*郵便配達は二度ベルを鳴らす*

 

この地を去りかねているのは

あの人からの手紙を待っているのか

それとも

嬉しい便り 楽しい便りを

 突然の雨も 灼けるような陽射しも ものともせず運んでくれた

郵便屋さんを待っているのか

自分でもわからないのです。

 

《作品 No.30 白いパラソル》