1997年度センター試験旧数学U
1997年度センター試験で、
旧数学U(42.21点)と新課程数学U・B(63.90点)との間の平均点差が、約21点と大きいという問題が起きました。
原因は、明らかな難易度の違いであり、新課程と比べ、旧数学では、圧倒的な計算量と高い思考レベルを要求されていました。
当時は、規則通り、得点調整を行わないと決めていたため、調整が行われず、
浪人にとって圧倒的に不利な立場に追い込まれることになりました。
さて、この問題となった旧数学Uを大学卒業してから○年後の今、検証してみましょうか。
特に、大問1[2]について・・・
当時は悩んで解けなかったのです。
計算が面倒とはいえ、内積を使ったが方針を立てやすいのですが、範囲外で迷いました。
検証の結果、図形として計算をすることになる?のですが、やはり煩雑な計算となりました。
[2020/2/2追記]
出題範囲内(内積なし)で、より簡単に計算できる方法が見つかったのですが、本番では、短時間で思いつくのは大変かもしれません。
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旧数学U解答方法
旧数学U解答方法(別解:大問1、2前半)
旧数学U解答方法(大問1の[2])
↑の方が、内積(範囲外)を使わずに、ちゃんと解ける方法です。
現在は、旧課程の更に旧課程・・・に相当