2009年9月10日(木)
臨床上、こんなことをよく聞きます。
正確には「突き指」とはあくまでも原因を指すことばです。
ボールを受け損なったりして「指を突いた」ので「突き指」といわれます。
みなさん簡単に思っていらっしゃる方が多いのですが、
「突き指」はバカになりません。
軽いものなら「捻挫」ですみますが、「指の先端部の骨折」「指関節の脱臼」「スジが切れる(腱断裂)」など、重症になるものもあります。
当然、引っぱっても治りません
みなさんの周りにも、指の関節が変形して「おじぎ」をしている人を見たことありませんか?
これは、処置が不適切だったり、そのままほっておいた場合におこります。
そして、この変形は一生治りません。
自作の絵です
ですから、「突き指ぐらい…」と思わずに当院にお越しください。