白滝 西頚城郡能生町

西頚城郡能生町。上越市から40分程度車で走る。
考えて見れば、ほとんど行った事が無い町である。
数年前「シャルマン火打」スキー場がオープンしたときに行ったことがあるが、それ以来訪れていない。
もちろん、高速道路や国道8号線を使っては同町を通り抜けてはいるが、
今回久々に能生町の内陸部へ行ってみた。


↑ 国道8号線から能生町の内陸部を走る。
「白滝」へは、柵口温泉まで来たら右折する。
但し、道はせまくなるし、右後方へ斜めに入っていくので十分注意が必要である。
右折したら100メートル程で今度は左折し登っていく。(真っ直ぐ行ってはいけない)
そこから先は「万年雪」と「登山道」と書かれた小さな看板通りに進む。
途中で、「万年雪」は左折、「登山道」は右折と分岐する。
白滝へは「登山道」方へ車を走らせる。


↑ 分岐した道路付近からすでに滝らしい水の流れと岩肌が見える。
かなり離れているが、おもったより大きな滝である。




↑ デジカメ(オリンパスC−5050)の光学3倍+デジタルズームで撮影。
岩肌をナメるようにして流れ、最後には霧状になって消えていく。
なんとも不思議な滝だ。



↑ さらに滝に近づく為、「権現岳登山道」へ向け車をさらに走らせる。
途中で未舗装道路に変わるが、かまわず進む。
すると、草ボウボウで荒れ果てた「親水公園」が見えてくる。


↑ 親水公園のすぐ上流から先は急坂になる。
この急坂が「白滝」を見ることが出来る”最後のポイント”である。
これ以上進んでも車では見れない。


↑ 急坂の撮影ポイントで撮影。
やはり、かなり距離が離れているので、滝の長さは判断できない。

親水公園の川を沢登りして行けば、滝つぼまで行けるんであろうか?
滝つぼ付近はどうなっているのかが気になる。


↑ 撮影ポイントから少し登ると「権現岳登山道」駐車場がある。
が、ほんの2〜3台しか停められない。
とても足りないと思うのだが、あんまり登る人、いないのかぁ?


↑ この登山道入り口駐車場には、何と電話ボックスが置いてあった。
こんな山奥に! あなたはエライ! と思ったが
登山届けが置いてあるボックスだった。  

何年ながら、この登山道の駐車場からは「白滝」は全く見えない。
ここから「権現岳」登山をすれば滝を見るポイントもあるらしいが、
時間も夕方だったので今回は断念した。
機会があれば、登ってみたいと思う。


せっかく来たついでに「万年雪」も見に行くことにした。
先ほどの「万年雪」「登山道」の分岐地点まで引き返し、「万年雪」方面へ行く。
走ることおよそ10分。
「権現岳」のふもとに辿り着いた。



↑ 「権現岳」
”断崖絶壁”の山の姿は圧巻である。


↑ これが、権現岳のふもとで眠る「万年雪」
巨大な雪のかたまりが夏でもとけずに残っている。


↑ 権現岳の目の前に、雪崩留めの巨大なコンクリートが広がる。
大自然の山々の中に拡がる巨大な人工物。
なんとも不思議な風景である。


↑ ついでに「シャルマン火打」スキー場付近まで行って来た。
今冬は、久々にすべりにでも行くかぁ〜


 「白滝」について、、残念ながら滝の長さ等のデータはまるで無い。
近くで見れば、それなりに迫力がある滝なんじゃないかと思う。

ぜひ行ってみてもらいたいのが「万年雪」である。
権現岳をふもとから見上げる断崖絶壁の絶景と
「万年雪」  そして、雪崩留めの巨大なコンクリート。
この不思議な世界にあなたも感動することに違いない。

2004.10