バスにはまだ二人の客とバス会社の人らしいのが一人だけ。途中もうひとり女性客を拾うと、これで終わり。
休憩のためバスを降りた、オトロ
バス会社の人らしいのに聞くと、「そうこれだけ、ビッグ・リムジンだよハハハ」。確かに大型バスに乗客6人
だから、そうも呼べるよナ。
ドライバーはどうも見習いらしく、なにかともう一人の顔色をうかがう。・・・あとで聞いてみるとやはり
そうだった・・・。
ハンガ(OTOROHANGA)という町
でのひとこま。
どこから現れたのか、キィウィ鳥
のぬいぐるみを着た人が愛敬をふ
りまいた。
牧場の中にあるランチ・レストラン。
そんな景色を見ながらの食事は至福
のひととき。
とても気持ちの良いところでした。
オークランドからのバスには日本人の男性が乗っていて、彼は私達をワイトモの土蛍見学の案内をするため
に来た係員さんということが分かりビックリ。前日の係員マイケルはそんな話をしてなかったので、自力で
見学すると思っていた。
いよいよ、ワイトモ・ケーブに到着した。私達の他、別の親娘3人連れと合流して、総勢7人で
スタート。ここで分かったことだが、土蛍見学には個人でかってに入れない。
案内の彼がいなくては、”英語圏グループ”に入って行動するしかなかった訳である。
洞窟は鍾乳洞でできており、かなり奥に入り込んだ地底という感じのところまで歩くと、いる、いる!、天井
に無数に青白い光が。普通の蛍と違うのは、幼虫のままで天井の土に張り付いていて、光は瞬かずに点燈
したままなこと。
ここでは撮影もできないし、大声も厳禁。ただ心の中で喚声を上げるのみ。
オークランドは大都会。だんだん道路は混んできて、渋滞もしばしば。今まで田舎道を走り、牧場の緑や
山、湖ばかり見てきてたので、一気に現実に引き戻されるような気がする。
同時に、あー旅行も終わりだな、”帰ったら雪かぁ”とも。
オークランドのホテルNOVOTEL AUCKLAND前でバスを降りると、出迎えの係員さんがいた。案内の彼とはここで
別れる。いやいや、上げ膳据膳ですネ。
夕食は食欲が失せている、じーさんも食べやすいように”写楽”という日本食レストランへ行った。ここは
なんでもそろっており、味もそこそこ。ウェートレスの日本人の女の子としばらく、おしゃべりして外へ。
ちょっと街をぶらついてホテルへ。
サイフの中を見て、シマッタ!。明日は空港使用料として一人20$、合わせて60$要るのを忘れてた。
20$しかない。朝早いので両替所が開いているかどうかは分からない。仕方ないのでホテルのフロントへ
行ってみると、両替OKでホッ。・・・・でも高い!、普通1NZ$=55円のところ60円換算だった。
振り返ってみると、ずーっと天気にも恵まれて、移動のバスや飛行機にトラブルもなく快適な旅になった。
またニュージーランドに来る理由が残って、これでいいのかな。
途中、年寄りの父には、少し疲れが出て風邪気味になったことが気がかりだったが、あとはあっけないほど
順調にいった。これもひとえに現地係員さんたちの連携の良さのおかげかもしれない。
私はクライストチャーチから450km南へいったところにあるダニーデンと、クィーンズタウン
に近いミルフォードサウンズにも行きたかった。やはりそうするには日程がプラス3、4日必要に
なることで実現できなかった。
又、きりのない話であるが、北島と南島の間のクック海峡をフェリーで渡ってもみたかった。
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