の防災ヘリ「みちのく号」(20人乗り)のフライトで、空の散歩を堪能した。地方紙より
 この日は前日の雨も上がり、晴れ上がった青空を何度もヘリコプターが飛び交うので、今回の企画を知らない住民は空を見上げて「またキノコ採りの遭難かな?」と思った。当地の上空を大型ヘリが4回飛び交った。
「あきた阿仁川」の菊地さんが撮した阿仁前田の空撮(44.4Kb)

10月4日 太平湖・小又峡紅葉祭り開幕 北秋田市

 恒例の太平湖・小又峡紅葉祭り(主催:北秋田市森吉観光公社)のオープンセレモニーが2日、太平湖グリーンハウス前特設会場で行われた。
 秋田テレビの滝沢雄一アナウンサーを遊覧船森吉丸の一日船長に任命。関係者で鏡割りを行い、30日まで開催される紅葉まつりのオープンを祝った。
 今年の紅葉は例年より約1週間遅れといい、今月中旬以降から見ごろとなり、ピークは下旬となりそう。紅葉祭りの詳細はこちら

10月3日 太鼓まつり 北秋田市たかのす

 第3回北秋田市たかのす太鼓まつりが2日、大太鼓の館野外ステージで行われた。主催は鷹巣太鼓まつり実行委員会、共催は北秋田市など5団体。
 構成は第1部5団体、第2部2団体、第3部6団体の出演で行う予定だったが、第2部が始まると共に雨が降り出し、次第に本格的な降雨となったため第2部の途中で、一時中断。
 綴子の太鼓は「雨乞い」で有名だから雨になったとか、第2部開幕の市長講釈が長すぎたから雨に遭遇したなどのジョークも飛びだしたが、気温が低くなったので観客の多くが帰宅した。折角大入り満員で盛り上がっていたが、文字通り水をさす結果となってしまった。未だ出演を控えた団体が半数以上いたので、会場を館内に移して続行した。
 右の写真は地域の小学生など約120人が、54張りの太鼓を一斉に打ち鳴らし、迫力ある演奏を披露した鷹巣祇園太鼓振興会の演奏。
右の欄に写真が見えない場合は
こちらを(31.3kb)
鷹巣祇園太鼓振興会の演奏

10月2日 森吉地区敬老式 北秋田市

 北秋田市の敬老式の最後として1日、森吉地区の敬老式が市森吉総合スポーツセンターで開かれた。
 朝から生憎の雨となったが、市が用意したバスで沢山のお年寄りが会場に参集。中にはとてもお年寄りとは思えないほど若々しい人達も!
 今年は白寿(1名)の宮野サトさん(森泉荘・細越)、米寿(43名)の鈴木秀一さん(桂瀬)に記念品を贈呈した他、本城の金和彦・和子夫妻に金婚のお祝い状が贈呈された。
 また、75歳以上全員(代表・野村美津子さん、神成)に「敬老湯っこめぐり共通利用券」が贈られた。
森吉地区の敬老者は1,393名(男510名、女883名)で、その内650名ほどが参加した。なお全市の敬老者は6,960名。

9月28日 収入役を置かない条例案可決 北秋田市議会閉会

 北秋田市議会9月定例会は27日本会議を再開、今年度一般会計補正予算案、市に収入役を置かない条例制定案など34議案を原案通り可決、承認したほか継続審査となっていた「高齢者安心条例を廃止する条例案」を賛成多数で可決した。
 またこの日追加提案された議会選出監査委員の選任案は、賛成少数(賛成29,反対37)で不同意として閉会した。

 なお監査委員の選任案は、可とするものを賛成、非とするものを反対と表記する単記無記名投票で行われたが、「参性」(他事記載として反対票になった)と書いたものがあったと言う。これは誤記ではなく、明らかに悪意を込めたものと推察されるが、諸賢は如何に?

9月20日 収入役を置かない条例案を提案 北秋田市議会

 北秋田市議会9月定例会は20日本会議を再開、当局は北秋田市に収入役を置かない条例の制定案など4件を追加提案し、議会選出監査委員を内示した。
 追加提案された議案は、介護保険法の改正に伴う条例の一部改正2件、「前田小学校・前田保育園・放課後児童倶楽部建築工事」請負契約の締結案1件、北秋田市に収入役を置かない条例の制定案1件の計4件。
 また議会選出監査委員には畠山隆生氏(58歳、北秋田市浦田字白坂上岱119-3)の同意案を内示した。同監査委員の同意案は、最終日(27日)の本会議に追加提案され、無記名投票で同意の賛否が決する。

9月17日 一般質問終わる 北秋田市議会9月定例会

 北秋田市議会9月定例会の一般質問は、19氏が登壇して14~16日の3日間行われました。
以下は各氏の質問と当局答弁ですが、正確性と客観性を考慮して市のHPに掲載された広報にリンクさせていただきました。

 14日 7氏の一般質問  15日 6氏の一般質問  16日 6氏の一般質問

9月15日 北秋田市議会9月定例会開会中

 北秋田市議会9月定例会が12日から始まりました。日程はこちらです。
連日熱心な議論が続いていますが、傍聴者は少ないので、傍聴席は空いています。

9月11日 県立統合校の設置場所は鷹農高敷地 北秋田協議会

 鷹巣農林、鷹巣、米内沢3高校の統合再編案を検討する「北秋田地区県立高校統合に関する協議会」(高坂祐司会長)は9日、北秋田中央公民館で開かれ、3高校の統合校舎の設置場所について、県教委の原案どおり鷹巣農林高敷地内(約12万㎡)とすることを承認した。
 22日に開かれる次回の協議会で最終的な意見書をまとめて岸部市長に報告し、市長が県に提出する。
 協議会は、8月5日の第1回会合で3校統合を承認。同26日の第2回会合では、学科を普通科4学級、農業系2学科とし、普通科に体育コースを設けるよう県に要望することを決めている。

9月8日 台風14号 大過なし

 大型で強い勢力をまったまま日本海を北東に進んだ台風14号だが、当地にはほとんど影響がなく通過した。近年の台風では、風・雨共に一番弱かった。当地に最も近い阿仁合観測点の毎時データは、こちら



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