恐怖体験談その1

流された人
投稿日 平成12年5月9日
投稿者 おけいこさん(http://www.geocities.co.jp/Outdoors/1719/
場所 奈良県 吉野川   柴崎付近

あれは、もう5年くらい前の夏の休日です。
場所は吉野川、柴崎付近です。たくさんのカヤッカー、バーベキューにきた人たちでにぎわってました。

水量はカヤッカーが楽しくロデオを
楽しめるような水量、すなわち、いつもより増水。
柴崎の瀬は100メートルぐらいあります。
たくさんのカヤッカーがその瀬に遊んでいたのに
なぜあんな事故がおきたのでしょう。

おけいこさん,他カヌークラブの面々、その他大勢カヤックをたのしんでたんです。
そこに、男性が手を上げながら流れてきたんです。

みんな、その人がふざけてると思って、誰も助けなかったんで、その人は沈んでし
まって浮かんできませんでした。

いまもそうですが、ライジャケをきて、川の瀬で流されて遊ぶという人がいます。

だから、人が流されてきても遊んでるんだと勘違いしてしまったのかも。
その人がライジャケを着てるか着てないかよくみないとわからない。

実はおぼれていたのに。
沈んだあたりをパドルでつついたりして、皆で捜索しましたがみつかりませんでした。

新聞で3日後、二キロ下流で見つかったとかいてました。
新聞でお酒を飲んでいたというのが解かりました。

川で遊ぶというのは完全に自己責任だなあと思いました。
あんなに人がいるんだから、誰か助けてくれるやろうと思ったら大間違いなんです。

やまさん、この事件は目のあたりにしているだけ思い出したくない事件です。
今晩、夢に出てきたらどうしよう。くわばらくわばら。


私の思い
確かに、流されているのか、溺れているのか、判断はつきにくいと思います。
きついこと言うようですが、流された本人には重大な過失があったのではないでしょうか?

スポーツをする上で、酒を飲んでするスポーツは世界中どこを探してもないと思います。ちょっと注意をすれば、その人も不幸にはならなかったはずです。

川はやはりセルフレスキューが大前提ですよね。
危険を知らないで(知っていての過信、慢心は言語道断)スポーツを楽しむというのは、間違っていると思います。

出来れば、多くの人にもカヤックは危険を伴うスポーツであることを知って貰いたいのです。その上で、ものすごく楽しいスポーツであることも・・・。