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 ダージリン・ヒマラヤ鉄道
Darjeeling Himalayan Railway

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<ダージリンヒマラヤ鉄道について>

 インド北東部、NewJalpaiguri から Darjeeling までの約88kmを結ぶ鉄道。イギリス領当時、避暑のために開発され、1881年に全通、その後ダージリン名産の紅茶の輸送などにも従事したそう。レール幅が2フィート(610mm)と大変狭く、マッチ箱のような客車をこれまたミニサイズの機関車が引いて走っていました。通称"Toy Train"と呼ばれ、人々に親しまれています。

 全線直通の1往復はディーゼル機関車が引いていましたが、Darjeeling から Kurseong までのローカル列車とJoyrideと呼ばれる遊覧列車は、今でも蒸気機関車で運行されていました。なんと蒸気機関車は1919年生まれとか!

 NewJalpaiguri と Darjeeling の間、時刻表上で6時間30分。実際は7〜8時間かけてコトコトと走ります。平行する道路を、乗合バスなら約3〜4時間。運行の手間もかかり、どう見ても実用的でないのに、列車にはいつも結構な人の多さ。普段は線路上で物売りが市を開かれていたりしたが、列車が近づいてきたらみんなが注目。手を振っている人たちも。「汽車」が来ることは、街の人たちにとって「日常」だけれども、1日のうちの「主役=メインイベント」なんだろうか、としみじみ。

 世界最古の登山鉄道として、1999年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録。たしか規定では不動産しか対象にならないとか言うことを聞いたことがあるのですが(真偽確認できませんでした…)、この鉄道はやはりこの蒸気機関車などを含めての遺産という気がします。いつまでも動態保存して残してほしいものです。

<乗車券・時刻表>は→ こちら

<Darjeeling の街について>は→ こちら

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<乗車記> 2003.6 遊覧列車"Joyride"とローカルトレインに乗ってきました。

<Joyride> 〜 Darjeeling 10:00 → 10:50 Ghum 11:20 → 12:00 Darjeeling
 Darjeeling 駅。

 朝10時発の"Joyride"の乗車券は当日の朝9時から売り出されました。売り出し前から窓口には数人が列を作り、運行されることもほぼ確実。案の定、無事チケットを入手し、例によって露店の焼きトウモロコシをかじりながら駅周辺でぼーっと過ごす。すると、9時10分着予定のローカルトレインが30分ほど遅れて到着。そろそろJoyride も運行の準備が始まる。

 Joyride の車両は1等車、椅子の数は全部で12席。ものすごく小さいです。こんな客車が3両つながっています。
 列車は30分ほどかけて、ダージリン鉄道最大の見所、Batasia Loop(バタシアループ)と呼ばれるビューポイントに到着。ここはこの鉄道の中でも一番標高が高いところで、2000mを超えるとのこと。ここで10分ほどの休憩。
 Batasia Loop からさらに15分ほど、折り返し駅のGhum に到着。折り返しの準備にかかります。燃え尽きた石炭カスを捨て、新たに石炭を燃やして圧力を高め、機関車を先頭に付け替え、出発。この作業で30分ほど。一つの列車を動かすのにものすごい手間がかかることがわかります。
 Ghum の駅には世界遺産登録と同時に開設されたと思われる鉄道資料館が併設され、資料の展示や昔の車両などが保存されていました。こぢんまりとしたスペースでしたが、折り返しの時間だけではゆっくり見れず、また機会があればゆっくりと見てみたいと思いました。

 これは、昔、ダージリン名産の紅茶を輸送するのに使われた貨車。

ローカルトレインと列車のある風景
 Darjeeling 駅横にある機関庫。ディーゼル機関車と蒸気機関車数台が横たわっていました。
 朝の直通列車の出発風景。1等車と2等車がつながれていました。この日は定刻より10分ぐらい遅れて出発。
 バタシアループからローカルトレインを待つ。音が聞こえてから10分近く。この写真を撮ってから目の前にやってくるまで5分ほど。のんびりとしたスピードでやってきます。
 Darjeeling からローカルトレインに乗って。

 Ghum からはちょうど学校の下校時間なのか、学生がたくさん。小さな車内はすぐに一杯、それでも列車の周りにはたくさんの子どもたち、さらに列車のデッキやら窓枠やらにぶら下がる。遊んでるのかと思いきや、そのまま列車は出発。線路沿いの障害物を巧みによけながらぶら下がること必死(でもないか…)。そして途中、駅のないところで次々と飛び降りていった。飛び降りても危険でない程度のスピード。たぶん家が近くにあるのでしょうね。

 この日のSonada 駅到着は、時刻表の約1時間20分遅れ。ほんとに時刻表は存在するのか知らん。このまま kurseong まで行ったら、陽のあるうちにDarjeeling に戻れなくなりそうだったので、泣く泣くここで乗車を断念。タクシーを拾って戻りました。結局、この列車はいつ頃終点に着いたのだろう?


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