作者のひとり言

このページでは、ふと私が思ったことを勝手に書いてみました。
”ひとり言”と思って聞いてください!
(偉そうなことを書いているけど、内容のほとんどは
新聞の記事をまとめたものです(笑))


VOL48 <どうなる ”仮称「上越駅」”> 
北陸新幹線の開業が2014年に迫った。
2014年には東京から金沢まで新幹線が走る。
既に歓迎ムード一色の北陸地方であるが、駅が新設される上越市では以前よりそれほど盛り上がっていない気がする。

 その停滞ムードを象徴するのが、いまだに“仮称”が消えない新幹線新駅「上越駅」である。
仮にこの名称のまま決定すると混乱がおきると考えられる。
上越市に行くには、上越新幹線に乗車すればいいと思っている人が多いからだ。
じつに紛らわしい。上越新幹線を名称変更(新潟行新幹線)するか、やはり上越駅の駅名を他の名前にするしかない。

 ある上越市議が400年の歴史のある”高田”を名称に入れるべきだと言い、「越後高田駅」を主張。
それに対して市長は「直江津」には800年に歴史があると対抗した。

 上越駅(仮称)は高田地区に位置するが、高田の名称だけ入れても直江津の人は黙ってはいないだろう。
という事で、「越後高田直江津駅」はどうだろうか? 
あ、これでは春日山地区の住民が黙っていないか?「越後高田直江津春日山駅」!?・・・実に長い(笑)


 上越市民アンケートでは「くびきの駅」が一番多かったそうだ。
しかしながら何となくピンとこない気がするのはどうしてか。ほくほく線の「くびき駅」と紛らわしいからか?

 いや、まてよ、新設される上越駅は上越市のはずれ。妙高市(旧新井)に隣接する。
それでは「上越妙高駅」ではどうだろうか? 

 入村妙高市長は“「妙高」のブランドは「上越」よりも勝る”とまで言い放っている。
これはやはり広域連携も含めて「妙高」ブランドを入れてみてはどうだろうか?
もうこれしかない。これで決定だ。

新潟県境に近い飯山市にも新幹線は停まる。
“首都圏から北陸新幹線で「妙高高原」向かう場合、上越まで行って引き返すよりも、飯山で降りて向かうほうが自然(関係者談)”
と、早くも妙高との連携を求めている。

ぐずぐずしていると 妙高高原の最寄駅は「飯山駅」になってしまう可能性がある。
対して、上越市と妙高市の広域連携の話は、今後ようやく動きだすとの事でのんびりとしたものだ。

 「駅名」が最初にありきでは危険な話なのだが、開通後、新幹線をどう利用し、どう発展させていくのか。
何もしなければ、ただの通過点になってしまう可能性すらある。
それらを考慮しながら早めに「駅名」を決めてもいいのではないのか?
いつまで仮称のままではいけない。
 ※新潟日報の特集記事をもとに自分の意見も取り入れまとめてみました。
     (2006.08.01)




VOL47 <花火王国 新潟> 
新潟県観光課では新潟を”新潟花火王国”とPRしている。
確かに7月下旬から8月にかけて県内の各地のいたるところで花火大会が開催されている。
他県はどうなのか知らないが新潟は本当に花火王国なのかもしれない。

 さて、全国的にも名を誇る「越後三大花火」をご存知だろうか?
(1)川の「長岡」 (2)海の「柏崎」 (3)山の「片貝」   の3大会である。
なるほどと思わせる花火大会ばかりだ。

 まず全国的も有名な「長岡」 
3年ほど前に見に行ったことがあるが、花火のスケールと質には圧倒された。
これでもかこれでもかという豪華な花火のオンパレード。その分、混み方も異常で 帰宅の際は大渋滞にはまり
長岡市街地から郊外にでるのは数時間かかった記憶がある。
 次に「柏崎」の海上花火。 
ここはぜひ行ってみたいのだが、必ず上越の「直江津」の花火と同じ日である。
上越市では誰もが見に行く「直江津」の花火のお陰で柏崎は見にいけないのだ。
 そして、「片貝」の花火。 
 ココでは世界最大の4尺玉の花火が打ち上げられる。この花火が凄い。
4尺だけに失敗する確率も高いらしいが、自分が見に行った2回は成功した。3尺玉を遥かに超える大きさ。
そして、大爆音と同時に突風が吹いてくる。このスケール感がたまらない。
 また、片貝の花火は「奉納」の花火大会であり、一発ごとに願いが込められている。例えば、子供の誕生、還暦など、
アナウンスされてから打ち上げられる。 それを聞きながら見ると、なんだか感動するのだ。
 
 「花火王国」新潟!! まだたくさんの大会が残っている。
暑い夏の夜を楽しもうではないか。
  (2006.07.29)


VOL46 さらなる割引を!> 
ETCの普及率が進んでいる。
平成13年4月に開始されたETCサービスであるが、横ばいだった普及率も平成17年度に入ってから急上昇し平成18年6月の利用率は 61.6パーセントにも及んだ。
ここ数年で劇的に普及したといえる。

 そんなETCであるが、車載器の購入及びセットアップには今だに1万円〜2万円の費用がかかる。利用者は高いお金を払って利用することとなる。
 その“対価”として、ETCのみの割引サービスを受けることができる。が、この割引、かなり限定されている。深夜0時〜4時に3割引となる「深夜割引」 朝夕の通勤時間帯に半額(朝は6時〜9時、夕方は5時〜8時)となる「通勤割引」などあるが、 これが思ったほど使えない。
 深夜割引のこの4時間の時間では、恩恵を受ける人が限られるし、「通勤割引」は意外と使えるんだが、(1)走行距離が100キロ以内 (2)朝1回、夕方1回のみ という決まりがある。100キロ以内というのは事前に調べておかないとわからない。まず、新潟市に行く場合。「新潟西IC」から上越方面までの100キロ圏内は 北陸道「柿崎IC」となる。上越ICまでは対象にならない。  それと、先日軽井沢まで行ったのだが、帰宅の際、「小諸IC」から上越方面に向かったのだが、「妙高IC」までが100キロ圏内となる。自分は下調べしていったのだが、勘違いして「中郷IC」まで行ってしまい、100キロを超えてしまった(悲)
 さらに、別の日に「糸魚川IC」から「上越IC」へ帰るとき。こちらは余裕の100キロ圏内となるが、何を思ったか 間違えて糸魚川から上越方面に向かわず富山方面へ行ってしまった。次のインターの「青海IC」で一旦降りたが、乗り直すと同じ時間帯に「通勤割引」は使えない。青海ICまでは半額(通常料金450円が250円)になったのだが、乗りなおして上越ICで降りてもこちらの分は半額にはならないのだ。

 
「深夜割引」にしては 100キロ圏内などの距離の制限などないがやはり0時〜4時の制限時間では使用する人が限られてしまうだろう。

 ああ、それにしても ETCの割引サービスって、なんて中途半端なサービスなんだろう。あまりにも制約がありすぎる。
 そこで私は提言したい!
 いっそのこと、ETC利用者は、全区間高速道路料金半額ではどうだろうか? 
とってもシンプルでわかりやいではないか! そうなれば、高速道路の利用者も増えるだろうし、
ETCの利用率も加速度的に進むのではないか。 車載器、セットアップ料金なども量産効果でもっと下がるだろう。 

 
ETCの普及も本格化したところで、割引も更に進めるべきである。
 (2006.07.04)



VOL45 <州都 ”上越” 誕生か?> 
 平成の大合併が落ち着いた。2002年には全国に3218の市町村があったが、合併のピークを過ぎた2006年4月には1820にまで激減した。今回の平成の大合併では「政府主導による住民不在の合併」などと言われ、”まず合併ありきで将来の姿を考えていない”など問題点も指摘された。

 さて、”市町村合併”の次に来るのは”道州制”の移行である。平成26年には、北陸新幹線が開業する。その翌年にも道州制に移行するとも言われているのだ。
 開業する北陸新幹線に駅を持つ予定の上越市は何と、「北信越州」の州都を目指すという。
上越地方選出の県議会議員がこんな事を言っている。 
「県政はとにかく蒲原政治に傾いてきた。すなわち、新潟市を中心とした下越地方に偏重して財政基盤を行ってきたのではないか」 まさにその通りだと思う。 上越地域は本当に新潟県なのだろうか?と自分はいつも思っている。

 北陸新幹線が開業すれば、状況は一変する。上越は関東〜北陸〜関西を結ぶ中継点となり、人の流れは上越地方に流れる。
逆に新潟市で行き止りの「上越新幹線」は、利用客が激減し、日本初の”ローカル新幹線”と化す。
 ましてや、州都が「上越市」になれば、州庁舎がそびえたち、州議員が集まり、大手ホテルや銀行などが出店。都市開発に火がつき、地価も高騰。一方で、取り残された新潟市や長岡市は大手銀行や支店が姿を消し、どんどん州都へ集まってくる。現在の立場とは全く逆転するのだ。
 上越が州都になれるかは、”区割り運”があるかどうかだ。いくつかの区割り案も既に検討されているが、新潟県は ”北陸”か”関東”か ”東北”かなど微妙な位置に存在する。 議論が深まるのはこれからだ。 

 しかし、最も重要なのは 道州制の導入は 平成の大合併(市町村合併)とはまるで異なる事である。単なる都道府県合併、国から地方への権限委譲にとどまらず、日本の統治構造そのものを大きく変えることになる。 平成の大合併で教訓した”まず合併ありき”と同じ流れで、”区割り議論”が先行している事はとても危険なのである。
 ※ 「財界にいがた5月号」の記事より編集しました。
 (2006.05.06)



VOL44 <ジャックランド> 
  上越人なら誰もが知っている 上越の情報雑誌「ジャックランド」
この雑誌に 当サイト「くびきのデジカメフォトライブラリー」が紹介されていたようだ。
インターネットアクセスランキングトップ10などの発表もしている上越のホームページを紹介している記事の中である。
アクセスランキング”圏外”ではもちろんあるが、”上越発のホームページ”という事で4件紹介されていた中のひとつだった。
紹介文はこうである。”くびきの”地方をデジカメ写真を中心に紹介しているサイト。トップページの写真は3日おきに更新されています。絶景ポイントが行程とともに載っているので実際に行ってみてはいかがでしょうか。意外と知らない場所が紹介されていますよ。
だって。 正直、嬉しい。というか かなり嬉しい(笑)
 それにしても、ジャックランドの担当者からは、事前にも事後にも連絡は全く無し。これについては疑問だ。
記事を見つけたのも、某ラーメン店で雑誌を見ていて偶然発見した。ちなみにジャックランド3月号であるから数ヶ月前に出た号だ。
 上越限定の情報誌とはいえ、やはり紹介されたのは素直に嬉しい。これも普段からアクセス頂いている皆さんのお陰である。
まだまだ不完全なサイトではありますが、更新をこれからも随時行っていきますので、今後ともよろしくお願い致します!
       (2006.05.05)
 ← 知らぬ間に紹介されていた当サイト。 ジャックランド3月号をチェックしてね。

VOL43 <全国制覇はいつ?> 
 TBS系の朝の情報番組「はなまるマーケット」という番組がある。この番組は民放の他局とは異なりワイドショー番組ではない。
毎日を「明るく楽しく」生活しようという『はなまる』な奥さんに向けて役に立つ情報・生き方・笑いを提供する情報バラエティ番組です。(TBSのホームページより)
と、前置きが長くなってしまったが決して番組の宣伝をしているつもりはない。

 この番組の冒頭では、司会の薬丸祐英さんと岡江久美子さんが、たわいもない世間話をしたり、視聴者からの質問に答えたりする。
ある日、その視聴者からの質問で”日本で行ったことのない都道府県は何処ですか?”という話題になった。
”一般人”であれば、行ったことのない都道府県なんて多すぎて答えられないだろう。しかし、そのあたりはさすが芸能人。司会者の2人はほぼ全国制覇。2人とも2〜3の都道府県に行った事が無いだけであった。
ちなみに ここでいう”行ったことのある”というのは 車や電車で通過しただけでも構わない。県境をかすめただけでもその県はクリアだ。
 さて、自分に当てはめて考える。北から言うとまず「北海道」 
ご存知の通り5回ほど行っている。  次に東北。8年くらい前に「東北一週2泊3日の旅」をマイカーでしているので東北6県は完全制覇。 次に関東。こちらも同時期に「関東一周2泊3日の旅」をこれもマイカーでしているので関東も完全制覇。次に上越からは行きにくい静岡〜愛知方面。 これは5年位前か、静岡県の「浜名湖」を見にこれもマイカーで行っているし、帰りは愛知県〜岐阜県の「東海北陸自動車道」を利用した。  次に北陸3県(富山、石川、福井)はもちろんカバー。 
という事で東日本は完全制覇だ!
 さて、問題はここから。マイカーで行くのは辛い西日本はどれだけ行っているのか?
京都、奈良、三重は中学の修学旅行でカバー。高校の修学旅行は、大阪、兵庫、岡山、広島、そして四国4県をカバー。
一気に飛ぶが、沖縄は会社の社員旅行で制覇。
 という事で、
行っていないのは関西圏では「和歌山」  山陰地方の「島根」「鳥取」「山口」 そして、九州全県であった。
 改めて考えると自分は結構行っている。残っている県から考えると全国制覇も夢ではないが、上越からは行きにくい地域だけが残った。
 しかし、「九州一周の旅」や「「山陰田舎巡り」「和歌山みかんの旅(仮)」など夢は膨らむ。

(2006.04.09)


VOL42 <どうなったADSL?> 
 ついにADSLの工事の日を迎えた。
 まあ、工事と言ってもNTTで切り替えを行うだけで、我が家の配線は自分で行う。
 朝の早い時間に切り替えるというが、正確な時間は言っていなかったので当日の朝、
仕事に出かける前に、今までのISDNルーターをはずし、NTTからレンタルしたADSLモデルルーターを設置する。
ちなみにこのADSLモデム。月々の使用料が発生するので、自分で量販店で買って設置する予定だった。
しかし、今回のADSLの切り替えが無理(VOL41 どうなるADSL参照)な場合も想定し、返却できるレンタル品を
利用する事となった。しかもNTTいわく、「前日までに宅配便で送ります」と言っていたのだが、ぎりぎりの前日だった。
不安になって、確認の電話を入れちゃったよ。
 さて、我が家の配線を済まし、会社へ出勤。当然、この時点で電話は通じない。
しかしながらAM10時前には通話が可能になったようだ。
さて、帰宅して、さっそくADSLのパソコンの設定に入る。モデムの入っていた箱の中に「かんたんパソコン設定」のCDがあり、
インストール。 最後にプロバイダーのID、パスワード等を入れ設定完了。
おー見事にADSLは開通した! 早い!早い!
 実行速度は2〜3M程度でている様である。ISDNとは雲泥の差だ。比較にならない。
重い写真のページもストレスなく表示される。
いよいよというか、ようやく我が家もブロードバンド時代の到来だ!
 しかし、ADSLに切り替えをして残念なことが一つだけある。それは、「アイナンバー」が使用できなくなった事だ。
自分の部屋に専用の電話番号を取得していたのだが(ISDNならではのサービス)今回のADSLの切り替えにより、
その電話番号は使用できなくなった。こればかりはしょうがない。
 (2006.3.18)

VOL41 <どうなるADSL?> 

今、日本はブロードバンドの普及率が世界的にみてもトップクラスだ。
一昔前はむしろ普及率は低かったので、ここ数年間で飛躍的にに増えた。
そしてもはや、ADSLはもちろん、光もどんどん普及している。
そんな時代の中、我が家は未だにISDNである。ブロードバンドの未提供エリアなのだ。
ブロードバンドは未だに地方を切り捨てにしていると言っていい。
しかしながらようやく我が旧牧村にもADSLが開始される運びとなった。

実は、旧牧村で 昨年秋アンケートが行われた。ここでADSLの仮申し込みが200件あればNTTも重い腰をあげるというのだ。
そこで、本当に200件あったのかどうかはわからないが、3月16日に牧局でも開始される事となった。
 さて、仮の申し込みをしていた自分宛に正式な申し込み用紙が郵送され、記入した。
そして、2月下旬。NTTより電話がある。それはなんともおかしな話だった。
 
 その話とは、我が家は
NTT局より距離は5キロ強あるという。それにまして、ノイズ?だかなんだかそれが多いらしく、
実際に切り替え工事をやってみないと
ADSLが使用可能になるか分からないというのだ。なんと言う事だ。それにもまして、
もし、
ADSLが使用不能だった場合、現在のISDNに戻す工事費は徴収するという。 なんともおかしな話だ。
これはどう考えてもおかしいのではないか?

 さて、ADSLの工事は3月16日の午前中。 果たして、どうなるのだろうか?
もし、使えるようになっても、一体どれくらいの速度がでるのであろうか?

 運命の日はすぐそこだ。

   (2006.3.13)




VOL40 <トリノ五輪> 
  トリノ五輪が終わった。
8位までの入賞やメダル直前の4位の健闘などたくさんあったが、
期待されたメダルはフィギィアの金メダル1個であった。
予想されたメダルには程遠い結果となった。

しかしながらあまりにも国民はメダル、メダルと言い過ぎるのではないか。
実際にメダルがとれなかった選手はテレビに向かって「すみませんでした〜」と謝っている。
実力を出せなかった人もいるだろうが、一発勝負の世界である。

選手が頑張っている姿、これだけを見れるだけでいい。
オリンピックに出ることだけでも素晴らしいのだ。

そんな中で 自分が注目をしていた選手がいた。二人乗りリュージュである。
マイナー(失礼!?)な競技なので話題にもならなかったし、それ程 期待もされていなかった。
 実はこのリュージュに出ていた選手の一人が、知り合いの知り合いなのだが、(逢ったことはない) 
知り合いから話をいろいろと聞き、注目していた。

 競技の直前になってもやはりニュースの話題にものぼらない。
しかし、結果は大健闘の12位だった。

そのときばかりは朝のニュース番組で少しだけだが報道された。一瞬映像が映る。
彼(知り合いの知り合い)の笑顔だ。
それも、あふれんばかり、100万ドルの笑顔である。
トリノオリンピックの日本人選手の中で最強の笑顔だった。
この笑顔だ。メダルや入賞には届かなかったが、最高の滑りができたという。
この笑顔を日本人選手も国民も忘れていたのではないだろうか?
 

 オリンピックはメダルだけではない。選手の笑顔が見たいのだ。
   (2006.3.13)



VOL39 <上越家電戦争> 
 上越アルカディアシティ内に「NEWコジマ上越店」がオープンした。オープンする前日の夜11時過ぎに店の前を車で通過する。
おっー並んでいる。オープン特価のパソコンなどを目当てに30人以上が並んでいるようだ。雨が降る中、マイテントの中にいる人もいれば、傘を持ってずっと立って待っている人もいる。寒い中、ご苦労さんである。

 さて、数日後、同店を訪れる。ワンフロア型の店舗はかなり広い。詳しい店舗面積はわからないが、おそらくヤマダデンキ上越店と同規模だろう。感じたのは、パソコン売場が充実していた事。ソフトなども場所を広く取って展開している。一番嬉しかったのはデジカメ売場である。「一眼レフ」タイプのデジカメが豊富に揃えてある。ヤマダ電機などではショーケースに入っており、店員さんに言葉をかけないと触れないが、同店ではコンパクトデジカメと同じように自由に触れることができる。
 さて、既にジャスコ上越店周辺には「ヤマダデンキ」「ジョーシンピットワン」「ラオックス真電」の3店舗が激しく競っている。「コジマNEW上越店」のオープンにより この地域に家電店が集中する事となり、上越の家電戦争も一層激しさを増だろう。


VOL38 <ヤマダ VS コジマ> 
 今回の「コジマNEW上越店」のオープンによって、負けてはいられないと一番熱くなっているのが「ヤマダデンキ」であろう。
家電業界では、売上高で圧倒するのは「ヤマダデンキ」である。なんど昨年度(2004年)専門店で初めて1兆円の売上を超えた。 家電流通市場は8兆円の市場と言われている。なんど8分の1を同社が占めているのだ。
 ヤマダデンキは1973年に前橋市で創業。「まちの電気屋さん」から30年で「日本一の家電量販店」となった。しかし、10年前には1000億の売上(現在の10分の一)にも届いていなかった。急速に売上を伸ばしたのがこの10年間であったのだ。家電の市場拡大が望めない中で「ヤマダデンキ」だけがなぜ急成長したのだろうか?

(1)大型店舗の急展開
 ヤマダデンキの急速な店舗展開は10年位前から始まった。コジマデンキなどに比べれば後発である。そこが結果として良かった。
「大店法」の緩和、「大店立地法」の施行により大型店舗の出店が容易になった頃である。既に”小型&中型店”を多数出店していたコジマなどは 店舗の整理や統合を行うのが足かせとなり 大型店の店舗展開が大幅に遅れてしまった。
(2)徹底したローコスト経営
 二つ目が「徹底したローコスト経営」である。早い段階でPOSシステムを導入、物流の効率化を推進。他社が出店を急いで、”身を削りながら低価格を進める”中で、ヤマダは”経営の効率化を図りながら”低価格を進めていったのである。ヤマダのローコスト経営の状態を粗利益率、販管費率、売上高人件費率、商品回転率の四つの指標から確認してみると、いずれも同業他社よりも良い数字がでている。

さて、対する「コジマデンキ」
今こそ、ヤマダの影に隠れた「コジマデンキ」であるが、バブル崩壊後も徹底した”低価格戦略”で着実に売上を伸ばしていく。1998年度には”売上高日本一”を達成する。しかし、ヤマダと違い、2000年頃からは売上が横ばい。この頃からはヤマダデンキは”一人勝ち”となっていく。(下記のグラフ参照) それはやはり先ほど述べた「徹底したローコスト経営」で急速な「大型店舗の出店」が可能だった事が大きいだろう。
 ただ、急速な店舗展開に人材育成は追いついていないという指摘もある。 確かにヤマダデンキの店員さんは若い方があまりにも多い。若い人は知識が無いとは言い切れないが、知識の乏しい店員さんもいると実際に耳にする。今後の課題であろう。

 何はともあれ、競争が増すのは消費者にとっては嬉しいこと。「コジマNEW上越店」は夜12時まで毎日営業するそうだ。
今後の競争も楽しみである。
(2006年1月より営業時間は夜10時までに変更となりました)

 2005.11.24

↑ 売上高が急拡大し、圧倒する「ヤマダデンキ」  メーカーに対するバイイングパワーも大きい。一人勝ちはどこまで続くのだろうか?


VOL37 <東京行き高速バス> 
 高田駅前から東京行きの高速バスに乗って、往復してきた。
この路線、直江津(イトーヨーカドー前)〜上越市役所〜高田駅前〜北陸道〜柏崎駅を経由し、池袋まで行く。
1日3往復しており、料金は往復で9450円と新幹線などと比べれば格安なのである。
 さて、出発当日。自分が乗車したのは、高田駅前発が22:30分の便である。バスが到着する。
週末で込み合っているせいか、バスは2台に増車されていた。
予約制のバスの為、乗車する席はあらかじめ決まっている。チケットを運転手に渡し、いざ乗り込む。
 
 一体どんな方が主な乗客層だんだろうか?それも気になっていた。
やはり、大学生程度の若い男性や、サラリーマンなど、あとは家族連れもいたが、若い女の子はほとんどいなかった(悲)
高速道に入ると、室内のランプも暗くなり、まさに「夜行バス」モードとなる。
後ろの人を気遣いながらリクライニングシートを倒し、熟睡モードに入る。バスの微妙な振動も心地よい眠りを誘う・・・
が、やはり寝れない。少しウトウトしてもすぐに眼がさめてしまう。眠たくても寝れない。これほど辛いことは無い。

 池袋に到着するまでに「越後川口SA」「上里SA」で15分程度の休憩時間がある。この上里SAで空いた小腹を癒す為、
そばやうどんを食べるのが私の定番なんだが、休憩時間は運転手の裁量で決められる。今回は10分程度の時間しかなく、
食べるのが困難だった。残念だった(悲)
 熟睡できない中、ウダウダしながらAM4:20分。「池袋駅東口」に到着。バスを降りる。まだ夜は明けていない。
問題はココからだ。時間があまりにも早すぎて、電車も走っていない。まあ、ドコに行くとしても早すぎるのだが・・・
という事で、事前に調査していた24時間営業のファミレスで時間を潰すことにした。お〜、それにしてもさすが東京。
この時間から人が歩いている(朝まで飲んでいた人が多いみたい) そして、歩くこと10分。「ジョナサン」を発見。
がしかし、AM5時で終了との事。仕方なくその近くにあった「すき屋」で早々と朝食をとる。その後、まだまだ時間があったので、偶然見つけた「ドンキホーテ」に入り、その後「まんが喫茶」で2時間程度時間を潰した。
 
 さて、その日の用事を済ませ、今度は帰りのバス。
帰りの便は23:45分。これもまた中途半端に時間がたっぷりある。
22時くらいに近くのマックに入り、時間を潰したが、それでもまだ時間が残った。仕方なく早々とバス停に行く。
ふと時刻表を見る。池袋へはいろんな方面とバスを結んでいる。金沢や富山などやはり北陸方面が多いが、一番驚いたのが新潟便。なんと新潟市と池袋間は1日12往復もしているのだ。新幹線もあるのになんと需要の多いことか。
 さて、帰りのバスに乗り込む。行きと違って帰りはさすがに体が疲れているせいか、ある程度は寝れたが、やはり少し寝てはまた起きる。
バスに乗って思ったのは、昨年の中越地震の影響。小千谷あたりの高速道はまだまだ路面が酷く、バスもかなり「ガタガタ」と揺れて怖いくらいだった。復旧にはかなり時間がかかるようだ。

 AM5:30高田駅前到着。現実の世界に戻ってきた。 池袋駅とはまるで違いだれもいない(当たり前!! いるのはタクシーの運ちゃんのみ)
こうして、0泊3日の旅は幕を閉じた。家に帰って、3日ぶりの熟睡を楽しんだ。

 2005.11.16


VOL36 <経営統合> 
 食品スーパーの「原信」と「ナルス」が経営統合を発表した。
2006年4月に共同で持ち株会社へ移行し、経営統合するという。
 「原信」は中越地方を中心に42店舗を展開し、2005年3月期の売上は730億円で業界では県内一位。
「ナルス」は上越地方を中心に食品スーパー13店舗、その他に回転寿司やカラオケボックスなども運営していて、
売上高は県内5位の209億円。両社の年間売上高は940億円にも達し、業界2位のウオロク(435億円)を大きく引き離す。
 電撃の発表であった。「寝耳に水」ということわざがぴったり当てはまる話である。
この両社、上越地方では商圏が重なっておりこれまで激しい戦いをしてきた。
どういった経緯があり、今回の話がまとまったかは謎のままであるが、今後予想される県外大手の県内への進出を前に、
両社が手を結んだことは間違いない。
 経営統合を前にこれから展開される新会社の疑問点を検証してみた。
(1)店名は「原信」に統合?
持株会社の移行により経営統合というが、実質は原信がナルスを吸収したと見ていいはずである。
となれば、先述したとおり、上越地方では商圏がかなり重なっている。比較的新しい店舗が多いので、すぐにはなくならないだろうが、至近距離で展開している店はいずれどちらかの店が統廃合されるのは自然と考えられる。店名は「原信」「ナルス」ともに残すと言っているが、将来的にはどちらかに統一されるはずである。
(2)共同チラシ?
(1)で述べた通り、新会社になっても当面は従来通り2社の看板は残すそうだ。となれば、経営統合した最初のメリットといえば、共同の仕入れによる”スケールメリット”と共同チラシの発行による広告宣伝費の削減であろうか。来春から「原信」「ナルス」の共同チラシが入ってくる可能性が高いのではないだろうか?

今回の経営統合、先述したとおり、あまりにも電撃だった。ホームセンター業界で一気に再編成が進んだように、これから、食品スーパー業界でも大再編が進むのは間違いないだろう。

 2005.11.15

 

VOL35 <間違いだらけの車選び> 

愛車を変えた。今まで乗っていたのが、平成8年式のS-MX。
今年の4月にこの車で事故を起こしてしまったのだ。
修理に
16万程度掛かるとの事で新しい車を購入する事を決意する。さて、新車を考える。「マニアカー軍団」会長を自負する自分としては、あまりにも平凡な車を購入するつもりはない。今の新車で俺の心を揺さぶってくれる車種はどのメーカーを探しても残念ながらなかった。
そうだ。おれが好きなのはやはり 
S-MXである。

しかし今やS-MXもどきの「トヨタBB」に食われ、一代限りで生産中止(悲)
でも、箱型の割切りの良いデザイン。余裕の2リットルエンジン。流行の3列シートではなく、2列(3列目に人が乗るのはほとんどないはず)自分に一番あう車だ。
という事で次期愛車も
S-MXに決定。新車では売っていないので中古で探す事にした。
で、以下の3つの条件で探す事に。
・ 色は「ホワイト」
   平成13年式程度の新しい年式
   WD
しかし、この条件にあう車がなかなか無い。
まず、上越の中古販売店では見つからず。

県内の中古車情報誌をチェックしてもない。最後はインターネットだ。ホームページで検索してみる。ホンダの中古ショップ「ホンダオートテラス」で検索すると条件にあう車が一台。さっそく問い合わせしてみる。見積もりがメールできたが、やりとりをして、考えているうちに誰かが購入してしまった。そうです、中古車は早いもの勝ちなのである。素早い意思決定が必要、という事が分かった。
で、次に違うサイトで調べてみる。合致するのが2台。場所は北海道だ。早速北海道に行ってみる。と言いたいがあまりにも遠すぎる。電話やメールで車の写真を送ってもらい、やりとりをすることにした。今度は狙った獲物は逃がさない。 早め早めの交渉で即決した。
さて、契約後、北海道から上越まで輸送してもらうのに輸送費が
7万円程度掛かった。当初は、北海道まで自分が車を取りに行ってフェリーで帰ってくるという構想もあった(実際にフェリーの予約もした)のだが、ディーラーから拒否された。名義変更前には車を渡せないからだという。
契約から2週間ほどで、無事に白い
S-MXは来た。
 黒から白へ。年式は新しくなり色も変ったがが、同じ車種である。

自分もマニアだなぁ。


2005.10.18


VOL34 < 国民総アマチュアカメラマン> 

デジカメを今年4月に買い換えた。いや、正確にいうと古いデジカメも現役で使用しているので買い足した。
新しく買ったデジカメは、ここ数年売上が鈍化しているデジカメ市場の中でゆういつ伸びている「一眼レフ」タイプのデジカメである。
 購入した機種はオリンパスの「E-300」(今まで使っていたデジカメは 同じ会社の「C-5050」)
 さて、コンパクトデジカメと違って「一眼レフ」の素晴らしさを2点ここにあげる。
シャッター速度が速い
    
コンパクトデジカメは、シャッターを押してからの反応が鈍い。ワンテンポ、もしくはそれ以上におそく記録されていたと思う。そのせいで、何度も決定的瞬間を逃した(特に結婚披露宴での撮影は悔しい思いをした)一眼レフには“待ち”が無い。シャッターを押せばすぐに反応する。コンパクトデジカメとは雲泥の差である。
 レンズ交換ができる。
    レンズ交換ができて何がメリットになるのか?初めは自分もよく分からなかった。
しかし、交換できるという事は写真を撮る中でかなり大きいメリットなのである。例えば、 ポートレート(人物撮影)ではマクロや望遠レンズを使えば、素晴らしいほどに背景がぼけて人物が浮き立つ。広角レンズを使えば、今まで撮れなかった広大な風景も撮れる。 さらに「望遠レンズ」で運動会などでも遠くの被写体もとれる。コンパクトデジカメとは比べ物にならないくらいに写真表現が広がるのだ。
しかし、このレンズ交換ができるという事は新しい悲劇を生む。それは、交換レンズの値段が高いのだ。特にオリンパスはまだそれほどレンズが豊富ではなく選択の余地が無い。値段もそれなりにする。レンズ貧乏にはまってしまう(悲)
 
  まあ、大きくて重い「一眼レフ」だが、綺麗な写真をを撮るにはそれだけの価値はある。
  「一眼レフ」タイプのデジカメの普及で、誰もがプロ級の写真を撮れる時代になった。
  “国民総アマチュアカメラマン”時代到来である。

2005.10.18



VOL33 <県内地図 様変わり>  
 「平成の大合併」は、県が2001年に"111ある市町村を21に再編する"合併パターンを作成して始まった。
わずか4年前の事である。
 合併のピークとなった今年、県内の地図は大きく変わった。とってもシンプルになったのである。

新しくなった新潟県地図を見て改めて思ったことをまとめてみた。

    新潟県の合併のようす →  http://www.pref.niigata.jp/gappei/
      (この地図を見ながら下記9項目について 見て頂きたい)

(1)シンプルイズベスト!?
    本当にシンプルになった新潟県の地図。
    特に上越地域は 14市町村が合併した新・上越市と 妙高市、新・糸魚川市の3市しかないシンプルさ!
    
(2)合併により上越地域の面積・人口は減少。
    新・上越市の誕生に伴い、旧東頸城地域は分裂。
    松代町及び松之山町は新・十日町市へ合併となった。
    よって、上越地域の面積と人口は減少。

(3)市の中に村が・・・
    柏崎市は、隣接する西山町と高柳町を編入して、新・柏崎市となった。
    しかし、柏崎市と同じく原発で有名な「刈羽村」は潤う財政を背景に?合併せず・・・
    よって、地図を見ると、何と 新・柏崎市の中に刈羽村があるのです。

(4)長岡の海
    合併によって、内陸部の都市であった長岡が何と”海”を手に入れた!
    寺泊の海は長岡となったのです。

(5)越県合併も?
    4月に誕生した 新・十日町市。 合併した中には 隣接する津南町は入っていない。
     「将来的には津南町との合併もありうる」と 新十日町市では盛んにラブコールを送るが、
     津南町の小林町長は「連携は重視するが合併は考えていない」とそっけない。
     町民アンケートでは57パーセントが合併に反対。自立方針を踏まえ、同町では1147の全事業を見直し、
     廃止や継続を決定。町職員や議員数も大幅に減らす方針を盛り込んだ。
    果たして、自主独立が成功するか どうかはわからないが「合併するなら生活圏が重なる栄村(長野県)」との事。
     越県合併の可能性もあり?

(6)相変わらず・・・
     県央の燕市と三条市。
     この2市が合併すれば、県央地域に20万人規模の都市が誕生する。
     が、燕市は吉田町、分水町と合併。三条市は栄町と下田村との合併。
     お互いが一緒になることはなかった。
     職人気質と商人の町、やはりまだまだ仲が悪いんですね。

(7)進まぬ県北。
     県北の合併はまるで進んでいない。
     村上市を中心にまとまればよいと思うのだが・・・
     合併協議会は解散してしまったらしい。
     最も、面積だけで考えれば「関川村」「朝日村」「山北町」は合併しなくても広大な面積をもっている(笑)

(8)自主独立
     もちろん、合併しないで 自主・独立を貫く自治体もある。
     先述した津南町、刈羽村、県北地域を除くと
       ・湯沢町 ・小千谷市 ・川口町 ・出雲崎町 ・見附市 
       ・ 弥彦村 ・加茂市 ・田上町 ・聖籠町         である。
     観光や、財政が豊かと思える自治体ばかりでもなさそうだ。
     今後に注目したい。

(9) もっと!
     合併によって、新しい市名で出発する市もあった。
      「妙高市」「南魚沼市」「魚沼市」「阿賀野市」「胎内市」等である。
      が、それ以外は旧市名のままで再出発している。
      新しい市になるんだから新しい名前で! と思うのは自分だけだろうか。
     「上越市」も市名変更してもらいたかったが、あまり議論されなかった。
      最後まで市名でもめた「糸魚川市」や「十日町市」にはぜひ新しい市名で
      再出発してほしかったと思う。

今回の「平成の大合併」は政府主導で進められた。
果たして合併したメリットを生かせるのであろうか?
「政府に騙された」と言う自治体も今後出てくるのかもしれない。

 2005.07.26


   

VOL32 <ほくほく線> 
 平成9年3月に開業したほくほく線(北越急行)
当時の東頸城住民にとっては着工から30年を費やした悲願の鉄道である。
開業後の営業収支はというとこれまた好調。第3セクターとしては抜群の黒字を生み出している。
この黒字の理由はというと「特急はくたか」のお陰である。このはくたかだけで「ほくほく線」の収益の大部分を得ているのだ。
しかし、およそ10年後には間違いなく「北陸新幹線」が開通する。はくたかの存在意義がなくなり、ほくほく線はどうなっていくのだろうか? とても心配である。
 という事で、たまには「ほくほく線」に乗車してみることにした。「はくたか」にも乗ってみたいのだが、今回乗車したのは普通電車である。
「うらがわら駅」から「犀潟」を経て、「直江津駅」まで乗ってみた。
 まず、うらがわら駅へ行く。駅員はいない。無人駅である。階段を登るとホームにでる。ホームの手前に自動券売機が置いてある。ここで切符を買う。その奥には大人4人くらいが座れる待合室があった。しばらく待つと電車が来た。一応、アナウンスはあるのでホームにでる。
 さて、問題はここからである。 ほくほく線の乗り方に注意が必要なのだ。
 電車は2両編成であるが、乗車口は1両目の後ろ側ドアのみ。しかも、自分でボタンを押してドアを開けるのだ!
まあ、たいした問題ではないのだが知らないと乗るのに戸惑う。(切符券売機付近に乗り方説明は掲示してあるのだが注意しないと見過ごす) 自分は1両目の後ろ側ではなく ”前側”のドアから入ろうとして恥をかいてしまった(笑)
 さて、夕方の時間帯の電車であったが、お客はまばら。 空いていて快適である(笑)  やはり車の時代なのか、お客は高校生かお歳よりだけだった。
直江津駅まではわずか20分程度ですぐに着いてしまった。たまには電車もいい。
プチプチ旅行って感じだった。
 2005.04.02

VOL31 <ヒーリングサウナ> 
 七福の湯に「岩盤温熱 福汗房」という低温サウナがある。以前から気になっていたのが、果たして、この施設は一体何なのか?
 七福の湯のパンフレットにはこう書いてある。 湿度50〜60%、40℃前後に保たれた室内で 50℃前後に温めた薬宝玉石のベットに専用着を着て横たわる低温サウナである。石から出る遠赤外線により体の芯から発汗する。岩盤浴の湯治感覚を楽しみながら、遠赤外線だけでなく、マイナスイオンや心地よい音響、天然の香りなど、さまざまな効果で体をじっくりと癒す。入浴後は、大量の汗と一緒に老廃物も排出。美容と健康にも効果的、だと。      ん〜、何だかわかったようなわからないような?
  
  実際に行って来たので報告したい。まず、受付で入場料と一緒に別料金(400円)を支払い、専用着を受け取る。ここで、時間の予約をする。”上映時間”は25分である。 最初に、普通に入浴して、体を温める。そして上映開始5分前には、待合室に行くのだ。時間になると従業員の女性の方が来て、少し説明があり、タオルを渡される。待合室には「ミネラル活性水」なるものが置いてあり、これから大量に汗をかくので水分補給を必ずする。
 さて、待合室の奥にはいよいよ低温サウナ室がある。中に入ると暗い室内に1畳ほどの広さで仕切られ、四角い石が敷かれている。待合室で渡されたタオルを敷き、横たわる。やがて、アナウンスがあり、”上映”は始まった。薄明かりの中、静かな音楽(鳥のせせらぎや、雨などの自然な音)が立体的に流れ、なんだかやさしい香りも漂う。なかなか良い雰囲気だ。
 やはり、体はかなり温まる。体の芯から温まる感じで、上映終了後には、着ていた専用着はびしょびしょだ。発汗量は高温サウナには劣らない。これだけの汗をかけば気分爽快だし、なんだか体にも良さそうだ。
 しかしながら ”サウナのように高温ではないので息苦しくない”と事前に聞いていたのだが、自分には辛かった。低温とは言え、少々息苦しかったのも正直な感想である。それでも、5分もすれば慣れてきて、いつの間にか寝てしまっていた。上映時間の25分は驚くほど早かった。
 
 この施設、別名”ヒーリングサウナ”ともいう。九州地方では、2年ほど前から数を増やしているが、東日本ではまだ数えるほどだという。七福の湯は、新潟県下初である。 他施設との差別化に日帰り温泉施設や、温泉地の旅館・ホテルなどでの採用が全国で急増しているらしい。
 上越で早くも体験できるのは嬉しいかぎりである。
 
   2005.2.21
 

VOL30 <1日限りの復活> 
 吉野家の牛丼が2月11日復活した。1年ぶりである。但し、1日限りの復活で、しかも在庫がなくなり次第終了。
今だに輸入が再開されない米国産牛肉。吉野家は、日本各地にストックされていたアメリカ産牛肉をあらゆる手段で調達。1年がかりで吉野家全店で取り扱う量(一日分)をようやく確保した。
 この日、自分は会社を早退して、吉野家上越店へ。 AM11時からの牛丼復活であったが、自分が行ったのはPM2時近く。
しかし、食べるのはあきらめた。めちゃくちゃ混んでいるのである。駐車場は満車だし、店内は物凄い熱気。行列ができていた。
自分は 次の予定もあったので、並んでまで食べようとは思わなかったのだが、昼時でも閑散としている昨今の吉野家とは とても同じ店とは思えない混雑ぶりだった。
 さて、「すき家」や「松屋」では昨年暮れから既に牛丼を復活させている。当然、米国産以外の牛肉なわけで、「すき家」では、オーストラリア産牛肉を100%使用。「松屋」では、主に中国産牛肉を使用している。つまり、大手チェーンで牛丼が定番メニューに無いのは最王手の吉野家だけである。
 当然、吉野家でも米国産以外の牛肉を使用しての牛丼提供を考えているはずである。しかし、ネックはチェーン店の多さ。全店分で使う肉(ショートプレート)の量は半端な量ではない。日本に輸入されている「ショートプレート」を吉野家だけで独占するほどの量になるという。現実的には不可能だ。

 今回の1日限りの復活は、全国的にも大反響だったらしい。 それほど吉野家の牛丼の復活を皆、待っている。
   
    2005.02.12


VOL29 <ビックネス> 
 スポーツクラブ「ビックネス」に通いはじめて1年が過ぎた。平均すると週に3回程度は行っているだろうか。自分でもビックリするくらいに続いている。 以前から体を動かす事自体はきらいではなかったので、テニスやスキーもやっていたが、「ビックネス」は週3回は行っている事を考えれば、スポーツクラブに通うことが自分の”生活パターン”と化している。 もはやビックネスがなくては生きていけない!?

 スポーツクラブ内では、インストラクターによる「スタジオプログラム」が毎日行われており、あきさせない。王道の「エアロビクス」は当然あるが、格闘技系の「ボディコンバット」や、バーベルを使ったエクササイズ「ボディパンプ」などがあり、エアロビクスが苦手な方でも多種多様なプログラムがあるので楽しめる。
また、新井店ではプールも完備しており、プールだけの会員も多い。
 やはり運動は体に良いね。ダイエットにもなるし、ストレス解消、汗を流した後の爽快さがたまらない。

 ところで、この場を借りて、今年の自分なりの「ビックネス」での目標を宣言しようと思う。
 それは3つある。
(1)「ステップエアロ」のレベルアップ  → 数あるスタジオプログラムで、今自分が一番はまっっている、ステップ台を使用したエアロビクスである。 やっていてとても楽しい。が、しかしまだまだ うまくはないので今年はレベルアップを目指す。
(2)体脂肪率”一桁” → 今年は、筋トレマシンを使用し、筋肉トレーニングに励む。最終的には10パーセント以下を目標とする。まだまだ自分は15〜17%くらいはある。かなり厳しい数字であるが、目標は大きく持ったほうがいい(笑)
(3)マラソン大会への出場(10キロ以上) → 昨年もマラソン大会へ出場したが、5キロの部へ1回出場しただけだった。今年度は最低、10キロの部への出場する。それも年に2回以上は参加したい。
 以上の3つである。やはり、目標があったほうがやりがいにもつながると思う。どれだけできるかわからないが、頑張りたいと思う。
 
 2005.1.29



VOL28 <上越初のシネコン> 
 昨年の話になるが、平成16年6月26日、上越地方初のシネマコンプレックス(複合映画館)がオープンした。
100人〜320人収容できるスクリーンが全部で8つ。県内最大規模の最大1200人を収容できる。
待望のオープンである。待ち構えていた人もかなり多かっただろう。
 
 オープンから半年以上過ぎた平成17年1月。リポートが遅くなったがやっと行って来た。
場所は上越IC近くの富岡地区。ジャスコに近い場所にあるが、少し商業地から離れている。駐車場はやたら広いが、
敷地内にまだ建設予定のお店でもあるのか?
 建物に入る。入って左が映画館。右が、レストラン、ゲームセンター、リサイクルショップとなっている。映画開始まで時間があった場合、このテナントでは時間つぶしできるのはゲーセンくらいか。できれば、書店や、マクドナルド等の知名度の高いファーストフードを入れて欲しい。

  映画館の中に入る。入って右側にチケットブース。正面には、ポップコーンやドリンクの売店がある。中は薄暗く、例によってシネコンらしい雰囲気が漂う。席も全席指定・入替え制でこの辺りも他のシネコンと同じシステムだ。
 今回見た映画は竹内結子主演の「今、あいにゆきます」だった。8つあるスクリーンのうち3番目のスクリーンだった。あまり広くはなかったがお客もいなかった(笑)←レイトショーだった為?   シートについての感想は、何だか座り心地があまり良くない(気のせい?)、それと一人分のシートの横幅が狭いような気がした。足元には余裕があったのだが・・・
 
 やはり、上越初のシネコンは嬉しい。これで、映画を見に新潟市まで行く必要がなくなった(笑)
ちなみにJ−MAXでは サービスデーも満載。毎週月曜日はレディスデー、火曜日は何とメンズデーもある。1,000円で映画が見れるのだ。 最近ちょっと映画はごぶさただったんだが、また はまりそうな自分がいる。
 しかし、映画っていうのはやはり家庭で見るビデオとは大違いだな。当然、スクリーンの大きさも違うんだけど、見知らぬ他人同士が隣に座り、同じ映画を共有し泣いたり笑ったりする。見終わった後の、他人の表情や、聞こえてくる感想も楽しいものだ。
 
 最後に残念な点がひとつ。 JーMAXの建物の外観はなかなかアダルトな良い雰囲気があるんだけれど、道路から見たときに リサイクルショップの「セカンドストリート」いう店の文字が建物にあまりにも大きく書きすぎてあり、何だか雰囲気をぶち壊している。 これは見た感じ良くない。  全体のコンセプトが統一されていない様である。
 
 2005.1.24

VOL27  価格破壊 >  

上越ウイングマーケットに激安の理容店「プラージュ上越店」が昨年秋オープンした。
なんと、大人一人1575円でカットできる床屋さんである。

ものは試しと行ってみた。外看板には「理美容業界年商日本一の店」と誇らしげに書いてある。
中に入ると「いらっしゃいませ〜」とすかさず大きな声。従業員も多い。すぐに「7番席へどうぞ〜」とまたもや大きな声で案内された。席は全部で10以上あるだろうか。外見から見るより中は広かった。

 調髪は、鋏とバリカンを使いながら一気に行う。さすがに安いだけの事はあると思ったが、手際はとても良い。見ていて気持ちのいいものだ(笑)
 その後「これでよろしいでしょうか?」と従業員さんが聞いてきたが、「もう少し短くして下さい」注文する。  激安店とはいえ、技術は決して安っぽくない。
 次に、顔剃りである。ここで、別の従業員に代わる。 ここでも決して手抜きは無い。
 さて、次にシャンプーであるが、別料金(315円)となっている。当日、自分は時間がなかったせいもあり、シャンプーは省いたが、別の席に異動し、これまた別の従業員が行うようだ。
 最後に、女性のベテラン従業員が調髪の最終チェックを行った。
 激安店とはいえ、決してレベルは低くない。十分満足できる。

驚いたのは、お客さんの回転率である。平日の昼間というのに、次から次へと客が入ってくる。普通の床屋さんとはとても比べ物にはならない。休日の込みようはもっと凄いであろう。

 カット時間は本当に早かった。シャンプー無しなら20分程度で終了する。
しかし、当然ながら、従業員とのコミュニケーションはほとんど無い。
 ある意味、既存の街の床屋さんといえば、地元住民が集まるコミュニケーションの場であると思う。床屋のご主人との世間話もなかなか楽しいものだ。

ディスカウント店を否定はしないが、既存の床屋さんもなくなってしまっては寂しい。
うまく共存してもらいたい。消費者にとっては選択枠ができて嬉しい限りである。
   
    2005.1.20

VOL26 <マンモス合併> 

いよいよ、新「上越市」が誕生した。
合併日は平成1711日。全国最多の14市町村が合併した。
人口は21万人強。長岡市を抜いて、県内2位の人口になった(但し、長岡市が合併するまで) 
面積は、なんと佐渡市を抜いて、県内一の広さを誇る。

 今回の合併で面白いのは、「地域自治区」を全国初めて導入したこと。旧町村ごとに「区」がさずけられ、事務所と所長が置かれる。また旧町村名は区名として残り、住所はそれぞれ「上越市○○区」となる。
 それにしても“○○区”とは驚きである。都会じゃないのにねぇ。
 まあ、当然ながら東京都の“区”とは意味合いが異なる。

人口21万人で県内第2位の規模になった新・上越市だが、なんと早々と“過疎地域”に指定された。これだけの人口での過疎地域指定は全国初(総務省)らしい。この現象は、編入した13市町村のうち、9市町村が過疎地域だったためにおこった。全国の指定された自治体の中で2番目に人口の多い市でも78万人らしいから上越市はダントツである。

さて、合併して何が変わったのか?なんだか実感がわかない。本当に合併したんだろうか?そう思うほど、何も変わっていない気がする。

但し、上越市のホームページはリニューアルされた(笑)なかなかの出来栄えである。
トップページには 新・上越市の素晴らしい風景写真がスライドショーで表示される。
 これがまた美しい。旧吉川町の尾神岳からの展望や、旧清里村の坊ヶ池と妙高山の風景、旧牧村の棚田(自分の家の近く!)など、今回の合併により、上越市の見どころは一気に増えた。今までバラバラだった上越地域の観光が同じ市となり、まとめてできる。これは大きなメリットだろう。
  素晴らしい自然がありながらも、今まではなんとなくピンボケしていた上越地方の観光。
合併を機にもっと全国にアピールしようではないか。

2005.1.20

VOL25 <上越HOTな戦争>   
 今、上越市でHOTな戦争が勃発している!
今春、上越初のスーパー銭湯「七福の湯」がオープン。もともと公共の日帰り温泉施設が多い上越地区である。商業地のど真ん中で一体どれだけの人が入るのか、注目していた。さて、オープンしてみると大盛況。平日の夜でもかなりのお客がいるし、土日の混みようは異常とさえ思える。
 なぜこんなに混んでいるのか?「低価格」と「利便性」があげられると思う。料金は大人一人500円(土日祝日は600円)と、リーズナブルな価格に設定し、近くにはジャスコ等のショッピングゾーンとなっており、立地条件や交通の便も最高の場所である。”思った時に手軽に、しかも安くいける” 現代人に実にマッチしている。
 また、低価格の割には施設も充実。浴室の雰囲気も良いし、自分も既に常連となっている。
 
 さて、1人勝ちかと思っていた「七福の湯」だが、今秋、満を期して?カウボーイが運営する「割烹温泉 上越の湯」がオープンした。
こちらは上越ウイングマーケットのカウボーイ棟を改装してオープン。「七福の湯」と違って温泉を引いている。
”割烹温泉”というだけあって、料金は安くはない。正規の料金が大人一人1,680円である。
う〜ん、こちらは多分、”健康ランド”的な滞在型を目指しているんだろうが、それにしても料金が高い。

 行ってみなくてはレポートは書けないと思い、「上越の湯」に行ってみた。
 玄関に入り受付を済ませる。館内の雰囲気は広々として開放感がありなかなか気持ちいい。しかし、問題は浴室である。雰囲気が良くない。割烹温泉と言っている割には高級感もない。一昔前の温泉旅館といった薄暗い感じがする。浴槽も一通りは揃っているがなんだか物足りなかった。「露天風呂」もあるが、壁の上に隙間があるだけで、空が少し見える程度である。
但し、やはり温泉を引いているのはやっぱり嬉しい。少々ぬるぬるして緑がかった温泉である。
それと、この施設のサウナの充実度は見逃せない。サウナ好きにはたまらないだろう。

 自分は今回”入浴料混みの和食プラン”で入館。1900円である。館内の和食レストランで食事をした(他に焼肉店、回転寿司もあり)
正規の入浴料が1,680円という事を考えると、たいした料理は出てこないんだろうと思っていたが、大違い。  質・量ともに納得できる料理であった。このプランは来年2月までの限定だと言ってはいるが、恐らく継続されるだろう。ぜひ、この食事混みのプランをお勧めしたい。
 入浴、食事の後、リラックスルームへ行った。テレビ付きのリクライニングシートで1時間ほど寝てしまった。
 その後、もう一度入浴し、滞在時間は5時間ほどに及んだ。
ひとつ驚いたのが、会社の団体さんが多いこと。館内のレストランで忘年会をして、温泉も。という事らしい。

 2つの入浴施設を体験してみて、まるでタイプが違うことがわかった。「七福の湯」は手軽に短時間で低価格で立ち寄れるし、「上越の湯」は、値段も高いがゆっくりと滞在すれば納得はできる。
 うまく共存してもらいたいし、利用する方もうまく使い分けをしていきたい。 

2004.12.21




VOL24 <眠らぬ街>
 全国的にスーパーマーケットの営業時間が延びているが、上越市でも24時間営業のスーパーマーケットが増えてきている。
ジャスコは早々と24時間営業に2年前から変更。それを追いように、ナルス3店舗、原信1店舗が24時間営業を始めた。
24時間まで営業しなくても、深夜12まで営業するスーパーも増えてきている。
 まあ、お客さんにとっては、いつ行っても開いている安心感があると思うが、果たして深夜にスーパーマーケットに行く需要はそれほどあるだろうか? コンビニで事が足りると思うのだが・・・ まあ、その辺りは、24時間営業が浸透してくれば消費スタイルは変わってくるとも思えるのだが、”普通”の人は深夜は寝る時間である。あまり、需要があるとも思えない。

 そして、24時間営業に切り替えたスーパーケット側のメリットというとなるとこれまた未知数らしい。 当然、営業時間を延ばせば、人件費、光熱費等も余計にかかる。このコストを吸収する分だけの利益がでているかというとそうでもないらしい。
これについても、24時間営業が消費者に浸透して、お客さんが増えるかどうか、しばらく結論はかかりそうだ。
 
 ちなみにイトーヨーカドーは24時間営業に否定的である。なぜなら、「今現在のオペレーションでは、深夜にお客様に十分満足して頂ける品揃えはできない。それができない限りは24時間営業はしない」と言い切っている。つまり、お寿司、刺身、惣菜など生鮮といわれる商品が夜間には品切れをおこす。十分な商品を提供できなければ、お客様の期待を裏切るだけである。
 それに対して、24時間スーパー先駆けのイオン(ジャスコ)は、「お客様がいつ行っても開いている事が最大のサービス」と言っており、両者の考えの違いは大きい。
 果たして、眠らぬ街は浸透するのだろうか?
    2004.08.14

 

VOL23 <妙高天心納豆>
 赤倉温泉街に日本一の大粒の納豆が売っている。 その名は「妙高天心納豆」である。
 納豆の大豆は、現在ほとんど輸入物である。しかし、この「妙高天心納豆」はこの地域で採れる国産大豆にこだわり、使用する大豆の大きさは何と日本一!
 試しに買いに行った。しかし、どこに売っているかわからない。地域限定販売らしいので、とりあえず、妙高高原駅前のお土産やさんに行った。しかし、売っていない。次にそこから車で3分くらい走ったところに地元スーパー「第一スーパー」があったので中に入ってみる。しかし、やはり売っていない。
 最終手段で、赤倉温泉街に行ってみることにした。ココに売っていないはずは無い。しかし、温泉街にはたくさんのお土産やさんがある。一体どこに売っているんだろう?と考えながら運転していると温泉街のはずれまで来てしまった。そこでUターンし、一軒目のお土産やさんに祈るように入る。おーありました。「妙高天心納豆」!
 1パック160円(税込み)でちと高い。尚、一人前用カップに入った商品(3個入り)も売っていました。
早速、家に帰って食べてみた。本当に豆が大きい。こんな納豆は見たことがない! 納豆特有の匂いもほとんど無いので、納豆嫌いの方も食べれるかもしれません。
 食した感じは、粒が大きいので納豆を食べているというより、豆の粒を一つ一つじっくり味わって食べる感じだ。十分に豆の旨さを堪能できる。
ご飯の上にかけて食べる納豆ではなく、納豆だけで食べて欲しい気がする。
この納豆、まだ売り出し始めたばかりらしいが、評判は上々。
皆さんも食べてみて!
      2004.06.25

VOL22  <高田城ロードレース>

  6月6日(日)、高田城ロードレースに参加してきた。5キロの短いコースではあるが、自身初体験の大会参加であった。
以前からマラソン好きの友達がいて、フルマラソン等参加している話を聞いてはいたが、まさか自分がマラソン大会に参加するとは夢にも思ってもいなかった。
 大会に参加するきっかけとなったのは、昨年末からスポーツクラブに通っていることである。
会社帰りや休みの日でもスポーツクラブに通い、スタジオでのレッスンや、ジムでのトレーニングに励んでいる。
通ってからまだ半年程度であるが、ダイエット効果(わずかだが)、筋力アップ等着実に効果がででている(と、思う)
やはり、通っているからには何か目標が必要で、自然とマラソン大会参加となったのだ。
 
 さて、大会当日。暑くも無く寒くも無い、コンディション的には良い日だった。受付で大会パンフレット、ゼッケン、記念品(Tシャツ)等受け取る。緊張とともに気分は高まってくる。
 スポーツクラブのルームランナーでは、30分走ると丁度5キロくらい。このルームランナーで、5キロの最短時間は28分程度だったので、大会当日の目標は、これより早ければいいかな〜と思っていた。

  さて、いよいよスタート! 予想よりも緊張せず、意外と平常心でスタート。しかし、練習は全てルームランナーだったので、地上を蹴って走るのは高校の時のマラソン大会以来(笑) ペース配分がわからないので、当初はほとんど最後列のスロースタートだった。練習の甲斐あってか、2キロを超えてもまだ疲れない。すこしずつ追い越していく。順調に何人か追い抜いたが、やはり後半は辛かった。最後の1キロ、脚が動かない。苦しい。本当に苦しい。それでも踏ん張ってゴール手前の直線で一人追い抜きゴールした。
ゴール後、疲れ果ててしばらく動けなかった。
 記録は24分40秒台。ルームランナーの記録を一気に縮めた。まあ、順位的には65人中(5キロ、30歳代男子の部)40位前半だったので、大したことはなかったが、記録的には満足ゆくものだった。
 次の目標は5キロコースでの20分台前半でのゴール。そして、10キロコースへの挑戦である。
まだまだ練習に励みたいと思っている。

 最後に一言、マラソン当日に出場者ランナーを見回すと皆、温厚で人の良さそうな方ばかり。
「マラソンやっているヤツに、悪人はいない」
     2004.06.25

VOL21 <ときめきラーメン万代島>

 新潟市の朱鷺メッセに「ときめきラーメン万代島」がオープンした。県内初の”食のテーマパーク”である。
全国的に見れば、新潟県のラーメンの知名度は低い。 それもそのはずで、喜多方=しょうゆ 札幌=みそ 福岡 =とんこつ
と言った、地名から想像できる”味”が新潟ラーメンには無い。
 しかし、新潟県のラーメンは、味がバラバラでも 以外!?と美味しい。 全国的にもレベルが高い地域であるはず。

 「ときめきラーメン」では、全部で7つの店が入居している。どこも個性溢れるお店ばかりであるが、正直言ってインパクトが無い。
知名度のあるお店は長岡が本拠地の「青島ラーメン司采」くらいである。
今回自分はそのお店に入った。丁度お昼頃だったので、30分くらい並んだ。味は濃厚なしょうゆ味である。長岡ではスタンダードな味らしい。
しかし、長岡ではスタンダードでも上越地方に住んでいる自分には馴染めない味であった。あまりにもしょっぱすぎてスープが飲めない。
 並んでいる人数から想像して、一番人気だったのは「新潟元祖 鯛ラーメン大漁」かな。  動物系の素材を一切使用せず、鯛のうまみを前面に打ち出した魚介スープを使用。 好き嫌いがわかれそうだが、試してみる価値はありそうだ。
 もうひとつ気になったお店が「チャレンジャー大野」である。 1年間限定の”チャレンジ枠”での出店。
スタンダードな"しょうゆ味"で勝負している。

 今は、オープン効果もあり、どのお店も混んでいるみたいだが、これから店舗によって、お客の差がでてくるだろう。
「新潟ラーメン」をどこまでアピールできるか? 
あなたも食べに行きましょう!
しかし、上越地方から出店しているお店が無いのは残念である。
        2004.05.30


VOL20 <ETCの快感>
 高速道路のETC(自動料金収受システム)が、ようやく普及しはじめている。
平成13年の利用率0.9パーセントだったものが、平成16年4月の利用率は17.1%(←しかし、こんなにいるかなぁ)
ETC車載機の値段の低下、ETCのみの割引サービスとかもあってようやく普及し始めたようである。
 実は、昨日初めてETC車載器のついた車を運転する機会があった。
乗ったのは、「上越高田IC」〜「富山IC」。
ETCレーンにゆっくりと進入する。初めてだったので、どれくらいのスピードで入ればいいかわからない。
かなりスピードを落としてしまったが、レーンは無事に開いた(感動!)
 まあ、聞くところによると、レーンが反応しないトラブルもまれにあり、バーとの接触事故もあると聞く。

 終点の「富山IC」では、料金所が渋滞していた。それを横目で見ながら ETCレーンを通過する快感・・・
ん〜、なんて気持ちいいんだろう。
 ETCの最大の恩恵はコレですね!

 しかし、そんなに高速道を利用しない人にとって(自分も含む)、車載器の購入、専用クレジットカードの申し込み等を考えるとやはり高速道路を頻繁に利用する方でないとメリットはあまりないと思う。
 これからもっと普及させるのは、車載器の無料配布、さらなる割引サービス等も必要だと思う。

 しかし、料金所をすばやく通過できるのはうれしいんだが、料金所のおじさんとのやりとりがなくなってしまうのは、
これまた寂しい気がする。
 
 2004.05.20
 


VOL19 <「上越ナンバー」を実現させよう!>
 国土交通省が、自動車のナンバープレートに地域名を付ける「ご当地ナンバー」を導入する方針を決めた。
現在、プレートには運輸支局などの所在地名を表示するのが原則。これに対し、”地域振興や観光振興につなげよう”
という地域からの声があり、国土交通省は有識者の意見を聞きながら検討していた。
 2006年度以降に実現する見通しである。
 ただし、当然条件があるわけで、
(1)登録台数が10万台を超える
(2)地域特性や経済圏等で一定のまとまりがあり、広く認知されている
(3)都道府県内の地域区分上、極端なアンバランスを生じない
 などである。 
 県内では、まさに上越地域があてはまると思う。登録台数も11万4千台あるから問題は無い。
全国では、以前から「仙台」「会津」「伊豆」地域から要望がでていた。
上越地域は、来年1月1日の合併が来れば、人口約22万となり、長岡市に匹敵する都市になる。
このまま「長岡」ナンバーでいいのだろうか?
 ここは、上越地域も名乗りを上げ、「上越」ナンバーを実現させようではないか!

 2004.05.15
 


VOL18 <これでいいのか? 北陸新幹線>
 「北陸新幹線」の工事が着々と進んでいる。
上越市に設置予定の「上越駅(仮称)」へ向かうルートの板倉町付近では、田んぼの中に次々と巨大な橋脚ができ、工事がどんどん進んでいる。この工事現場を見ると、いよいよ現実に近づいてきたなぁと思ってしまう。
 長野市から上越市を経て富山までをおよそ10年弱で開業させる予定である。そういえば、北陸道を走っていると、富山県での高架橋の工事を高速道路沿いに見ることが出来る。
開業により、上越ー東京間を1時間35分で結ぶ予定である(現在は最速で2時間2分)
上越市を通らない”上越新幹線”と違い、今度はちゃんと上越市を通る(笑)

 しかし、私は北陸新幹線について、2つの疑問がある。
まずひとつ。なぜ、上越市の駅は「直江津」に決まらなかったのだろう?予定では、脇野田地区に「上越駅(仮称)」を新設する予定である。高田地区の住民はまだしも、直江津地区の人間はわざわざ「上越駅」までくるだろうか?新幹線開業により、先に述べた通り、上越ー東京間は約30分の時間短縮をもたらすが、直江津地区の住人にとっては、直江津からの移動を考えると、時間的メリットは少ない。 現在の「はくたか」経由で東京に行くのとあまり変わらないんじゃないかと思う。
 ましては、「直江津駅」は昔からの交通の要所の駅である。新潟駅だって、長岡駅だって、新幹線は来ているのに、直江津駅に新幹線がこないのはおかしい。もちろん、予算の都合だろうけど、上越市民全体のことを考えると「直江津駅」に新幹線が来ないと意味は無い。

 そして、もうひとつが、新幹線開業後の「ほくほく線」の行方である。着工から約30年をかけ平成9年3月に開業した北越急行。前上越市長は「こんな鉄道(ほくほく線)なんかいらない」と在任期間中に発言し、東頸城の首長から反感を買ったが、雪深い地に住む東頸城住民にとっては、計画から開業まで65年かかった”悲願”の鉄道であったのだ。
 開業から、すぐに黒字を達成したが、収入のほとんどを「特急はくたか」でまかなっている。
北陸新幹線が開業すれば、この特急はどーなるんだろう?
そして、「ほくほく線」はどうなるんだろう?

最後にもう一つだけ言わせてもらいたい。
 新潟県は「北陸新幹線」について、あまり積極的ではない。現知事ではないが「新潟県の端っこをかすめる新幹線なんていらない」と発言した知事の記録も残っている。”蒲原政治”の世界では「北陸新幹線」の文字は無い(笑)。
 まあ、それもそのはずで、北陸新幹線が開業すると、”上越新幹線”の利用者が減り、本数も間違いなく減便するからだ。
北陸新幹線は「福井」「石川」「富山」と幅広く集客できるが、上越新幹線の利用者は新潟県人だけしかいないからね。

こう考えると、北陸新幹線は新潟県にメリットはない、という結論に達してしまった。
しかし、北陸地方にとっては”悲願”の鉄道なんだろうなぁ。


2004.05.05





VOL17 <新潟は燃えている!>

 今期、念願のJ1に昇格した「アルビレックス新潟」
新聞やテレビの“県内ニュース”では、さかんに取り上げているが、同じ県内とはいえ、上越地域ではあまり盛り上がっていないようだ。上越から新潟市はちょっと遠いという理由も大きいだろう。
 しかし、同じ県内のチームである。陰ながら応援している人も上越では多いはずである。
ましてや、スポーツ不毛の地と言われた“新潟”で生まれたチームである。応援しようではないか?

 という事で、やっぱり“実際に見に行かなくては(このコーナーは)語れない”という事で、ビックスワンに行ってきました。
 ビックスワン、遠くから見たことは何回もあったが、中に入ったのは今回が初めてだった。
野球もそうだけど、球場って一種独特の雰囲気があるよね。
(何て表現したらいいか難しいが、とにかく興奮させる雰囲気をかもしだしている)
 ”緑の芝生”も目に良さそうだし(笑)

ビックスワンもこの独特の雰囲気があり、まだ新しい都会的な施設と相まって試合前から期待はふくらんでいった。

 今回見たのは、ガンバ大阪戦。 
 ナビスコカップだったが、3万6千人入っていて、熱気はムンムン。

 オレンジ一色で一体となって大声援するアルビのサポーターたち。これには思わず“鳥肌”がたった。新潟県民が一緒になって応援している姿は、感動で身震いすらした。

試合は、乱打戦(野球流で言うとこうなるが、サッカーでは何と言うのか?)になり、エジミウソンが3ゴールを決め活躍したが、4−4で引き分けた。それにしても、アルビのゴールが決まったときの場内の大興奮。自分も思わず席を立って右手でガッツポーズをして、隣の見知らぬおじさんと一緒になって喜んでいた。

まあ、正直 サッカーの事は詳しくない自分ではあるが、これからもっと興味を持って見るようになるだろうと思う。ビックスワンに足を運ぶことによって、“サッカーなんて”と思っていた人も意識は変わるだろう。

 いずれにしよ、新潟県民が一つになって応援できるチームが出来たことは嬉しいことである。
新潟は燃えている!(上越人も一緒に燃えましょう〜)

2004.04.29


VOL16 <ニッポンの自動車メーカー >

イムラークライスラーは、三菱自動車への金融支援への打ち切りを急遽発表した。
まさに「寝耳に水」の話で、三菱自動車は、再建計画の練り直しを余儀なくされた。

 しかし、考えてみれば、今の日本の自動車メーカーって、外国資本が入っていないのは、トヨタとホンダだけである。トヨタは相変わらず強い。昔は(15年位前)おじさんご達用のメーカーだったが、今は若者にも幅広く強い。死角はなさそうだ。

 それと、ホンダ。正直言って、私はホンダびいきである。興味を持ったのは中学生からだったが、あの頃のホンダ(80年代中盤〜後半)は、「ワンダーシビック」やデートカーbP「プレリュード」が人気を博し 「トゥデイ」や「レジェンド」の新型車を次々を発売し、三菱自動車やマツダ(両社ともこの頃、絶頂期)、と激しく業界3位争いをしていたものだ。
  
しかし、90年代前半、ホンダは一般大衆路線をひた走り(つまり、万人受けする車を作り出すと)突然と売れなくなる。だれもホンダにトヨタ流の車を期待していないもんね。
 
93年ごろには、三菱自動車に買収されるという噂もでたほどだ。

 しかし、ホンダには神風が吹いた。
社内でも当初は期待していなかった初代「オデッセイ」が爆発的に売れる。90年代中盤〜後半は「ステップワゴン」「CR−V」等のRV車が発売されては大ヒットした。 近年では「フィット」や3代目「オデッセイ」のヒットが記憶に新しい。 トヨタのように”安定”はしていないが・・・

 
 
まだこれからも、国内自動車メーカーの再編もあるだろう。今後も目が離せない業界である。

2004.04.29

VOL15 <松屋オープン>

 牛丼チェーンでは業界3位の「松屋」がいよいよ上越市に進出してきた。
場所は五智。国道8号線と山麓線がぶつかる場所で、交通の要所である。
早速、行ってみた。
 中に入ると自動券売機がある。ここで食券を買って中に入る。店内の雰囲気は吉野家にそっくりでカウンター席がほとんどを占める。メニューは「すき家」同様に豊富である。「カレー」や「ハンバーグ定食」は定番であるが、中でも「豚焼肉定食」があるのが珍しい。食べてみたいと思った。
 
結局、注文したのは「豚丼」で、“豚丼+味噌汁+生野菜”がセットで350円。
  期間限定ではある(通常はサラダは付いていない)が、安いのだ。

 但し、とても気になる点が一つ。お椀や、皿がとても安っぽい。他の牛丼チェーン店では思ったことは無かったが、いくらファーストフードチェーンとは言え、これはあまりにもひど過ぎる。

 松屋ホームページ → http://www.matsuyafoods.co.jp/index02.html

 2004.04.29


VOL14 <1人勝ち>
 日本には大なり小なりのテーマーパークが全国至る所に存在しているが、どこも不況で経営状態は厳しい。
そんな環境の中で、日本でただ一つ大盛況なのが「東京ディズニーリゾート」である。

自分は恥ずかしながら(30代にして)生まれて初めて、昨年ディズニーリゾートを訪れた。
 感想は「素晴らしい!」の一言に尽きる。(行っていない人は、早く行ってみなさい!)
 徹底してこだわったパーク内の環境と施設で”非日常感覚”が味わえる。
充実したキャラクターの存在と、教育されたスタッフ。 どれも完璧である。
アトラクションも多数あり、個人的にはディズニーランドの”スプラッシュマウンテン”が好きである。(ラストの滝から落ちる前のあの静かな雰囲気がたまらない)
 数年前、「ディズニーシー」もオープンし、「ディズニーランド」と合わせ、宿泊して楽しむお客も増えたそうだ。

 さて、大阪には2001年にUSJ(ユニーバーサルスタジオジャパン)したが、こちらは予想外の不振が続いている。
2002年夏に発覚した一連の不祥事(賞味期限切れの食品販売、許可量を超える火薬の使用等)や、格安パス券の発行によるイメージ低下で、経営は依然厳しい。
 「スパーダーマン」等のアトラクションを新たに導入したが、4年目の今年はどうなるのか?

いずれにしよ、「東京ディズニーリゾート」の”1人勝ち”は今後も続きそうである。

2004.3.25



VOL13 <人口カバー率>
 NTTドコモでは、携帯電話の人口カバー率を 99.9パーセントと公言している。
我が家では、山間部の谷間にあり、携帯電話は”圏外”になり使用不可能である。 私は、貴重な0.01パーセントの場所に住んでいるのだ(笑)
とは言っても、山間部ではまだまだ携帯が使用不可能な場所が多い。これらの場所を全てカバーするには”衛星電話”でない限り不可能に近い。
 ところで私は、NTTドコモ→ JーPHONE(現ボーダホン)→ au と携帯3社のキャリア変更をして今まで使用してきた。
電波の強さからいうと、自宅では、auの電波が一番強い。    とは言っても、 メールは窓際へ行って行う(笑)  ちなみにジェイホンはまるで圏外なので自宅では全く使えなかった。
 いずれにしよ、携帯料金払っているのに、もっぱら仕事で使用し、自宅へ戻った夜間は使えないから、基本料金を半分捨てている様なものである。

 2004.03.18


VOL12 <DVDレコーダー>
 DVDレコーダーが売れている。普及率はもうじき10パーセントを超えるという。
 10パーセントというのは、その家電製品が爆発的に普及するラインであるという。近々、VHSビデオに変わってレコーダーが主役になることは間違いない。
 特に売れているのは、ハードディスクとDVDレコーダーの複合型である。この機種は、普段の録画はハードディスクで行い、保存しておきたいものはレコーダーを使用してDVDディスクに焼く。単純明快である。 DVDレコーダー単体の機種も存在するが、ディスクに直接録画するので1枚あたりの録画時間は短すぎるので人気が無い。

 昨年、ソニーは自社製品を満を期して登場させた。
 その製品は「スゴ録」というが、これがバカ売れで、あっという間にシェアのトップを奪った。なぜか? 
 この製品では「EPG」により番組予約ができる。テレビ画面に番組表が表示され、録画したい番組をクリック。これで予約は終了する。とても簡単であると同時に予約ミスはほとんどなくなる。
 現在のDVDレコーダー市場を見ると、EPGを搭載した機種はまだほとんど無い。しかし、トップシェアを奪われた松下も春の新製品では全機種搭載するし、新たに参入する三菱電機も標準装備にするという。 
  DVDレコーダーはEPG搭載機をぜひお勧めする。
  
 2004.03.18

VOL11  <日本三大夜桜>
 上越市の「高田公園」  
 市民の憩いの公園で知られているが、桜の季節になると ”日本三大夜桜”と唄い、期間中に100万人近くの集客力を誇る、
 上越観光の最大のイベントである。
   はて、日本三大夜桜 ???他の二つは一体どこなんだろう?
 調べてみると、青森県「弘前公園」と東京の「上野公園」らしいが、現地の人は高田公園の様に「三大夜桜」とは言っていない。
 もちろん、明確な定義も無いので、どうやら上越人の”自称”らしい。
  日本人は三大○○が大好きで、観光アピールにはインパクトあるしね。
 あと他に、上越で有名な”日本三大○○”は、 「日本三大薬湯」の松之山温泉(他2つは、有馬、草津温泉)

2004.03.13

VOL10 <豚丼戦争勃発>
 いよいよ吉野家が「豚丼(ぶたどん)」を発売した。
 同社では、豚丼発売による従来の牛丼チェーンのイメージ低下を恐れ、発売は見合わせて来た。しかし、他社チェーンの豚丼の好評さを無視できなくなり、いよいよ登場する事となった。
 吉野屋が満を期して出す商品である。期待できないわけが無い。
 早速、食べに行ってきた。「並盛」は320円である。牛丼の並盛は280円だったので、それに比べればちょっと高いが、従来のカレー丼に比べれば、インパクトは絶大である。
 さて、お味の方は・・・
 これがまた旨い。 しょうゆだれをベースにたまねぎとゴボウが入っている。この”ゴボウ”がまた絶妙の味をかもし出している。
他社チェーンではこの”ごぼう”は入っていないからまさにアイデア勝ちというしかない。
牛肉の在庫が切れた2月の吉野家の売上は前年の3割近くまで落ち込んだ。
はたして、期待の「豚丼」の売上はどーなるのだろうか?
      
2004.03.13


VOL10 <増税はいつ?>
 4月1日より「消費税総額表示」がスタートする。これにより小売店での表示価格は”税込み金額”での表示に変わる。
スーパーマーケットやホームセンターなど全ての小売店は プライスカード、POP等の金額変更やレジシステムの変更の対応で大忙しである。
 総額表示の表示方法はいくつかのパターンがゆるされており、大きく分けて、(1)本体価格と消費税額、そして税込み価格を表示させる方法(この場合、税込価格を一番目立たせる必要がある) (2)純粋に”税込み価格”だけで表示する方法   に分かれる。   業界団体では、百貨店業界では(1)、スーパーマーケット協会では(2)を推奨している。
 (2)のパターンでは、自分の支払っている消費税の金額がまるでわからなくなる。
今回の”総額表示”の理由は「今までの本体価格表示だけでは、消費者はレジへ行って一体税込みでいくら払うのか清算してみないとわからない」との事らしいが、これには政府の考えている裏がある。
 将来の”消費税増税”に備えて”表示を税込価格”にして、”増税感を減らす”のが本来の目的であるのは明白だ。
小泉総理は「私の任期期間中は増税は無い」と言い切っているが、逆に言えば、次の総理の時に税率アップする!という事か?
次は二桁になるのだろうか?


VOL9 <どこまで減る?スキー人口>
 スキー人口が減っている。 新潟県のスキー観光の現状(平成14年度版)を見ると 平成14年度は870万人。
ピーク時の平成4年度は1600万人だから 何と54パーセントまで落ち込んでいるのだ。ものすごい落ち込みぶりである。
スキーといえば、「私をスキーに連れてって」(1987年)という映画でスキーブームが訪れ、若者は誰もかしこもスキーに行くようになった。それから「スノーボード」ブームも訪れ、スキー場でのスノーボード解禁問題や、スキーユーザーとの共存問題とかも話題になったりした。 
 まあ、考えてみれば、今までが”ブーム”だったから ”元に戻った”だけかもしれないがそれにしても落ち込みが激しすぎる。
バブルの頃、続々とスキー場がオープンしたが、今はどこも厳しいだろう。小さいスキー場を中心に閉鎖がこれからも相次ぐだろう。
 ただ、本当のスキーユーザーは今(現在)を待ち望んでいたのかもしれない。 なにせ、スキー場は込んでいないから 土日でもリフト待ち無しで思う存分楽しめるのだから・・・邪魔なミーハー初心者も少ないしね。
自分も 1シーズンに10回以上は行く”ヘビーユーザー”だったが、最近は年に数回程度(笑)
 今年に限ってはゼロ・・・



VOL8 <上越に無いもの>
 上越市に無い”商業施設”と考えて、皆さんは何を思い浮かぶだろうか?
それは ”スーパー銭湯” と ”シネマコンプレックス(複合型映画館)”であると私は思う。
スーパー銭湯は現在、ジャスコ上越店 横で工事中(2月現在)であり、3月にはオープン予定との事。
名前は”野天風呂 七福の湯”になるらしい。  もともと日帰り温泉施設の多い上越地域で、ターゲットは若者なんだろうか?
温泉施設の内容はもちろん、料金や営業時間も気になるところである。
 そして、いよいよ待望のシネコンも上越に建設される。 シネコンといえば、県内では、「ワーナーマイカル県央(燕市)」を皮切りに新潟市を中心にここ10年間でいくつも進出している。シネコンの成功のお陰で映画産業も息を吹き返したほどの勢いだったのだ。
 シネコンができれば、わざわざ新潟や燕まで映画見にいかんでいいしね
そーいえば、長岡に計画中のシネコンは未だに着工されていない。どーなったんだろう? 




VOL7 <地方無視のブロードバンド>
 現在、インターネットの接続にADSLを使用しているユーザーは非常に多いだろう。
速度も当初言われていた限界の数字を遥かに超え、現在では40Mサービスも開始されている。もっとも、この恩恵を受けられるのは、電話局に近くに在住のごくわずかな方だけで、おそらくADSLを使っているほとんどの人が実効速度は8Mも出ていないと思われる。
 最近は1Mに速度を落として低価格で提供するサービスもでており、競争はまだ終らない。
 しかし、私が言いたいのはADSLは全く地方無視のサービスである。電話局から一定の距離が離れている地方では未だにサービスが開始されていないのだ。私もいまだに”ISDN”である。
 テレビ、雑誌、新聞等で毎日 ”ブロードバンド” と騒がれているが、地方には全く関係の無い話なのだ。
ADSLの性質上、これ以上のサービス地域拡大は望めないだろう。インターネットは都市と地方との格差を無くしたと当初言われたが、速度に関しては今大きな隔たりがあるのが現状である。

VOL6 <ラオックス閉店セール>
 上越ウイングマーケット内にあるラオックス上越店が閉店セール中である。よくある”新装開店”の為の閉店セールかと思ったけど、完全な閉店らしい。パソコンの品揃えは”上越bP”だっただけに、残念でならない。自分もアイマックをここで買ったし、会社のパソコン用品も結構買ったなぁ。
 ところで、新潟市に本社のある「真電」では、ラオックスと提携し、「ラオックス真電」という名前で県内に数店舗展開。
従来「真電」だったお店も「ラオックス真電」で改装中である。
 はたして、ジャスコ近くの、ヤマダデンキVSジョーシンの狭間で孤軍奮闘中の真電が「ラオックス真電」として改装するのか?
また、現在のラオックスの店舗跡はどーなるのか?
目が離せません。



VOL5 <牛丼がなくなった日>
 米国産牛肉のBSE問題で、輸入が停止している「牛丼チェーン」からついに”牛丼”がなくなった。最王手の吉野家が在庫切れを起こした日は各テレビ局で大々的に取り上げていた。”最後の一杯”を注文したお客さんは、たくさんのカメラをむけられて、食べずらそうに食べていたし、感極まって泣き出す店長もいるし、”「牛丼屋」なのになぜ牛丼がない!”と暴行事件を起こす人もいるし、大変な1日でした。輸入再開は早くても(部分再開)6月との事で、牛丼チェーンは代替品が主力になるこれからが正念場です。
 という事で、「すき家」へ行って、牛丼に変わる主力商品の「豚丼」を食べてきました。 
やっぱり、豚肉です(当たり前)
タレが甘い。女性にはいいかも・・・と思った。 ただ、”切れ味”(←?)を求めるならやっぱり牛丼です。
 
 「吉野家」以外では、主力商品として「豚丼」を提供しているが、吉野家では、ブランドイメージの低下を恐れて、「豚丼」はしばらく扱わない方針らしい。ただ、開発は進んでいるらしく、売上の状況によっては、提供する可能性は十分にある。


VOL4. <マックからマックへ>
 アップルコンピュータの原田社長が、日本マクドナルドの代表取締役CEO(最高経営責任者)にヘッドハンティングされた。
「マック」いう名前以外はおよそ共通点がなさそうな異例の企業からのヘッドハンティング。驚きである。
 日本マクドナルドでは、数年前の極端な安売りと相次ぐ価格改定で傷ついたブランドイメージが響き、売上が落ち込み、現在経営再建中である。
 そこで、日本で”アップルコンピュータ”のブランド構築を成功させた原田社長を迎え入れることに決めたのだ。
 原田社長はウインドウズが圧倒的なシェアを誇るパソコン業界の中で「マック信者」と言われる熱狂的なファンを作り出したブランド戦略の仕掛け人である。
 今度は、未経験の飲食業界の中で、「マック」ブランドを復活させることができるか?楽しみである。
 ちなみに、原田社長の奥さんはシンガーソングライターの「谷村有美」さん。



VOL3 <大画面テレビの本命は?>
 大量家電販売店では、薄型テレビの売行きが好調だという。お店の中に入るとどのお店もかなりのスペースを使って売場を展開している。
 薄型テレビは”新・三種の神器”の一つ(他はデジタルカメラ、DVDレコーダー)といわれる。
薄型テレビは主に「プラズマ」と「液晶」に方式は別れる。
従来のブラウン管では構造上、36型以上の画面を製造するのが困難で薄型テレビはこれ以上のサイズを実現している。
魅力は何といってもあの”薄さ”で、この薄さを見ているだけで感動して思わず鳥肌が立つ(笑)
まさに現代科学の結晶という感じである。
 
しかし、値段がまだ高い。プラズマの42型で50万。液晶では32型でこの値段に近い。とてもまだ簡単には買えない。
 そこで、コストパフォーマンスからいうと従来からあるブラウン管が非常にお勧めである。32型の最新の地上波デジタルチューナー内蔵ハイビジョン機種でも実勢20万円で買えるのだ。
 また、画質はどうかというとこれもまだブラウン管は最強である。(プラズマは全体的に暗いし、液晶は明るいが人工的な絵作りの感じがする)

 という事で、もっとも画質はいいし、お得感があるのは「ブラウン管」であるのだ!(←現実的な選択)
しかし、サイズが許せばという話で、あの巨体を動かすのは簡単にはできない。(特に36インチ) あっ、でもテレビは一度設置すれば、何度も動かす必要は無いか・・・

     (2004年1月27日)



VOL2 <牛丼がなくなる日>

昨年末に米国産牛肉のBSE疑惑が発覚し、今も(2004年1月11日現在)アメリカからの輸入がストップしています。
私は、牛丼チェーンをよく利用するのですが、最王手の「吉野家」に会社存亡の危機が迫っています。
「吉野家」で使用している牛肉は99パーセントがアメリカ産。疑惑が発覚した時点での牛肉在庫は約1か月分だったそうな。
牛肉がなければ、お店が開けなくなる。そこで「吉野家」はあらゆる手段を打ち、在庫切れを伸ばす作戦にでた。
まず、営業時間の短縮。24時間営業の店舗を深夜は閉めた(約半数の店舗) そして、朝定食のフルタイム提供。
それから、新メニュー「カレー丼」の提供である。値段は400円。美味しいかは知らない。
これからも何品か新メニューを追加予定であるが、牛丼に比べ、値段のインパクトさが無い。 
同時に、牛肉のアメリカ以外の調達先も検討。一番可能性があるのは「豪州」であるが、”今よりまずい牛丼を高い年段で提供
することになる」(吉野家社長)とのことから使用するのは確率的には低い。

”在庫切れ遅延策”により牛肉の切れる”Xデー”は2月の上旬まで延びたらしい。
しかし、いずれはなくなる。
果たして、それまでに牛肉の輸入は開始されるのか?
また、新メニューは好調に売れるのか?
「吉野家」の苦悩は続く・・・

尚、全国には他にも牛丼チェーンはあるが、例えば、「すきや」を展開するゼンショーでは、以前から
メニューの多様化を進めており牛丼の比率は50%くらいだそうだ。
牛丼オンリーの吉野家はやはり一番辛いのだ・・・


(2004年1月12日 「日本経済新聞をもとにまとめてみました)」




VLO1 <これでいいのか?市町村合併>

合併特例法が切れる来年をめどに市町村合併の話が大詰めである。新潟県では現在111市町村のうち101市町村が
合併を進めており全て実現すれば、約20市町村に激減する。
 上越地域でも例外ではなく、特に上越市を中心とした「上越地域任意合併協議会」では、参加市町村は全国最多!の
14市町村にもなる。合併すれば、21万人を超える都市が誕生する。
 
 しかし、全国最多とは驚きである。なぜなんだろう?
上越はよく”閉鎖市場”と言われる。上越地域では上越市が人口、、商業、工業を見ても圧倒的パワーを持っており、
近くに拮抗する町村は見当たらない。長岡、長野、富山へも高速や鉄道で結ばれているが、すぐ近くではなく、それ程の
結びつきは無い。
 また、上越市以外は過疎が進んでいる町村ばかりで、それらだけで一緒になっても人口減少は目に見えている。
これらの事を考えれば、上越市への”編入”を考える町村が多いのは致し方ないのだろう。
しかし、東頚城の大島村や中頚城の柿崎町、中郷村まで上越市となるのは驚きである。面積がやたら広くなる・・・

 もう一つ、疑問に思うのが、合併後の市名も”上越市”でいいかどうか だ。
上越市への編入方式の合併だから、今の市名で当然。というのだろうか?
そうではない。全国最多の14市町村が一緒になるんだからこれを機に市名変更をしたらどうか。
事実、そういう声も少しでているらしいがあまり大きくならない。
  上越市は昭和46年に「高田市」と直江津市」が当時めずらしい”対等合併”を果たし、”上越市”が誕生した。
市名の由来は”上越後(かみえちご)”からきているらしい。この名称は合併して30年、県内では浸透したと
いってもいいだろう。ただし、県外、特に首都圏では知名度が低い。
 ”上越”は「上越国際スキー場」「上越新幹線」「上越線」などの名称に埋没して、上越市は湯沢あたりにあると
思っている関東人が多いらしい。上越市へは上越新幹線で行ける(東京在住人談)んだと。
名称変更をしない限り、そう思う人は減らないだろう。
 そこで、私が個人的に新市名を考案した。「くびきの市」「上越後(かみえちご)市」「春日山市」「謙信市」
なんてね。
 いずれにしよ、合併協議会では新市名にすることも検討中との事である。ぜひ変更しようではないか。

(2004年1月11日)