7月10日(土)ロンドン!三日目(上)
みえちゃんウィンザー城へ行く
ウィンザーまでの行き方

AM6時、今日もすっきり起床。窓を開けてみると、青空が広がり 爽やかな風が吹き、今日もいい天気だっ。やっぱり朝晩は涼しい。
今日は予定通り、ウィンザー城へ行こう。ってことで、先に支度をして、AM7時半から朝いちで食事。 もちろん、昨日と全く同じメニュー。昨日と同じく飽きずにシリアルをおかわりしている私。
フロントのおじさんに、ウィンザー城へ行くにはどうしたらいいのかを尋ねてみると、「地下鉄で Paddingtonに行って、そこで電車に乗り換えたらいいよ。」って。そうか、OK,AM8時15分 朝食を済ませて出発。まずは地下鉄のチケットを買わねば。1DAY TRAVELCARDはAM9時半以降じゃない と使えないってことなんで、とりあえずPaddingtonまでのシングルチケットを£1.40で購入。
やっぱ、1DAY TRAVELCARDってかなり得してるんだなぁ。すごい。

Piccadilly線で、まずはKing's Cross 。そこでCircle線に乗り換えて、 Paddingtonまで。
地下鉄で立ってると、目の前のおばさんが私をじーっと見てる。何、何だろー??、私、なんかヘン?! ・・・と、おばさんが私の時計を指さして、「かわいい時計ね」と話しかけてきた。いやぁ、そんなぁー。 なんだぁ、それで見てたんかー。
こうして話してるのも何かの縁だっ。と思って、おばさんにもウィンザー城への行き方を聞いてみる。 やっぱりPaddingtonでOK。
彼女は、Paddingtonの一つ手前のEdgware Roadでget off。"Have a nice day!"って言葉と笑顔を残して ・・・。ありがとう。

そしてPaddingtonに到着。なんだ、この駅超広いっ!!っ大きな駅だろうと予想はしてたけど、 想像以上だっ。さすが地下鉄&鉄道の駅だね。どこ行きゃいいんだ?。とりあえずは、Way Outの表示 に従って・・・。とにかく、広いから移動するにも時間がかかる。電車がたくさん止まっているホーム を通り過ぎて、チケット売り場&インフォメーションを発見。
ひまそうな人に声かけようと思うけど、みんな忙しそうなんだねー、これが。
仕方ないから、インフォメーションで聞こう。何人か並んでいるから、並ばんと。私の番だ!。 「ウィンザー城に行きたいんだけど、どうすればいいの?」と聞くと、お姉さんが時刻表を出して教えて くれる。
へぇー、月曜日〜金曜日、土曜日、日曜日って電車の時間違うんだぁ。・・日本って、何曜日でも同じ よねぇ?。
今日は土曜日だから・・・と、土曜日のとこをみて、次の電車はAM9:48、その次は10:21だと 時刻表に印をつけてくれた。で、”Slough”って駅で乗り換えらしい。 チケットはどこで買うの?、向こうのチケット売り場か。OK,OK お姉さんありがと。とっても助かりました。

チケット売り場、めっちゃ長い列なんだけど・・・。今、AM9:30・・、こんなん並んでたら、 ぜーったい9:48なんて乗れんじゃろっ。・・と思ってたけど、けっこうイイ感じで進んでく。 もしかして間に合う?!。
往復で£5.80。9番ホームだって、窓口の人が教えてくれた。9番・・遠いなぁ。
あ、もう電車が来てる。すごいじゃん、48分に間に合ったみたい。一応、近くにいたお兄さんに、 この電車Sloughに行くかを聞くと、「行く」っていうんで乗車。
もうけっこう、席埋まってる。そりゃそうよね、もうすぐ発車だもん。どこ座ろう。隣の車両に行ってみよう と思ったけど、ドア開かん。はて?なんで?。
ドアのすぐそばの黒人の女の子の隣が空いている。そこに着席。この子、ずーっとマックのポテトを食べてる。 おいしそうなにおい。キョロキョロしていると、女の人がドアを開けて隣の車両に行った。 えっ、なんで?。どうやってドアを開けたんだろう?、また違う人がフシギなドアに近づいてくる。 今度こそは、どうやって開けるのか見とこーと思って観察。ドアの横にあるボタン押してるよー。 はい、はい、そのボタン押さないと開かないのね。なるほど、なるほど。

小さな疑問、解決!。

そして発車。ずーっとのどかな風景が続く。SloughにはAM10:13着。けっこう近いなぁ、 あっという間だった。Sloughで(乗り換え)電車を待ってると、超速い電車通過。な・なに、この 速さっ!これが噂の(?!)HEATHROW EXPRESSだ。

まじで、めっちゃ速い。新幹線みたい。
乗り換えてあっという間、次の駅がWindsorだった。AM10:19着。 たった30分ぐらいで着いた。なんか、もうちょっと電車の旅を楽しんでたかったなー。ねぇ、この駅、 改札口とかないんだけど・・すぐいろんなショップがあって。なんか、チケットなくても乗れたんじゃないん? って気がするけど・・・。このチケット、誰にも見せてないし・・・。このチケットの立場っていったい ・・・いいのか?こんなんで・・・。
スロー駅での乗り継ぎが良かったんですね、ガイドブックによると、ロンドン
から所要1時間とあります。乗り換えがイヤな人は、ウォーター・ルー駅から
直通電車が走っています。これは所要1時間弱で、各駅停車のノンビリ電車。
到着駅はリバー・サイド、みえちゃんが着いた駅はセントラル駅です。ウィン
ザーは小さな町なのに、さすがエリザベス女王の城下町のせいか、駅がふた
つもある!(おせっかい注釈:ロンドンウォーカー)

ウィンザー城の衛兵交代を見た

駅を出ると、すぐ目の前にウィンザー城がある。私のイメージ では、もっと”おしろー”って感じの建物がポンとあるだけだったんだけど、実際はすごーく広そうで、 建物の感じはロンドン塔っぽいなーって思った。
ほんと、どこ見ても思うけど、こんなスゴイものよく造ったよねー。
すごいわっっ、人間って!
ウィンザー城の方へ歩いて行くと、POLICE三人組がおしゃべり中。一応「これがウィンザー城か?」 って尋ねてみると、「そうそう」って。とっても陽気な人達で、私が日本から来たって言うと、1人が 「”ありがとう”って日本語を知ってる」とうれしそうに言う。おー、すごいすごい。
やっぱり、”ありがとう”とか”こんにちは”とかっていう挨拶的な言葉は、けっこう知られてるもん なんだろうなー。要するに、私が中国語で”シェイシェイ”とか”ニーハオ”を知ってるみたいなもん よね。
POLICEとバイバイして、ウィンザー城の入り口へ。ウィンザー城を横目に見ながら、なだらかな坂道。 坂道の途中で後ろを振り返ると、真っ青な空に芝生のグリーン、レンガ調のいろんな建物、そこの窓辺 には赤・白・ピンクと色とりどりのお花。
おとぎの世界に入ったみたい!・・すーごいかわいいっっ

入場料£10.00払って中に入るとやっぱり広そうだ。さぁ、歩いてみようというわけで、マップ片手に どの道順で行けばいいだろうと考えているとこに、ちょうど警備のおじさん発見。話し掛けてみると、 彼が左手の広場を指さして、「AM11時になったら、この広場でいいことがあるから、行っとけ!」 って言う。
そんなん言われて、この私が行かないはずがないっ。もちろん即直行。いまAM10時50分、あと10分 かぁ。何があるんだろう?!、ワクワク!。
その広場のつきあたりにある建物の前には、兵隊さんが1人立っている。ぜんぜん動かん。
お人形じゃないかってくらいジーッとしてる。そして時々、機敏に片足を直角ぐらいまで高く上げて、 さっと下ろし、左向け左して、数メートル歩き、回れ右してまたもとの位置に戻ってくる。 で、また当分動かない。これには何か意味があるんかなぁ?。何分に1回とか決まってるんかなぁ?。
眠くなりそうになったら、やるんだったりして・・・。

もうすぐ11時。人もたくさん集まってきた。私はもちろん1番前の中央っていうBest Pointを確保。
11時、左手の方から兵隊さんが行進してやってくる。
そしてその後ろからいろんな楽器を演奏しながら、鼓笛隊もやってくる。
わぁ、Cheng of the Guardsのセレモニーだっっ!!。まさか、ここで見れるなんて思ってもみなかったから 超感激!しかも目の前で!。みんな足並みがそろってて、演奏もすごくイイ。
おー、これぞ、イギリス!!
列を合わせるために、足を小刻みに動かして移動する姿がかわいくて、あの格好にはちょっとミスマッチで 笑えた。それから、こういうセレモニーって、静かに行われるものだと思ってたけど指示を出す人(これって 一番偉い人かなぁ?)は、めちゃめちゃ大きい声で号令をかける。
なんか応援団長って感じ。私のイメージとはかなり違う。
やっぱり何でもそうだけど、実際見てみないと分かんないもんだ。ほんま、見れてラッキー!。

パワフルな大坂のおばちゃん

次のポイントへ行こうと歩いていると、さっきの警備のおじさんに 遭遇。「どうだった?」って聞いてくるんで、「すごいよかったーー!!」って言うと、うれしそう。 で、このセレモニーは毎日あるのかって聞いたら、彼は「これは一日おきにしかしないから、ラッキー だったね!」って。ほんま、ラッキーじゃん!よかった、今日来て。
そして、広ーい城内を見学。王室関係のいろんなものが展示してあったり、緑もキレイだし、建物も いろいろあって、それぞれ美しいし。

日本人の団体もいる。その中の1人のおばちゃんが、イタリアから来てるっていう高校生の集団の 1グループに、一生懸命話しかけてる。すごい、なかなか積極的だ。
おばちゃんが「中田を知ってるか?」って聞くと、彼らは「うん、知ってる、知ってる」と答える。 で、おばちゃんが「中田のこと好きか?」って。で彼らは「好きだよ」って。
・・・・ま、ここでキライとは言えんじゃろーみたいな・・・
すると、おばちゃんは満足げな顔で「ありがと、ありがと、よろしくね」って。
・・・・って、中田はおばちゃんの息子かいっっ みたいな・・・
ま、でも確かに同じ日本人として、すごいうれしいことだよねー。このおちゃめな、おばちゃんに 何処から来たのか聞いてみると、大阪だって。おー、さすが大坂のおばちゃんはパワフルだ。
ここウィンザー城でも、いろんな人と話した。ポーランドから来てるっていう、笑顔のステキな研究 熱心な夫婦や、中国から1人で来てるっていう人とか・・・。ほんとにいろんな言葉が聞こえてくる。
ウィンザー城も満喫したし、そろそろ出ようかな。

駅に戻って電車の時間を確認。Ticket売り場のおばちゃんTel中。ちょっと待とう。たぶん来たとおり、 Sloughで乗り換えればいいんだろうけど、一応ね。
Tel終わったおばちゃんに聞いてみると、やっぱり当たってた。電車の時間はPM1:44。あと15分 ぐらいあるなぁ。ってことで、アイスを買う。ラズベリーのアイス、うまいっ♪。食べながら、いろんな Shopをうろうろしてホームへ。
SloughにPM1:50着。さっ、乗り換え。1番ホームに着いたんだけど、Paddington行きは何番ホーム ?、駅員さんに聞いてみると、3番ホームだって。
PM1:57発。乗ってる人、めっちゃ少ない。向かい合わせの6人がけの席に、私ひとり。周りにも ポツポツとしかいない。列車内での出会いは、なさそうね。
ゆっくりした列車の旅もイイ感じ。すぐPaddingtonに着いちゃったけど。

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