まずは、何より気になるのは、天気でしょう。雨は降るのか、いつ止むのか、合羽を着るべきか。自然物で分かる簡単天気予報のまめ知識をご紹介。あくまで、経験則に則っており、科学的根拠は全くありません。ですが、50q四方の天候予測ならば、的中率80%以上あり、雨の降り出し時間も、誤差30分以内ならば、的中率は6割を越します。
ただし、ツーリングで50qならば、一時間で移動してしまうために、あまり意味がなかったりします。特に高速道路を使っていると、雨雲を追い越したり、雨雲に突入していったり、そんなことは良くあります。
まぁ、知っておいて損はないでしょう。加えて、天気に関する通俗の検証でもあります。天気予報は、気象観測所や気圧配置による推測で、全体を平均化して予測します。そのため、自分のいるところは雨でも、隣町では晴れ。と言うことは良くあります。ここで紹介するのは、自分を中心に、半径50q程度の天候予測です。
虚偽編。
まずは、迷信というか、信頼性の低いモノから。
朝焼けは雨。
嘘です。例えその日が雨になっても、それは偶然です。ふだん、早起きしない人が、早起きしたから雨なのでは?。
燕が低く飛ぶと雨。
的中率は、2割程度。雨が近くなると、湿度が高くなり、虫が低く飛ぶようになるので、それを捕まえるため燕が低く飛ぶ。と言う論拠らしいですが、6月、7月の梅雨時は、大抵低く飛んでます。
真実編
夕焼けになると、明日は晴れる。
コレは、テレビの天気予報コーナーで、検証していましたが、科学的根拠らしきモノもあるそうです。的中率は80%近くあります。信用して良いでしょう。ただし、明日の天気なので、ツーリングではあまり意味がなかったりしますが。
雨が降っていても、雀が飛んでいたり、雀の鳴き声が聞こえたら晴れる。
真実。コレはかなり精度が高いです。ただ、コレも地域限定ですから、ツーリング時にはあまり役に立ちません。日常生活には、かなり有効です。夜、蝉が鳴くと晴れる。フクロウが鳴くと晴れる。と言うのもあります。体の小さい、動物にとって、雨は驚異ですから、彼らが活動していると言うことは、雨の心配は薄いと言うことです。
知識編
雲を見る。
雨が降っていても、空が晴れやかなら、天気雨、にわか雨の類ですし。例え、今は土砂降りでも、遠目に晴れ間や、陽光が見えたら、晴れる前兆です。
おぼろ雲や、太陽や月に、外輪(俗には笠)が出来ると雨とか、すじ雲、うろこ雲は天候悪化とか、気象学の範疇になります。
超能者編
常人には、理解できないかも知れませんが、野宿・野外生活が長くなると分かることがあります。
雨の匂い。
コレは、農業とか、漁業を営んでいる人は、分かると思います。常人でも、夕立の直前に、独特の雨の匂いを感じる方がいるのではないでしょうか。熟練すると、匂いの濃さで、降り始めの時間まで予測できます。
皮膚感覚
夏場は特に、雨の前になると、空気がねっとりして重たく、なま暖かいものに変わります。ただの不快指数と思いがちですが、単なる湿度と蒸し暑さによる不快指数とは違った、独特の空気の重たさが、雨の前にはあります。
ニュートリノ。
ニュートリノと言うのは、嘘ですが、私は、雨が降る前に雨が見えるときがあります。さながら、雨が降っているように、粒子が降り注いでいるのが見えるのです。この粒子が、どれだけハッキリ見え、粒子の大きさで、雨の規模、降り出す時間が予知できます。
雨の匂いは理解して貰えるのですが、こちらは賛同者がいないので何とも(笑)。
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