糸魚川市
糸魚川市はヒスイのふるさとである。
ヒスイ峡の絶景は、日本離れしたスケール。 「今井不動滝」はこの糸魚川市にある。
行ってみたら、整備されたキャンプ場の中にその滝はあった。
そこにはなんとも美しい滝があったのだ。
糸魚川市から国道148号線を白馬方面へ向かう。大正橋を渡ると「ヒスイ峡」という看板が出てくるので右折する。
「小滝」という集落に入ると小さな標識がある。そこで、「ヒスイ峡」と「不動滝」に道が別れるので右折する。
見落としやすい小さな標識なので注意。
↑ 小滝集落で右折すると、さらに道は別れる。
ここで、もう一度右折し「林道岡倉谷線」を走る。
道は狭くなるが、十分走りやすい林道である。
↑ 林道を走ると奇妙な看板が・・・
真っ直ぐ行くと 「地切り地蔵(朝霧)」だって。一体何???
↑ しばらく林道を走ると、不動滝の看板がでてきた。
この先を下る。
↑ 広々とした駐車場に到着。
不動滝へはこの鳥居をくぐって歩いていく。
↑ 鳥居から滝を目指し歩いていく途中で、何と「日本カモシカ」と遭遇。
いやぁ、大きくてびっくり。 じっとしてカモシカを見ていたら、
カモシカ君もしばらく動きませんでした。
↑ 坂を下って、「今井キャンプ場」に到着。
トイレ、炊事場、キャンプファイアー場も整備されたしっかりとしたキャンプ場である。
既にここから滝の上部エリアが確認できる。
↑ キャンプ場の左側に「糸滝」がある。
落差は約50メートル。
滝つぼへも行けそうだが、あまりの草の多さに断念した。
↑ 「糸滝」を下流から撮影。岩肌をなめるように静かに流れる。
滝つぼは無いのかなぁ。
↑ キャンプ場の奥に不動滝はある。手前には鳥居があった。
大きさは、成人男性が楽に通れる大きさくらいである。
↑ 3段に曲折しており、全体で約70メートル。下段部は約40メートルになる。
真っ直ぐに落ちていて、本当に美しい。
↑ 上部&中部エリアは複雑に落ちている。それぞれ15メートルあるそうだ。
但し、滝の真下からではよく見えない。
↑ 滝の真正面から撮影。
うっそうとした林の中に滝はあり、夏でもひんやりしている。
静けさの中に滝の音だけが響き、どこか神秘的な雰囲気が漂う。
↑ 古くから滝つぼには竜神が宿ると言われ、滝に石を投げ入れたり、汚したりすると
竜神の怒りを買い、大雨が降ると言う伝説がある。
↑ 今井キャンプ場の案内図。
滝の音だけが響き渡る、ぜひ泊まってみたい場所である。
糸魚川市は、古代からの遺跡や伝説が多数残されている。
また、上信越高原国立公園、中部山岳国立公園、白馬山麓県立自然公園に中にあり、
自然環境は素晴らしいのだ。
しかし、その素晴らしさも少々アピール不足で、宝の持ちぐされと思うのは
私だけ?
2004年6月