妙高市(旧妙高高原町)
妙高市(旧 妙高高原町) の「杉の原スキー場」を目指し、そこから更に上っていく。
狭いヘアピンカーブの連続する道を登りきると
そこには日本とは思えないスケールの高原が”静かに”拡がっている。
↑ カーナビ画面で確認。手前は「妙高山」
妙高山の裾野に「笹ヶ峰牧場」は広がる。
↑ 「杉の原スキー場」から さらに登っていく。
途中で見えるゲレンデ。
↑ ヘアピンカーブ途中で「野尻湖」の全景を展望。
野尻湖を展望してからはヘアピンカーブの連続。
ここまでやるかと言うほど果てしなく続く。
山道に馴れていない人には かなり辛いだろう。
しかし、山を登りきると一気に景色はひらくのだ!
↑ 「笹ヶ峰牧場」
曲がりくねった道を登りきると、そこには静かな牧場が広がっていた。
日本離れしたヨーロピアンムード溢れる牧場である。
↑
笹ヶ峰は小さな盆地で標高1300mある。山陵から吹き降ろす風が
フェーン風となって、中心部では常に上昇気流気流をつくるので
好天日数が多く、妙高山に雲が掛かっていてもここは
晴れていることが多いとの事。
笹ヶ峰牧場からさらに奥には「火打山」「妙高山」の登山口があった。
またすぐ近くには、国内最大級の「笹ヶ峰キャンプ場」が整備されている。
↑ 「乙見湖」
「笹ヶ峰ダム湖」の別称で、
工業用水、農業用水にも利用できるように開発された人造湖である。
水がそれほど無く、人もいなく、なんだか不気味さが漂う・・・
但し、焼山をバックに景色は素晴らしい。
このスケール感も日本離れしている。
↑ バックの山々の紅葉も素晴らしかった。
笹ヶ峰牧場と乙見湖。
静かだ。
あまりにも静か過ぎる。
でも、そのせいかとても落ち着いていて居心地が良い。
とても不思議な空間がそこにはあった。
但し、上越人はあまり訪れた人はいないんじゃないかな?
相変わらず、観光アピール下手というか・・・
行っていない人はすぐに行ってみて欲しい。
本当にココが妙高か?新潟か?日本か?
と、思うだろう。
日本離れしたヨーロピアン風の場所だ。
訪れる人は少ないけど、
それだけの魅力はある場所であることは
間違いない。
撮影 2003年11月
2005年10月