■履歴書・自己紹介書の書き方

 成果ある就職活動を進めるためには、キチッとした書類を書くことが必要となります。
ここでは採用担当者が思わずニンマリするようなテクニックを紹介します。

 
◆履歴書の書き方◆
 履歴書の履歴部分は事実をそのまま書き込むしかありません。
ということは、丁寧に、誤字・脱字のないように気をつけて書く以外にはありませんが…。
 

●まずは印鑑を押しましょう。
 以外と知られていない(?)ことですが、
よくあるのが、履歴書・自己紹介書にしっかり書き込んで全てが終わった後、さあ印鑑を…。
というところで、『ゲッ!印鑑が綺麗に押せなかった』というケース。

修正がきかない以上書き直し…。これを防ぐために、まず印鑑を押しましょう。
 

●写真くらいはインスタントは避けましょう。

 僕はコンビニが結構好きで、
新しい商品(インスタントラーメンなどなど)が出ると気になって仕方がないんだけど、
履歴書に貼る写真はインスタント写真は避けましょう。

みなさんがこれから始める就職活動は、
『自分』という商品を企業に売りに行くのだから、まさに営業活動!
そのカタログ(履歴書)がインスタント写真じゃ、第一印象はどうでしょう?
そんなカタログはみなさんも見たくないでしょ?

髪を切って1週間くらいの写真を撮りに行きましょう。

 

●電話番号は書くだけじゃ、だめ!

 次に書く欄は住所・電話番号欄ですね。
最近の就職活動は僕の頃とは随分様変わりして、インターネットなど、ツールも進んでますが、
企業からの面接や試験の案内はまだまだ、電話で行う事が多い。
携帯電話を連絡先にしておくのも一つの方法ですが、
他社に訪問中にマナーにし忘れる悲劇には注意が必要です。

また、それ以外の場合も、留守番電話を付けたり、
家族や大家さん、後輩にも丁寧な対応をしてもらえるように声をかけておきましょう。

 

●学歴は中学卒業から…。

 学歴は中学卒業から記入しましょう。
高校・大学は入学と卒業(大学はもちろん卒業見込)、大学は学部と学科も忘れずに。
予備校に通った場合は入学のみ、2部の学生の場合も2部と書く必要はありません。
その他、在学中に通った各種学校はどんどん書きましょう。

 
●職歴がない場合は何も書かない。
 『職歴なし』と書いてある場合が多いのですが、
職歴がない場合は何も書かないのが正しいマナーです。
アルバイトは書いてはいけません。
 

◆自己紹介書の書き方◆
 それでは次に自分のカタログでもある自己紹介書の書き方のポイントをまとめてみました。
どれだけ自己分析が出来ているかが、大切になります。
 
●演習科目・テーマ
 面接で聞かれることも多い項目です。出来るだけわかりやすく書きましょう。
ゼミを取っていない場合は重点をおいた科目を書きます。
 
●得意な科目
 語学系は海外留学などしていない場合は避けた方が…。
専門科目を書く場合は裏付けも説明できるようにしておきましょう。
 

●演習科目の内容

 演習科目の内容は200字くらいにまとめるのがベスト!
そのためにはまず800字くらいのものを書いてから絞り込むといいみたいです。
 
●クラブ(課外活動)
 クラブ、サークル、学外などを記入します。役職や成果も書くといいです。
 

●性格

 自分の性格絞り込んで記入します。
初めに10項目くらい選ぶといいでしょう。
ただ、積極的・ねばり強い・協調性って言葉は使う人が多いので、
自分の言葉で書くのもいいかもしれません。

あと、それを裏付ける具体例などあるといいですね。
 

●趣味

 こちらも10項目から絞り込んで記入しましょう。
読書ならジャンルを、音楽でも楽器、ジャンルなど、スポーツも種目も忘れずにね。
 

●資格など

 資格は現在まで取得したものは全て記入しましょう。普通免許は最後に…。
 

●志望動機

 結構ここはじっくり読んでるんですよ。
マニュアル本も読んでいる担当者も多いから、
内容によっては『あの本を読んだんだなぁ〜』って分かる場合も…。自分の言葉でね。