大滝(関温泉不動滝)  中頚城郡妙高村

「関温泉」は、弘法大使により発見されたと伝わる歴史ある温泉で、
戦国時代には「関山の湯」と呼ばれ、上杉謙信の隠し湯とも伝わる温泉である。
上流にある「燕温泉」が白濁したお湯なのに対し、「関温泉」は鉄分を含んだ
赤い湯である。湯船の底には、赤い湯の花が貯まっているが、
少しかきまざせば たちまち赤茶色の湯になるという。
いかにも体に良さそうな湯である。



↑ 国道18号線から県道39号線に入り「関温泉」を目指す。
「不動滝」へは、温泉街手前で左折し、赤倉温泉方面(県道396号線)へ行く。
尚、このカーナビ画面では右上方面が国道18号線である。


↑ 関温泉街手前から左折し、赤倉方面へ向かうと「不動橋」が現れてくる。
この真下に「関温泉不動滝」はある。


↑ 「不動橋」の上流。「砂防ダム」があり、これはこれで人工的であるが、美しい。


↑ 不動橋から見る「不動滝」の落ち口。
木々がじゃましてよく見えない。


↑ 車を更に赤倉方面へ走らせると、滝の全景が見えた。
遠くからの展望であるが、水量が多いのでかなりの迫力だ。


滝を間近で見たいのだが、県道から滝へ降りる道はこちら側にはなさそうだ。
どうやら、通り過ぎてしまったらしい。
関温泉方面へ車を戻す。


↑ 不動橋を過ぎ、カーブを超えたあたりでこの看板があった。
「大滝不動尊参拝道入り口」と書いてある。
この道を下ってみる。


滝まではかなり急な下り道である。
5分もしないでたどりつくが、帰りは急な上り坂になる為、
筋肉痛必至だろう。


↑ 下りきると、眼病に効果があるといわれる大滝不動様の社がある。
滝見台の様にもなっているので、ここからも滝が眺められるが、
さらに、金属の急なハシゴ(写真)を降りて川原にでれる。


↑ 川原に出て滝の目の前で撮影。
落差は20メートル程であるが、力強く迫力がある。


↑ こちらは高速シャッターで撮影。
滝の流れがよくわかる。


↑ 滝つぼは浅いようである。


↑ 撮影を終え、県道までの急な登り道。やはり、辛かった。


実は、関温泉の「大滝」レポートに2ヶ月前に訪れていた。
「大滝」が橋のすぐ下にあるとは聞いていたが、
関温泉街を越えたトンネル手前にある橋の下にあるものと勘違いしていたのだ。
しかし、この橋の下には滝はなく、小川が流れているだけ。
結局場所がわからなかったのだ。
今回は事前に下調べを入念にしたので、難なく発見できた。
というか、勘違いしなければ、難なく誰でも発見できる。
県道からの眺めだけでも十分楽しめるが、やはり滝を目の前で見て欲しい。

2004年6月




↑ 晩秋の「関温泉不動滝」
紅葉も終わり、岩肌だけが露出する。
降雪直前の写真である。

2005.11


2006年11月11日撮影の 関温泉「不動滝」です。
訪れた日はあいにくの雨。しかも深い霧に覆われていました。