マイルストーンズ投資BOOKS-2
本当に成功したい人の低位株パソコン投資術
1億円への扉がここにある
著/米田育廣 A5判・214ページ・ソフトカバー 定価/2,940円(本体2,800円+税)
関連書籍はこちら

パソコンを使っても間違った使い方をしていては儲からない! 本当に儲けるためのパソコン利用法がこれだ! パソコン音痴にもよくわかる。
たんたんと売買を繰り返し、少しずつの利益を積み重ね、気が付いてみると十分な利益率になっているのがFAI投資法の良さだ。FAIは「下げようのない低位の優良株を安く買って高く売る」「資金管理をしっかりする」「資金の限度を超えて建て玉しない」「業績の変化を分析する」「グラフを見る」などの相場の基本が踏襲されており、たとえ投資法が変わっても通用するものばかりである。
この本は、実際にパソコンを活用しながらFAI投資法で安定した利益を上げている米田氏が、現実の売買を含めて自分のやり方や余すところなく書いたもの。FAI投資法の実践者だけではなく、パソコンの利用法で迷っている投資家、一般的に情報の整理方法が確立できない投資家にとって、貴重な1冊である。
また、FAIクラブの選定銘柄が掲載されているので、これまでの選定実績がわかるのも興味深い。


林輝太郎氏、林知之氏、福田修司氏、推薦!

パソコンを知らないと株式投資ができないと思っている人が多い。
パソコンは便利だが、その便利なところを最大限利用すればよい。
パソコンに使われて自分を忘れるほどつまらないことはない。
この本は、損ばかりしているパソコン投資家への警告の書、成功の書でもある。
林輝太郎(林投資研究所所長)

投資のやり方は人によって異なるが、本書には真剣に耳を傾ける価値のある実践者の本音が詰まっている。
実際に儲けている人のパソコン利用術を見習うべし。
林知之(林投資研究所)

まず一億円。多くの投資家が目指す金額であろう。
株で利益を残すには、正しいやり方を身につけ実践することが第一歩だ。FAI投資法は正しいやり方のひとつである。
本書は、そのFAI投資のやり方とともにパソコンをどのように投資活動に生かせば有効かということが実践者の立場からわかりやすく書かれている。
投資家として最初の目標となる一億円。その扉を開けてくれるのがこの本なのだ。
福田修司(アナリスト)

推薦のコトバ全文


もくじ

Introduction はじめに

Part1 一生ものの投資法との出会い

1 FAI投資法を実践するわけ
 まずは1億円が目標
 実践しやすい投資法
 FAIを別の投資法に生かす手もある
 バブルの波を乗り切ったFAIクラブ
 2000年からの買いポジション
 2次募集でさらにFAIクラブが充実
 FAIクラブとFAI投資法
 FAI30項目のルール
 2005年10月末時点のFAI選定銘柄

Part2 米田流パソコン活用術

2 パソコン信仰のワナ(パソコンに頼り切るな!)
 パソコン名人が相場名人?
 スーパーコンピュータ「おばちゃん」に勝てず
 パソコンとの微妙な関係を保つ
 基本は紙
 将棋と相場の類似性
 インターネット夜明け前の出来事
 情報は発信者に有利である
 有効な情報を選別する
3 パソコン使いになろう
 インターネット環境を整える
 パソコンは消耗品と考える
 相場のためのパソコン選び
 Windowsマシンを使う
 相場にプリンタは必需品
 マウス、キーボードにこだわる
 相場のためのモニタ選び
 縦型モニタの勧め
 相場でのパソコン利用の基本はインターネット
 相場のページをのぞいてみよう
 メールを出してみよう
 キーボードに慣れる
4 筆者のパソコン利用法
 日常のパソコン利用状況
 月足グラフの作成
 データスリップ
 場帳
 売買注文
 メール
5 株価データの入手方法
 株価データの入手方法
 単純で複雑な株価データ
 データの扱いはシンプルに

Part3 相場を仕事として考えたパソコン投資(銘柄選び)

6 Web版データスリップを使い倒す
 データスリップとは?
 DSを電子化してもいいですか?
 Web版DS誕生
 Web版DSを見るために
 白鳥リストの見方
 財務データで内容を見抜く
 財務データの見方
 「あれ?」と思ったら、すぐにDSを見る癖を
 「マルハ」を選定から除外した理由
 やっぱり破綻した「福助」の場合
 生命維持装置が付いた債務超過の株
 DSで業績変化の癖を見抜く
 一株資産と株価の関係
 一株資産と一株利益
 上方修正の「4228積水化成」
 Web版チェックリストを活用する
7 パソコンでお宝を探す
 根性だけでは儲からない
 パソコンで効率良く
 例会での銘柄選定
 感覚の数値化は不可能
 お宝探しその1、低位株に絞る
 お宝探しその2、小動き銘柄に絞る
 小動き銘柄リストの使い方

Part4 相場を仕事として考えたパソコン投資(売買の実践)

8 図書印刷を選んだわけ
 基本となる分析データを作成する
 パソコンで銘柄を選定する長所
 月初めの作業、2002年2月1日の場合
 例会当日、2002年2月16日の場合
 銘柄選定は、まるで美人コンテスト
9 ネット証券のワナに気をつけろ
 あえてネット証券を勧めないわけ
 ネット証券との上手な付き合い方
 セキュリティー対策も考慮しよう
 情報提供サービスは不要
 うるさいネット証券の住人たち
 ネット時代のお金の流れ
 リスクの回避
 リセット&スタートは建て玉だけにする
10 FAIルールとの付き合い方
 ルールは守るためのもの
 5%の出来高は4日目に利食い
 ルールとは付かず離れず
 ルールにはない大事なルール
 不安をコントロールする
11 筆者の売買
 パソコンで玉帳管理
 玉帳をエクセルで作成する
 エクセルの玉帳シートを操作する
 売買手数料の処理
 複数口座の処理
 筆者の売買結果
 4634東洋インキの売買
 4201日合成、「乗せ」感覚で本玉を作る
 区切りを付けることは有意義である
 マルから買いポジションへ
12 システム売買との付き合い方
 オシレータとシステム売買
 買い銘柄の平均値とRSI
 システム売買のワナ
 それでもきっかけが欲しい
13 仕事としてのリスク管理
 仕事と思って売買する
 リスク管理が重要
 分割売買でリスクを下げる
 銘柄の分散でリスクを下げる
 不確定要素の中で
 余裕資金だけで建て玉する
 500万円が基本

Part5 投資は儲けてはじめて意味がある

14 投資は結果がすべて
 見栄を捨てよう
 他人の売買譜を参考にする
 評論家と相場師
 投資の目的は儲けること
 心理状態はいつの時代も同じ
 今の時代、選定作業は難しくなった
Epilogue おわりに


お求めはこちら