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トロンボーンの話 その12
女王陛下のシルバー(ブージー&ホークス・ソベリン547)
ローズブラス シルバープレート コンパチ 太管(13.89ミリ) 使用時期1978〜

ブージーソベリン547

 先輩が先に購入していたこのモデルは、吹かせてもらうといい感じでした。さっそく水戸の楽器店に取り寄せてもらいました。40万円以上したので夏のボーナスを注ぎ込みました。当時のブージーは全音が総代理店。カタログにはN響の関根先生が・・・(なつかしー)。ロンドンフィルのデニス・ウィックが監修した楽器で、ベルは2枚取り。連結ネジがスライド部にあったり、チューニング管に補強板(響き止め?)が張ってあったりして、コーンタイプながら一味違った雰囲気です。フィリップ・ジョーンズBEでデニス・ウィックが来日したときには、演奏はもちろんすばらしかったんですが彼の手にしている楽器(同じモデルで仕上げはラッカー)が気になってずっと目が離せませんでした。楽器としては高音域が良くシャリシャリした音がします。

ソベリンの刻印


テナーが好きなのでこの状態で使用





F替管をつけるとテナーバスにもなります