2009年9月30日(火)
便秘
多くの女性の方が悩まされている便秘ですが、食生活の偏りや、ストレスから、便秘と下痢を交互に繰り返している男性も増えているんだそうです。
また、便秘といっても個人差があって、毎日便通がなくても、2〜3日に1回、適当なやわらかさの便が出て快便感があれば特に気にすることはないようです。
タイプごとに対処法が違うので、あてはまるタイプをチェックしながらさっそく実践してみてくださいね。
忙しくてトイレを我慢したり、痔があるため便を抑えたりすることが多い。
ころころと硬い便が出たり、頭痛、肩こり、冷え症に悩まされている。
便秘と下痢を繰り返している。
旅行や生活環境の変化などによって、急に便秘になった。
慢性的な便秘なのに、上の〜のいずれにも当てはまらない場合。
の「一過性単純便秘」の場合は、変化した生活環境に慣れればすぐに治ります。
また、の場合、自分では単なる便秘だと思っていても、実際には他の病気が原因になっている場合があるので、すぐに病院で診てもらうことをオススメします。
ここでは、〜の対策法についてお話します。ぜひ実践してくださいね。
の直腸性便秘の方
我慢を重ねると、便意が鈍るために便秘を引き起こしてしまいます。
毎朝「朝食後に排便する生活リズム」をつけることが大切です。
けれど、毎朝必ず…というのはなかなか難しいですよね。
そういう場合は、便秘対策にバツグンな効果をもたらす「食物繊維」を多めに摂るようにすると腸の運動が促進されます。
また、「発酵食品」も、ぜん動運動を促進する食べ物なんですよ。
の弛緩性便秘の方
腹筋が弱く、力んでも腸に圧力がかかりにくいため、うまく便を押し出せなくなっている可能性があります。
週に2、3回は必ず腹筋運動を試みてください。
腹筋を強くするまでは少し時間がかかってしますので、鍛えられるまでは「ツボ」や「マッサージ」で腸に刺激を加えると良いんだそうです。
左手の親指と人差し指のつけ根・右手の人差し指全体・右手親指のつけ根・右手手のひらの中心は、いずれも消化器や直腸、副腎を刺激するゾーンです。
また、足の第3指は、腰やお腹の神経につながる指といわれています。
もむ・ねじる・回す・伸ばすなどして、丁寧に行うとより効果的です。
食後3〜5時間経って食べ物が腸に降りてきた頃、おへそを起点にしてお腹の上で「の」の字を描くように20回程度マッサージをします。
この時、お腹の中を蛇行する「腸の形」に合わせるイメージで行うことがポイントです。
のけいれん性便秘の方
ストレスが主な原因となっていて、胃腸が過敏になっています。
まずはストレスをためないようにすることも必要ですが、刺激のある飲食物(コーヒー・紅茶などのカフェインが含まれている飲み物や、香辛料の強い食べ物など)も避けたほうが良いようです。
「健康ブーム」になり数年経ちますが、自分の体を大切に考えるようになったのと同時に、無理な運動は続かないことにも気付かされました
自宅で簡単にできるストレッチも、ただ一人で黙々とするのではなく、お子さんやご両親、兄弟、または大切なパートナー等と今日あったことを話し合ったり、時には励ましあったりしながらできたら、苦痛に感じることなくきっと毎日の楽しみにつながっていくのではないかなと考えています
食後やお風呂上りに誰かと過ごす10分程度の時間が、5年後、10年後を健康でいられるためのキーになっていくのかもしれないなと感じています