昭和史とともに仙台市電−その50年
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 廃止直後に交通局から発行された、いわば公式本です。 「市電回顧50年」「車窓風景」「市電を支えた人々」「お別れ」「資料」の 5編で構成されており、質量ともに第1級の資料です。 巻頭の四季折々のカラー写真も、 往時の雰囲気をよく伝えてくれます。
発行:昭和51年5月10日
編集:仙台市交通局
発売:宝文堂
定価:3,900円
189頁
昭和史の中を 杜の都を−走り抜いた市電−その歴史
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 印刷はあまりよくないのですが、昭和の風俗が感じられる 沢山の写真が掲載されており、一見の価値有りです。
 仙台市電保存館で販売されていました。
発行:平成14年3月
編集発行:(財)仙台市交通事業振興公社
定価:500円
22頁
RM LIBRARY 90 仙台市電
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 市電廃止から31年後に発行された冊子です。 在籍した全ての形式が写真入りで詳しく説明されています。 カラー写真が表紙だけというのが残念ですが、 これも貴重な一枚です。
発行:平成19年2月1日
著者:宮松丈夫
発行所:ネコ・パブリッシング
定価:1000円
47頁
ぼくらのまちをはしってた
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 ご覧の通り、絵本です。昭和60年頃、市内の書店の棚で 1冊だけ見つけ気になったものの、 状態があまり良くなかったため、その時は見送り。 さらに数年後に別の書店で偶然見つけ、衝動的に買ってしまいました (状態は以前見たものよりもさらに悪かったのですが…)。
 市内の道路でアスファルトの下からレールが覗いているのを見つけた“さとる君”が、 夢の中で、市電の歩みを追体験すると言う内容です。表紙の仙台駅舎が懐かしい。。。
発行:昭和57年3月10日
著者:安並美代子 伊沢清
発行所:仙台文化出版社
定価:980円
32頁
新版杜の都の路面電車仙台市電 −原の町循環線−
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 市電の廃止時に高校生だった著者が撮った写真集です。 タイトル通り原の町循環の電車が走っていたルート上の 写真がメインとなっています。

 市電の廃止があと2〜3年遅ければ、 「オレもこんな写真が撮れたかも知れないのになぁ〜」と、 悔しく思ってしまう一冊です(笑)  まぁ、写真の腕はともかくとして…
発行:平成23年3月31日
著者:庄子 喜隆
発行所:(有)仙章堂
定価:1900円
85頁



▼仙台市電関連の記事等が掲載されているもの
せんだい 1976.4 No.3
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 不定期に発行され、 市政だよりと一緒に各世帯毎に配布されている小冊子です。 この時は廃止直後ということで、市電の特集となっています。
 主な内容は、市電の歩みとスナップ写真などで、 400型の図解などもあります。
編集発行:仙台市市長室広報課
非売
24頁(市電関連12頁)
鉄道ファン 1976年7月号
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 7月号ですが、実際の発行は市電の廃止間もない5月下旬です。 と言う訳で地元民としては大々的な特集を期待していたのですが、 ちょっと肩すかしの感がありました。表紙も市電じゃないし…(^^ゞ
 「仙台市電ものがたり」「仙台市電 思い出アルバム」「名残りの仙台市電」の 三部構成です。
発行:昭和51年7月1日
発行所:交友社
定価:580円
126頁(市電関連12頁)
懐かしのせんだい・みやぎ映像集 昭和の情景 〜This was Sendai,Miyagi〜
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 昭和30〜40年代を中心とした仙台・宮城の映像集です。元ネタは仙台放送に残る記録フィルム。 内容は青葉通、東二番丁通、市役所、県庁、デパートに遊園地や郊外の団地など盛りだくさんの120分ですが、 仙台市電の他にも木造時代の国鉄仙台駅、仙石線など懐かしい鉄道の姿が収録されています。

 DVDに加えて176ページ(市電関連4ページ)のブックレットもついています。
発行:平成21年12月23日
発行所:せんだいCM特捜隊
定価:4800円
120分(市電関連 約10分30秒)



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