北海道フォトライブラリー in 2005
VOL4 4日目
道内最高地所の露天風呂に行く!
山岳ロード「温泉巡り」の旅
ついに旅も4日目を迎えた。
ここからの旅は一人じゃない。
友人との楽しいドライブがはじまる。
さて出発前に、宿泊先のジャスマックプラザホテルで朝風呂に入る。
このホテルは「すすきの温泉」が引いてあり、市街地にいながら
温泉に入れるのだ。
露天風呂(空しか見えないが)もあり気分は最高である。
AM9:30 ジャスマックプラザホテル出発
最初の目的地は「富良野市」である。
札幌から国道275号線を使う。
札幌から北上し、滝川市から国道38号線にのり、道央自動車道を横切り
富良野市へ向かうんだが、このルートは
観光するスポットも無いし、移動にもかなり時間がかかった。
富良野市に入ったのは お昼近くであった。
出発から およそ2時間30分、撮影した写真は1枚も無い。
今回は一般道を使ったが、滝川までは道央自動車道で行ったほうが距離的にも時間的にも
ストレスを感じないと思った。
↑ 「ふらの」の真っ直ぐな道路。これぞ北海道!!
PM 1:10 ファーム富田 (中富良野町)へ到着
ずっとドライブしっぱなしで、この時間にして今日初めての観光である。
一度は訪れてみたかった有名な「ファーム富田」
観光バスが何台もいて観光客も多かった。
↑ シーズンではないが、それなりに花はたくさん咲いている。色鮮やかである。
花と一緒に記念写真を撮っている人が多かった。ぜひカップルで訪れたい(笑)
↑ ココへ来たら、名物!?ラベンダーソフトを食べよう。
園内には食事できるお店もあり、のんびりと過ごせる。
我々は一時間ほど滞在した。
↑ 富良野をあとにし、次に目指すのは 十勝岳温泉だ!
上富良野駅から道道291号・吹上上富良野線へと入り、
そのまま十勝岳山嶺へと向かう。
グングン登っていく。
PM3:15 ↑ グングン登ってやっと辿り着いたのが 十勝岳温泉「凌雲閣」である。
標高は1280メートル。道内でもっとも高い位置にある温泉である。
日帰り入浴は一人800円と ちと高い気もするが、温泉に入るとそんな事はすぐ忘れるくらいに驚く。
まず内風呂。湯船のど真ん中に超巨大な岩が置いてある
(置いてあると表現していいのだろうか?この岩ありきで内風呂を作ったみたいだ。
とにかく常識を超える大きさ!)
次に驚いたのが、温泉の色。茶色い。というか泥色である(笑) こんな温泉は見た事が無い!
恐る恐る温泉に入る。なんだかいろんな効能はあるような気がする。
ちなみに、持ち込んだタオルは茶色に変色し、白色には戻らなかった。
そして、露天風呂に行ってみる。
あれ?なんだか2つの湯船がある。
先ほどの内風呂の泥色をもっと濃くした”スーパー泥色”と”茶褐色”の温泉である。
まず、スーパー泥色。 熱い! 熱くて長湯できない。とにかく熱すぎる。
次の茶褐色はおそらく一般人には適度な温度なんだろうが、
ぬる湯好きの自分にはまだ少し熱いように感じた。
あとで調べてみたら、この色の違いは泉質の違いであるらしい。
一度に2つの温泉に入れるのだ。
露天風呂から外を見回すと、山岳地を思わせる絶景が拡がっていた。
日帰りで入浴する人も多いようだった。
PM 4:10 吹上温泉
次に訪れたのが、吹上温泉である。
ドラマ「北の国」からで宮沢りえも入った有名な無料の温泉である。
↑今回初登場のM氏(わたくし)です。
吹上温泉の案内板の前でポーズをとって?撮影。
タオルを持ってきたが、自分は入らなかった。
↑ しつこいようだが、宮沢りえも入った温泉である。
ドラマでは白濁した湯だったが、あれは撮影用であり、実際は無色透明。
↑湯船は二つある。上の湯船はおばちゃんたちが水着で入っており大部分を占領していた。
自分は入らなかったが、友達は下の広い湯船に入った。
かなりの高温で長湯など絶対無理と言っていた。
このときはいなかったが、若い女の子も水着で入るらしい。
当然 男は皆すっぱだかだ。
近くに 着替え小屋も設置してあるが、盗難防止の為に壁など無い(笑)
↑ 吹上温泉をあとにし、「望岳台」を目指す。
ドライブの途中で「美瑛の丘」が見えた。美しい!
PM4:45 望岳台
↑ 十勝岳展望台(望岳台)へ到着。
標高2077メートルの十勝岳を中心に、南端が富良野岳、北端がオプタテシケ岳、
というように十勝岳連峰がそそり立つ。
登山道の入り口にもなっている。
小岩を積んであるところが無数にあり不気味だった。
吹上温泉から近いが、ここに訪れる人は少ない。静かな場所である。
PM5:15 白金温泉
今宵の宿は「白金温泉」のホテルパークヒルズ。
チェックインする前に近くにある「不動滝」へと足を運ぶ事にした。
写真は白金温泉から美瑛方面へ少し下ったところ。
白樺の並木道が何キロも続く。見事である。
PM5:25 白金温泉不動滝
滝の入り口から数分歩く。
滝までには、不動明王の祠やたくさんの墓らしきものがある。
地元の人の信仰を集めている滝なんだろう、といろいろと 考えさせられた。
しかし、静かな(不気味な)雰囲気で、一人で行くには勇気がいると思った。
訪れる人も我々以外誰もいない。
PM5:50 白金温泉「ホテルパークヒルズ」チェックイン。
このホテル、温泉が実に素晴らしい。
色は昼間訪れた「凌雲閣」と同じ”茶褐色”(スーパー泥色ではない)
湯船がいくつかあって、「あつめ」と「ねるめ」に親切にも別れていた。
自分はぬるめ好きなのでそちらに入る。 丁度いい温度だ。
露天風呂はヒノキ風呂。
静かな森林に囲まれ、心地よい音楽が流れる。
夜の露天風呂にいつまでも浸っていたい気分でした。
<4日目の感想>
今日の走行距離は197キロ。
今回の旅で初めて200キロ以下の旅となった。
やはりその分、ゆっくりと観光できたと思います。
しかし、考えてみれば今日は温泉いっぱい入ったなぁ。
・ すすきの温泉(ジャスマックプラザホテル内)
・ 十勝岳温泉「凌雲閣」
・吹上温泉 ←自分は手を入れただけ。友達はちゃんと入浴した。
・ 白金温泉「ホテルパークヒルズ」
と、いう事で
ずばり今日のタイトルは
山岳ロード「温泉巡りの旅」
となりました。
2005.08.29