2005年 


過去のひとりごとはこちら

3/28

話題満載
25日はお友達のご子息の大学の卒業式でした。
それにあわせて「会おう!」いうことでプチオフ♪
あんな広い大学構内のしかも講堂の中で当たり前のように再会し
学食でランチをすませ、生協でお買い物をして
次なる待ち合わせ場所に。
これまたアバウトに設定していたにも関わらずスンナリみんなに会えて
心配性な自分がアホらしくなった瞬間でもありました。
一生懸命子育てしているみんなを見て
懐かしく思ったり、反省したり・・・
おチビちゃんたちからたくさんのパワーとたくましさをいただきました。
丸ビルをハイハイする子供を追いかける姿はある意味かっこよかったです。
数時間の外出でも三日分ぐらいの食料と着替えを持って出るのは
子育て真っ只中ではごく自然なこと。
育児放棄とか、虐待とかがどこか遠い別世界のできごとに思えるほど
豊かで、安定していた時間でした。
もちろんいろんなことがあるでしょう。
不安なこと、嫌なこと、迷うこと、悩むこと・・・
でもそれらを、今までもこれからも賢く越えて未来につなげていくんだなぁと
彼女たちを見ていてそう思いました。
子育ては何も小さい頃だけのことを言うわけではなく
私もまだまだ「育て」の最中。
その年齢に応じた育て方をしなくてはなりません。
子を持った以上は子育てに終わりはないんだということを改めて思い、
「機能している家族」でありたいと思いました。


実はこの日から4日間sakiがキャンプに行ってしまったので
私たち夫婦は言葉どおり「二人きり」の生活をしたわけです。
「何する?」「どこいく?」
といっても相変わらず仕事が山積みの相方は出勤だし
いつもと変わらぬ生活・・・なのですが
夕ごはんを作る必要がなかったので久しぶりに自分の時間を楽しみました。
時間を気にせずに美容院へ行ったり、お友達とランチしたり
本を読んだり、ぼ〜〜っと考え事をしたり・・。

やってることは日常だけど、気分が非日常。
これだけでずいぶんと感覚がちがうものなんだとちょっと意外な感じでした。


今日からまたいつもの生活です。
締め切りが迫ってるものもいくつかあり、それをこなさなければなりません。

今週末はどこかでお花見したいなぁ。


3/24

女はなぜ泣くのか
泣きわめくことがかっこ悪いことも、みっともないことも
泣いても解決しないこともちゃんとわかっているのに
女は泣きます。
感情が高ぶって知らずに涙がでちゃうことだってあります。
すぐ泣くおこちゃまや泣いてごまかす困ったちゃんとは種類がちがいます。
知的で理性的な女性でも泣くことはあります。
それに
「泣かないと前に進めない」ってことが人生の中にはけっこうあるんです。
よく言えば感情の発露。
悪く言えば感情失禁。
ですけどね。
その瞬間男は興ざめして、ますます冷静に相手を判断して
泣いている女、子供にはそれ以上の関わりを持たないようにします。
一緒になって大騒ぎしてしまう熱血男と、嫌味なくらいな冷淡男とに
分かれるのも女の涙がそうさせる場合が多いようです。

女は泣くことによって自分の感情に風穴をあけてるのも事実です。
泣かずにぐっと我慢する。
もちろん我慢できるわけだけど、容量がオーバーしたときには
とんでもない爆発になるわけです。
ならば、ちょこちょこガス抜きをしていたほうが事態は大きくならずに済む。
そのへんのことを自然に持ち合わせてうまれてくるんでしょうか。
男には考えられない不可思議な部分です。

肉体的に疲れている時や、心が不健康の時は
何気ない無神経な一言が大きな災いをおこすことになるのに
それを知ってか知らずか無神経女と無神経男がけっこう生息しています。
時に自分もその種族になったりもしちゃうんでうがね。
悪意のある無神経と、天然の無神経。
泣かすには充分すぎる素材です。

「穏やかに、健康的に仕事も生活もしたいよね」

こんな話で担当者と盛り上がった本日の打ち合わせでした。
もちろんちゃんとお仕事の話もしていますのでご安心を♪



3/20

日曜日はパパごはん
週末になると相方と一緒にキッチンに立ちごはんを作ることは
私たち家族の中でごくフツーのことでした。
くいしんぼうゆえむしろ嬉々として作っていたくらいです。
sakiもうろちょろしながらつまみぐいしたり、お手伝いしたり、作ったり。
何を食べるか決めて買い物にいくのに
買ってる途中で献立が変わるなんてことはいつものこと。
食材を探しながら会話もはずみます。
ネットで作り方を調べたり、盛り付けに凝ったりして、楽しみながら作ります。
家族ごはんもホームパーティーもそれは変わりません。
それが、今年に入ってから思うように作れなくなったんです。

とにかく相方の仕事が忙しい。
ずっと休みがありません。
夜も遅い。
週末もどちらか一日は出勤しています。
もちろんこの三連休も・・・。
よって家でごはんが食べられない。
家族でごはんが食べられない。
これはもう別の意味で大きなストレスです。

そんな相方がある日ぼそっと言いました。
「最近、家で一緒にメシ食ってないよなぁ・・。sakiと話してないなぁ・・」

sakiは家庭科の試験(設問:「家族」にとって大切なことはなんですか)で、こんなことを書いていました。
「一緒にごはんを食べることです。〜中略〜
同じ時間に同じ場所で同じ物を食べるってことが大切なんだと思います。
そうすることでつながりが深まり、「家族」になっていくんだと思います。
〜後略〜」

「食」の大切さを二人して実感していることに驚いた反面
とても嬉しく思った私です。
食をともにすることで、相手が見えてきます。会話が生まれます。
笑顔が生まれます。愛情が膨らみます。幸せになります。

「パパと一緒のごはんっておいしいよね♪」
先週の日曜日にこの発言を受け相方が宣言しました。
「よし!日曜日はパパごはんだ!
これから日曜日はパパが作るからね。たのしみにしとけよ〜。
ママは作っちゃダメ。買い物もパパがする。そのかわりお金ちょうだい。」

一緒に食べる時間も回数も子供が大きくなると減っていくのが現実。
なんたって世の中のお父さんは忙しくお疲れモード。
お母さんも子供たちもなんだかんだとこれまた忙しい。
だからこそ時間作って一緒にごはん食べようね♪


4時から仕込みをして6時からごはんらしいです。
仕事の帰りに買い物して帰ってくるそうです。
昨日から何を作るか考えているようです。
さて・・何がでてくるんでしょう♪



3/16

すばやい対応(つづき)
トーンチャイムとミュージックベルを車につんで
約束の時間に間に合うように準備をしていたら
おなかが・・・きゅる・・
え?
・・・・・・
やっぱりおなかこわれたみたい。
情けないぞ自分。
おひさまニコニコでぽかぽかなんだからがんばれ!

余裕で時間前につき、撮影もさっさと終わって
丁重にご挨拶をして静かにドアを閉め
数歩フツーに歩きその後トイレに向かってダッシュ!
「なんでこんなときに掃除してるのーーっ」
パンプスをカンカンならして階段を上り別のトイレに・・。
はぁ・・かっこ悪いぞ自分・・

気を取り直して車に乗り込みおうちへ向かいます。
全くしらない場所じゃなかったので適当に走れば
広い通りに出ると思い運転すること数分。

はぁ?ココはどこ??このファミレスって私の知ってるファミレス??
・・・・・
ちがうじゃん・・・。チビ、おまえはどこに向かってんのー
・・・・・
あ・・。間違えた。反対方向だ・・もう!中央分離帯じゃまっ。
・・・・・
・・・・・
地球は丸い。単なる遠回り。心配ない!
・・・・・
お天気いいしね。最高のドライブ日和よ。
そ、私はドライブしたかったのよ。久しぶりに気持ちいいわ。
もうすっかり春ね♪
おひさま〜。お元気〜〜?私はここよ〜〜♪
・・・・・
・・・・・
ごめんなさい。
もう落としどころがありません。
早くおうちに帰りたいです。
お布団だって干しっぱなしです。
いつおなかが痛くなるかもわかりません。


はぁ・・。
ただいま・・・。



3/15

すばやい対応
横浜のカルチャーセンターがらみで別の店舗から依頼があり
「ご都合のよい日でかまいませんので・・」といわれたものの
どこをとってもご都合はいいし、よくないし・・なので
「では、明日」と我ながらすばやいお返事をしたのが昨日。
朝から仕事モードの自分。
ストッキングはいてパンプスはいて颯爽とおでかけです♪

打ち合わせは順調にすすみ、いざ写真撮影という段になり
「できれば楽器もあったほうがいいですねぇ」と・・。
ならば早いほうがいいとこれまた「明日」
チャッチャやればこんな短時間で終わるわけですが
それは百も承知でダラダラと長引かせる傾向が・・・。
忙しい人のほうが仕事が早いとはよくいったものです。
一日に4つぐらいかけもって仕事をしていたときは
それはもう合間をぬってこなしていました。
ちょっと懐かしい気分。
テキパキやってる自分、ちょっとほめちゃう。
今までの時間のムダ使いをちょっと反省。

でも、久しぶりに履いたパンプスのせいで靴ずれはできるし足はつるし・・。
スカートだったしおなか冷えたかも。
あはは。
慣れない事はするもんじゃないね。



3/12

年代のハザマ
服装の好みも、食べ物の好みも、人に対する好みもそれは千差万別。
若い頃はかたくなな部分があって
それを貫くことにひとつの美学哲学を持っていたりもしたけれど
ある程度の年齢や経験を積んで来ると
それらがむしろ自分を窮屈にしていることに気づいたりして・・。
もちろんプライドやポリシーを持つことは大事だし必要だけど
それを全面に出すことも、まして人に強要するなんてことは
しなくてもいいんじゃないかなぁって思うようになるのも事実。
密かにしまっておけばいいとすら思うようになりました。

若かった頃苦言を呈してくれた大人たちがいました。
いわれても未熟者ゆえわけがわからなかったことも多く
反発することも多々あったわけです。
今、その年齢になってみると大人たちの言いたかったことが
とても素直によくわかります。
いいたくなるような、いわせてしまうようなことを平気でしていた自分にも
気づくようになったってことでしょう。
それと同時に、今、さらに人生の先輩との会話の中に
今はまだ実感として理解は出来ないけど、その年齢になったらきっと理解できるんだろうなぁ・・ということがたくさんあります。

若い人たちとの会話は勢いがあっておもしろい。
その反発や試行錯誤がいとおしい。
それはまさに自分が歩んできた道。
そして
大人たちとの会話はたおやかで豊かだから勉強になる。
生きていた歴史がしわの一本一本に刻まれ
「自分もこう生きたい」とあこがれる存在になる。
いつまでも若くありたいと思う心に老いはこない。
若さは容姿ではないからね。

そういった人がいました。
同感です。

年ばかりくって、てんでガキっていう大人もいるし
そうかと思えば変に理屈ばっかりこねまわして大人ぶる若造もいます。
ともにないものねだりの困ったチャン。

本当の意味での大人になりたいなぁ・・


3/9

長かった・・・
友人が亡くなったのは先月の26日未明。
ガンでした。
臨終にも立ち会いました。
まさに命の灯火が消え逝く瞬間を目の当たりにしたわけです。
7日の通夜まではなんと9日間もありました。
28日が友引だったということ
火葬場がいっぱいだったということ
(この時期は寒さと季節の変わり目が重なり亡くなる人が多いのです)
その日を迎えるまでの長い時間。
故人を思い出し偲ぶには有り余ります。
時間があった分遺族は悲しみ長く続き
そして気持ちの整理もだからこそついたと言っていました。
遺族とは家族ぐるみの付き合いだったので
相方ともども臨終直後からいろんなお手伝いをさせていただきました。
納棺、通夜葬儀の段取りなどなど、やること決めることの多いこと!
当事者は気持ちが混乱していて冷静には判断できません。
それが婚儀との大きな違いでしょう。

故人は自宅で3日過ごし、その後葬儀屋さんで一週間保管されました。
骨の髄まで冷凍されたわけです。

当日、私は受付を担当。
間違いの起こらない香典の記帳法や、集計の仕方など
普段では知ることのないこともたくさん学びました。
今のイチオシは花祭壇だそうです。
生花で作られた祭壇はとても美しく癒されました。

昨秋からいろんな葬儀や収骨を見聞きしてきましたが
今回の収骨が一番丁寧で遺族や参列者の感情に沿うものでした。
入りきらないからといって捨てたり、ぞんざいに扱ったりすることに
違和感を持っていただけになおさらでした。

やっと昨日全てが終わり一息つきました。
長かったです。
濃密すぎるほどの時間でした。

これだけいいお天気だと
きっと故人は三途の川で釣りでもしてるんじゃないかな
持っていった六文銭がエサ代に消えたりして。


相方のやさしさ
相方はその間台湾に出張中だったので納棺に立ち会えませんでした。
台湾は輪廻転生の考えが根強い国。
「死んで肉体がなくなるとお互いがわからなくなるでしょ。
そのとき、これを持っているとそれが目印になって
あの世でもまた会えるんだって。
こっちが男の人用でこっちが女の人用。
先に逝った方がその目印を探して、みつけてくれるんだって。
棺の中にいれて持たせてあげて。」
そういって彼女に手渡したストラップ。
全てが手作りで、メノウやヒスイがさまざまな形に加工されてついています。
その一つ一つの形に意味があるそうです。
「ありがとう・・。これが目印になるのね・・。見つけてくれるかしら」

夫婦でも、親子でも、恋人でも、友人でも
あの世でまた会いたい、契りたいを願う人は必ずいます。
その人とは生まれ変わってもまた出会いたい、一緒にいたいと願います。

この人のこと、ずっと昔から知ってるような気がする・・
そんな不思議な気持ちにさせる人って、もしかしたらこの目印をもって生まれ変わってきたのかもしれないネ。

なかなかやるじゃん♪
久々のクリーンヒット!


3/2

お留守番
家族の誰かが家をはずすとき残されたものはお留守番をします。
「おつかい行ってくるからお留守番しててね」ってやつです。
昼間はそれぞれ学校や会社に行っていて
基本的には家には私しかいません。
その私も仕事に行っちゃうと家はモヌケノカラ。
集金が来ようと荷物が来ようとしったこっちゃナイ。

「奥さんは家を守るものだっていうけどそれってどういうこと?」
「いつ誰が来てもいいように家にいることらしいよ」
「じゃ、働くなってこと?」
「家事もりっぱな仕事ってことでしょう・・」
こんな会話をしたのははるか昔公園デビューのころ。

「今日は子供が○○のお泊り会だからひさしぶりに夜遊び♪」
幼稚園のころってこういう会話がよく聞かれました。
これに似てるのが
「今日はダンナが出張だから○○〜♪」ってやつ。
ダンナがいないから子供と一緒に実家で羽を伸ばすなら納得です。
ダンナがいないから夕飯手抜きってのもわかります。
でも、子供残して夜遊びってのはどうでしょうか。
幼稚園の頃はとっても疑問に思ってました。
そういうときこそ「お留守番」でしょう。
子供に何かあったらお泊り会の会場まで迎えに行かなければなりません。
当然車でお迎えだから飲んでなんかいられません。
子供ってそういうときに平気で熱出すし・・。
子供連れて居酒屋とかカラオケ行く人の気もしれませんでした。
正義感の固まり、バリバリのA型。
ダンナがいない時だからからこそ「お留守番」
子供がいないときだからこそ「自宅待機」

子供が大きくなれば泊りがけの旅行だって夜遊びだってOKです。
気にせずのびのび遊べます。
それまでの我慢だ〜!

そう思っていたのになぁ・・。
子供も大きくなったのに・・・
やっぱり一人家に残してでかけるのは未だに気が引ける。
まして一人で遊びにいくなんてできない。
単なる心配性ってことですね。
誘われれば別ですけど・・ホイホイおでかけしちゃいます(笑)

お留守番、けっこう自分のすきなことできて好きかも。
子供の頃のお留守番に似てますね。
お菓子なんて好きなだけ食べちゃってたし
宿題やピアノの練習なんてしないでマンガ読んでたし。
友達と長電話なんてのもお留守番の必須アイテムでしたね。

私のお留守番ってそのころから変わってないことを発見。
宿題が家事に、電話がネットやメールにかわったくらい。
結局 出不精ってことね。
そんなわけでここ数日はお留守番しています。