[161] Re[160]: 残暑お見舞い申し上げます 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/08/24(Tue) 21:20

ホームページ見させていただきました。ちょっと時間をかけて読んでみます。


[159] ブログレッシブロック 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/08/23(Mon) 21:03

日々書くと言うのは私の場合「書き過ぎる」ことに他なりません。
それはデザインでも一緒で「描き過ぎる」と言われる事が多い青春
をすごしてきました。でも「描き過ぎる」と不思議なものでさらに
描くものを見つける事になります。
枯渇する事の無い才能。というほどではないにしろ興味の数だけ
アイディアは生まれるものだと思います。
才能が枯渇しないのに「天然の温泉」が枯渇するのも皮肉な話です。

箱根の話で言えば富士屋ホテルは室内プールもかけ流しの温泉でした。
たしかに普段より体が浮いていたので本当かなと思っています。

偽温泉ですぐイメージしたのが「温泉評論家」の人たちのことです。
きっと「知っていた」んだと思います。内部告発出来なかった自分の
ありようをどう考えているのか、物悲しいですね。それは「自動車
評論家」もそうでしょう。「だれも悪くいわない」というスタンスで
本当に評論が成立するんでしょうか。そういえば先に書いた「幻想の
日本」という建築評論の中に出てくる「戦後の評論家」はそうとう
ずばずばと建築家を糾弾していたのを感じました。(それを載せている
松葉一清はそんなにするどくは論評していないのは皮肉ですが)

デザイン評論はどうでしょう。もっと「今の有り様」についてぬるい
ものを感じます。「ほめるもの」しか俎上にあげないと言って良いのでは
ないでしょうか。また「書き過ぎて」しまったようです。


[158] フィードバック? 投稿者:yuuzi 投稿日:2004/08/23(Mon) 18:35

秋田さん、こんばんは(お辞儀)

先日、こちらにて「温泉の偽装」に関して「(笑)」ながら
書いてしまったのですが、その翌日のニュースにて、「箱根でも云々〜」を見て、「うーん、洒落になってない」と少々焦ってしまいました。。
さすがに「箱根はないだろう」と思っていましたので、深く考えずに書いてしまったのですが、せっかくの箱根を満喫していた秋田さんに対して、「野暮なごと書いてしまった」と感じています。。(反省)

あと、「ブログにすれば良いのにな云々」といった事も書いたのですが、実の所、私自身はあの直感的でない使い勝手に?を感じつつ、更に「猫も杓子も状態」でちょっとお腹依一杯的ではあるのですが、もしかすると秋田さんもそういった感じで、コラム(前回はこの言葉を思い出せませんでした:汗)をBBSにてと思われたのかもしれません。
それに、自分がブログを使うかといいますと、そのままでは決して使おうとは思わないですし。。(無責任)

ただ、そんなこんなのマイナスポイントもありますが、少なくとも「年月日」で整理されているので、古い記事を読む際などは「比較的」便利かもしれません。
実はここ最近、一生懸命「strage」を読んでいるのですが、やはりどこかで「区切り」があった方が、楽なように感じます。
一度で読破するのが難しいものですから、「今日はここまで」と、自分なりに区切りを付けてはいるのですが、次の日になると「あれ、昨日の終りはどこだろう。。。」と探すのが、ちょっと大変なのです(汗)

せっかくの「BBSコラムニスト・デビュー」にケチを付けてしまうようではあるのですが、「ユーザーからのフィードバッグ」と言うことで。。。

それにしても、イチロー凄いですね>今日もマルチ安打
それでは、またお邪魔します(お辞儀)


[157] おとなじゃん 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/08/22(Sun) 19:08

以前から紹介したいと思っているサイトがあってやっとその「時期」が
きたように思います。「おとなの戯○言」というのですが「小学6年生」
に紹介された記事から成人サイトにつながったといって騒動になる世の中
多分に「20歳以上」(もっといえば40歳以上)な内容なので「遠回し」
にしておきます。

前から言ってますが「年はとれても」なかなか「おとな」にはなれませ
ん。「おとな」をタイトルにもってくるぐらいだからかなり「自信」の
あるふたりなのでしょう。内容はそうとう過激です。うん「いけます」
そして「知的」です。知的で痴的で素敵です。登場する男女は40代なの
で「年下」ですが、わたしより上の「全共闘」世代を彷佛とさせるもの
があります。理屈っぽいです。秋田的表現で言えば「理屈にならないこ
とを理屈で押さえ込んで悦に言っている」という感じでしょうか。

紹介しておいて散々な事を言ってますね。「エッチになるには残念ながら
かなり頭が良く無ければなれない」という事を知る事が出来ます。
ジャーナリストと思わしき男性と家庭が有りながら働いている女性の
むつみ事なわけですが多分に「仕事」と「常識」においてひとより抜き
ん出ているがゆえに「許されている」という甘えと言うか「嫌らしさ」が
あるのであります。でもねおもしろいの。「いける」のでありますよ。

「一番大切な事はだれも指摘しない」と以前コラムに書きましたが
そういった意味では「職場ではきはきすぱすぱ仕事をしている人たちの
あっち事情」と思えばいいのかと思う次第です。

以前は内容にがっちしたような黒い色主体のサイトデザインでしたが
急に「秋田道夫のかたち」みたいな明るいデザインに変わりました。
「秋田のかたち」はサイトデザインに一石投じたのかしら、なんてね。


[154] 中畑ジャパン 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/08/22(Sun) 17:17

先にBBSに「ながしまジャパン」の事書かれていましたが
わたしもまったく同感と言うかこの事に関しては「悪口の身代わり不動」
になろうと思っていたので「さき言われちゃった」とすら思ったのです。
まったく戦前の様相ですね。鈴木桂治・北島・末続さんといった人たち
が精神論とは違う「精神論」を展開して「実証」しているのに、「オリ
ンピック」をになう人でもない「外野」が昔の論法にはまっているのは
納得いきません。だいたい「受験戦争」を勝ち抜けてなだたる「マスコ
ミ」に就職した人たちがどうして「みずから」新しい時代を築こうと
しないんでしょうか。 わたしね「オウム真理教」事件の際、仲間うち
の「牽制の仕合」で「広報担当」をつっこめなかった記者の姿が
トラウマになっているんです


[153] おじさん雑誌 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/08/21(Sat) 20:22

今日はお茶の水の「ランチョン」というビヤホールへ行ってきました。
先週は銀座の「ライオン」ちょっとしたビヤホールブームであります。
それはこの暑さのせいでビール好きとはちょっと違うかもしれません。
(そういえば銀座のピルゼンがあったビルがもうすぐリニューアル
ピルゼンが再開してくれると嬉しいわけです。)神田の古本屋街で
「ウイークリーヨミウリ」を買いました。なぜかデバイスの「マグ
コーヒーメーカー」が載っているから。ちょっとドキッとするきれい
な写真が載っていました。そういえば今発売の「週刊朝日」には
1本入りワインセラーが紹介されていて「右も左も」関係なく
商品が認知されたのを感じるわけです。(そのうえアンアンにも
載ってます)それにしても「ウイークリー」君、350円は高すぎです。
週刊朝日の300円も安いとは思わないけれど。かなり「ふつう」の
わたしには重く感じると言うか「古くさく」感じる記事をすりぬけて
やっと「爽やかな」写真にたどりつきました。「変わろうとしない人に
新鮮なニュースを提供する」というのはかなり矛盾した行為ですね。


[152] ソープオペラ 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/08/21(Sat) 14:27

イアン・ソープは2個の金メダルを獲得したそうです。マスコミ的には
「2個しか」と書かれるけれどこれはおかしい。北島選手は「2個も穫
った」と表現されているのに。ちょっと「イチローのユウツ」に似た話。
マイケル・フェルプスは「6個」も一人で穫ったそうでそういう日本人
は今までいないので「想像出来ない」。そのわりには彼は目立たない。
つまりイアンソープは強くて「美しかった」んですね。イチローが言っ
ていたそうです。「アマチュアとプロの差よりプロとプロの力の差の方
が大きいんです。」うーんデザインの世界にも言える事です。


[151] 宿題 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/08/21(Sat) 11:00

人生にも「宿題」があるんだなあ。と思う。
別に提出したからといって褒められる事の無いものでありそれをしなかったからといってだれもしかられるわけでもない。逆に「ぼくもやってないからいいじゃない」と軽く扱われてしまう程度のものなんだけれど人生につまってくると「じわっと」くるそんな宿題。そんな宿題を「まだ手を付けていない」けっして若くは無い人といっしょにいるとこちらまで「やっていない」ような気持ちになってしまう。同じ問題集だったら「ぼくの写せば良いよ」と見せてあげれるんだけど「微妙に答えの数字が違う」ので参考になりこそすれやっぱりその人が「考えなくてはいけない」事にかわりはない。ひとによっては「自由研究人の2倍いいものやったんだから算数やんなくてもいいんでしょ」といったりしてだんだんすり替えを考えて
そういう「いいわけ」にかぎって「声が大きい」かったりするわけです。

どうもわたしは昔から「宿題やっていない」人のことを敏感にみつけだす力があったみたいで「やんないと後が辛いよ」と自分の宿題すらおぼつかないときから「口にしていた」ように思います。「正義感が強い」という
言われ方は好きではないのです。正義すらおかしいでしょ?と思うわけです。そんな正義のうらにある「宿題してない」事の方がよっぽど問題に
思えるわけです。実際に自分の宿題が進んでいるかは実のところよく判ってません。しかし言えるのは「宿題はやらなくてはいけない」というプレッシャーには毎日「目を合わせています」。
コラムですがこの「BBS」をコラムにしようかな と昨日から思っています。そうすればどこでも更新出来るし。ちょっと「新しい」かなと
思うわけです。


[150] 考える力 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/08/20(Fri) 16:55

わたしは柔道の「鈴木桂治」が好きだ。
以前情熱大陸で見た彼はコラムでとりあげた「若きピアニスト」の女
性同様まったく「柔道」だけで生活が成り立っているのだが「知性」
を感じた。それは「柔道頭」としての賢さではなく広く世間で通用す
る領域まで拡大する知性である。柔道も「考える時代」に突入したん
だと思う。
あいかわらず「父親のスパルタ」を賞賛するような時代錯誤が紹介の
されかたをしてしまう「まったく体をあずけてしまった」ような選手
とは一線をかくしているように思う。いやだれが「悪くて」彼がいい
というのではなく彼は「新しい」。今日の結果はわからない。優勝す
るかどうかはあえて「興味が無い」勝ったにしろ、負けたにしろその
「肉体表現」はきっと他の柔道家といかに「違った」表現をするかに
興味がある


[149] Re[148]: 不思議な国 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/08/19(Thu) 18:06

YUUJIさま
ありがとうございます。
なにかわたしが書きそうな事先に書かれていて究極の「空気なげ」
というかサイトに文章書かなくても「そう書いてあったように思った」
という事態も想像したりするわけです。


[148] 不思議な国 投稿者:yuuzi 投稿日:2004/08/18(Wed) 23:34

秋田さん、こんばんは。
先日はメールありがとうございました(お辞儀)

箱根にいらっしゃるのですか!羨ましい限りです。。(羨望)
ちなみに最近、温泉の「偽装」が目に付きますが箱根は大丈夫でしょうか(笑)

TOPのトピックス(?)を読んでいまして「ブログにすれば良いのに」と思いつつ、BBSに目を通すとそこには「ブログ」の文字が(笑)どんな事を書かれるつもりだったのか気になります(笑)

オリンピックですが、当初は興味もなく見るつもりもなかったのですが、思いがけず時間が出来(汗)、たまたま見た野球がコールド勝ちという、なんとも爽快な勝ち方をしていましたので、そのまま野球は見続けています。

ただ、大した野球好きでもありませんので、何故に「長嶋ジャパン」なのかは私には未だに理解できません。
やはり、これも「権威主義」なのでしょうか。。。

キューバに勝った時の松岡修造のコメント「長嶋さん、ありがとう!」も更に意味がわかりません。。
選手の「ここに長嶋さんが居るつもりで頑張ります」も、なんだか死んでしまった人に対して言っているみたいですし、「中畑ヘッドコーチ」の存在自体をも否定しているようで、とても不思議に思えます。

体操男子は、本当に凄かったですね。特に、アメリカか日本か!?という場面では、異常に興奮してしまいました。

ただ、私は天の邪鬼ですので、オリンピックの影に隠れてしまった、イチローや松井、佐藤琢磨をひっそりと応援したいと思います(笑)

それでは、またお邪魔いたします(お辞儀)


[147] こしょう少々 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/08/18(Wed) 19:01

また暑くなってきましたが、いかがお過ごしですか。
昨日と今日箱根におりました。古式荘然とした「富士屋ホテル」に
泊まったのですが、どうも「休んじゃいけない」日だったのか
えらい雨と雷でホテル内が一時停電してしまいました。
行く前に更新しようとして上手く行かなかったのでそのままにして
旅だって事務所にもどって更新こころみましたが「やっぱり」だめ
でした。昨日の朝日新聞の夕刊に「ブログ」についての記事が出て
いました。そのことやら建築の事やらオリンピックやら書こうと思
っていたのですが残念。そうそう「体操男子」よかったですね。
こんなにおもしろいオリンピックは久しぶりと言うか「はじめて」
な気がします。とにかく「予定調和」していないところがいいですね。


[146] Re[144]: ありがとうございます 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/08/10(Tue) 10:28

ヤマダさま
すごく性格がいいですね。「好き」ですその感じ。
そして会社にいるといろんな衝突があったんだろうなあ。
そんなとき旦那さんがやさしく相談にのってあげたんだろうなあ。
そういうところが「決心」させたんだろうなあ、と想像の羽が
広がりました。わたしもヤマダさんと同じように本質的な素朴な
疑問が湧く方ですし「敬語もまじえた正しい疑問」が疎まれ
常識の無い我がままな奴の「的外れ」の方が好感をもたれる矛盾
に何度も遭遇しました。でもね、結局「正しい疑問」が生き残る
ものです。私は人生の成功者じゃないかもしれませんが「本質者」
として自信があります。伝統のはじまりは「アバンギャルド」。
すりへるかもしれませんが他の人の「さきっちょ」をヤマダさんも
になって下さいね。身近なひとによろしくお伝え下さい。


[145] Re[143]: はじめまして 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/08/10(Tue) 09:48

summercontrailメールありがとうございました。
最初読み出した時「全て同意するわけではないのですが」という
言葉に「はっ」として、その日自分に起きた出来事を思いだし
ありがたいというかなにかわかったような気がしました。
「好きな人とは必ずしも意見が合うとは限らない、話が合う相手を
かならずしも好きになるわけではない」と思います。
そういう意味では「生意気な恋人」みたいなページなのかなあと
「秋田のかたち」を思っています。言い過ぎたり悪口だったりが
かかれているけれど「言い過ぎにしか言い当てられない真実」も
あったりします。でもなんでしょ言葉の価値がどこにあるかは
書いた自分も判っていないんだなあと改めて思った次第です。

またセミナー開くと思います。是非「違和感」を楽しんでください。


[144] ありがとうございます 投稿者:ヤマダ 投稿日:2004/08/10(Tue) 01:19

こんにちは☆
さっそくの優しいコメント、どうもありがとうございます。

これからは、もう少し気をつけて辺りを見たり、
それについて身近な人に話してみたりしようと思います。


[143] はじめまして 投稿者:summercontrail 投稿日:2004/08/09(Mon) 23:34

 こんばんは、はじめまして。以前から興味深く拝見しています。
必ずしも秋田さんのお考えに全て同意するわけではありませんが、教えられるところが多く感謝しています。
 例えば今回の「I NEED MY SPACE」ですが、

>自分の中に有る「嫉妬心・猜疑心・虚栄心・性欲」をしっかり見つめ
>ていってそれでいながら「かっこよくて大きくて素敵できれのいい
>飽きの来ないデザイン」

 という箇所がたいへん響きました。私もそのような姿勢を持ちたいと思います。

 残念ながら今回のセミナーには参加できませんが、集まりのご成功をお祈りしています。


[142] そんなことはありません。 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/08/08(Sun) 13:36

ヤマダさんへ
メールありがとうございました。
2月に見たフラの優雅さにはっきり言って「ノックアウト」でありました。
教え子さんの奥様にこういうこと言っちゃうのも「秋田のかたち」であります。信号機は「買わない・買えない・変わらない」ものですがそういう
なんでもないものが綺麗になることは悪く無いと思いデザインしました。
目標は「レゴになったとき可愛いデザイン」です。(それからいえばちょっと今の私のデザインは可愛くないなあ)今信号機が「LED」に変更されていてそれが「デザインを変えるチャンス」につながっています。
歩道用のLED信号は光るところと人間の形が今までと逆転しています。
実は今のホームページのデザインはその「反転後」のデザイン信号が増えた
時を「見据えて」デザインしたものです。人によってはホームページの歩く人が信号のおじさんと気が付かない人がいるかもしれませんが、これから
「反転」した歩道信号が増えてくるとダイレクトにホームページの意味が
見えてくると思っています。
昨日の「アクリル」というお話を読んでいて、デバイスの1本用ワインセラーのデザインを始める時、会社がわたしに「こんなかんじ」のものが欲しいと言われた時を思いだしました。「これが欲しい」という明確なオーダーが
デザインをつき動かすものです。これからも「疑問と質問と発言」を大切に
してください。(きっと二人の生活でもそれが大切です0


[141] Re[140][138]: レッツシンゴー 投稿者:ヤマダ 投稿日:2004/08/08(Sun) 08:01

あ、、ふっと反省してしまいまして…、言い訳です。
下記のような意見は素人がよく考えずに発してしまう
私の悪い癖で、大抵後から様々な背景や必然性を了解し、
自分の発想の乱暴さを恥ずかしく思ってしまうのです。
(でも忘れっぽいのでまた乱暴なことを考えては反省の繰り返しです)
突然やってきて騒いでしまって、すみませんでした。


[140] Re[138]: レッツシンゴー 投稿者:ヤマダ 投稿日:2004/08/07(Sat) 20:49

こんにちは。はじめて書き込みしています、
今年の2月に「晴れ舞台」でお言葉を頂戴した者(妻の方)です。
信号のHPのトップページ、かわいらしいですね☆
物事を良く知らない私は、信号機は公共のもので
日本全国統一されているものだと思っていたのですが、
そうではないのですね。
20年位前に信号機のフレーム(っていうんでしょうか?)
ライトのまわりのグレーの部分及びアームというか、
柱の部分がこげ茶色で、フレーム部は全体に楕円形、
柱は滑らかなカーブの車両用信号機を見かけ、子供だった私は「かっこいい!!未来みたい!!」と大げさに
感動したのを良く覚えています。
新しい信号はどんどんそうなるのかと思いきやそういう気配は無く、
普通にグレーで電信柱の兄弟のようなイメージは変わらず、
今は「そっちが正解だったのかー」と思っています。
外国のテレビ中継のバスケットゴールみたいな透明な板に、
赤とか青とかのライトが表示されたりしたりして、、なんて、
お金がかかりそうで絶対ありえないですよね・・・?



[139] 一応 投稿者:秋田 投稿日:2004/08/03(Tue) 19:51

一晩限りのセミナー応募ありがとうございました。
うまい具合と言うのも変ですが「ふわっと」定員に
なりましたので、募集は終わった事にします。
でも「ほんとうには」締め切りません。
今はなにも感じていないけれど「8月29日」に
はじめてこのサイトを見て「一目惚れ」する人が
いるかもしれません。そのために「完全には」締め切りません。
わたしの席をゆずります。


[138] レッツシンゴー 投稿者:秋田 投稿日:2004/08/01(Sun) 20:49

http://www.shingo-d.com/
以前からお世話になっている「信号電材」のホームページが
出来ました。歩道用の信号機に「住んでいる」今時見かけない
「山高帽」をかぶったおじさんをモチーフにデザインしました。
「ひょうきん」な自動車はわたしの「自作」です。
ホームページでも「秋田」してしまいました。
信号電材の中村さんご苦労様でした。


[137] インUSA 投稿者:秋田 投稿日:2004/08/01(Sun) 20:45

みなさんごぶさたしております。
フロリダのオーランドーという場所にあるディズニーワールドに
来ています。展示会が「ディズニーワールドの中」と聞いていたのですが
冗談ではありませんでした。幕張で言うと「入ってすぐの建物」の中に
大きな展示場があります。敷地全体は「東京都」ぐらいあるそうですが
ホテルは「お台場」から「東京駅」にいくような感じで会場に行く事が
出来ます。
驚いた事がひとつ。磯崎新がデザインした「ディズニー」本部の建物が
このホテルから会場に行くまでの道路左側に見える事です。
今となっては「なにを根拠」にデザインしたのかわからない「高級な
児童遊具」に見えてしまいます。あの時代の「流れ」そのものが知識に
なければどうみても「おかしい」デザインです。磯崎氏のデザインは
いつも時代に守られ、時代と言う「おとうちゃん」におんぶにだっこ
されているように私は感じます。


[136] インチャイナ 投稿者:秋田 投稿日:2004/07/26(Mon) 14:20

今 中国に来ています。二年前に訪れたところだけれど
ものすごい勢いでインフラが充実して来ている。
まだまだ信号機は少ないけれど「増えています」
高速道路もばんばん出来て、それでいながら
どこまでいっても「ぷらぷら」歩いている
人がいるところがまたすごい。
うーんどこまで行って今の日本みたいに
「たゆたう」事になるんでしょ。
いやだれかが「たゆたう」間にまた別の人が
動き出して常に「回転」しそうです。
人の力が何より強いと感じた。わけです。


[135] 連絡網 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/07/23(Fri) 16:58

「一夜限りのセミナー」に応募いただいた皆様へ
受諾メールは届きましたでしょうか。がさつものなので
連絡が行ってなければご連絡下さい。


[134] 祝辞にかえて 投稿者:Luigi 投稿日:2004/07/22(Thu) 23:43

再開されたことを心より嬉しく存じます。

一服の緑茶であったり時に口苦い生薬だったり。
いずれにせよ秋田さんの文言は、
若い茶葉のように思う次第であります。
晩夏の代々木茶会、楽しみにしております。


[133] 一晩のセミナー 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/07/22(Thu) 09:24

おはようございます。
現在12人の方の申し込みをいただきました。
この数字をどう思われるかわかりませんが
応募の動機を読ませていただくとすごくうれしく
なってしまっているわけです。
極端な事をいえば代々木公園で集まれば何人来ていただいても
いいわけだし(集会は禁止されているでしょうが)
どんどんきてちょ(なぜか名古屋弁)という感じです。
また勝手なことをいってしまいました。
わたしの予想では今日で「定員一杯になる」と思っています。


[132] Re[131]: 楽しみにしていました 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/07/19(Mon) 11:19

「笑う工業デザイナー秋田道夫」です。
その節は声をかけてくださってありがとうございます。
講演行かれたんですね。うちの息子も「行こうかなあ」なんて
言ってたんですが「目の前に日本一の工業デザイナーがいるのに
なんでわざわざ行くんだ。」と声を高くして言ったわけです。
こういう「めちゃくちゃで子供っぽい」自分が好きだったりする
わけですが。
再開を喜んでくれる人がいることはすごく励みになります。
デザインはまた「ゆるんだ時代」に入ってきたような気がします。
景気が良くなってまた「ゆるんだ」ものも評価されるようになるんだと
思います。
大げさに言えばわたしのデザインがデザイナー諸君の「良心」を呼び覚
ます働きをしてくれて80年代から90年初頭の「悪のりデザイン」を一つ
でも減らす事ができれば嬉しいと思うわけです。
>


[131] 楽しみにしていました 投稿者:nori.t 投稿日:2004/07/18(Sun) 22:38

秋田さんリニューアルおめでとうございます。
初めて書き込みさせていただきます。
以前jidaのミュージアムセレクションの時にお話していただいたムサビの学生です。
topの写真がお会いした時に、自分の受けた秋田さんの印象そのままで笑ってしまいました。すいません。

昨日、多摩美で深澤氏の講演を聞いた後に「ライバルについて」のコラムを読んで、自分の本棚を見つつ考えてしまいました。

またコラムから勉強させて頂きます。それでは失礼します。


[130] Re[129]: こんにちはのつづき 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/07/18(Sun) 16:43

森村さんの名前をここに登場させていただいたことにまず感謝したいと思います。信号の例え話も実はおどろいています。デザインが出来た信号機の写真を載せようかのせまいか迷っていたのでまるで自分の行動を見られていたみたいな気がします。
人とクルマのいないとき信号機は「心変わりする照明器具」です。
そんなとき信号機が「好きだ」なんてメッセージを向こうの信号機に流していたら素敵です。
その昔、近所の酒屋のおじさんが私が高校位の時「いつも静かに歩いてた」という話を母にしていたそうです。なんだかそれが本当にわたしなら、自分でも「惚れてしまいそう」に思いました。


[129] こんにちはのつづき 投稿者:nob 投稿日:2004/07/18(Sun) 12:38

リターンキー押しまちがえまして、つづきです。
その本のなかに、人生の中でぶちあたる数々の難問をといていきましょうというのがありました。そんなありがたいことはないと、必死で読んで、う〜あ〜となっています。
人生の決断において「正しい横断歩道の渡り方」になぞらえ、著者の考えたベストな渡り方は、「信号が赤、誰も横断歩道を渡っていない、車も来ていない」と即座に判断し、一気に渡るという物でした。そして疾風のように去っていくのだそうです。
かっこいいなあと思ったので単純ですが次からは信号無視しまくりです。でも物理的に信号無視を本当にしているだけの私はもともと暢気な性格なので、他のシーンに生かせません。
 秋田さんいつもどこかでピューっと走り去っているような気が私の中ではしています。そんな人が心からうらやましいんです。


[128] こんにちは 投稿者:nob 投稿日:2004/07/18(Sun) 12:21

最近美術家の森村泰昌さん著「美術の解剖学講義」というのをはじめて読みました。


[127] ちょっと変えました 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/07/17(Sat) 14:41

見て下さったみなさんへ
ちょっと体裁をかえました。「暫定政府案」でありまして
それまでの「工事中ごめいわくおかけしておりますおじぎおじさん」
のつもりで「笑って」いる写真を載せました。
写真はわたしが信頼しおつき合いさせてもらっている「日高正嗣」さん
のちゃんとした写真であります。
NAVIをはじめとするクルマの写真や風景などすかっとした「空気感」が
持ち味です。また詳しい事はホームページで書かせていただきたいと
思っています。


[126] Re[125]: こんにちは。 投稿者:秋田 投稿日:2004/07/12(Mon) 23:17

引っ越しご苦労様でした。近くに引っ越されたのに手伝いにも行けなくて
ごめんなさい。わるい先輩ですね。今日は九州に来ています。先週も
来ていました。フロリダでの展示会の準備です。
カーサの件をふくめジャーナリズムとはかなり「相性が悪い」ですが
「わたしはみんなから好かれている」とう絶対価値観を手に入れた私は
「向こうが変」と「思ってます」でもあの記事は今後の自分にきっと
いいものをプレゼントしてくれるはずです。
今度ゆっくりおはなしさせてください。


[125] こんにちは。 投稿者:@cky 投稿日:2004/07/12(Mon) 10:51

先週のお休みで、引っ越しがなんとかおわり、新しい生活を始めようとしています。まだ自宅のネットが繋がらず、隙を見計らって会社からBBSの書き込みさせていただいてます...。

Casaを昨日拝見しました。
「あれ?」とおもったのは秋田さんがデザインされた製品しか掲載されてなかったということです。
誰かセレクトして掲載したのでしょうか?
下のコメントには、やはり歯がゆい思いを未だにしている次第ですが....。


[124] 多分 投稿者: 投稿日:2004/07/12(Mon) 10:13

時代と寝なくても、時代が添い寝してくれる事でしょう
そういう人と思います


[123] 都営地下鉄 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/07/10(Sat) 18:17

http://www.excite.co.jp/News/bit/00091086658279.html

インターネットで都営地下鉄を調べていたら「地下鉄入り口になぞのオブジェ」という記事を見つけました。
白と青のストライプ一見すると「気のぬけた散髪屋さんの看板」みたいですが実はあの「公募コンペ」には思い出が有ります。
石原都知事が「大江戸線」という当時としては「?」なネーミングを付けた事に端をはっして大江戸線をはじめとする地下鉄の入り口を明確にしよう、という事で一般に公募されました。当時東洋美術学校の講師だったわたしは「課題」としてこのコンペを取り上げて最初「1週間」の日程でプレゼンテーション用のパネルを作ってもらいました。一次を通過した生徒さんはさらに模型やパネルに労を割いてくれたと思いますが、詳しい事は覚えていません。(1998年の事だったと思いますが)
最終審査に四点ほど残り「一席」は逃しましたが3点ほど入賞し、表彰式では入選者が同じ学校であった事を石原さんが驚いたという話を後で聞きました。なぜ一等が「くるくる」君か、その答えは「大江戸」というネーミングにあります。つまり八百八丁を守る火消しの「まとい」にその作品が「似ていた」だからでしょう。(真偽はわかりませんが)
つまり「美しさ」より「審査する側の思惑」に翻弄されて「意図」が
見えなくなって「不思議なオブジェ」に変ぼうしたわけです。
選んだ人がまだ在任中にすでに「未確認」になるのは不思議です。


[122] 大好きみんな 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/06/30(Wed) 21:17

どうしてぼくが「沢山愛してる」てわかっちゃうんだろう。
どうしてこんなロマンチックな書き置きが届くんだろう。
ぼくは言葉のきつい「愛しべた」の50過ぎのおやじなんだけれど。
いやそうじゃないなあ、デザインとか理屈とかどうでもいいから
みんなから「愛してる」と言われたい!
むちゃくちゃロマンチックな「見るに耐えられない」素敵な言葉や
愛の吐息で満たされたページに「なっちゃえ」
というジントニック二坏でなっている秋田より


[121] 自分を 投稿者: 投稿日:2004/06/30(Wed) 10:05

沢山愛してる人その深さだけ人をも深く愛せる人です
復活楽しみにしております


[119] Re[118]: 51枚目 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/06/11(Fri) 16:45

どうもありがとうございます。
ふつうであれば誕生日に特別な思い入れしないのですが
今年はちょっと違う気がします。
そう21世紀が2001年からだったようにわたしの
50代は今年からのように思います。
最近は「絵のあるお皿」が好きみたいです。
(まわっていると黒にしか見えないですが)
うまくかけた絵が「重く」感じるように今年は
「思い」「重い」年になりました。


[118] 51枚目 投稿者:MYZK. 投稿日:2004/06/11(Fri) 10:45

今日は秋田先生の51枚目の新たなお皿が加わる日と
言えばよいのでしょうか?
今年のお皿は今までに無い逸品になると良いですね。

美しいモノを見て美しいと感じられる感性を
もっともっと育てていき、
それをデザインに反映させられればと
毎日を悩みながら一歩一歩前に進んでいきます。

※ちなみに僕B.Dはちょうど1ヶ月後の11日です。


[117] お礼にかえて 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/06/09(Wed) 10:26

あ 朝からすっかり「やられちゃいました」
BBSに書く人もいなくなった「閉鎖した遊園地」へ園長だった
わたしがひさしぶりに、掃除をしにほうきを持って寄ってみたら
メリーゴーランドが動いていて昔良く遊びに来てくれたおじょう
さんがこっちを見て微笑みながら手をふってくれているようです。
朝、佐藤雅彦の事考えていたんです。そしてメールにその事を書
こうと思っていたのでタイミングにびっくりです。
「数学の出来ない佐藤雅彦」と自分の事を思っているのでおじょ
うさんが佐藤さん好きと知ってあらためて彼とわたしの中に共通
のテーゼがあるように思いました。 それは結果が「簡単に見える」
「楽しそうに見える」ことかなと思います。昔かっら「簡単」なデ
ザインしかしていなかったのですが今ますます「簡単」に突っ走って
います。簡単の前を走る「道を掃除してけがしないように小石をどけ
てまわる掃除人としての自分」は大変ですがデザインする私自身はあ
くまでも「たのしく簡単に」見えるらくちんな人でずっといたいと思
っています。
先生とは「先にうまれて道を平にする役割」の人の事と思っています。

@ckyさん「掃除姿」をデザインしてくださいね。わあ、難解ないいま
わし。 つまりつなぎ姿が凛々しいと言う「学校の時の自分」でいて
下さいという事であります?


[116] 先生 投稿者:@cky 投稿日:2004/06/09(Wed) 09:34

ここへの書き込みが大変遅くなりました。
「自分のことでいっぱい」という言葉は言い訳にもなりませんね...すみません。それなのにいつもご連絡いただいたり、本当にありがとうございます。

このHPでもたくさんのことを教えていただきました。
ここに記述されていた「名言集」勝手ながら自分のmacのスティッキーズにたくさんコピーして時々見かえしています。

そしてこのHPのかたちも大変シンプルながら、すてきな構成で、すっかり自分のサイトのお手本です。

今後のご活躍、とてもたのしみにしています。


[115] おつかれさま(?)でした 投稿者:Luigi 投稿日:2004/05/31(Mon) 23:38

この一年足らずで秋田さんを取り巻く環境が
どんどん「開いて」ゆくのを感じました。

「次」を楽しみにして待ってます。


[114] Re[113]: その結び目は 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/05/31(Mon) 23:19

なんだか見通されてしまってますね。
きのう「無理矢理任命したウエブ担当デザイナー」が無事結婚式を挙げましたのでもう少々おまちください。
そうですね。結んで開いてまた結んで縁がつながればいいですね。
そういえば昨晩「デザイナー諸氏のホームページ」を見ていて、相変わらず「フラッシュフラッシュ」しているデザインが幅を利かせていて「ユニバーサルデザイン」をどう考えているのか各人に聞きたくなりました。
てなぐあいに「言いたい事」がすでにして「溢れそうな」私ではあります。


[113] その結び目は 投稿者:みちこ 投稿日:2004/05/31(Mon) 22:43

長い紐の途中でちょっと結んだだけだと思っています。


[112] CA-3S その3 投稿者:datajiro 投稿日:2004/05/26(Wed) 12:40

私も蓋をはずして使ってみました。
このコーヒーメーカーには安全装置みたいなものを付けるというよりも後で蓋をするというスタイルをユーザーに採ってもらった方が方向として合っているように思います。
驚いたのはマグカップの保温性です。もちろん蓋をキチッと閉めておかなくてはいけませんが、かなりの時間飲み頃の温度を保つ事ができました。
ポットの底を暖めて保温するタイプのものは煮詰まってトホホなコーヒーを飲む事になるので好きではない。
マグカップは電気も使わないので省エネでもあるし本体と離れた場所に持って行けます。
CA-3Sというコーヒーメーカーがコーヒーを飲むスタイルを替える可能性もちらっと感じたりしています。


[111] Re[110]: CA-3S その2 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/05/26(Wed) 10:48

貴重な実使用を通した意見ありがとうございます。
私も「匂い」には敏感なので良くわかります。
どこでどう作られるか(私は知っていますが)わからないものに
水を入れて口にするわけですからどうしても慎重になると思います。
プラスティックに高熱のお湯が通ると言うのはやっぱり「恐い」ですね。
(カップ麺食べながらいつも思いますから)
カップのふたが開いていないと溢れてしまう事についてですが
私はあのキャップが
あるだけで「さらにプラスティックを通る事」ときれいに洗っていないと
ゴミが中に入ると思い2回めからは「ふたを取ったままで」入れるように
なりました。そのとき困るのがふたの置き場所なんですどちらも
テーブルに置いて良い面が存在しないんですね。 小皿を用意するのが
「周到」なんでしょうね。ふたの開閉を判断する構造は難しそうですね。
(カップがセットされているか否かを判断するのは本体の奥や注ぎ口に
安全弁を用意する事で簡単に解消出来るのですが。
うーむな朝です。 デバイス社には報告しておくことを約束して
結びたいと思います。
メールではなくてBBSに書き込んでいただいた事を感謝します。


[110] CA-3S その2 投稿者:datajiro 投稿日:2004/05/26(Wed) 03:21

コーヒーを入れるまでに時間がかかったのにはもう一つ理由があってそれなりの器具として納得するまで湯通しするのがわたしの儀式なのである。
むかしフィリップスのコーヒーメーカーを買って入れたコーヒーがとても臭くてそのにおいが鼻について別ののコーヒーでも匂いに敏感になり飲めなくなった事があった。
原因はコーヒーメーカーの電熱で沸かした湯が通るパイプの素材に問題があった。
コーヒーが飲めなくなるくらい味が変わるのだから相当の化学物質が溶け出したのだろう。
しかしその安全基準はクリアしているのだから困ったものである。
クレームをつけ返品したが戻って来るまですごく時間が掛かった記憶がある。
顛末は覚えていないがとにかく匂いには敏感になってしまった。
CA-3Sも全く匂いがないという事ではなかったが十分湯を通したおかげで気になる事はなくなった。
CA-3Sはマグカップに蓋が付いていて保温のため開閉出来るような構造になっている。
当然コーヒーを入れる時は(開)で使用しなければならない。
しかし、私のようなおっちょこちょいはマニュアルも注意書きも読まずに操作してしまう。水を入れてスイッチオンで済むと思い込んでいる。
そしてあっという間に湯が溢れ出て大慌てしてしまいました。
さて私のようなおっちょこちょいがCA-3S のユーザーの中に何人出てくるかある意味楽しみである。
構造を理解すれば(誰にでも解る構造である)湯が溢れるのは当たり前でバカなのはわたし・・・と言う事で済むのだが、そうもいかない世の中の事を考えるとメーカーは蓋が閉まっていると湯が沸かない安全装置を付けるべきかなと言う気がする。


[109] Re[108]: CA-3S その1 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/05/21(Fri) 19:25

ありがとうございます。
ほんとうにいつもおせわになりっぱなしで
恐縮してしまいます。
まわりになじめる「いっしょにかっこよくなろうね」という
リーダーシップをもったデザインをしていきたいと
思いました。


[108] CA-3S その1 投稿者:datajiro 投稿日:2004/05/20(Thu) 18:40

コーヒーを入れるまでに随分時間がかかってしまいました。
確か、パッケージを開けて事務所の流しに近い狭くてカップや
急須や皿や布巾が雑然とある場所に置いたときは嫌がっていました。
私を置く場所じゃないとちゃんと主張していたみたいです。
だから置くのに相応しい場所を作ってやんなきゃーと思っていたの
ですが何とこれが徐々に馴染んでくるんですよ不思議に。
今はほとんど周囲を受け入れてしまった。
初めて3DCGのソフトでenvironmenマッピングを施してレンダリング
が上がって感激した時の感じですかね。
CA-3Sは環境を自分のものにしますね。
コーヒーメーカーですが外へもって出たいですね。


[107] 本日のコラム 投稿者:01000 投稿日:2004/05/15(Sat) 19:33

最後の一文に、パソコンの前で一人大爆笑です。
永年つれそった夫婦って無条件で偉いなぁと思います。


[106] ありがとうございます 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/05/14(Fri) 14:09

datajiroさんへ
コーヒーメーカー買って下さったそうでありがとうございました。
部屋に置くと部屋自体がクーラーを入れたみたいに
「きゅっと」温度が下がるように思えるのでおためしください。


[105] Re[104]: 早よ見たいです 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/05/12(Wed) 09:44

返信大変おくれてしまいました。
ダンスのたとえとてもうれしかったです。
そのむかし 課題で「家族」をモチーフに
調味料入れをデザインした事があります。
上に広くなった「おとうさん」と下に広がった
「おかあさん」と子供ふたりです。
あのコーヒーメーカーは「やさしい」髪型をしています。
そういう部分が実物をみてもらえると「きいている」
事がつわたってくると思っています。
へんに「またせて」すみません。


[104] 早よ見たいです 投稿者:datajiro 投稿日:2004/05/04(Tue) 00:41

ホームページのコーヒーメーカーの写真、まるでダンスをしている二人に見え
ますね。いや、言い寄ってキスしているのかも。
こういう写真の切り取り方はいつもやられたなと思います。
まだ手に入れていないからシャシンでも褒めておきます。
えー、ちゃんと実物見てから褒めに来ますので・・・。


[103] 最近のこと 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/05/03(Mon) 10:55

最近「きれいな事」をページで書くようにしています。
以前にも「世間で今起きている事をすぐに書かない」
と書いた事がありますが、それは正解だったなあ、と
思っています。まったくいろんな事が起きてはひっくり
返っています。テレビで三度も同じ内容の話をされると
ほとんどの事があたかも「判っている」かのように思え
ますし、普段ものごとを考えたりしているひとには批判
はそんなに難しくはありません。でも「事」を「自分事」
として真剣に考えるとそう簡単には「引っくり返せない」
事に気が付きます。ミュージアムの選定品が納得いくも
のかといえば「そうでもありません」なにか力が働いて
いると感じずにはいられません。特に自動車はほんとうに
「いいデザイン」なのかかなり疑問が湧いてきます。
しかし「いい改善案」が思いつきません。
同じスタンスで「あれおかしいよね」といっていてもな
にも変わりません。「一ミリ前へ進める事」の意味を改
めて感じているわたしです。
デザイン界の変な事を聞くよりも素敵な人や素敵な出会い
の話を読む方がどれだけ前向きな気持ちになれることか。


[102] コーヒーブレイク 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/05/01(Sat) 11:53

うれしいメールありがとうございます。
あのコーヒーメーカーは「手紙」かもしれませんね。
つくるひとの思いが簡単な言葉にこめられているように
思います。すでにお話しているかも知れませんが
あの製品を具体化するときにすでにその場に私は
いませんでした。手紙の下書きを見て引き継いでくれた
若くて性格が良くて優秀な小田さんがその手紙を清書す
る仕事をしてくれました。
小田さんは「どう作ってほしいかすごく分かりやすかっ
たので製品化しやすかった」と言ってくれていますが、
実際に形になったものを見ていると小田さんがあれこれ
と気を付けて細部を形にしてくれたことが良くわかります。
私のデザインは「もんきり型」のデザインが多くて単純な
ようでいながら他人に「覚悟」を問うようなきりつめた精
神がありました。小田さんのおかげで「他人とのやさしい
接点」を作ってくれたように思います。
それは本体のうえについた黒いふたの「やわらかいふくら
み」や開閉の為のヒンジのかたち、電源スイッチのかたち
に現れています。それらのまとめがシャープでありながら
「親しみ」につながっています。
きのうパーティーがあってそこで学生さんから教えてもら
った話ですが「右脳はたのしい気持ちの時に働く」そうで
す。アジアのバイヤーさんをはじめ大牟田の人たちとお話
しているととても気持ちよく幸せな気分になります。
きっとわたしの右脳はそのとき「小踊り」するように活躍
していると思います。やっぱり「だじゃれ」はデザイナー
の「必須アミノ酸」と自己弁護する私です。

それぞれのお家であのコーヒーメーカーが使われている写
真を集めてみたくなりました。みんなが「にこっ」と笑っ
ている写真を。


[101] コーヒーメーカー 投稿者:アジアのバイヤー 投稿日:2004/05/01(Sat) 02:01

一言。いいですね〜。

今、仕事休めに今日、日本から届けてもらったコーヒーメーカーで一服しているところです。

置くだけでその空間が「絵」になります。機能的だし。
豆をゴリゴリと挽いて炒れたイタリアンローストがおいしい…。
「フフフ…」と心が豊かになります。

これからも使う人が幸せな気分になるような作品をどんどん世に出してください。

小さな幸せをありがとう。


[100] Re[99]: カルバンクライン… 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/04/23(Fri) 11:25

種まきごくろうさまです。
普通であれば「夜の種まき」と繋ぐところですが
そんな「わかりやすい」方向には行かないわけです。
そろそろ昼夜を問わず「タネの尽きそうな」年齢では
ありますが、毎朝の豆乳君のおかげでまだまだいけそうな
気がします。はやく台湾に行って本場の豆乳をご一緒
したいものです。


[99] カルバンクライン… 投稿者:アジアのバイヤー 投稿日:2004/04/23(Fri) 02:23

カルバンクライン…って、さすが。
グンゼじゃないのですね…。

初投稿です。
「デザイナー秋田」の一ファンとして、毎日このサイトを楽しませてもらっています。ヨーロッパの「ズルイ」写真も素敵ですね。

週末よりマレーシアに行きます。
種を撒きに。


[98] Re[97]: 子供は分かってくれない 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/04/18(Sun) 18:54

「ハダカ」か「着衣」か「サダカ」じゃない世の中。
せめて「王様のパンツはカルバンクラインでした。」
と発言する洒落っけは失いたくないものです。


[97] 子供は分かってくれない 投稿者:Luigi 投稿日:2004/04/18(Sun) 08:54

実は「はだかの王様」の登場人物たちは、群衆にいたるまで
全てが“大きな子供”だったのかも知れませんね。

人を騙すペテン師、見栄っぱりの王様、嘘の報告をする家来、見えない服を称える群衆。

彼らが大人ではなかったと思えるのは「王様はハダカだ!」という子供からの指摘に対して
誰一人として「もちろん王様はハダカですが、それが何か?」
と子供を諌められなかった、つまり大人の事情から逃げて子供の指摘を
全面的に受け入れてしまった点にあります。

とどのつまり“大きな子供”は“本物の子供”に勝てない…
そんなオチ。


[96] こと事の事2 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/04/16(Fri) 20:11

拉致の話すごいことになってきましたね。解放されたらまた「居たい」
というメンタリティーはすごいです。石原さんが「苦言」を言ったそうですがそのコメント読みながら、あなたが昔書いた「ノーと言える日本人」が育って来たと言う事ではないかと思いました。「ノー」という人はそんなに都合良く「アメリカ」だけに「ノー」というのでなく日本にも「ノー」と言っちゃうわけですよね。「ノー」といいながらヨットに勤しんだり(アメリカの専売では無いですが)都合の悪い事だけ「ノー」と言ったのでは説得力ないですね。
「国際化」というのが、自分より上の「力」を持っている国との付き合いを意味していたり「国際援助」が「目下」の国だったり、さりげなく(あからさまに)コンプレックスやごう慢が見えてしまいます。
植草さんも「いなおっちゃったりして」なんだかなあ。
こんなのホームページに書けないなあ。ということで「らち」があかない1週間でした。


[95] こと事の事 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/04/14(Wed) 13:48

今日自分で書いた「プロフェッショナルはその専門に於いて楽観的でなくてはいけない。」というのに、おばかな話ですが、自分で「うるうる」してしまいました。それでもって自分がしている仕事にその言葉を「応用」させてもらいました。そうとうへんな奴ですね。
というのも「自分の言葉」というのが、その時の「雰囲気」だったり「情勢」というものに影響を受けながら書いているので後から読むと「そんなこと考えてたんだ。」と思う事がしばしばかなりあるからです。(今日の場合3時間ほどで考えていた事を自分が飛んでしまっていたんですね)
言葉の価値はその人のありようと密接に関係しています。「シンプルでなくちゃね」というシンプルな言葉ですら、複雑で独創性の無いデザインしている人に言われたんでは「そのままあなたにおかえしします」と言いたくなってしまいます。

今朝の「とくダネ」のなかで小倉さんが植草さんの件について放送の中でおわびしたそうですが「自分を戒めれるか」というのが「オピニオン」についての重要な判断基準です。(以前はとくダネ良く見ていたんですが、ここのところこころにさしさわりが多くて人畜無害の「はなまる」見てます。でも「はなまる」も色気が出て来たみたいでちょっとシンプルで無くなって来ているのが残念)

今のように「見解がわかれる」状況の中、どんな記事もスタンスを示す事無く、たんたんと「話す」いや「話せる」局のアナウンサーのありように多分に疑わしいと思う今日この頃です。それが使命だと思いますがフリーランスになりたいから独立する結婚するのではなく「イデオロギーが私と合わないから」という人が出てもいんじゃないでしょか。


[94] おでかけ日より 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/04/10(Sat) 12:05

DJHONDA様(なんか懐かしい)
メールありがとうございました。
読んでいて思ったのですが、中途半端に「あなただけにお伝えします」というのもなんだか「美しく」ないので、これはもうみなさんに広報活動明確にしちゃおうと。http://nagoya.mitsukoshi.co.jp/star/event/
名古屋の星ヶ丘にある三越でデバイスのコーヒーメーカーとトースターの
デモンストレーションが13日の火曜日まで開催されています。
名古屋在住の方よかったら見に行って下さい。
はずかしげもなく書いてしまいました。
なんだか親切にいろんな事を教えてくれたおばさんが実は保険の勧誘だったり宗教のおすすめしているような気分ですが、もとをただせば「自己宣伝」の変形したのがホームページなので多少はお許し下さい。

もうひとつわたしが「重い存在」ですみません。
DJHONDAさんのような気持ちでわたしから離れて行った人も大勢過去いるので気持ちはよーくわかっております。
でもなんでしょう、デザインがほんとうにすきなら、いましばらく「側にいてください」もう少し先には「あまーい」「おいしーい」出来事がまっている(かも)しれません。スイカにかける「お塩」ぐらいに受け止めてくれればと思います。


[93] おしらせありがとうございます 投稿者:YAMAHAだったHONDA 投稿日:2004/04/09(Fri) 22:44

お知らせいただいたデバイスタイルの広告が、つい2日前に
ちょっと厚めの紙で印刷された(スーパーとは違うと言わん
ばかりの)チラシに大きく写真が載っていました。
それは「予約受付販売のみ」という、希少価値なのか、試験
販売なのか、複雑な思いにさせるコメント付きでした。
あそこの三越は小さめの店舗ですが、なかなか客層がおしゃれな人が多いので受けそうですよ。
またゆっくりお話をしたいですね。
寿命が縮まるのを覚悟してのぞまないといけないのがツライですが。。。


[92] Re[90]: 秋田さん 投稿者:みちこ 投稿日:2004/04/09(Fri) 01:18

お世辞を言わない様にしています。思った事だけを。

あまり、私が浮かれてしまう様な事をおっしゃるのは、良くないのです!女性に甘いのはイケマセンです(笑)名前、秋田さんを一瞬でも驚かせたという事がちょっと個人的に楽しいですウソです。

写真、の楽しみが増えたので、また参ります。


[91] Higaちゃんへ 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/04/08(Thu) 01:09

どうもおつかれさまでした。
きょうの文でちょっと登場させていただきました。

とても楽しい8日間でした。

(今、今日かえたタイトルに間違いを発見してあせっている
秋田です)


[90] Re[89]: こんばんは 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/04/08(Thu) 00:45

みちこさんへ
コメントとても嬉しかったですよ。
そういえば以前「ちょっと」という言葉はほんとうは「すごーく」という気持ちがこもっている事を書きました。

「好きにならない」という言葉は「好き」と書かれるより
ジーンとこころに伝わるものですね。

わたしも「見る目」と「直感力」に託すところがあるので
「同志」だし「同じ種類」だとみちこさんを感じております。

余談ですが、家人の名前が「みちこ」なので最初びっくり
しちゃいました。



[89] こんばんは 投稿者:みちこ 投稿日:2004/04/07(Wed) 22:11

血迷った事を書いたので削除しに参りました。
しょうがないですよね。私の見る目は確かだものなんつって。
本当の意味で誠実である様に(人にも自分にも)、自分の立ち位置を確認しながら日々過ごそうと思いました!おじゃましました。


[88] がるるるるるぅ〜 投稿者:Higaちゃん 投稿日:2004/04/06(Tue) 19:11

ここでは、初めましての方がいいでしょうか?
日本のミンデンでは、桜が満開で会社の花見行けなかったのが非常に残念な今日この頃です。
しばらく会社を離れると、浦島太郎状態で何がなんだか分かりません。想像通りで、メールの量はとても一日で見れる範囲ではありませんでした。それにしても、ポケットの小銭が円とユーロとポンドが混ざってヤヤコシイ。これも全部お土産にしようかと思ってます。
またちょくちょく顔出しますので、よろしくお願いします。


[87] 今日 投稿者:@cky 投稿日:2004/03/29(Mon) 01:01

今日、夜、六本木の方に用事があってヒルズの前を...というかあの道を通るに一度エスカレーターをのぼらなくてはならない作りなので通らざるを得なかった、という表現が適切でしょうか?回転トビラの近くまで行きました。白い花がヒルズ入り口の照明に照らされて、なんとも言えない感じでした。あってはいけない「事故」を起こすのはデザイナーの責任?設計者のミス?ユーザーの不注意?
花の前で、手を合わせたかったけれど、容易には出来ないことだと思って、結局手をあわすことが出来ませんでした。
一週間後、わたしはプロダクトのデザイナーとなります。1人のプロダクトデザイナーとして、なんだかどうにもならない気分になりました。「モノ」と「ヒト」と「コト」を考えていく今後、「安全性」と「デザイン」のありかたとは?と歩きながら考えていました。


[86] 御出立に際し 投稿者:Luigi 投稿日:2004/03/28(Sun) 23:07

秋田様
まだ新しいブラウザに慣れておらず、何度もご迷惑を掛けて申し訳ないです。

回転扉の件でまたひとつ思ったのですが、あの巨大なガラス扉がまわっているタイミングに合わせて「上手くすり抜けられた快感」を私は感じました。それは難易度の高いゲームをクリアすることにも似ていますね。私は公共性の高い場所ほどユニバーサルデザインを導入することに異議はありません。が、それと同時に人間は危険なものに対する興味や好奇心を捨てきれないことも避けられない事実だと考えています。あの回転扉は「場違いなアトラクション」であった様に私には思えてきました。第三者が業者や依頼主を責めるのは簡単ですが、かつて「危険を快楽として享受した経験」がある私には一概に誰かに責任を取らせて済む話ではないような気がしているのです。
※遺族が責任者に損害賠償を求めるのは当然として、それとコレとは別の話です。念為。

グッドデザインのGoodが何を意味しているのか、現在の選考委員という立場では誰にでも分かるように定義することが甚だ困難であろうと想像します。ただ「良い」と決めることに意味がある。現在のグッドデザイン運動の意義はその一点だけではないでしょうか?あとはその決定にノれるかどうかだけだと思います。今のグッドデザイン運動は“グッドデザイン自身”の為にある様なものでしょう。

良い旅となられることをお祈りしております。
お気をつけて行ってらっしゃいませ。


[85] Re[83]: 投稿者:Luigi 投稿日:2004/03/28(Sun) 22:20

秋田様
いつも色々と深く考えるきっかけとなる内容のお返事を頂きましてありがとうございます。


[84] Re[83]: Good is 投稿者:Luigi 投稿日:2004/03/28(Sun) 22:10

秋田様


[83] Re[82]: 技術 need 想像 投稿者:秋田ミチオ 投稿日:2004/03/28(Sun) 20:11

Luigiさんへ
メールありがとうございました。
昨日のコメントに書くのは控えたのですが、あるメーカーの発売したセキュリティーゲートに「ガラスの遮蔽扉」が左右から真ん中までせり出してくるデザインのものがあります。

ガラスが使われているので「美しい」という事になっていますが、わたしには「危ない道具」を再現しているようで生理的に受け付けられません。なお悪い事にグッドデザインを受賞している事です。

今日、友人と話していて「ホームページにグッドデザインの事書かれてましたよね。そんな深い裏があったんですか」という事になりました。
まだまだここに書いていない事があるわけですが、そういう「もったいぶり」も「意味ありげ」も嫌だと思いましたし遠隔にグッドデザインを批判しているようなスタンスもあんまり「美しく」ないと思ったのでこのBBSに書こうと思いました。
私が世間の評価が自分の思いと「一致しない」事を実感したのはLuigiさんも良く知っているI君がグッドデザインの審査員に選ばれた事でした。それまで順調にフリーランスのやるべき成功の道を淡々と順調に歩いていたつもりでしたがいつのまにか
「歩く歩道」を使って先に「ここですよ」と向こうから声かけられたような違和感がそこから始まりました。未だにその「違和感」はぬぐい去れない思いでいます。まったく歩く歩道でついた距離感を縮める事が出来ません。
今では評価が追い付いて来ているので誰も疑問に思わないでしょうが、その評価も審査員になることが優位に働いた事は明らかです。
いったい何がそこで起きたんでしょう。
それ以来デザインにまつわる人たちやマスコミから距離を開けるようになり今に至っています。
ZDの記事はそんな思いが蓄積した結果の「爆発」です。
今後インタビューがあってもあのような内容の発言はしないし
出来ないように思います。
不思議なもので、あそこで「言い過ぎた」為にこのサイトに来る人が大幅に増えると言う結果になりました。
逆に言えば「ものや人について語る」という部分がクローズアップされて本分足る「ものをつくる」という事がすこし見えにくくなりました。
今、あのコーヒーメーカーを、手立てに世間に評価を再度問いかける年にしたいと思っています。あのデザインは「リトマス試験紙」のようなものです。良いとか悪いとか好き嫌いを越えた「イコン」としての形をしています。まったくあのデザインの後ろから見る人たちのこころの動きや本心を引き出す働きをしてくれるものと信じています。


[82] 技術 need 想像 投稿者:Luigi 投稿日:2004/03/27(Sat) 21:41

今年の元旦、初もうでの後に六本木ヒルズに訪れました。
その時に私も「あの」回転扉の有無を言わさぬ様な頑強さに違和感を抱いたのですが、そのまま昨日まで忘れていました。
なぜ誰にもその事を告げずに済ませていたのか?事故の一報を聞いてすぐ考えたのはこの事です。

仮にクレームを付けていたとしても事態は変わらなかったかも知れませんし、私が気付くよりも以前に改善を申し入れた人が存在していたとしても特に不思議な事でもありません。
しかし私は「気付いていながら見逃していた」事に後味の良くない思いを(少しだけ)しています。

はるか昔に「技術力とは予め起こりうる事態を予測する力」と習いました。あるプロジェクトを企画するとき問題が起こってからその都度に改善していこうというスタンスは物事を実行する際スタートを切らせるには有用ですが、今回の事故で想像力を伴わぬ行動の行く末の恐さに僅かばかりの想像を働かせてみた次第です。


[81] Re[80]: 山邑邸で思わず。 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/03/24(Wed) 18:41

to-ryoさん
お手紙ありがとうございました。
なんだか恥ずかしいのですが最近私はとても幸せです。
それは自分の事を理解してくださる方が大勢いてくださる事を
感じるからです。かなり「痛烈」なことを書いているにもかかわらずその奥にある私の気持ちを汲み取っていて下さる手ごたえを感じます。
山邑邸のことでお話すれば、関西の人があこがれる芦屋という場所も必ずしも幸せの究極の場所ではないと感じました。
もしそこに住めたとしても「住みたい」という気持ちをもった
人が集まるとそこはすでにして「芦屋」の空気では無くなるような気がします。
唐突ですがアインシュタインの「相対性理論」はすごいと思います。何がすごいかといえば宇宙の見たこともない場所でも同じ重力の法則にのっとってすべての「原理」はできている事を解明したという意味で「ものすごい真理」を得たように思うからです。
山邑邸でも夫婦喧嘩があり姑の問題があり、親子の確執があったんだと思うことは「ほとんど間違いではない」事でしょう。

結局のところデザインはこころの問題にたどり着きます。
いやデザインにかぎらずすべて。
私は哲学者になりたいとは思っていませんが、すでにして「かたち」をデザインする事に対する興味はかなり少なくなっています。デザインするこころの環境がもっとも重要な関心事になっているわけです。
to-ryoさんへの返信としては言葉足らずですが、このbbsの書き込みは私を大いに刺激するのでついつい「燃えて」しまいました。
これからもよろしくおつきあいください。


[80] 山邑邸で思わず。 投稿者:to_ryo_ 投稿日:2004/03/24(Wed) 05:40

どうも初めまして。
かなり前々から秋田さんの文章を楽しみにさせていただいてます。
いい加減個人的には諦めつつある携帯電話に関してのお話や、日々の事などなど。
僕の日々の糧にさせていただいてます。

僕が山邑邸を訪れたのは夏でした。
憧れのフランク・ロイド・ライトの建物という事もあったかもしれませんが夏なのに凄く静けさを感じたのを覚えてます。
蝉の声もあまり印象に残らず、彼のオリジナルと思われる家具が実物で彼の空間に佇んでいる印象の方が遥かに強い。
初めて実物を見たからでしょうかね。

リニューアル宣言を見たとき文章を書かれなくなるのかと少し心配になりましたが。
今の写真+文章の形式、大好きです。
願わくば、秋田さんがデザインに関わった携帯が早く発売される事を。
いまかいまかと待ってます。


[79] 存在を認めると言う事 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/03/22(Mon) 11:20

01000さんへ
二行に込められた思いを感じとれた事をほっとしています。
安藤忠雄の近作で、上野の国会図書館分館に訪れた時すごく違和感がありました。それは改築される前の姿を知っている事とも関係があるかもしれません。

その昔、夏の夕暮れ上野を散歩していたとき国立博物館の手前左側にある
京成電鉄の「博物館前」駅入り口の異様な古びた小さい建物を見たその後に、通りをはさんで左側に立っている夕日に赤くそまった人気のない古典様式建築のスケール感がまったく飛んでしまったような迫力に驚いてしまいました。江戸川乱歩の世界というか予備校の頃通った中之島の図書館や公会堂に通じる懐かしさも混じっていたように思います。一度中に入って見たいと思い続けてやっと入ることになったときが「改装」の後になってしまったわけです。

(考えてみれば安藤氏も中之島の図書館や公会堂は馴染みの深い建物であり特に公会堂の中に玉子型のシェルを入れ込むプランを10数年前に発表されているのでこの時のコンセプトが上野の仕事のベースになっていると思います)
これは時代を遡って自分というものを歴史に残したい安藤氏の「野心」なのかもしれません。上野の場合「児童図書館」という性格もあってか建具や家具などが全然建物とマッチしていませんでした。彼の問題と言うよりは頼んだ側の性格がはっきりしていなかった事が大きいのだと思います。

01000さんのコメントに答えるべく書き進めようと思っていたのが意外なところから本質をかいま見る事になってしまいました。安藤忠雄と言う人においたちを含め同種のものをわたしは感じています。それゆえ、もっと彼を絶対ではなく「ゆれた存在」として皆は見ていくのが愛情ではないかと思っているわけです。


[78] Re[77]: 言葉力 投稿者:01000 投稿日:2004/03/22(Mon) 01:29

まずはお忙しい中、私ごときのコメントにお言葉を頂けたことに感謝いたします。
近年の私は建築関係の雑誌等に触れる機会も皆無に近い生活をしております。故に実は、美術館が安藤忠雄氏の設計ということも、行く為の下調べの時点で知ったのです。純粋に美術展を観に行く一市民として訪れた結果と、ここ数年自分の身近に、幼子を抱えた母親や身体能力の衰えてゆく老人と接する機会が増えたことから出た感想があの2行だったというわけです。あえて「不便」。これは私も理解しているのですが、あの規模の(しかも県立の)公共施設で実際体感してしまうと、多少の疑問がどうしても生じてしまいます。たぶん私自身の価値観や嗜好の変化も影響しているのだと思います。そして秋田さんのコメントは、秋田さんというデザインに携わる人間として正しいものだと思います(むちゃくちゃ偉そうなことを言って申し訳ありません)。そして今の私は建築家の信念より、「行きやすい美術館」の方に気持ちの向く状態にあるのです。その私の感想に秋田さんがどう思われるのか、を聞いてみたかったのです。ありがとうございました。
それから「言葉力」のハナシですが、「揺れている」という秋田さんのコメントを読ませていただいて、「揺れていた」自分の中の問題の一つが明確になりました。重ねてお礼申し上げます。
私も揺れっぱなしのクチなのでこれは負け惜しみですが、「揺れている」方が固まって化石のようになってしまうより断然良い事だと思います。
最後に、兵庫県立美術館で鑑賞したのは「クリムト展」と「安藤忠雄建築展2003」だったことをお知らせしておきます。


[77] 言葉力 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/03/20(Sat) 20:05

0100さんが安藤忠雄の建築が好きな事を知っているので(わざわざ神戸まで行かれた事を考えると今でもそうなのだと思います)どうしてあえて書かれたんだろうと考え込んでしまいました。
住吉の長屋の時代から安藤忠雄という人は「不便」をデザインしてきたように思っています。心地よさより哲学「させる」事に重きを置いていたしその事が日本より先に海外で評価される結果になったと思います。
話は変わりますが、私のところに結構メールが来るのですが「ほめた」メールはほとんど来ません。大抵「字がちがってるよ」とか「読みにくいからなんとかしろ」という文調です。(ホローすると悩んだり考え込んだりするという内容の文章も含まれているのでこのページに愛情を持っていただいていると解釈しております)逆に言えば「何言っても答えない奴」と思われているのかもしれません。それだけになにか言いたくなるところがあるのかもしれません。でもお気付きのように「どんどん」内容が変化し
「改善」(と本人は思っていますが)してるつもりです。
影響があるんです。
0100さんはご存じのようにわたしはいつも「揺れてます」確信は持っていません。なぜかデザインはあんまりぶれないのですが、内心はぶるぶるいつも揺れています。それゆえに「おかしいよ」というメールも十分1日頭の中に残っています。言いたい事とデザインするものがかなり一致してきている今はなにかデザインの事に批判的なことを書くと「たわごとではすまない」ところまで来ているように思っています。01000さんの2行の言葉に動揺しているわけです。


[76] 兵庫県立美術館 投稿者:01000 投稿日:2004/03/19(Fri) 23:40

館内アクセスの融通の無さに疲労。
老人と幼児連れには辛い公共建造物だと思いました。



[75] Re[72]: 批判 = 愛 ですね 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/03/07(Sun) 20:02

知の進様
お返事お礼が遅れてしまいました。
なんだかさらりとしていながらもその文面に知性を感じ取りました。
実は「思い当たる人」が友人にいるものですから「書き込んでくれま
した?」と問い合わせたら「いいえ私ではありません。」という返事
にsの友人とふたり数日の間、頭の上に素敵な「?」マークをくっつけ
ておりました。
すごく不思議な気分です。何日何十日何百日と話を重ねた相手と同じ
ニュアンスを持つ人がまったく私本人が知らない人だとすると(そう
であって欲しい願望があります)とてもすごい事だと思います。
ここに書かれてある事がわたしの「本気」であっても、多分に読み取り
にくいものを「くっつけて」書いている気がしていて、一見簡単に書い
ていますが難解な文章だと本人が思っているからです。
知の進さんの言葉には「そんなに頑張らなくても私にはわかっています
からあなたはゆっくりいいものデザインしていればいんですよ」と言わ
れた気がしています。
勇気を下さってありがとうございました。


[74] ありがとうございます 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/03/07(Sun) 19:48

こちらこそごぶさたしております。
「○作劇場」は今も本棚にしっかり並んでいます。
私もこの二三日サイトに「考える事」について書こうと思ってい
たのでその「時勢の一致」にびっくりしました。
そしてなによりおたよりいただいた事がとても嬉しく思っています。
お元気で毎日を過ごされている様子を感じ取りました。
きっと名古屋でお目にかかれる予感がします。
急に寒さが戻りましたがお体に気を付けてください。
このサイトが「こころの同窓会」の役割を果たしているようで
嬉しかったのであります。


[73] (無題) 投稿者:01000 投稿日:2004/03/06(Sat) 21:05

秋田さん、ごぶさたしております。
ご家族の皆様もご健勝のご様子で、なによりです。
私は日々「人生の意義」を考えに考え、考えるだけで何もしない(笑)お気楽の極みのような毎日を過ごしております。
HP楽しいですね。
これからも時々のぞかせいただきます。
さて、ここで問題です。私は誰でしょう?
答は、ご子息に「鳥山明○作劇場Vol.1」を、
一方的に送りつけた輩です(^^)。
お判りになりましたか?
もし、名古屋で私を見かけたら
声を掛けてくださいね。


[72] 批判 = 愛 ですね 投稿者:知之進 投稿日:2004/03/03(Wed) 02:17

わたしはデザインの世界に憧れつつも、自分のセンスの無さを
己自信だけではなく他人に見破られてしまうのを恐れそちらの
世界になかなか足を踏み込めない一人の意気地なし男です。

いつも秋田さんの描く愛も毒もたくさん詰まった文章を楽しみ
に覗きに来ています。
おはなしにあったうつろうデザインとHPのリニューアルを
心待ちにしてます^^


[71] Re[70]: お疲れ様でした。 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/02/28(Sat) 15:05

温かいメールありがとうございました。
デザインはサービスということを記憶に
残していただいていることをとても嬉しく思いました。
「本音」を知るサイトから「本気」がわかる
サイトに出来ればいいなあと思います。


[70] お疲れ様でした。 投稿者:c3po 投稿日:2004/02/27(Fri) 19:36

はじめまして、いきなりの書き込みですみません。
昨年からいつも読ませていただきましてとても勉強になってり、
楽しませていただいたり、考えさせられたりしています。
ゲーム関係のデザイナーをしておりますがとても共感を落ちながら
拝見させていただいております。若輩ものの意見ですがデザインを
するものは違いますが人を楽しませる喜んでもらえる(もらいた
い)ということでは同じだと(かってに思い込んでいますが・・・)
思っています。私自身もデザインはサービス業だと思っています。
少なからず自分自身へもサービスな部分もありますが・・・。
いつものように秋田道夫のかたち」のページを覗いたら
最初、「あれ?やめちゃうのかな・・・( ゚Д゚)」
と思ったのですがリニューアルとのとこで。
とても楽しみにしていますので御無理のないように
がんばって下さい。


[69] やさしさに憧れてます 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/02/25(Wed) 10:49

育つ人と言うのは水をあげなくても空気だけでも育つものです。
もっと言えばとなりのお花に水をあげているのを見るだけでも
育つものだと思います。@ckyさんはとびきりの好奇心と行動力を
持っています。そんなあなたにお近づきになれた私こそ嬉しく
思っています。
いったん「かたち」を括ろうとしたしたのは「やさしさ」について
考える事があったからです。
ここで書く事は苦ではありません。いまでもそうです。
しかしながら楽にかけるのは「そのまま」言い放っているいるからで
影響について考慮しながら書いていたらそれはきっと大変だったでしょう。
愛する事と愛情は違うなあ、と思いました。
愛を人にふりまく事と「慈しみ」にもにた「やさしい」気持ちを相手に
持ちながら見守る事は大きな隔たりがあると感じました。

なんて言っちゃったりして。
ふぉあーっとした存在で外観も内面もありたいと思ったのであります。
「見る」ホームページにして行きたいと思っています。





[68] Re[67]: ありがとうございました 投稿者:@cky 投稿日:2004/02/24(Tue) 23:50

こんばんは。
いつもHP拝見させて頂いています。ここで半年間、いろいろ拝見させて頂いた事がとても勉強になっています。
私もあと約1ヶ月すこしで、「デザイナー」と世間に言われるようになるのです。そこに多少のプレッシャーや不安を孕んで。

でも今後、「私に期待してください。」といいたいです。

それが秋田さんにお会いしてから今に至るまで秋田さんにお世話になった私からの精一杯のお礼の言葉、です。
こんな事をいうのは、とても自身過剰にもきこえて気恥ずかしいのですが、この半年で、秋田さんのお陰で自分自身、成長させてもらった事が多大にあるのです。そして、これからも。「秋田道夫」氏のデザインの力、そしてその概念は私におおきな影響を与え続けています。そんな私の「これから」を私もなにかしらの形として秋田さんに見てもらえるよう、頑張って行こうと思うのです。このHPが出来た時、秋田さんは「植物を育てるようだ」とおっしゃっていたのを思い出します。このHPをみて、私もHPと一緒にすくすくしてきたきもするのです。どうぞ、今後もさらに素晴らしいHPを提供しつづけてください。ひとまずは、お疲れ様でした。


[67] ありがとうございました 投稿者:秋田ミチオ 投稿日:2004/02/24(Tue) 19:12

ここに立ち寄ってくれたみなさんへ
いつもここで悩んでくれたみなさんへ
大いなる反発を感じつつ見ていてくれたみなさんへ
どうもありがとうございました。
決して終わるわけではありませんが
「クリティカル」というスタンスは言葉では
なるべく避けて行きたいと思いました。

できるだけ「かたち」でそのことを示して行きたいと
思っています。
手塚治虫は「批判の無い漫画は漫画ではない」と
語っています。しかし「言葉」では彼は出来るだけ
批判を語らなかった。

デザイナーの多くは内心「批判したい」と思いながら
それを口にはしていません。
私だけが「かたる」資格があるとは思い上がってはいません。
しかしながらだれかがひっそりと「傷付いている」気配を
濃厚に受け取ってしまいました。

もしよろしければ皆さんの忌憚の無い「6か月間」に対する
意見をいただければ幸いです。


[66] 風の彫刻 投稿者:Luigi 投稿日:2004/02/21(Sat) 11:43

新宮さんのお名前を拝見して思わず書き込みを。
神戸駅前に大きな作品が設置されたのは小学生の頃。
その不思議な動きにバスターミナルからいつも眺めていました。
(しかし、よく「故障中」だったのですが…)

学生時代に一度昼食をご一緒する機会を持つ事ができまして、
当時のお話をしたところ「あそこは浜風が強いんだよね」と
苦笑ながらに零しておられたのを憶えております。

その時、サイン入りの作品集(au)を同席していた教授から奪うようにして
我が物にせしめたことは今持って誇りに思う次第です。
あぁ、今日も反省の色なし…


[65] Re[64]: 毛糸の帽子 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/02/21(Sat) 11:02

兵庫県立美術館で「具体」の展示会が開催されているんですよね。
会期の3/14までに関西に行けるかどうか(そうか16には名古屋に
行くので最終日目指して行こうかな)。
今年は「具体」的な年になりそうな予感がしますね。
今見るとそのときのいろんな泥が取りさらわれて純粋に作品を
見とれる気がします。


[64] 毛糸の帽子 投稿者:Datajiro 投稿日:2004/02/20(Fri) 15:21

今日は家の方の駅前で嶋本昭三さんとすれ違いました。
昨日NHKの番組でゲスト出演されたのを見たところでしたのでその連続性がおもしろいものですね。
さすがにキャンバスのスキンヘッドは見せずに深々と毛糸の帽子で保護しておりました。


[63] どんな時も自分を信じて 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/02/18(Wed) 18:35

元永定正さんが小学生の子供たちに自分の人生を
話されています。 なんだか感動してうるうる
してしまいました。
http://www.sankei.co.jp/asia/motonaga.htm


[62] あたらしい道 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/02/17(Tue) 11:18

先日大阪の谷町9丁目あたりで私「おもらし」してしまいました。
それで近鉄あたりのコンビニで「パンツ」探ししておりましたが
昨日よったインターネットカフェで「日経トレンディー」を見ていたら
そのコンビニから四天王寺につながる「上町通」が骨董通りで最近
注目されていると書かれてました。
今度大阪行ったらいっしょに散歩しましょうね。


[61] 元永定正さん 投稿者:Datajiro 投稿日:2004/02/16(Mon) 16:40

元永定正さんはいいですね。
私も大好きです。
去年の春だったか?通勤電車(JR西日本、宝塚線)で乗り合わせた事があります。
昼前だったので乗客は少なく向かいの席に座っておられました。
スマートで大きい。いい年のとり方、あんなおじいちゃんになりたい!と思っちゃいました。
指は繊細と思いきやごつごつの太い指、もの作りをしている手でありました。
う〜ん、サイン貰いたいなァー。ついでにスケッチも欲しいなァー。でもいざ行動しようとするとなかなか出来ないもので・・電車中やし・・躊躇
鞄から小さいスケッチブックを取り出しなにやらメモやらスケッチを一生懸命始められました。
もう近寄れません。断念
私50ですが、いつまでたっても人生の見本が欲しいものです。
元永定正さんや嶋本昭三さん新宮晋さん、けっこう近所に偉大な方がおられるもので励まされております。


[60] はしりまわっています。 投稿者:秋田です 投稿日:2004/02/13(Fri) 21:34

おとつい九州に出張して帰りに大阪でまた打ち合わせ
大阪駅には大量に「イコーカ」入金機が設置されていて
びっくり。うれしくてこみ上げてきてしまいました。


[59] そうじしました 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/02/08(Sun) 20:44

その後お体の調子はいかがでしょうか?
私の事務所 片付きました。
また殺風景な事務所になりました。
ものが増えて見えないのに置かれているものが
新しくなっている感じが好きです。

掃除は新しいものや人を受け入れる「歓迎会」だと
思っています


[58] 掃除、はかどってますか? 投稿者:Luigi 投稿日:2004/02/07(Sat) 12:57

ワタクシ、不覚にも風邪をひいてしまいました。
片付けなきゃいけない仕事も溜めてしまっているので、
不本意ながら週末も出勤しております。

整理整頓、出来るうちにやっておきたいですよね。
カラダの中も、古いものを溜めておくのは良くございませんね。
時々は熱出したり汗かいたりして、自然に出るとサッパリしますし。
この「自然に」っていう加減が難しいのですけども。


[57] 改行改心 投稿者:秋田です 投稿日:2004/02/04(Wed) 15:49

わたしの話はまったく日常の話題の中に突然「難易度Eレベル」のデザイナーの名前や用語が飛び出したりします。
またいい人のように振舞いながら突然批判が飛び出したりして、いい意味でも悪い意味でも油断ならない読み物だと思っています。
頭の中で何度も反すうしているとやたらこの話は完成度が高いと思い込んでいさんで書き込んだらとんでもなく独善的だったりしています。

正直言うと今書く事が「つらい」感覚になってきています。
しかしこの「つらさ」を感じない文章にしてしまうとなんだか意味が無いようにも思えたりします。

「上向き」な話になるようにしないと自分がこのサイトにつぶされそうな気がします。 
そばに「添削」担当がいてくれればなあ。と思う今日この頃。


[56] おはつです 投稿者:Boss 投稿日:2004/02/04(Wed) 08:48

たまにこちらのHPを拝見させていただいている私。
低レベルな私にとっては、あなたの言葉どよめく日もあれば、頭を悩ませる日もあり。。笑
とにもかくにも、私の頭と心を揺さぶられているようです。
これからも、たまにのぞいてみます。


[55] Re[54]: 雨の日の事務所探し 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/02/02(Mon) 18:07

サッカースペシャリストの方に「中田平山」の似ている事を認めていただいたことは光栄です。
自然に吹いていた風がエアコンやら扇風機でないと起きてこない状況は
「風水」が良く無いのかもしれません。
一見「どこふく風」というふうに見られがちな自分が人一倍風に敏感なのは
つらいとも感じる今日この頃です。


[54] 雨の日の事務所探し 投稿者:デザイナーもどき・サッカー馬鹿 投稿日:2004/02/02(Mon) 17:29

雨の日の物件探し(事務所にしろ住まいにしろ)は勇気がいる。何しろ建物を見上げる時は、今まで役にたっていた傘が、妙に視覚的に邪魔になり、おまけにゆっくり眼を開けて見ていられない。もっとも視界の開けたところから見る平家建ての物件だったら申し訳ないので、外観の話はここで終わるとして、「4階だったら・・・」という躊躇には優先順序への困惑がうかがえる。
きっと今の事務所には、その中から外を見る視覚的要素が少ないのであって、その他の要素は賄えられているのかも知れない。(外から見た建物への視覚的要素も少々・・・だけど?)
そこに有る『風』と『空気』は不動産情報には載っていない。その『風』を感じ取れるところが、まさに著者の感性なのである。果たしてその雨の日の物件に、著者は『風』を見い出すのであろうか?デザイナーもどきの私には分かりかねるところである。ただ、平山と中田が似ている事だけは間違い無い!と言える。プレーは彼を超えるかも知れない。(違うモノを持ち得ている)プレーにおいてだけだど・・・・・。
あの“中田節”の生き方は、また別格として。


[53] Re[52]: 誕生日 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/01/25(Sun) 10:16

いあや とてもうれしいつっこみでした。
最近忙しかったのが「すかーん」と飛んでしまいました。
レアなお誕生日おめでとうございます。
12/3は本文でふれさせていただきます。
なによりも りょうさんのおかげで妙にしんみりした
このBBS欄の空気がリフレシュされたようで嬉しいです。
コートを脱がすのは北風でなく「お笑い」ですね。

友人から「北陽」はわたしも可愛いと思いますとメールが来てました。


[52] 誕生日 投稿者:りょう 投稿日:2004/01/24(Sat) 22:43

ネットサーフィンしてたら、ここに行き着いて定期的に読ませて頂いてます。

1/23、私の誕生日でした。日記に誕生日の事が書いてあって思わず嬉しくなりました。でも、月と日にちが増えて並ぶのは1/23だけでなく、12/3も該当するんではないでしょうか?(笑


[51] 投稿料 投稿者:Ones'1 投稿日:2004/01/20(Tue) 23:34

難しいことを簡単に書く。優れた人にしか恵まれない力だと思います。言葉にならないコトを、形にする力。ただ感心させられるばかりです。

それ以上に、私のようなどこの馬の骨かも分からない若僧に、自分の主義に反しながらも真摯に答えて下さる秋田さんの姿勢に感服いたします。ありがとうございます。

第三者に与えられるであろう理不尽な敗北のレッテルに負ける以前に、今の私はまず絶対的に自分で自分を一番だと信じられるオリジナリティーを身に付けなければなりません。

いかに「個人」が「会社」になれるか。まだまだ発展途上です。今はSONYという4文字の価値が、身の丈に合わず、ブランドスーツでホストが身を着飾る感覚です。しかし、一旦パーティー会場に入ってから上着を脱ぐというのはマナーに反します。それを着こなせる一人前になってから、素敵な女性に自然と声を掛けられる男になりたいものです。

ブランドを「見栄」ではなく「観念」の美として誇れる会社。それを支える事務職員でありたいと思います。
微妙な話の続き、楽しみにしています。


[50] Re[49]: オリジナルについて 投稿者:秋田道夫 投稿日:2004/01/20(Tue) 15:23

ここには返信載せません、という約束をさっそく破ってしまいました。
なぜ書いたかと言えば「元ソニー」と「これからソニー」がこの不景気で不穏な時代に、温室の中の「サロン」でペルシャ猫かなにかなぜながら「宅の主人は無能でおほほ」みたいなやりとりに他から見えたら嫌だなあ、と思ったからです。
わたしは文章を平易に書いています(そうしか書けないというべきでしょうが)にもかかわらずBBSの書き込みやサイトに掲載して下さっている方々がとても頭がいい人が多い事に驚きかつ名誉な事だと思っています。
きっと「そう思っていたけれど言って良いのか悪いのか判然としない問題や日常」を簡単に言ってしまっているところに興味を持っていて
くださっていると自己判断しています。
私はデザインで「一流」になることで、エリートに安穏として他人を見下ろして「争い」までも「思考の中」で扱おうとする人たちの「化けの皮」を一人ひとり剥がして行きたいとひそやかに目論んでおります。

話はそれましたが、ケンウッドを経験した上でソニーに入ったわたしは何人かのケンウッドの人が、ソニーの全体の中でもトップか、それ以上の才能を持っている事を知る事が出来ました。その経験はものを判断する上にとても役に立っています。かつソニーを冷静に見ています。

今悩まれている事は「観念」としてのソニーと「見栄」で価値観を感じる事への嫌悪感がポイントでしょうが、きっと4月に会社に入られたら「思わぬ
敗北感」が待っている事を「保証」します。
「思わぬ敗北」というのは「負けると思わなかった相手」に第三者の介入で知らない間に「負けた」とほかから指摘される「敗北」です。まったく理不尽で納得のいかない敗北が待っています。
「勝ち逃げ」はまずありえません。それはどこの会社でもきっと一緒だと思います。ソニーのいいところはその「敗北」がよそから見ると「かっこいい」負けに見える事です。
先日「会社を入られて3年後の人たちに向けてこのサイトの文章をしたためます」と書いたのは、その「理不尽」な思いのなんらかの助けになれば嬉しいと思っているからです。
ソニーはすばらしい会社ですし、きっとまわりからいわれている以上に入った人はそう思っているでしょう。(とびきり素敵な女性も、そして珍しい事に素敵な男性も沢山います)そういういい出会いの為に用意されたパーティー会場だと思って楽しんで、かつ会社にパーティー参加料を早く払って
「フェア」でフリーな立場に身をおいてください。

先日の「微妙な話」のつづきは近いうちにきっと書きます。
なんといっても書いた本人が読み返して笑ったりしてましたので。






[49] オリジナルについて 投稿者:Ones'1 投稿日:2004/01/19(Mon) 23:56

初めて書き込みします。お邪魔します。友達からここを紹介され、ここ3ヶ月ほどずっと読んでいます。秋田さんの最近の言葉にハッとさせられました。

>そんな理由もあって「比較されない」為に当時大阪では2つ>しか無い「デザイン科」のある工業高校に進んだわけで
>す。

私は今年大学を卒業した身ですが、大学を途中で変えた経験があります。そのときの気持ちが秋田さんの高校進学の際の気持ちとどこか近い感じがしたので、思わず書き込みを決意しました。

同じベクトルにいる以上、比較されることが前提の「競争」がわずらわしくて、地方の外国人比率が日本一の大学に行きました。

今日、「東洋経済」という大衆ビジネス誌で毎年恒例の学生人気企業ランキングで「SONY」が2位でした。1位から2位になったからとか、そういう浅はかな話ではなく、そういう「基準」にいつのまにか目を奪われ、あろうことか安堵しているところが、ひどく嫌になりました。無駄に賢くなってしまったなぁと反省した一日です。

今年、そのSONYに内定が出てからずっと悩んでいます。オリジナリティとは他社との関係から生じる相対的なものか、それとももっと内側にある絶対的なものから発生する光なのか?個性尊重の時代の真っ只中にいて、全然分かりません。「世界に一つだけの花」これもよく分かりません。世界に一つだけしかない・・・その時点で「比較」の前提が発生しているよな気がしてなりません。

「ある仏教思想家は『有』でもなく『無』でもなく、『空』だ。」といっています。真理を突いていると思います。

就職を目前に控え「比較させる」ことでしか自分の価値が見えなくなりそうで危機感を感じました。「比較されない」ということもまた、比較を前提とした自己認識の一種のような気がしています。本当に自分の仕事を愛せるだろうか…その一点が見えず、迷い続けています。

そういう背景もあって、秋田さんの学生生活、大学進学の続きが非常に気になっています。よろしければ、その先にあるストーリーの続きを拝読させていただきたいと思い、勝手ながらリクエスト投稿させていただきました。よろしくお願いします。


[48] 12月29日から 投稿者:datajiro 投稿日:2003/12/30(Tue) 20:33

かたちの方から書き込みに来ました。
秋田さんの友人で大阪で映像の仕事をしております。
そんなでよくデジスタ(デジタルスタジアムですね)はよく録画して見ているのですが、番組で紹介される作品にはいつもびっくりしてしまいます。
毎週びっくりしてしまうので、これはとんでもない事だと自分では思っています。
こんなに感性豊かで表現力のある若者(時々そうでない人もいますが)がいる事を発見し嬉しく思います。反面悔しさやこの時代の若さという事が羨ましくも感じたりしています。
NHKの偉いところは彼らの作品をちゃんと評価している。
それは〜監督作品として扱っている事でわかる。
また局内一部の番組オープニングアニメーションを彼らに任せている事でも言えるし、シーグラやアルスの出展にもバックアップしている。
私、大阪人なので仕事してちゃんとギャラ貰てるか〜?くらいは心配するけどNHKもすてたもんではない。(視聴料未払いでゴメンね)
デジスタアウォードは楽しみですね。昨年の地図をなぞると生活音が再生される装置や一昨年のグローブジャングルの鈴木康弘さんなどメディアアート作品が受賞していますので私としては純粋なアニメーションに期待したいです。
しかし、その小林大地さんや鈴木康弘さんはアニメーションという事を本当によく理解している作家だと思います。
えーと最後にNHKでよく録画するのはオンエアバトルですな。
これもすごいのがいますなあ。フットボールアワーは出てきますよ!ちょっと前のラーメンズなどもう一度オンエアバトルで見てみたいものです。


[47] 明日はあしたの風 投稿者:j-arai 投稿日:2003/12/27(Sat) 20:53

デザインはセンスだセンスは生き方だ。
上の方の人々にセンスを磨いて欲しい。
昔に比べ上の方の人々のセンス低下に危機感を感じる今日この頃。
デザインもセンスも文化に根ざし、過去日本のセンスはそれなりにあり、世界に影響を与えていたのだし。
優秀なデザイナーを生かすも殺すも、上の人のセンス。


[46] 台湾にて 投稿者:akita 投稿日:2003/12/19(Fri) 01:59

台湾からメールします。
案外寒いのです。15度ぐらいでしょうか。
今日は終日企業のデザイナーのかたと「お見合い」していました。やる気があってスキルが高く後は「オリジナル」さえ見つかれば日本は目じゃないです。いかに個人が「国」になれるかがポイントではないでようか。
街中の垂れ幕で「小津映画すべて上映」とのインフォメーション本当に小津評価は世界的ですね。「ドメスティックを突き詰めて世界に評価される」日本にこだわるのでなく自分の置かれた状況を極めるというのはデザインを考える上でも大切なことだと改めて感じる次第です。アイディアは自分自身をモニターに見つめることにあり。


[45] ところ変われど 投稿者:秋田道夫 投稿日:2003/12/06(Sat) 15:54

昨日は名古屋の大学に行った後、大阪の実家に帰り今は京都のインターネットカフェで、今日の夕方重箱をデザインしたホテルでの打ち合わせ待ち。
しかし京都でも自分のサイトが出てくるというのは当たり前なんだけれどやはり不思議。
いつもと違う設定環境で検索したら今までに、知らないところでzdnetの私の記事について書かれているのを見つけた。

批判ではないけれど、「そんな流行の移り変わりそのものが感じられない俺からすれば批判そのものが流行に乗ってるんじゃん、そんなもの同類の慰めあいと同じようなもの」という風に感じられた。まわりがいつもの事務所の空気であればこうは感じなかったろうが、いま京都という「都会でありながら東京ではない」場所のせいでそう感じたんだろう。

私の生まれ育った大阪もいつも「そんな感じ」で出来事を捉えていたところがあった。そのために「確信」のない自分は名古屋の大学に進み東京で就職した。

わたしはそういう「はずれた感」を忘れてはいない。
渋谷であっても青山であっても。

でも「ニュートラル」とはなにかをもう一度考え直す機会になりそうです。


[44] 孤独感 投稿者:ルイジ 投稿日:2003/11/30(Sun) 19:00

「ハッピーマニア」原作漫画家・安野モヨコが自著対談集の中で、夫・庵野カントクと対談した際、事前に編集者がとったアンケートで「相手と自分のどこが似ているか?」という問がありました。お互い相手の内容を知らされずに書いた答えが偶然「孤独なところ」だったことに、編集者も当の本人達もそして私も驚きました。

孤独から逃げることはできなくても、孤独を介して人と繋がることもありえるのかな?と思い、ちょっと嬉しくなったものです。表現する手段を持てるということは幸いですよね?


[43] ちょっと誤解されたようで 投稿者:木下 投稿日:2003/11/12(Wed) 11:09

すみません、冗談半分で言ったつもりはないです。
茶化す方面の(笑)ではなく”本当にやるんですか?”という
ような意味でつけたんですが、ちょっと余計だったようです。

”本気”についてのご意見全く同感と考えています。
僕のサイトにあるものは車で言うコンセプトカーですが、
あれで終わらせるつもりはないですよ。

PS3については1案ありますので、後ほどお送りしましょう。

http://www.nodeworks.org


[42] 365日デザイン 投稿者:秋田道夫 投稿日:2003/11/12(Wed) 07:17

木下さんの文面をみて、そうなんだなあ、三人でコンペと言うのは冗談に聞こえるだ、と思いちょっと「なさけなく」なりました。
「ジャスパーモリソンとマークニューソンと吉岡徳仁にやらせれば」という「意味ではなかった」のですよ。
「本気」なんです。
私の文章は「おもしろさ」を心掛けていますが私を知る人には「笑えない」話がいっぱい隠されています。しかし「他人から見ればたいした事のないおかしい出来事だろうなあ、だから笑いにしてしまえ。」と思って書いています。
木下さんがご自身のおかれた状況を「笑える」なら別にかまいませんが、なかなか自分が「本気」でやっている仕事を「笑える」人はいないと思っています。
例えばモーターショーで飾られていた「アドバンスモデル」の幾つかが展示期間が終わればお払い箱になって、そのデザインを本気で形にしようとすれば社内で「笑われる」でしょうね。でもそれではいけないんです。
「お祭りに冷静に」「普段にお祭りを持ち込む」気の強さと信念が必要だと思います。
もし私だったらINFOBARのUIが「ぬるい」と思ったのだったら自分で勝手にそれに一番似合うものをデザインしてauに持ち込んで「こうするのがいい」と提案します。それが秋田です。
コンペの話もここを「だれかが見ている」事をイメージした上で実現する可能性があるという気持ちで人選しました。そう「重く」書いたつもりです。


[41] PS3のデザイン 投稿者:木下 投稿日:2003/11/11(Tue) 23:22

面白そうですね、是非やりましょう(笑)

http://www.nodeworks.org


[40] INFOBAR 投稿者:木下 投稿日:2003/11/11(Tue) 23:20

少し調べてみましたが、UIについては流用部分が多く
統一とまで行ってないようです。残念。
去年あたりのJ-Phone”グラフィカ”も、UIは前機種のまんまで
ひどい(キャラクター商品のような)ものでした。

ファミコンは、名前もそうですが家庭を目指してましたよね。
まあ結局親はやらない(初代機当時は)ということでそれ以降玩具色が強くなりました。
それはデザインとして悪くはないですが、未来はそこにないかなという気もします。ネットゲーに手を出さない態度も然りです。

PS2になると若い親もやるので、あながち”家庭”といって外れるわけではないのですが、”居間のテレビ”のそれとは違いますね。
同時プレイ等を考えるとポータブル機を人数分、のほうが夢があります。
ぼちぼちTVに寄生するのも終わりかなあ、と思うのですが、
でもPSPはちょっと外してる気がしますね・・・。ディスクかあ。

ソニーは今、PDPとDVDビデオレコーダーで乗り遅れたのが叩かれていますが、そんな”家庭”向きの商品は”過去の未来”ですね。
そのうちクタラキ氏が社長になってCellの会社にしてしまえば良いと思います。

http://www.nodeworks.org


[39] 青い鳥 投稿者:秋田道夫 投稿日:2003/11/11(Tue) 17:58

木下さん
ありがとうございます。
最初にいただいた時に「自分と考えが近いと思い」と書かれていましたが
今回の文面を拝見して「わたしもそう思います」以前、任天堂のファミコンとソニーのプレステーションを比較して「家族を意識したファミコン」「個人を意識したプレステーション」と書いたことがあります。(そのときにはセガのサターンがどちらの姿も見えないから成功しないと続けていたのですが)
ソニーは今「家族」をターゲットに見据えたところで「迷走」し始めたのかと思います。そんななか明確に「俺の好み」を打ち出している久多木さんが「輝き」を放っているのかと思います。やはり本音でぶつかる人に建前の人はかなわないのですね。
「青い鳥」は会社でなく久多木さんという「個人」なのかもしれません。
今日届いた別の方のメールにも気になる人物として久多木さんの名前が挙がっていました。
PS3を私と深沢君とインハウスデザイナーの三人でコンペすると面白そうですね。(案外三案とも似ているというオチがありそうにも思いますが)


[38] ソニー 投稿者:木下 投稿日:2003/11/11(Tue) 16:47

仕事のピークと重なり、メールのお返事書きそびれてしまいました。

ソニーは”個人へ”のモノを作る会社だと思います。
ソニーに”迷い”を感じるなら、それは今”個人のためのモノ”の頂点にあるパソコンにおいて失敗し、成功し(VAIO)、また失敗しつつあるという状況が、製品全体に影を落としているからと考えます。(あと携帯でうまくいってない)
デザイン面でも、VAIOの輝きには陰りがありますね。

ほんとうに”欲しい”ものはQUALIAではなくてPS3だと思います。
SCEのクタラキさんの言う「CellチップはPS3という箱である必要はない。いろいろな製品の中に”溶けてしまう”ものだ」という発言にはシビレますね。

デザイナーにとっても、これは”課題”を投げられたといえましょう。PS3がPS3という箱である必然性がないのですから。


INFOBARは、欲しいですねえ。画面UIと外形を統一でデザインしたというのは偉業です(というか今までの製品がふがいなさすぎ)

http://www.nodeworks.org


[37] おそくまでごくろうさまです 投稿者:秋田道夫 投稿日:2003/11/07(Fri) 11:18

朝4時の書き込みですね。ほんとうにごくろうさまです。
ソニーに関して言えばみんなの「ほしいもの」への最高の返答をしてくれる会社と思っているので、それだけに「そうでなかった」時への失望も大きいんだと思います。みんなの今「ほしいもの」が判っている会社はどこなんでしょう?


[36] お邪魔します。 投稿者:yuuzi 投稿日:2003/11/07(Fri) 04:09

秋田さん、こんにちは。
先日は、長々と失礼いたしました(反省)

今ごろで本当に申し訳ないのですが、私がQUALIAを知って初めに感じたのは、

「こんな財力があるなら、βを作り続けてほしかったなぁ」

でした。
思いっきり、一βユーザーの感想で恐縮ですが(汗)

テレビに関しては、「今どき、こんなに高価なブラウン管のテレビ、買うかなぁ」、プロジェクターは「プロジェクターではない、と言われても、どこから見てもプロジェクター」とつっこみ、オーディオシステム本体に関しては「へんなB&O」、更に昔のソリッドな「B&Oベオマスター」にSONYのロゴつけたら、きっと格好いいなぁと、あさってな方向へ意識がいってしまいました(苦笑)
要するに、あまり「ピンとこない」と言うのが正直な所なんでしょうね・・・。
唯一デジタルカメラは、スパイ道具のような、合体する超合金のような、そんな少年の心を思い出せてくれる気持ちが、値段を見るまでの、ほんの一瞬に感じました(笑)

なにか、こう、絵的でないですね、私の感想は(苦笑)

>今はインターネットに関係する人が最も感性が高いのかと思います。

うーん、そうだと良いのですが・・・(滝汗)
私的には、手書きで建築パース等の絵を書く人は「素敵」だなぁ、と思います。
私は、デザイナーではあるのですが、アドビ・イラストレーターの力を借りないと絵が描けません(ですが、自称「ベジェ曲線の魔術師です:笑)。
こう、ちょっとした打ち合わせの席で、さらさらっと「こんなイメージでどうですか?」と描いて見せたりする、「自分」を想像したりして、「そんなオレ、ちょっとカッコイイ!」と一人、ニタニタしながら想像してたりします(苦笑)

あっと、また、長くなってしまうといけませんので、そろそろ、この辺で失礼いたします。

それでは(深々)


[35] 一番先にみえるもの 投稿者:秋田道夫 投稿日:2003/11/04(Tue) 19:32

yuuziさんありがとうございました。なんだかこの紙面上がflashで盛り上がるのはおもしろいなあと思いました。ソニーというのは「栄光ある場所」です。それが何十年と続いているのはすごいことです。栄光ある場所にはやはり力ある人が集まってそして散らばって行くところです。デザインで語られがちな会社ですが、現実には企画や設計に優れた人たちがいてそしてやめていって別の場所で花を咲かせているのを偶然今日も知りました。
才能ある人が新社会人になってどんな会社や業界を目指すのかがすごく興味があります。海運業だったり鉄鋼だったり住宅だったり放送だったり10年もすると流行遅れだったりしますが、今はインターネットに関係する人が最も感性が高いのかと思います。プロダクトデザインすら「メディアデザイン」と思う私ですからそういうメディアからの「工業デザイン」のアプローチもあり得るように思っています。
私は、デザインはすぐれた絵本であって欲しいと思っています。
子供も理解出来て大人も楽しめるもの、そう言った観点からフォルクスワーゲンのサイトをあげました。けっして幼稚ではない絵本は成立すると思います。ディズニーランドで「ミッキーマウスと写真が撮れる」ブースがあるんですが生まれてまだ数ヶ月の赤ちゃんがミッキーマウスの顔を見て目がカッと開き喜びにあふれた顔をしたことが忘れられません。予備知識がなくても直感的に「そこにいたくなるようなものや場所」感動が与えられるなら仕事の種類も方法論もすべて「あり」です。


[34] FLASHに関して 投稿者:yuuzi 投稿日:2003/11/04(Tue) 18:14

はじめまして、ZDnetを見て、秋田さんのお名前とこちらのサイトの存在を知りました。
最近は、80年代前半のSONYのラジカセやウォークマンを集めるのが生きがいになっております(笑)

私はWebコンテンツ制作を生活の糧にしている者でして、FLASHの文字がいくつか出ておりましたので、我慢できずに書込ませていただきました。
といっても、当方は、それほどFLASHに対する思い入れはないのですが(汗)

また、内容によっては、Cheさんの書き込みに対する揚げ足とりとも取れる様な内容になってしまうかもしれませんが、決してそのような意図が有る訳ではなく、単に「細かい奴」「自己主張の強い奴」ということで、どうか、お許しください。

まず、FLASHの採用ですが、私の場合は、やはりクライアントの要望によるもので取り入れる形になります。
決して、『「デザイン」としての対価を要求しやすいという』という自己中心的な理由ではありません。
というより、現在は、単なるスプラッシュムービーで、それほどの対価を要求できる程、甘くもありません。
それに私にとって「Web業界」は、まだまだ発展途上の「熱〜い」業界です :-)
確かに、何でもかんでも、FLASHを使いたがる方もいますが、それはFLASHが得意分野であるからだとは思いますし(生粋のWebデザイナーではない方達が多いように思えます)、それでクライアントが満足すれば、それでひとまずは「良い」のではないでしょうか。
ただし、FLASHプラグインのない環境でも見れる配慮は必要です。

もちろん、私にも「調査し根拠を確認した上での理想」というものがあります。
企画の段階からの参戦できるのであれば、それらを、根拠を示しながらプレゼンする事が可能ですが、制作の段階からの参戦では、そうもいきません。
特に、「専門知識を全く持たない代理店」が介在し、そちらが企画・構成まで行う場合、既に時遅しという状態です。
ほとんどのクライアント(代理店を含む)の方が、他のサイトと比べた上で、「FLASHでなんか動いてほしい」そうリクエストされます。
制作の段階からでは、「少しでも、エンドクライアントの理想に近づける」事で精一杯で、その中で、少しでもユーザビリティの良いものを目指すしかないかと思います。
もちろん、言いなりになるという訳ではありません。

あと、あまり関係ないかもしれませんが、FLASHムービー内のスクリプトや構造を解析するアプリも存在しますし、実際にされました。
また、HTMLがコピーされるのは仕方のないことですし、気にする事でもないと思うのですが、それでWebが普及したのでしょうか・・・(汗)当方的には、やはり「アダルト・コンテンツ」の存在かなぁ、と思います(恥)

また、「文字ベースのブラウザを使っている視覚障碍者」とありますが、恐らくこれは、「音声読み上げブラウザ」の事を言われていると思いますが、当方的には、この「音声読み上げブラウザ」の存在には懐疑的です。
以前「バリアフリー」なる言葉が流行り注目も浴びましたが、いちいち高額な「音声読み上げブラウザ」なるものを購入し、インストールし、それだけでは動かず、更に音声を発生させる為のコンポーネントをインストール・・、などとやっていては、ちっとも「優しく」はありません。「音声読み上げブラウザ」は「視覚障碍者の方々に優しい」わけではなく、「IBMに嬉しい」物に過ぎないと思います。
「音声読み上げブラウザ」を苦労してインストールさせるぐらいなら、FLASHで「音声読み上げコンテンツ」を制作した方が、無駄な出費もせず、面倒なインストール作業もなく、ずっと「優しい」と当方は思います。

あと、UNIXでの動作が保証されないとの事ですが、事実上の標準であるNetscape(既に懐かしい)はプラグインが用意されていますし、Mozilaやオペラ、その他にもUNIX系OSで動くブラウザは殆ど、Netscape用のプラグインで動くので問題ないと思うのですが・・・。Safaliも動きますし。

ちなみに、当方が良いと思えるFLASHの使い方は、限られたスペースで多くの情報を与える「アド・ボード」的なもの、更には、使用説明等の「プレゼン・ムービー」、ラーニング系の「対話型学習コンテンツ」、音楽用「ジュークボックス」等ですね。

FLASHアド・ボードは、FLASHが読み込むと同時に表示できる事から、完全に読み込んでから表示するGIFアニメーションよりも、多くの情報を早く表示できます。

「プレゼン・ムービー」は、実際の使用の仕方を動画で見れる訳ですから便利なのですが、それなら「Real Video」とか、「Windows Media」にすればいいじゃないか、と思われるかもしれませんが、それらは、売りである「ストリーミング」を完全にさせるには、専用の高価なストリーミング・サーバが必要になります(なくても配信はできますが)。借りるにも高い、自分でサーバを立てるにも高い。やはりFLASHが安上がりで良いです。

「対話型学習コンテンツ」は、FLASHの本来の売りである「インタラクティブ性」を十二分に活かしたコンテンツで、環境によっては動作の重い、JAVAアプレットなどより、使い勝手も良いです。

「ジュークボックス」ですが、こちらも上と同じ理由で、専用の高価なサーバが必要ありませんし、限りなくオーディオチックなインターフェイスやユーザビリティを確保でき、良いです。

最近、流行りのFLASHとサーバ・サイドのホスト・プログラムとDBの連携は、今はまだ、あまり必要ないように思えます。PHPとかのHTML+スクリプト・ベースの方が、使い勝手は良いですね。

長くて申し訳ありません(汗)
それでは、失礼いたします。


[32] ハロー&ファイト 投稿者:ルイジ 投稿日:2003/11/02(Sun) 18:11

インタビューを拝見してから時間が経ち、ちょっと乗り遅れてしまった感がありますが、どうか御容赦下さい。
「あるべき姿」というものが一つではなく多様化していると言われて久しいと感じています。昨今は「何でもあり」を許容することが自由と幸福の実現であるかの様で、批評を望まないような空気にかえって息苦しさを感じています。私は多様化というコトバひとつで思考を止めることをあまり快く思わないのですが、さりとて論争を好む体質でもないと(自分では)そう思っています。友人や知人の作品と対峙した際に「まぁ、いいんじゃない?」という気の効かないコトバ以外に見つからない私にとって、御自身のスタンスを賭けた秋田さんの言葉をつい自分の身に置き換えて考えてしまいます。他者への敬意と改善への闘争心は同居することが可能でしょうか?


[31] 掃除も創造のひとつ 投稿者:秋田道夫 投稿日:2003/11/02(Sun) 11:23

Cheさんへ
私あのインタビューのタイトルを「こころの格闘家」として欲しかったんですよね。どんな世界でも現状とそれに対する「改善」との格闘だと思っています。現状が「いい」のであればそれは単なる「反逆」でしかありませんがFlashの件のように「やっぱりおかしい」と思うものに対する「あらがい」は「改善」であると思っています。「村の論理」があってその「矛盾」を明らかにしながら
「特別」なものを作り出してください。
「個性」は出さないで仕事してくださいね。「個性」は出すものでなく「出る」ものだと思います。もし仕事に対して「個性的なありよう」でなければ結果が出ないのであればそれはその人にとって「天職」ではありません。普通にやったことが輝くようでなければ何十年も続けることは難しいです。
ヒルズのゲートは自分が作ったものですが、何度見ても鳥肌が立つような感動を覚えます。それはあの環境との一体感が生み出す空気のおかげですし設計の人たちの仕上げに対する思い入れがあのデザインを成立させてくれています。

デザイン大好き!!!


[30] BARでの会話 投稿者:秋田道夫 投稿日:2003/11/02(Sun) 10:55

井又さんへ
お返事ありがとうございます。実は最初唐突に「どうですか?」と書かれていることに困惑しました。しかし昨日メールの件を考えて、きっとインタビューと私のサイトを読まれてかなり「熱くなっていて」あたかも私と井又さんがお酒を飲みながら話しているような気持ちになって「じゃ秋田さんはあれどう思うの?」という体裁としては唐突な文章に「ならざるをえなかった」と思いました。
あのインタビューから掲載まで時間があった話はすでに触れましたが、インフォバーはその「間に」発表されました。インタビューの時には私が具体的に携帯についてのデザインなり意見なりがあったのですが「ぼかして」話をしていました。今回のインフォバーは普通で言えば「一つのデザインバリエーション」でしかないものがいつのまにか「運動」であり「ムーブメント」に持ち上げられた瞬間を見ました。
サイトの9月6日に「五十嵐威暢という存在」という文章を書きましたがあそこに出てくる「グリット電話」が今回のインフォバーの予言になっていたと思っています。(昨年発表された試作ではそんな風に思っていなかったのですが)
それはもう「必然的に出てくるもの」であってそれが「今勢いがある人物」がデザインすることによって「引用」が「運動」にすりかわる事を20年越しに確認しました。しかしながら「これは必要だ」し「かならず誰かの手によって蘇る」デザインの形はありえると思っています。
本当にみんなに関心を持って欲しいのは今、テレビで放送されているAUの「見えない壁」が世間にあってすでに手にしている携帯ではここから先にはいけません。」というコマーシャルです。それは「弱者にやさしい」ユニバーサルデザインに反するものであり、いい進めれば「いじめ」にも取られかねないものです。ああいった「あおり」は危険なものです。そういうコマーシャルを容認する企業体質からいえば、来年「運動」と盛りたてたものを売れ行き次第で切り捨てる危険性が多分にあるということです。そこまで見届けてから今回の「運動」を分析するのも「デザイン的思考」かと思っています。


[29] FLASHだらけのサイト 投稿者:Che 投稿日:2003/11/02(Sun) 04:48

企業系サイトでのFLASHの異常増殖の裏側ですが、
まさしく秋田さんのご推察の通りです。

ビデオゲームの世界に入る以前はこうした仕事もしていたの
ですが、結局はflashの「賑やかし」を入れる事が
ユーザビリティを重視する事よりも遙かに「デザイン」と
しての対価を要求しやすいという、あまりにお寒い業界の
現況があります。またHTMLはソースを解析され、簡単にコピーされて
しまいますが(webの爆発的普及の要因)、flashは構造を
コピーすることが出来ず、その分表層的な差別化を図りやすい、
という面もあります。

flashには文字ベースのブラウザを使っている視覚障碍者に
対応できない事や、UNIXなどの多様性のあるプラットフォーム上での
動作が保証されない事など、根本的な問題が多数あり、
「良心的」な制作者の多くが憤りを感じながら、やむなく現状に
甘んじています。これはITとヒトが出会う部分に関わる
全ての人間が真面目に考えて、変えて行かねばならない事だと
思っております。


ところで、私の前回の書き込みでは秋田さんのデザインについて
触れずに失礼をしてしまいましたが、自分が秋田さんの文章に
説得力を感じた第一の原因は、六本木ヒルズであの「ゲート」を
目撃し、意匠の主は知らず印象に残っていた、というものが
あります。やはり言葉に責任という「芯」を通す為には、
作品の力だけで人口に膾炙していくような、相応の仕事を
していかねばならないのだと深く感じた次第です。


[28] Re[27][26][25][24]: INFOBAR 投稿者:井又俊英 投稿日:2003/11/01(Sat) 19:59

お返事ありがとうございます
自分の文章力のなさで(それ以前の問題かもしれません)
言いたいことが伝わらなくてもどかしいです

今の横並びの形をした携帯電話の中から毛色の変わった物が、
出たからそれを引きあいにしただけでINFOBAR自体に興味はありません。
ZDNetのインタビューの中で「携帯電話のデザインには決定版が出ませんね」
とありますが、秋田さんの頭の中にあるはずであろう"決定版となるデザイン"
それが知りたいのです。そしてそれを手に取り使いたいのです。


[27] Re[26][25][24]: INFOBAR 投稿者:秋田道夫 投稿日:2003/11/01(Sat) 00:13

その昔、田舎の大学生だった頃近くの市場に必要があって「下駄」を買いに行きました。その履物屋のおばさんが「これは上品だ」「これは品がない」というのを聞いて妙に感動したのを覚えています。都会であれば都会的なもの田舎であれば田舎臭いものを嗜好するというのは多いな間違えだと思います。
ご質問ははなから「自分がへんだと思うインフォバーを私の口から変だ」と言って欲しかったのならそれは別ですが「どう思いますか」という自分の感想をなくして問われればやはり先の答えと同じになるでしょうね。
クオリアに対する「酷評」が私のスタンスではありません。それはソニーにいてその上で「覚悟」した上で話しています。
というか「インフォバー」しか興味が無くて私や梶本さんの作品に言及されないのは残念です。
ちなみに「彼が」今回プロデュースしたAU第二弾は写真で見た限り「無し」です。
ちなみに人の書いた文章をそのままコピーペーストする方法は私は好きではありません。


[26] Re[25][24]: INFOBAR 投稿者:井又俊英 投稿日:2003/10/31(Fri) 21:36

>> それぞれ結果になったものは「どうということはない」かもしれませんが
>> それぞれの人物がこれまでしていたことが多くの人の目に触れる形になった意義が多いと思っています。
>> 自分の個性と人生を反映したものにはそれなりの「オーラ」がありおいそれとはかたちの善し悪しで評価出来ません。
一般ユーザ(私)にとって手にする製品("結果")が全てで、それまでの過程は
「どうということはない」ものですが、
デザイナーは過程を無視し形の善し悪しだけで評価し得ないという
ことなのでしょうか?

だとしたら、形そのものの評価をデザイナーである秋田道夫さんに聞いた
私の誤りです。申し訳ありません。
また、突然の不躾な質問に答えていただいてありがとうございました。


# >> 彼のインターネットの検索件数をふやしたくないので名前はあえて書きません
# 彼の名前で検索してこの掲示板がわかり、秋田道夫というデザイナーの存在を知る
# 人間もいるかもしれません


[25] Re[24]: INFOBAR 投稿者:秋田道夫 投稿日:2003/10/31(Fri) 10:05

おたよりありがとうございます。
この製品は「いいです。」彼(彼のインターネットの検索件数をふやしたくないので名前はあえて書きません、これが秋田道夫という人間です)の仕事は健全です。企業に属しそこからアメリカの有力なデザインコンサルティングに入り雑誌媒体のあるビルで日本支社を開きそこでつちかった人脈を活用しビジネス誌と企画をたて間接的にアプローチをしそのままのスタンスで独立する、というのは「盤石」な方法論です。まったくやられたの連続でぐうの音も出ません。
結果出来た製品は伝言ゲームの「何段目」かになってしまい「結果物」だけみて「好きだ嫌いだ」という人はいるでしょうがやはりすばらしい仕事をしたと評価するのが「正しい」と思っています。プロダクトデザインにおいては2003年は彼一人のためにあったといっても過言ではありません。
2003年の「ベストプロダクトデザイン」は先の携帯(コンセプト段階でのありようと言う意味で)
自己宣伝みたいですが私の一本入りワインセラーと
http://www.devicestyle.co.jp/products/angelshare/wa-1/
梶本博司さんの3Dフレームです。
http://www.plus-d.com/3dframe/index.html
それぞれ結果になったものは「どうということはない」かもしれませんが
それぞれの人物がこれまでしていたことが多くの人の目に触れる形になった意義が多いと思っています。
自分の個性と人生を反映したものにはそれなりの「オーラ」がありおいそれとはかたちの善し悪しで評価出来ません。
そういった意味ではシャープの液晶テレビのデザインも同じ見方をしています。
秋田の視点が「評価の基準」にはならない事がわかっていただけたでしょうか。


[24] INFOBAR 投稿者:井又俊英 投稿日:2003/10/30(Thu) 22:52

auのINFBAR
http://www.au.kddi.com/seihin/kinobetsu/seihin/infobar/index.html
はどうでしょうか?

#0000


[23] Re[22]: はじめまして 投稿者:秋田道夫 投稿日:2003/10/28(Tue) 11:24

おたよりありがとうございました。
記事の冒頭に建築に言及していることから建築に携わる方からの問い合わせや書き込みがありまたコンピュータに関する仕事をされている人の関心が高まったことはとてもうれしいことと思っています。
プロダクトデザイナーのインテリアデザイナー化が進んでいると感じています。
それは「生活全体のデザインを見直す」という前向きな面もありますが、その他方で「コア」なプロダクトデザインが90年以降(バブルという表現はしません)予算の関係でインハウスに「戻った」事の現れだと思っています。
実は多くのフリーランスが企業に関わっていますがフリーランスの名前を前に出すような「大切な部分」を委ねなくなっています。
ここの書き込みもそうですが建築とプロダクトの間にあたる「インテリアデザイナー」の関心がないことはちょっと不思議でもあります。
「建築」と「ソニー」がキ


[16] はじめまして 投稿者:木下 投稿日:2003/10/25(Sat) 16:15

ZDnet読んで来ました。
ぶしつけながらデザインへのスタンスが”近い”と感じまして、書き込みまでさせていただきます。

僕は27歳で、UIを専門としてフリーでやっています。バーチャルなインタラクションのデザインは、建築よりも工業デザインよりもさらに”弱い”存在です。
しかしながら、建築なんて現地に行かなければその恩恵にはあずかれないし、工業製品も買わなければいけない。ソフトウェアにはもっと浸透力があるのです。

いずれはハードウェア(マウスといったUI機器)込みのデザインをやりたいなーと思いつつiアプリを作っています。

http://www.nodeworks.org


[15] 建築とあそぶ 投稿者:秋田道夫 投稿日:2003/10/10(Fri) 10:34

Masaさんへ
あえてこちらに書かせてもらいます。
はじめて仕事を見させていただいて建築にたいする興味や経験が生かされているように感じました。空間とつながるデザインをするのはなかなか難しいものですがステンレスという素材がうまく橋渡しをしていて
おもわず。素敵!!!と叫びました。


[14] Re[13]: ホームページ拝見いたしました。 投稿者:秋田道夫 投稿日:2003/10/08(Wed) 10:45

どうもありがとうございます。
ここのところ「日本で評価されるのが難しいなあ。」と感じています。ズントーやヘルツォーグ&ムーロンみたいに「見た瞬間に今までと違ういいもの」をデザインしているつもりでありますが、どうも人は「見ない振り」と言う事が案外簡単のようで、評価の「のれんに腕押し」状態にあります。
安藤忠雄が海外で評価が高まってから「逆輸入」されたようにこれは世界を目指すしかないないなあ。ドムスあたりに「資料」送ってみようかしら。
有名という彼岸に行った人しかデザイナーとして生き残れない中、「こっち岸」の住人にしてはプライベートブランドとしてよく頑張ってるなあ、と感心する私がいます。


[13] ホームページ拝見いたしました。 投稿者:Masa 投稿日:2003/10/07(Tue) 20:03

秋田さんこんにちは、ミラノのMasaです。
ホームページ拝見いたしました。これからも定期的に遊びにきます。

先週末、スイスにあるピーターズントーの手掛けたスパへ行きました。山道を延々と走り、そこに現れたのは地元で取れた石を使ったモダンで刺激的な癒しの場でした。ヨーロッパの温泉というと「保養所感覚」で、日本ほど温泉を楽しむ文化が無いだろうと思っていたのですが、大間違いでした。そして日本とは違う温泉の楽しみ方に触れ、日本の温泉の未知の可能性に思いを馳せました。

私は建築家でもないですし、日本の温泉通でもありません(温泉は大好きですが)。しかし、刺激的なモノに出会い、今あるものの新しい可能性を考えることが大好きです。

先の秋田さんの「No design No life」の中に仰っていた、デザイン界でよく見かける「達観者」は、デザインというものを狭義で捉えていると感じます。デザインということをステレオタイプで語るのではなく、「宗教家をひれふすセクシーなデザイン」と言い切る秋田さんの感覚的な発言に、僕は強く賛同します。

暴言ですが「達観者は所謂、不感症者である」と僕は言いたい!


[12] No Design, ノー天気 投稿者:ルイジ 投稿日:2003/10/02(Thu) 10:05

「我が事の様に喜ぶ」一方で「他人事の様に受けとめる」とは、とても興味深いお話です。
イヂワルな見方をすれば、自分には無関係としたい一方で、大いに関心のあるフリをするのに最適な表現…かも知れませんね。→「今後の展開が楽しみだ」

本来、デザイナーってコトバを必要としない職業だと思っていたのですが現実は様々なスローガンやキャッチコピーに満ちあふれていますね。
ただ良い楽曲を提供するだけのミュージシャンが成立しにくいのと同じような状況なのでしょうか…健全なプロモーションは健全な作品に宿る、そう思いたいです。


[11] No design No life 投稿者:秋田道夫 投稿日:2003/10/01(Wed) 21:29

ある年配のプロダクトデザイナーのホームページに最近の「デザインはいらない」推進者の事を「今後の展開が楽しみだ」なんて書いてあるのを見て「よくそんなノン気に達観者のような事をかけるなあ」と思いました。
なぜならその人自身がそれまで営々としていたことを「否定」しているかもしれないしれない人物を「自分の跡継ぎ」みたいに表現しているが、実は推進者のメッセージは「あなたはもう引退してしまいなさい」という事を意味しているからです。その人が「いい人が出たからもう私は引退することにしました。」と書く覚悟があるならわかります。
デザインはいらないという言葉は素敵なデザインの前には無力です。
宗教家をひれふすセクシーなデザインを私はしていきたい。


[10] タワーレコード 投稿者:ルイジ 投稿日:2003/10/01(Wed) 12:45

つまらない恥をここで晒しますが、No Music, No Lifeを
「音楽なんていらない」という“逆”メッセージだとばかり
勘違いしておりました。
※「音楽が無ければ生きてゆけない」が正解ですよね?

音楽を売る店があえて「いらない」と投げかけることで
メッセージを受けた人に何かを考えさせる深い広告だなぁ
なんてズレた深読みしていた私です。(いつもの事ですが…)

まぁ、だから何ということは無いのですが、それぐらい
無意識に「デザインはいらない」というコンセプトに
染まってしまっているのだなぁと考えてみました。

「デザインはいらない」は、いらない?


[9] Re[8][7]: insさんへ 投稿者:秋田道夫 投稿日:2003/09/29(Mon) 09:55

愛知芸大に行っている関係で愛知万博は「すぐとなり」の出来事です。
なんといっても学生時代「合宿」をした場所にパビリオンがたちます。
エッセイにも書いていますが今名古屋は活気があります。さらにいえば
万博が終わっても「持続」していることでしょう。
こんなタイミングで愛知と関わっている事はとてもラッキーです。


[8] Re[7]: insさんへ 投稿者:ins. 投稿日:2003/09/28(Sun) 20:36

>無印良品が「運動」なのか「IDEA」なのか判然としませんが、たとえば「すべての色をあわせると白くなる」光の三原色のようでもあり、人間の顔を何十人と重ね合わせた時にできる「平均的なアウトライン」のようでもあります。

おっしゃるとおりだと思います。だから、私も「一時期」疑問を持ちました。「本当の”デザイン”って何をする事?」そして私には、それをするに値するのか?何を信じて、デザインをして行ったらいいのか?様々なものに対する疑問と不信は募るばかりでした。

でも、私が今なんだかいろいろ引っ掛かっている事の注目すべきところが「今の無印良品」のなかにあります。良いところも、悪いところも含めて。

あまり上手な表現でなくてすみません...。
今度また、お話聞かせてください。

そうそう、再来年、愛知万博ですね。友達はもう2年先の愛知万博のチケットを買ったそうです。私も行ってみたいなぁ!


[7] insさんへ 投稿者:秋田道夫 投稿日:2003/09/28(Sun) 11:28

無印良品が「運動」なのか「IDEA」なのか判然としませんが、たとえば「すべての色をあわせると白くなる」光の三原色のようでもあり、人間の顔を何十人と重ね合わせた時にできる「平均的なアウトライン」のようでもあります。

しかしながら私にとって、今「無印」は「100円ショップのダイソー」です。
今の無印は色や文字をつけなければそれをつけたものより安くなるという原理にすでに反しています。アンチテーゼがいつのまにか「ブランド」に差し換えられた気がします。

私は「醜いデザインを作るぐらいならデザインしない方がいいんじゃない」という意味では彼と同じベースにあります。しかしながらユニクロや無印良品は良質な「ダイエー」であって満足しに行く場所でもなければ製品でもありません。アクシスのリビングモチーフに見られる幸福感はえられません。

私はそんな「高級で満足感」をえられるものを「適正」な価格で提供したいと思いデバイスタイルの製品をデザインしました。

たとえば無印良品で1万円の「ノンデザイン」なコーヒーメーカーが売られ、リビングモチーフで同じ値段で同じかもっと性能の高い商品が手に入るとしたらどちらをえらびますか?

ここに書くまで思ってもいませんでしたがとてもエキサイティングなシチュエーションに自分がいることを感じました。


[6] 秋も好き 投稿者:秋田道夫 投稿日:2003/09/23(Tue) 10:57

音叉で思いだしましたが、ヤマハのマークは音叉が三つ交差した形で出来ています。そのマークがクルマの車輪にも見えるところがヤマハのその後の活動と考えあわせると面白いですね。 ちょうど磐田と言う名古屋へ行く途中にヤマハがあるのでいつもヤマハの事を考えてしまいます。でも今磐田で連想するのは「ゴン中山」ですね。 昨日からこのへんは秋祭り代々木八幡まで山車を引いて行く子供たちのかけ声が聞こえる事務所で書いてます。


[5] お疲れ様でした。 投稿者:ins. 投稿日:2003/09/23(Tue) 01:50

日帰りの旅は、なんだか勿体無い気がしますね。お疲れ様でした。「名古屋」に日帰りでいけるなんて、不思議な感覚です。1日で全く違うところに行って、またその日の内に自分の生活の場にかえって来るって、なんだかいいなぁ。ギャップが大きそう。

そうそう、今日、突然、楽器のお店に行って「音叉」を買いました。一昨日、ライブ演奏を聞く機会があって、コントラバスの奏者がチューニングのために使っていたのを見ました。初めて使い方を教わって耳元に当てたときにちょっと感動しました。

結構気にいっています。


[4] Re[3]: 18日より.... 投稿者:秋田道夫 投稿日:2003/09/22(Mon) 19:38

コラムにも書きましたが昨日は名古屋日帰りの旅でした。
やっぱり名古屋は活気がありますね。それでいて人が穏やかなので
こういうところが「ナンバーワン」なのは日本人も捨てたものじゃない。
とへんな感動してしまいました。(味噌煮込みうどんまた食べてしまいました) 
陰影礼賛「そうだ京都へ行こう」という気になりますね。
古いお寺で照明器具の写真が撮りたいと思っています。