梁と柱の連結部分のほぞ加工をしました。

この部分は単なるほぞではなく、かたぎ大入れほぞにします。強度的にはほぞ単体より高く、安心なほぞですが、加工に少し手間取ります。
加工後のかたぎ大入れほぞです。
ほぞの部分は長すぎますので、後でカットします。

梁の厚みが若干違い左右のほぞと梁上面の位置が狂っています。

この加工で注意した点は、梁の中央に空いているポストほぞとの関係です。材が若干ねじれていましたので、ポストほぞ穴と平行にほぞのセンターを墨付けし直しました。
こちらは反対側のほぞです。

平行が結構狂っていました。そのまま加工していたら、ポストが外側に倒れていたと思います。

とりあえず、柱、梁、ポストの関係はほぼ同一線上に並ぶはずです。

丸太から軸組み工法で材を加工する場合、材料の変形が一番の大敵です。実際に組む時にはまた変形しているかもです。
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ほぞ(凸)加工

2012年 1月 5日

ほぞ(凸)加工、棟木ほぞ加工

出動日記