ロンドンの魅力を考える


〜共通点は”生真面目”と”島国”〜

はじめてのロンドンの印象は
生まれてはじめての外国旅行がパリ・ロンドン。パリからブリテッシュ・エアでロンドン へ渡った時はなぜだかホッとした。「はじめて来た街と思えなかった」と何かの本にもあった とおり、マリーボーン駅に近いホテルからの眺めを私の住んでる札幌と混同したことも。
行った時期は11月末の初冬で、おりからの寒波も重なり、それはもう寒かった。

冬のロンドンは昼は短いし花も無いけど
観光地も公園も人が少なくて、じっくり味わえます。たとえば11月にマダム・タッソー 蝋人形館に行った時は即入場できたのが、3月に行くと入場まで約1時間、中は混んでひどい ありさまでした。それといくら歩いても汗がでなくていい。・・・それくらいかな。

マダム・タッソー蝋人形館にて
英国王室のコーナーにチャールズ皇太子とダイアナ妃が仲良く並んでいたのを見たのは、 1993年に行った時で、1997年にはダイアナ妃は王室から外れるほど端に移されていた。
この数ヶ月後に、ダイアナを襲った悲劇・・この時には知るよしもないが・・・ご冥福を。

ウォーキング・コースは
どこに新鮮な発見があるか、それはあなたが感じること。日曜日ハロッズの裏通りを歩い てみると、普段の喧騒が信じられない静寂がひろがっていました。大英博物館からオックスフォ ード・サーカスまでは、人また人のお祭りのような喧騒の中、店を冷やかしながら歩きました。 ロイヤル・アルバート・ホールを偶然見つけたのも、ケンジントン・ロードを歩いていた時でし た。それで思い出したけれど、映画”ブラス”よかった、一見の価値あり。

歩き疲れたら
いたるところにある教会はなんびとも拒みません。一休みさせてもらいましょう。場所によ っては合唱や演奏の練習をしている場合があります。そんな時でも入っちゃダメなんてケチなこ と言いません。美術館も無料のところが多いので一休み、名画を見ながら休憩なんて最高じゃな いですか。

ロンドンの交通事情
地下鉄・バスのページにも書きましたが、一番迅速に移動するには地下鉄が一番ですが、故 障で降ろされるという可能性をつねに考えて、ダメならバスで行けるようバックアップ手段を用 意しておきましょう。私もはじめのロンドンではじめて乗った地下鉄(サークル線)でいきなり 故障に遭遇しました。元来車内放送など普通ありませんので、あったら故障発生と疑ってかかる ことです。
歩行者は車をぬって赤でも渡りますから、くれぐれも前の人にボォとついていかないことですね。 逆に車も一般に乱暴で人の間をぬってきます。
かと思えば信号のない横断歩道に立つと、これが瞬間的に車を停止させ、渡らせてくれるのです から分からないものです。

ハロッズで、もよおしたら
息子とトイレを見つけ駆け込もうとしたら、若い女性が門番をしていた。なんと一人1£!。 札を出したら両替してこい。硬貨を所定の箱に入れたら自動ではなく、おねえさんの手動ドア。
中は立派、掃除のおっさんが、何をするのでもなく金ピカの手すりをなでていた。でもねえ、い くら英語でレスト・ルームと言ったって、ソファ(もちろんありませんが)に座って休む気にも ならないし、1£は法外だ。

ハロッズの万引犯
再びハロッズにて。出口へ向かって歩いていた時、前を歩く東洋人の若いカップルの男の方 にあのえらそげな警備員がスッと近づき、いきなり着ていた皮ジャンパーを剥ぎ取った。なんじ ゃこれはと思ったが、なんと皮ジャンパーのエリには正札がついてるではないか。万引だった のであるが、日本人でなかったことを祈るのみ。

大英博物館の前での英会話
博物館前でビデオ撮影していた時のこと、60代くらいの夫婦がジット見ている。そのうち私 たちのところへ近寄ってきて、話始めたのでさあ英会話の実践ができるということで話すと、私 が持ってるビデオに興味があるようで盛んに値段を尋ねてくる。最後にこれがほしいの?と聞く と、yes!と答えるが、これは母親のだから売れないと言ってあきらめてもらった。まではよかっ たが、そのうち私の連れの一人に「誰か英語話せるのはいないのか」と言ってるのが、私の耳に はっきりと聞き取れた。

ロンドン郊外やスコットランドについては
行ってないので載せられません。でも必ずやほっつき回ってくるつもりです。郊外ではウォ ータールゥ駅からリバーサイド(ウィンザー城)まで小旅行したのが唯一です。ウィンザーまで は所要1時間弱、片道5.5£で始発〜終着の行程で安心という点と、時間的に半日コースとして 格好のところと言えます。

ロンドン地図
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