2001/1月 出撃記録(3日)
★1日目 1月2日(火) 天候:曇りのち雨のち晴れ 寒狭川(神社下〜ショートゴール)5名 水位-0.25〜-0.25(石田観測所水位)
気温は5℃・・・くらい。吐く息も白い。天気は曇りで、肌寒い。「やっぱ冬にカヤックなんて無謀だよなぁ」と思いつつもカヤックを担いで川への道を下る。
そこにはいつもと違った川が見えた。水質が抜群に良いのだ。いつもは見えない川底が見えてしまう。「すんげ〜綺麗じゃん。」寒いのも忘れてしばし、川を眺めていた。
漕ぎ出すと思ったより寒くなく、体は温かかった。沈しても顔は冷たいもののドライトップ(首と手の所がゴムでできていて水がはいってこない服)を着ているので体は寒くないのだ。しかし、水位が-0.25では遊ぶところもなく小さなウエーブで遊ぶだけというツーリングになった。
途中でF君が何を思ったのか急に泳ぎだした。「この寒いのによくやるよなぁ」と思っていたら、なんと沈脱!!!滅多に沈脱をしない彼だけに非常に面白かった。こりゃ新年から縁起が良いわい。そういえば、滝神社で「お賽銭を忘れた」とか言っていたなぁ。やっぱ、お賽銭なしでお願いしちゃダメだよね。今度はちゃんと忘れないようにね。 ★2日目 1月13日(土) 天候:曇り 木曽川(大濤〜桃太郎港)4名 水位+1.30〜+1.30(今渡観測所水位)
しかし、この寒い時期に普通の人はカヌーなんかやらないよね。「なんておバカな4人だろう」と思って木曽川につくと、いましたいました他にも3人程・・・。木曽川にくると良く合う3人でした。(^_^; アハハ…いるもんですねぇ。真冬のカヤッカー!!
漕ぎ始めは結構暖かく、沈さえしなければ冬と言う感じはなかった。しかし、体はドライジャケットで暖かいものの沈すると顔は凍りつくように冷たく、さすがに冬を感じないわけにはいかなかった。特に私の場合キャップ(ネオプレンで出来た帽子)をかぶっていなかったので、頭の芯から冷えて冷えた血液が心臓に回ると心筋梗塞を起こしたのごとく息苦しくなってしまった。「こりゃ本当にキャップが必要だな」と、この時思ったのであった。
真冬のダウンリバーは結構辛いものがある。何故ならば途中で辛くてもゴールまで辿りつかなくてはならないからだ。 冬場はスポット(同じ場所で遊ぶ事)で焚き火を囲みながら暖かい味噌煮こみうどんを食べる方が楽しいかもしれない。
帰りに寄った東名高速道路の上郷SA上りに屋台の豚まんがあったので買って食べた。 対して味は期待していなかったが、これが「美味い」 大きさは10センチほどで中身が沢山つまっているのだ。値段は1個300円也。豚まんを売ってるオヤジが、またいい。元気いっぱいでお客に対する態度が素晴らしいのである。聞けば11月頃から冬場はやっているらしいので、立ち寄ったら是非買ってみることをお薦めする。 ★3日目 1月28日(土) 天候:曇り 寒狭川(神社下〜水道橋)6名 水位+0.31〜+0.22(石田観測所水位)
寒狭川に向かう道中、見上げると本宮山の山頂付近は雪化粧。雪を見るとカヤックをやる元気が失せてしまうので、なるべくみないように運転をする。3日前からの雨(関東地方は大雪だったらしい)の影響で水位はグ〜〜ンと上がって、神社下ホールは最高の水位(石田観測所水位+0.40〜+0.15)のはずである。神社下は水位によってウエーブからホールに変わる。+0.30以上はウエーブ。+0.30を切るとホールに変わっていくのである。 神社下につくと、もうすでに先客が5名程いた。これではハイシーズンと変わりないくらいの人数だ。結局、一番多い時で15名位いたのかな。それにしても冬にカヤックをやる人っているもんだ。(自分も、その中の一人か(笑)) 前回の木曽川で心筋梗塞をおこしそうになったので、今日の為にキャップを手に入れた。
一緒に行ったGさんはOC1で360度を決めてくれた。OC1でのスピンは超ハデである。スゴイというより感動ものなのだ。艇種はダガーのファントム。他のメンバーも猿のごとくグリグリ、グリグリ飽きもせずに回しつづけていた。 結局、ズ〜〜と水位が良かったので、神社下ホールにAM11:00〜PM3:00までいた。今日の神社下は最高でした!!。 2001/2・・・・・・・・・・・→ |