RedLabel制作なんですが、このメーカー、どこかの子ブランドで「過激ななんたら」を出しますとか言う感じだったか。
出来なんですが、扉の方に書いたとおり『全てに於いてスケールダウンしたディシプリン』なんですが、ただし、話の筋はあるよ。って感じでしょうか。まぁ、話の筋と言っても、蜘蛛の糸より細いのに、鋼鉄よりも固く、柔軟性がないんですけど。ちなみに、学友会とか、無意味な軍事兵器登場とか、絵柄とか…ディシプリンの人?って思うぐらい、方向性のかぶりが。 あと、テニスウェア好きなんでしょうね。
まぁ、それはさておいて、選択肢の7割程度が、外れ引いたらゲームオーバー。一個二個をネタのように置いておくならまだしも、7割ぐらい一撃死じゃねぇ。同人ゲームよりひどいよ、コレ。
一応、エンディングは2パターンあるものの、話の筋は、まっすぐ一本、枝分かれどころか、ささくれもないので、イベントがちょいちょい足されるだけという。1996年ぐらいにプレイしてたら、まぁまぁ、抜きゲーだからね。だったんだけど、こんなの2006年に出しちゃダメ、しかもフルプライスで。1986年だったら、きれいなCGで好評だったかもしれないが、86年のマシンスペックでは無理だなと。
パーフェクトに、中身のない抜きゲーの割に、エロシーンが薄く、密度が無く、軽い。立ち絵の重量感の割に、シーンに重さがないのよね。ストーリーは…まじめぶったギャグとして見ても…悲しいほどに不出来。「過激な」と言う看板の割に、実にノーマルだし。
オチの付け方も、ホントに90年代の淡泊な感じ。トゥルーエンドじゃないとオチもないと言う。トゥルールートも、フラグどこかさっぱり分からず、いい人選択肢を選び続けてもダメで、なんか全問正解でないとダメ。みたいな感じ。
ゲーム性もない、ストーリーもない、エロさも薄い。ダメの三拍子で、フォローできず。学友会のトップが学園長なんだから、TVキャスターとか、生徒とか、すっとばして、学園長に行くべきちゃうのん?。みたいなね。無意味な、ヒロインサイドのモノローグとか、何が言いたいねんと言う。「ここは楽園荘」よりも突拍子もなく、ご都合主義という事で、分かる人は分かると思います。マジで、出来は、「ここ楽」以下で同等でもない。これが2006年制作ってヒドイよね。
マジで、発売当初に小一万で買った人、キレへんかったんやろか?。ちなみに、2006年というと、人工少女3(イリュージョン)の発売年だったり。
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