くびきの 花めぐり

「大野亀」のトビシマカンゾウ 佐渡市

今回は 佐渡まで遠征し、”トビシマカンゾウ” の撮影に 「大野亀」まで行ってきました!
遠くに見えるのは「二ツ亀」です。 




黄色い花を咲かせる「トビシマカンゾウ」は、佐渡や山形県の「飛島」「酒田海岸」の一部でのみ見ることができる。
中でも、佐渡の「大野亀」は、35万株もの大群落であり、国内最大級の群生地である。
昔は70万株も自生していたそうだが減少してしまい、近年 地元の方々によって増殖活動が行われている。
ちなみに「トビシマカンゾウ」の名前の由来は、山形県の”飛島(とびしま)”に由来する。
なぜ、 ”サドカンゾウ” にならなかったのか?  疑問は残るが・・・


一見、見た感じは「ニッコウキスゲ(日光黄菅)」と瓜二つの「トビシマカンゾウ」である。
がしかし、あきらかに「トビシマカンゾウ」の方が大きい。


.どうですか? 見事な大群落でしょう。
驚くことに「トビシマカンゾウ」は ”一日花” であるのも特徴で、 朝咲いた花はわずか一日で
しおれてしまうそうだ。 つまり、その日に見た花は昨日とは違う花なのである。
同じ花は次の日にはもう見れないのだ。

訪れた日は6月14日。満開宣言されていた。 観光客、アマチュアカメラマンも多かった。



綺麗な海。佐渡の秘境と呼ばれる「大野亀」と「二ツ亀」付近には
手付かずの自然が今もそのまま残っている。




撮影 2006年6月14日