第4章 スプレイスカートの異変




3日目(H12.4.2)天候:曇り、ちょいと寒い。 場所:豊川(桜淵公園) 水位-0.2m 単独


おけいこさん、ジンさんのアドバイスを忘れないうちに実践しようと豊川(桜淵公園)にでかけた。天候が曇りのせいかちょっと肌寒いが、風もなくカヤック日和である。早速、上流に漕ぎ出し、誰も見ていないところでロールの練習を始めた。(やっぱり、人に見られるのは恥かしいのだ。これが知り合いならなんともないのだが)

始めに、ローブレイス・・・思ったより簡単だ。次にハイブレイス・・・・おけいこさんの言うように90度傾けても戻ってくることができる。これも思ったより簡単だ。さあ、いよいよロール。

・・・・沈をしてみる・・・・

パドルをセットしてスイープした途端、スプレイスカートが外れた・・・?????

「ありゃ???」

どうなったのか、さっぱり分からない。しかたがないので、艇の水だしをして再度挑戦・・・

パドルをセットしてスイープした途端、またスプレイスカートが外れた・・・?????
こりゃ、おかしい。スプレイスカートをしっかりとはめ込んで再度挑戦・・・
まただめだ。こうもスプレイスカートが外れていいものか?

さすがに、連続3回の沈はこたえた。(まだ、水温が低くパドリングジャケットをきてても首から水が多少なりとも入ってくるので、すぐに寒くなるのである)

沈の練習を諦め、瀬でフェリーグライドの練習をする。これも、流れの速さと艇の向き、パドリング、すべてに相関関係があり難しい。しかし、なんとなく、感覚がつかめてきた。流れの速さを読むのは結構難しいことだと痛感した。それと、少しではあったがサーフィンが出来たことは楽しかった。小さな瀬で漕ぎあがって行ったら、たまたまサーフィンの出来るポイントにはまっただけであるが、漕がなくても艇は流されないし、普通に漕ぐのと違う感覚がある。ハマってしまいそうだ。ロデオをやる気持ちが少しだけ分かった気がした。

帰りに、ショップに寄り、スプレイスカートの件を話すと、艇とスプレイスカートの相性が悪いらしくスプレイスカートの交換をしてくれた。多数あるスプレイスカートをいろいろ試してみて一番相性のよさそうなものを選んだ。最初についていたスプレイスカートを全然感覚が違う。はめやすい。しっかりと艇にフィットしている。これなら、沈しても外れないだろう。値段も最初のより3千円高い。3回使っているスプレイスカートをショップのおっちゃんは気持ちよく交換してくれた。(差額分は支払ったが・・・。)

これで、スプレイスカートで困ることがないと思うと次回のカヤックが楽しみになってきた。♪o(^-^o)(o^-^)o♪

★教訓:艇とスプレイスカートには相性がある。購入時に艇とスプレイスカートを装着して確認しよう!(純正のスプレイスカートはこのようなことはない。)

値は値だけのことはある。(”安物買いの銭失い”とも言うなぁ)



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