CACTUS CHAMPIONSHIP 2008

第1戦:2008年4月18日(金) PM7:00〜  愛知県豊橋市 CACTUS Climbing Park


CACTUS CHAMPIONSHIP 2008(以下 カクチャン)の開幕戦は、
愛知県豊橋市のカクタスクライミングパークで行なわれた。初めての企画であり、参加者も年齢、性別、スキルも幅広く、運営側からすると非常に難しい大会となった。しかしながら、オーナーのアキヒト氏とスタッフの努力により大変楽しい大会となったのである。

今回のエントリーは総勢14名。男子11名と女子3名の参加となった。
会場の広さを考えると現実問題としてあまり大人数の大会はきつい。
女子はもう少し出て欲しいが、男女合わせて20〜30名が限界という気もする。
しかしながら、このくいらいの人数がアットホームな感じで良いと思うがいかがだろうか。
ともあれ限られた会場面積を様々な工夫でカバーして大会を開催するアキヒト氏の心意気には、ただ敬服するばかりだ。

さて、この大会の特徴は、予選で上位チームと下位チームに分け、決勝はそれぞれのクラス毎で争う事になる。自己申告ではなく予選での戦いでクラス分けされるため同レベルでの戦いが可能となる。
採点は課題毎の各ホールドにポイントが設定され、各課題で保持した最高点ホールドのポイントを合計するシステムである。(完登はもちろんのこと、各課題で最高到達点の保持したホールドでもポイントが加算される)
リードのそれに近い考え方だが、プラス/マイナスは無く保持のみが評価され、一撃のみボーナス的にポイントの上乗せがある。
また、1戦毎の取得ポイントにより年間ランキングも発表する予定だと聞いている。
ダイチさん(Staff) カケガワさん(Staff)


予選開始-------------------
課題が発表され、それぞれ思い思いに課題にチャレンジ。
みんなでワイワイと課題に挑戦し、あのムーブが正解かな?とかくっそー今度こそ登ってやる!なんて声も聞こえてきました。この予選の時間が一番盛り上がってましたね。
高校生 成年女子

チャレンジしてる人を応援・・・・ガンバ!ガンバ!といいつつも落ちろビームを送る・・・笑
盛り上がる予選風景(1F)

60分の長丁場が終わり、予選を勝ち抜いたのはエキスパート3名、ノービス3名の計6名。

ノービスの3位通過はH選手、2位はO選手、1位はY選手。
予選3位のH選手はクライミングは始めて5回目。O選手は3月のOPENから始めて1ヶ月半。両名ともセンスの良さが光りました。Y選手は左足の捻挫を押しての参加で見事1位通過。

エキスパートの3位は予選をすばらしいパワーで乗り切ったS選手、2位は予想通りのT高校のS選手、そして1位は抜群のテクニックで通過を果したY(Yjr)選手!


決勝--------------
決勝は、エキスパート3課題、ノービス3課題。
いずれも4分間に完登が出来るかどうかで順位が決まります。

まずはノービスクラスから。
すみません。
予選3位のH選手の写真がありません。
予選3位 予選2位のO選手
予選1位のY選手

結果は、足の怪我を押してのY選手が3課題を全一撃で優勝。O選手が3課題中2課題完登で2位、H選手も3課題中1課題完登で3位。予選どおりの順位になりました。


続いてエキスパートクラス。
予選3位 予選2位
決勝の3課題は、
足限定課題が2課題。
マントル課題が1課題。
予選1位


日ごろの鍛錬が成果となって表れました。
 注目はY(Yjr)選手の決勝進出です。3月から本格的にクライミングを始めて毎日のようにカクタスに通い、メキメキと腕を上げてきました。エキスパートの決勝進出者が3名中2名が高校生。一般の参加が欲しいところです。

白熱した決勝でしたが、決勝の3課題のうち1課題を1撃したY選手が優勝。2位は一般のS選手、3位はS選手。
エキスパートクラスも予選どおりの結果となりました。

カクタス代表のアキヒト氏は、一ヶ月に一度の割合で開催したいと宣言していた。大会をささえるスタッフもやる気十分だ。今回は出られなかった皆さんも次回こそは是非ともご参加を。初心者から上級者まで楽しめるアットホームな大会だと思った。
オーナーをはじめスタッフの皆様ありがとうございました。
非常に楽しいコンペでした。


文、写真:Y




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