開 拓 記
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ログサイト整備 その11 皮むき、水道開設
この日は前日に降った雪が残っておりましたが、皮むきのために出動です。

昨年同様、鎌で切り欠きを少し入れてから、竹べらで皮むきしますが、なかなか剥けません。

冬で水を吸い上げておらず、水分が少ないのが原因です。昨年活躍した竹べらも役に立ちません。
なんとか半分くらい剥きましたが、このペースでは夏になってしまいます。

思案した結果、たけさんから高圧洗浄機を借りて皮むきをすることにしました。
という事で、水道が必要になりましたので、管理人さんにお願いして急遽水道を引く工事をしてもらいました。

予定では水道設置はまだまだの計画でしたが、これも仕方がありません。
しかし、今まで田貫湖へ水を汲みに行っていた手間が省けて、その点は便利になりました。

こうなるとシャワーやお風呂が欲しくなります。
たけさんからお借りした高圧洗浄機です。

この洗浄機はエンジン式でかなりの圧力の水が出せます。これでばんばん皮むきをします。

4月とは言え、朝霧はまだ冷え込みます。これから水と皮むきとの戦いです。
さすがに高圧洗浄機の威力はすごいです。それでも薄皮が少し残ります。なかなか手強いです。

また、うちの丸太の特徴ですが、節が多くあり、節の無いところにも節もどきが多くあるのでなかなか捗りません。

聞いていた皮むきペースの半分も行きません。
おまけに水が冷たく、体が冷え切ってしまいます。
GW3日間+1日と連休明け4日間かけてほぼ皮むきが完了しました。

丸太移動と皮むきに明け暮れた8日間でした。

また、効率を下げた原因の節との戦いは今後も続きます。たぶんいたる所で節の影響を受けて効率が下がります。

生えている木を使う宿命ですので、諦めるしかありません。出来ることと言えば、伐採した際の枝葉落としで出来るだけ幹近くまで切り込むことです。

丸太は無節がいいです。本当にそう思います。
皮むきした後には水浸しの皮がいっぱいです。(写真上)
今度は皮の処理です。

これもなかなか手強い相手です。
水浸しの皮を処理するために、また丸太の移動です。
伐採時に小屋の横に置いて、皮むきのために移動してまた小屋の横です。

この移動も馬鹿になりません。
皮むきキャンプの夜は枝葉の処理のために、ドラム缶反割でキャンプファイヤーです。

一人でも火を燃やしながら星を眺めていると、自然人になります。
また昼間冷えきった身体が暖まります。
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