蛇淵の滝 中魚沼郡津南町

深い自然の中にある 中魚沼郡津南町と長野県栄村にまたがる「秋山郷」
その昔は陸の孤島と言われるほど、冬は深い雪に閉ざされ、
外部からの交通は一切遮断される秘境の地であった。
この秋山郷には、豊かな自然、温泉、峡谷がそろっており見どころは多い。

県境にある「蛇淵の滝」へは、
津南町の国道117号線から405号線にわかれ、車で30分程度で行ける。


↑ 「蛇淵の滝」専用駐車場がある。ここに車を停めて徒歩5分くらいである。


↑ お土産やの横を通り、田んぼのあぜ道を歩く。


↑ すると、水飲み場を設置してある「休憩所」がある。
が、一休みするにはまだ早い・・・  帰りだな(笑)


 ここから整備された石段を下る。数分下ると、滝見台がある。(写真右)


↑ 滝見台から見る「蛇淵の滝」
ここからは見下ろす感じになる。

緑が深く、これ以外の場所からは見えない。


↑ 高さ30メートル、幅4メートルで2段になって落ちる
水量豊かな滝である。

この川は新潟県と長野県の県境に流れる硫黄川で
魚は生息できないらしい。


↑ この「蛇淵の滝」には伝説が残っている。
昔、熊捕り名人が獲物を追って、この滝にかかる丸木橋を向こう岸に渡り、
振り向くと、丸木橋と思って渡ったのは大蛇だった。
その恐怖を周囲に語り、以後この滝には誰も近寄らなかった。

なんとも怖いお話だ。


↑ 休憩所前広場には「蛇淵大権現の碑」がある。


↑ さぁ〜て、今回の”滝見の旅”は車をさらに秋山郷の奥地へ走らせる。
ここで偶然にも巨大な滝を発見することができたのだ!


↑ 秋山郷のどんずまり、「切明温泉」に到着。
車を停め、少し休むことにした。


↑ この「切明温泉」には、天然の手掘り温泉がある。
スコップで川原を掘り、自分だけの温泉が造れるのだ。
この日も平日とはいえ、かなりの人がいた。


↑ 切明温泉から、志賀高原へ向かう林道がある。
この写真の橋を渡っていくのである。
今回は、時間もなかったので、志賀高原へ向かわずに来た道を引き返した。
しかし、橋から反対の峡谷の姿も見てみたいと思い、歩いて橋を渡った。
すると、

 すると 峡谷の中に見事な滝が流れていた。
少し離れているが、かなり大きい滝と思える。(50メートル以上、100メートルクラス!?)
それも、手前側にもう1つ同じ規模の滝の流れも発見した!
2本並んだ見事な滝である。
(写真ではわからないと思うが・・・)
どなたか情報を下さい!

今回の秋山郷の滝、どーでしたか?
「蛇淵の滝」は、駐車場から徒歩5分。道も整備されているので楽に行けます。
水量の豊富なかなり豪快な滝でした。
ただ、滝見台からしか見えないので、迫力には欠ける気がしました。
遠くても、滝の音は豪快だったけどね・・・

そして、「切明温泉」から見えた、謎の2本の滝。
かなり、落差のある滝と思われます。
滝前まで 行ける道もあるのだろうか?
どなたか情報を下さい。

2004.08