第9章 気田川ダウンリバー PartU
Wave Walkers in気田川 |
8日目(H12.5.7) 天候:曇り後雨&雷 場所:気田川 7名(Wave Walkers+やまさん) GW最後の5月7日。Wave Walkersのメンバーと一緒に気田川を下ることになった。今回は前回の寒狭川同様、G氏、Y氏、S氏、K氏、I氏、T氏と私の7名である。
今回の私のテーマは、反対側からのロールだ。下社から川原へ降りるとちょうど流れのない場所がある。そこで、反対側のロールに挑戦することとした。 幸いにも、メンバー全員がいるので、仮におきれなくても安心だ。 早速、艇の右側にパドルをセットし、イメージトレーニングを行う。 「よ〜〜〜し、やってみよう」 おもむろに、艇を左側に倒し、沈させる。ここからだ。左手をスイープし、パドルが横に来たときドローストロークと同時に左膝で艇を起こす。
簡単におきてしまった。 何か、あっけない感じだ。しかし、とても違和感がある。やはり、相当訓練しないと流水では使い物になりそうにない。 今回の気田川はおもったより水量がなく、ポイントをなるべく岩が露出していてほとんど瀬のない川になっていた。ところどころライニングダウンを強いられるほどの水量で、天候も曇っていたせいもあり、景色もさほどでなかった。しかし、水質は清流と呼ばれるにふさわしく、ブルーがかった色をしている。 「本当に綺麗だ」 途中で、遊べそうな瀬を探しつつ、ちょっとしたエディーを見つけてはエディーキャッチの練習を繰り返す。ところどころサーフィンが出来るウエーブもあるが、水量がないのとウエーブ自体が小さいので長くは乗っていられない。(自分の腕が悪いせいもあるが) そうこうしているうちに、「ポツリ、ポツリ」と雨が降り出した。徐々に雨脚が強くなり、「ポツ、ポツ」「シトシト」「ザーーーーー」「ドドドドドーーー」てな具合に突然雨が強くなる。水面を雨がたたき、そこら中がざら瀬のような様相を呈してきた。 G氏「この川は、急に増水するから気をつけないと・・・」 (大丈夫かなぁ) と、突然 「ゴロゴロ」 「えっ、雷??」 こりゃ、やばいぞ!川に落ちたら、全員真っ黒焦げだ。一様にパドリングする手に力がこもり、早くなるのがわかる。
今回はS氏の提案で、ラーメンだ。今日見たいな日には暖かいものがありがたい。 昼食を終え、暖かいコーヒーで一息つき、 「さあ、行くか?」と言った時である。 I氏が突然、神妙な(*o*)をして一言。 I氏「誰かティッシュを持ってない?」 一同「どうしたん?」 I氏「あと、30分は持つけど、それ以上だと(^^; ヒヤアセが出てきそう〜〜〜〜w(☆o◎)wドヒャ−」 「う○こか?」 I氏「そう〜〜〜。うっ・・・・・・。」 やまさん「ちょっと待ってよ、あるかもしれんで」 カヤックから降り、防水バッグの中を探すと、あるではありませんか、金融○富士のポケットティッシュ!!やまさん(私です)はティッシュを持っていたのであった。実は私は渓流もやるので万が一のために川に出かけるときは必ずティッシュとライターは持参しているのである。 やまさん「今、このティッシュ売ったら、1万円かなぁ、もう30分あとにしたら、2万円で買ってくれるかな〜〜〜?」 ついつい悪魔的なことを言ってしまう、やまさんであった。 さすが、やまさん。カヤックはヘタでも用意は完璧!! 教訓:川に出かけるときは、ポケットティッシュとライターを持って出かけよう、 うん (^_^)ち
第10章 寒狭川ダウンリバーU(ブローチングで死にそうになる)・・・・・・・・・・・→ |