上越市
上越市に滝は無いのか?
と、この企画を立ち上げてからずっと思っていた。
「正善寺」や「中ノ俣」地区などは、かなりの山間部なので
滝があっても良いと思っているのだが、なかなかその情報は入ってこない。
しかし、意外にも高田の郊外である「滝寺」集落に”滝”が存在した。
今回は、”上越市初”の滝レポートである。
↑ 上越市「飯」交差点を「滝寺」方面へ向かう。
飯小学校を通り過ぎ、しばらく走ると、この看板が左手に見えてくる。
↑ 看板を左折後、あとはずっと直進する。
やがて、民家は見えなくなり、田んぼだけの風景となる。
まだまだ直進する。
↑ そして、上信越自動車道の橋の下を通る。
滝寺不動までもう少しである。
↑ 舗装道路はここで終了、これより先は砂利道となっている。
と、思っていたら、左側に「滝寺不動」の入り口があった。
↑ なんとも立派な鳥居である。
鳥居をくぐって、この先を進む。
現実の世界を忘れるような、静かな雰囲気の中に恐る恐る足を踏み入れる。
↑ 100メートル程、薄暗い参道をゆっくりと歩く。
右手に建物が見えてきた。
↑ 寺院の入り口にまたもや鳥居がある。
奥に滝が流れているのを発見! 滝はすぐに発見できた!
↑ 「滝寺不動の滝」
高さは3メートル程度。
本当に小さい。
浦川原村の 「荒沢不動滝」 と同じくらいの大きさである。
ひっそりと静かに流れている。
↑この滝には、 「不動明王」がまつられている。
右手に持っているのは、降悪の剣で、世の中の全ての悪魔や煩悩を
打ち砕くことを象徴している。
↑ 鳥居の右手には階段があり、
上っていくと、寺院がある。 お参りをしていたら、
この建物の横でめずらしい動物を発見!
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↑ なんと「野ウサギ」である。一生懸命、草を食べていた。
自分が近づいても逃げない。
かなり大きくて、高齢。ちなみに一匹のみ。
↑「滝寺不動」の全景。滝は右側奥にある。
それにしても静かだ。静か過ぎて怖いくらいの場所である。
↑ 先ほどお参りした寺院の横に山に登る小道があった。
展望台かなにかあるのかと行ってみたら、小さなお堂があった。
ここで行き止まりなので引き返して来る。
↑ 滝寺不動の入り口にある看板。
「滝のあるお堂」かぁ。 地元民しか知らないだけで、
他にも(近くに)探せば、いくつかあるのかもしれないなぁ。
滝を見に行った帰りに近くの ”愛の風公園”も寄ってきました。
↑ ”愛の風”とはかっこいい名前を付けたものだ。
この名前の由来も書いてあるので、現地へ行って確かめてみましょう。
金谷山公園と並んで、市民の(高田地区の)憩いの場なんだと・・・
ある程度、整備された公園ではあるが、誰もいなかった。
↑ 「愛の風公園」をあとにして、正善寺方面へ車を走らせた。
途中で、「正善寺」地区マップを発見したが、
これを見ると、隠れた”鉱泉”とか林道とかいろいろあるんだね。
”鉱泉めぐり”は次への課題として残しておきます。
しかし、”滝”もあっても良さそうなんだが・・・
上越市初のレポートとなった「滝寺不動の滝」
ひっそりと滝の音だけが聞こえる静かな場所でした。
地元民しか知らない
3メートル程度の滝でしたが、雰囲気は十分に持った
小さな滝だったよ。
2004.08