*Panda News*
『パンダの減少、「退耕還林」で防げるか』
パンダの絶滅の危機にひんした大きな理由の一つに森林伐採がある。中国・四川省では、天然林の伐採を禁じて、耕地を林や草原に戻す「退耕還林」を活用して、パンダの繁殖につなげる作戦が進行中だそうです。
四川省の標高1500メートル以上の山岳地帯に生息するパンダ が最近、人里に現れるケースが増え、10頭以上が保護されている。
パンダは70年代から80年代にかけて生息地が半減し、とうとう18グループに分断されたが、10頭以下の小グループが8つもあるり、近親交配の結果、繁殖力や病気への抵抗
力が弱まり、種の保存が危うくなっている。
「退耕還林」は74頭を保護する臥竜自然保護区の周辺 でも行われ、約314ヘクタールを山林に戻した。復元林をつなげ、孤立したパンダグループを
交流させる「愛情ルート」づくりが目的。
四川省のパンダ自然保護区は生息地の6割をカバーしている。今後30年かけて生 息地全体に保護の網をかけ、退耕還林を利用した「繁殖回廊」でパンダ復活をめざす。
(Asahi.comから情報を抜粋させて戴きました)
この夏臥竜パンダセンターへ行って来た中国のお友達王さんは、曄*曄はお昼はこの自然に近い山の中で遊んでいるそうだと教えてくれました。
ゆくゆくはパンダたちを野生へ戻すようにしたいと考えていると センターの獣医さん。
これからは人間に慣れ過ぎないように新しく生まれたパンダたちも 野生で生きていくすべを教えてもらってゆくのでしょうか。
自然に返ったパンダたちが安心して住める環境を心から望みます。。。 |