米でゴア氏がぶち上げて以来注目されてきた次世代インターネット。本場よりも先に今夏複数社が日本においてスタートさせる。
「次世代」になると高速で低額なネット環境が提供されることが特徴。動画もサクサク動くし、大容量のデータ流通が可能になり、ソフトを店頭ではなくネットからダウンロードできるようになる。
米マイクロソフトのビル・ゲイツがCEO(最高経営責任者)から、CSA(ソフトウェア最高設計責任者)の地位になったのも、この流れから来る衝撃的な事実。現状のWindowsから次世代ネット時代の覇権OSに向けて本気で力を入れ出したと考えたほうがよい。
色々なレベルでの変化が起こるのは必至だが、各企業がこの変化に対応しうるかが不安を残す。
2000年1月31日 『よいこの今ドキ語』 毎日新聞東京本社版朝刊4面
高広伯彦 たかひろのりひこ
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