北海道フォトライブラリー in 2005

 VOL5 5日目 
 さようなら北海道。

 
名残惜しい 「旭川〜羽田〜上越」 帰宅編

いよいよ最終日だ。
今日で北海道ともお別れ。夜には現実の世界へと戻る。
なんともさみしい。
と、言う事で 
朝は5時半に早々と起きてしまった(笑)
今回の旅行期間中で一番の早起きだ。
早速、ホテルの露天風呂に行く。
夜の露天風呂も良かったが、朝もすがすがしい。

↑ AM6:15 ホテル近くを散歩。
前日に行けなかった「白ひげの滝」を見に外にでてみる。
ホテルから歩いて3分ほどの近さだった。

 AM6:20 白ひげの滝



↑ 温泉街のすぐ近くに「白ひげの滝」はある。
温泉の成分っぽく見える、落ちた水(温泉入りだろうか?)はブルーとなって川に流れる。
なかなか神秘的で綺麗だ。
川の上には「白金温泉ホテル」が建っている。

↑ 「白ひげの滝」は、この橋から見ることができる。
橋の名前は「しろがねばし」

↑ 橋を渡りきると、シェルターを完備する長い階段があった。
きっと上には”大展望台”があるんだろうなぁ。と勝手に想像しながら歩き始める。
汗をかきながら5分ほど登る・・・辛い。辛い。朝からいい運動だ。
登りきったところには、大パノラマが待っていた!

・・・ って、大パノラマではなく(悲)、「十勝岳火山砂防情報センター」という訳のわからない施設があり
(しかも朝早いので開いていない)、広大な駐車場があるだけだった。
ここからの展望は全く良くなく、さえぎられた閉鎖的な場所であった。

つまり長い階段を歩いて、わざわざ来るべき場所ではない。
ウロウロしていたら、一人の観光客(お年寄りの男性)が登ってきて、
「つまんないところだなぁ〜」と叫んでいた。まさにそのとおり!(笑)

さて、ホテルに戻り朝食バイキングを食べ、ホテルを朝9時には出発。
帰りの飛行機は「旭川空港」13時発、羽田行きである。


AM9:30 「美瑛」に到着
白金温泉〜美瑛までは程近い。30分くらいで着いた。

↑ まず最初に訪れたのが
「ケンとメリーの木」
お〜、朝から観光客がいる。
1970年代初頭、「ケンとメリー」のスカイラインのキャッチフレーズで
一世風靡したCMの撮影地に立つポプラの木。
・・・って、そんな古いCM知りませんからぁ〜  (by. 波田陽区)
ちなみにすぐ隣には、「ペンション ケンとメリー」がある。



↑ 
北西の丘 展望台
シーズン中であれば、ラベンダー畑が紫色に広がるという。
当然この時期は何も咲いていない。
360度の大パノラマ。 お土産やさんもいっぱいある。


 「親子の木」
真ん中に小さな木がある。その木を両親が囲む「親子の木」
ほのぼのとしている風景ではないか。


↑ 美瑛の丘を訪ねたのは1999年以来だから 6年ぶりだった。
なんだか懐かしかった。 何度行っても感動する場所だ。北海道はどこでも絵になるのだ。


 セブンスターの木
ここにも観光客はいっぱい。
 さっき、ケンとメリーの木にいた人も見かける。  皆、同じところを廻っているようだ(笑)


↑ ここで美瑛の観光は終る。
飛行機の出発も迫っているので長居はできない。1時間くらいの撮影だった。
それでも、効率的に廻って撮影できたと思う。
ぜひまた訪れたい!


↑ 美瑛から旭川空港へ向かう途中で見かけた「チャリダー」軍団。
見かけるといつも応援したくなる。ご苦労様。



AM11:00 「旭川空港」到着。

美瑛から旭川空港も近い。近くのガソリンスタンドで補給し、
レンタカーを返却。いよいよ北海道の旅は終わりを告げる。

↑旭川空港の前に建立してある銅像
これは一体誰? 
と思ったら、日本のスキー発祥の人と言われるオーストリアの軍人、「レルヒ少佐」だった。
どうも新潟県高田市(現上越市)でスキーを教えた1年後に旭川を訪れ、指導したらしい。
”北海道のスキー発祥の地” という事で、旭川市の玄関口のこの空港に銅像が建っているのだ。
ちなみに旭川市の春日台公園には「北海道スキー発祥の地」碑も建立してあるとの事。

上越市も負けてはならない。 空港は無いから(悲)、海の玄関口の直江津港
(それも北海道フェリー乗り場付近)にでも新しく建立するか。
それか、北陸新幹線上越駅(仮称)の前だな。
金谷山じゃ、誰も見に行かないぞ。


↑ 旭川空港でお土産を買う。
1時間ほどかけてゆっくりと買い物をした。
新千歳空港に比べれば、売店の数では比べものにならないが、
その分、コンパクトにまとまっているし、一通り揃っているので便利だ。

PM 1:00 旭川空港 離陸
PM 2:20 羽田空港 着陸



羽田空港に到着し、東京駅に向かった。
久々の東京であったので、どこか寄って帰ろうと思っていた。
どこに行こうと悩んだが、結局行ったのは
「秋葉原」
おそらく7年ぶりくらいであろうか。

マニアの街、秋葉原を堪能して東京駅を出発。
東京 19:00発 MAXとき333→ 越後湯沢20:20着
直江津行き快速 21:09 →うらがわら駅 22:52着


こうして4泊5日の旅は終わり、帰宅の途に着いた。

 
〜END〜

<5日目の感想>
早くも最終日だった。
13時には旭川空港を出発するのでそれまで観光にあてる時間は
ほとんどなかった。美瑛の丘を巡っただけで終った。
しかし、短時間ではあったが、それでも堪能できた。
東京に着いてからは、久々の首都圏だったので、
すぐには帰らずに秋葉原へ寄った。
どこへ行くわけでもなかったのだが、秋葉原を歩いて
マニアの街を堪能してきた。

東京駅からは 新幹線、ほくほく線(快速)と乗り継いで帰ったんだが、
降りた駅は「うらがわら駅」
あれ?と気づく人はするどい。
行く時に乗った駅は隣駅の「虫川大杉駅」だからだ。
実は寝過ごした・・・
のではなく、これには ほくほく線の降り方の特殊性がある(言い訳)
2両編成の列車は、出口は一箇所。
”1両目の前側”でしか降りれない。
ひんぱんに車内アナウンスもされているにもかかわらず、
”2両目の前側”でドアが開くのを待っていた。
が、いっこうに開かない。しまいには電車は再び動き出し、降りる事ができなかった。
悲しい。というか、間抜けである。
ちなみにこれは無人駅のみでの話し。「十日町」などの有人駅では、
2両目のドアも開く。自分はこの駅で降りる人を見ていて
勘違いしてしまったのだ。
最後に、失敗をしてしまった(笑)


↑「北海道限定」のビール達。


<総括>
こうして5日間の旅は幕を閉じた。
今回のレンタカーで巡った旅は、距離的にはかなりの距離を移動している。
1日目 250キロ
2日目 257キロ
3日目 472キロ
4日目 197キロ
5日目  50キロ
合計でなんと 
1,226キロである。よく走ったなぁ。
事故がなくて本当に良かったと思う。
おかげ様で楽しい旅となった。
2日目の岬めぐり、3日目の
超ロングドライブは一生の大切な思い出となるだろう。

やはり北海道は本州とは 何か違う雰囲気が漂う。
同じ日本でありながら、別の国に来たかのような錯覚さえ
感じてしまう事もあるのだ。
行ったことの無い人はぜひ訪れてみて欲しい。
きっと、あなたも とりこになるだろう。
そんな魅力が北海道にはある。

今回、5度目の北海道旅行をしてきた訳だが、まだまだ行っていない場所がたくさんある。
しかし、かなりおおざっぱに言ってしまえば ある地方を抜かせば、
北海道の大部分を旅した事にはなると思う。 
ある地方・・・それは、
宗谷岬のある道北地方である。

ぜひ次回は日本の最北端「宗谷岬」を訪れてみたい。
次回は来年になるのか、一人旅になるのか?
それもまだわからない。
でも必ず行くだろう。
北海道は自分にとって 
永遠のあこがれであるのは
ずっと変らないのだから・・・



2005.08.30