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トロンボーンの話 その15
楽しいロンドン愉快なロンドン(ロンドンセルマー)
イエローブラス 洋白ベル 細管(12.7ミリ以下?) 使用時期1981〜1983

ロンドンセルマー

 Kmataの中学時代(1960年代後半)は楽器の個人持ちが一般的ではありません。先輩方の個人持ちもニッカンやロンドンセルマー(イギリス製または東欧製?)、ヒュッテル(ドイツ製)などの細管です。ロンセルにはいくつかタイプがあり、多く見たのは真鍮ボデイに洋白ベルを継いだモデルでした。切って貼ったという雑な外観でも、吹くと軽やかなバックという趣。値段(当時約5万円)の割にいい音でした。フォルテでは管体がびりびりし、吹いてて気持ちよかったです。学校備品や友人のロンセルを吹き、社会人になってから学校の楽器庫でぼろぼろのロンセルを発掘、調整に出してみました。スライドが死んでて思うようには直りませんでしたが、なつかしい音がしました。