撮影日 2006年5月13日
燕市
燕市八王寺にある 「安了寺」に植えられているフジの大木。
フジというと一般的には藤色という「紫」を思い浮かべるが、この大木は「白」だ。
しかも、大きさは日本一と言われる規模なのである。
フジの木に近づくと、甘い香りがたちこめ、不思議な感じがした。
フジってこんなにいい香りがするんだね。
お寺の記録によれば300年前に植えられたものだという。
枝の広がりは東西約30メートル、南北約20メートルに広がる巨大なフジの木。
これだけの豊富な房が1本の木から張り出しているとはとても信じられない。
1958年に新潟県の天然記念物に指定された。
近年、大木の老朽化が激しく、この先が危ぶまれているという。
地元で「白藤保存会」が結成され、地域総出で守っている財産になっているそうだ。
期間中は多くの人が訪れる。
が、駐車場はお寺の中に数台分しかなく、かといって、
お寺の前の道路は幹線道路なのかとても交通量が多く、路上駐車は困難だ。
しかし、御安心を。
歩いて数分ほどのところに臨時駐車場があるのでそこに停められる。
臨時駐車場と言ってもただの道路脇であるが、この道は車の通りはほとんど無いようである。
お寺付近には至る所に「白藤祭り」の小さな案内標識があるので迷うことは無いだろう。
この案内通りに進んでいけば、臨時駐車場に行くことができる
。